うむ、このブログにて、試験期間中のストレス発散を兼ねてゴミ右翼(土人保守)批判を行っておりますが、もうひとつ、陰謀論者(Conspiracy Theorists: 英国英語ではコンスパイラシーと発音する)について懐疑する姿勢を表明したいです。
そもそも、最近は日本の人類解放のための革命を目指す勢力は、常に陰謀論を語る節があります。 どうも、自分たちの理論のつじつまがどこかで整合性に欠如しているために、なんらかの陰謀であるという論理の結び目を用いるのですよね。
とくに、昔はマルクス主義や無政府主義など正統派な革命左翼理論を使っていた極左勢力です。 最近においては日本大衆にマルクス主義や無政府主義などの古典から続く理論が流行らないということで、もう数十年前に盛んにネタとして使われていたロスチャイルドやイルミナティなどの世界統一勢力という存在を用いていることです。
彼等が主張することとして、「いまロスチャイルド、イルミナティに反旗を翻さねば!」と叫びながら、若者を中心にネット活動で洗脳しているのです。 むろん、単なるネット右翼も大分その宣伝文句に引っかかっているようですが、おおよそお頭の弱い人間なので放って置くとして、ネットを始めたばかりの純粋な若者を洗脳させないためにも、このブログでは連中も斬り裁いておきます。
むろん、前回の記事で、日本右翼=土人保守は新しい日本の緩やかな変革のために駆除しなければならない存在だと明記しましたが、これを陰謀論者=オカルト極左も退治しなければいけません!
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これってリスキーですよ。下手を打つと同じ土俵に乗ってしまう。しかしその間抜けさを傍から見るのがまた楽しい。
近代主義がオカルトとどう闘うのか。
のパターンも常にマンネリ化している。
筆者のお手並みやいかに!
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008
まあ、陰謀論者に対しての反論っつーのは、たとえば「ロスチャイルドの陰謀により我々は操られているからそれに向かって立ち向かおう…っというが、なぜ現日本政府の失態を他人のせいにするんだ?」ってことを問い直したいだけですから、一問一答式みたいに至極単純な構造になるでしょう。 まあ、陰謀論なんて、そういう単純に突っ込むのが一番ですよ。 無駄に、論理で複雑に解析したところで、もともと論理に結び目が付いていない節理に対して論理を使用する余地は無いと思います。
# 私は当時の専門が酵素などの生理学だったので,Mac しか選択肢がなかったんですよ.
恩義さんは恐らく20代半ばでしょうか.私は再受験したのと,5年生を2回やって,休学中に1年間企業に勤めてましたから(要するに4年分の授業料滞納),学部には結果として8年いたことになります.毎日宿題や実技で忙しかったはずなのに,学生運動もやったりして,充実した学生時代を送りました.ただ,大学院は親から工学部に入り直して会社を継ぐなら学費を出すという条件をつけられてしまい,結局国家一種と国費試験を受けるはめとなりました(笑)
一言だけアドバイスすると,もう一度論理学を復習された方が良いと思います.私は生物学でメシを食うためにその大学に入ったのですけど,科学哲学のゼミに出席した際 (実は高校時代,この先生の博士論文を読んで感激してこの大学に入り直したのです),君の家は君が遊んで暮らしても良い家かい?と尋ねられたのです.お金持ちでなければこの分野に進んでも就職は一切ないよと言われ,医学部か農学部へ行きなさいと言われました.これはさすがにショックでしたね.さらに論理学についての専門書を宿題として出された記憶があります.木曜か金曜に再会する予定にしてますけど…….
要するに,論理が通じない奴は無視するのが一番,精神的に安定する方法なのです.
陰謀論の得意なのはたとえば副島隆彦さんですね。彼は日本とアメリカの関係をすべて、アメリカの陰謀で割り切ろうとします。
副島さんは1960年、社会党委員長の浅沼稲次郎を暗殺した後取調室で自殺した右翼少年がアメリカの陰謀の手先だったといいます。浅沼さんはたいへん国民的人気のある政治家で、日本に社会主義政権を樹立しようとする可能性があったからだ、というのですね。彼は田中角栄失脚なんかもCIA陰謀説をとります。確かにそういうことがあったかもしれませんけれど、しかし陰謀は歴史の常套手段であって、副島さんが言っていることの背景に「陰謀はいけないんだ」という単純な正義漢があるような気がしますね。
有名な話ですけれど、ボリシェヴィキの最高幹部17人のうち4人は皇帝側のスパイでした。最後までそれはわからなかったのですけれど、ではこの「事実」を副島流に考えるといったいどう判定するか。ロシア革命が「皇帝の陰謀」だった、ということになるのでしょうか(笑)
吉本隆明さんは、陰謀説やスパイ説を繰り返す日本の左翼党派を一刀両断にして、陰謀説が正面に出てくるということ自体が、その左翼党派の理論的自滅を意味している、ということを指摘しました。陰謀説やスパイ説を当然のこととして受け止め、そしてそれに対しての防御がなければ、革命なんていう大事業ができるはずはない、ということですね。ロシア革命の話にしても、レーニンというのはやはりたいした人で、皇帝側の細かな陰謀を排して、「表の革命」を完成させたのだ、としかいいようがない、と私は思いますね。
ただ、どうも『リチャードこしみず』や『ベンジャミン・フルフォード』などにかなり洗脳されている若人が多いもんで・・・。 とくに小生と議論するときも、連中の陰謀論を引用してくるし・・・。 だから、若者の教育のためという、利他的な意思により、最近出回っている陰謀論の欠点を さ り げ な く ついてやろうとおもうのです。
副島さんは凄い人だと思いますよ。 確かに、ちゃんと世界を見ている。 ただ、どうも目立ちたがり屋で血気盛んなのか、なにか大きな計画をいつも打ち出しています。 もっと、実利的に落ち着いた物腰で議論してもらえば、彼もかなり良い線いっていると思うんですがねぇ…。 特にアメリカ合衆国の陰謀にしろ、それを陰謀論的に大きな絵として語るのではなく、まず誰が何をしてきたらどうすればいいのかっという風に実利的に議論するべきでしょう。
吉本隆明さんは本物のリベラリストだと思う…。 彼の意見だったら、全世界に通じるものですし。 特に、マルクス主義の理解の仕方も全世界を見通して一番良く理解している御仁だと察しております。
米国のくびきから逃れようとしたのは角さんと安倍さん位かね、宰相としては。
結局、二人とも潰されましたなぁ…リベラル気取りの現状維持派にね…
しかし、日本ではリベラル=現状維持、保守=現状変革なんだから面白いなぁ…
さて、陰謀論だけど何かが人為的に引き起こされる場合、必ず誰かが企みを持ってる訳で、そうなると陰謀なんて当り前じゃないか?
と考える次第です。
試験は如何?
角さんはそうですが、安部さんはどうかと思うね。 安部さんは嫌いではないけれど、力不足。 まだ橋本総理の方が力量はあったな。
ちなみに、うんちく話になりますが、リベラルってアメリカ合衆国では左翼社会主義の定義ですが、ヨーロッパとオーストラリアではちと違いますな。 まぁ、リベラルっていったら最近はリベラル左派系統になりみたいですね。 ちなみに、日本では社民党や民主党左派あたりになるのかな?
小生からいわせてみれば、角さんは革命派リベラリストだったと思います。 まあ、小生も現在の日本においては革命派リベラリストを自認しておりますが、ミクロ経済の世界において、つまり公的部門経済においては中道と保守の間なんですね。
陰謀論ってのは、やはり確かな実証が行われていない背景でものごとを論じることにありますね。 数学と経済を専攻している小生からしてみれば、実証されていない現象を物語のように、感のみで結びつけようとする姿勢に懐疑しているのです。 まぁ、なかには信憑性があって整合性のあるものもありますが、どうも、それに対する目的意識が変な方向に飛んでいる蛍光がある。 ですから、小生は、そういうことがあるのであれば、実際になにをすべきか?っということを投げかけたいのですね。 たとえば、田中角栄様は、アメリカ合衆国は日本を実質的に植民地化しているという陰謀を見抜いていたわけですが、それに対抗してちゃんと具体策を立てて実行したところです。 だから毛沢東だって強力しよとしたのですね。
試験の方はぼちぼちです。 あと残すところ一つ・・。
ま、でも安倍さんはまだまだこれからなんで期待してます、俺は。
でも陰謀論って便利だなぁ、証明しようがないもんね。
安部さんもまぁまぁってところですが、それは相対的に。 だって、今現在、日本にろくな政治家いないでしょう?
陰謀論も、使い用ですね。 ただ、いくら面白い陰謀論でもそれを信じて何かをする役に立つかが問題でしょう。
ちなみに安倍の祖先はいまの山形空港の近くに住んでたアイヌコタンで,当時はハセカベと名乗ってました.(アイヌ語で「ベ」というのは酋長の苗字) ところが奈良時代に大和朝廷のスパイがやってきて,当時の酋長にスパイになったら褒美を授けると(笑) このウソに乗ったハセカベは回りのアイヌの仲間から攻撃を受け,大きな船を仕立ててはるばると日本海を下り,いまの下関市の山陰本線沿いの土地へ上陸し,そこを開拓して豪族になった.ハセカベの日本語訳は阿倍だったのだけど,これからは安らかなれどという意味をこめて,前の文字を安倍に変えたというのが,彼のご先祖様の由来なんだけど,下関でこれを知っている奴はぜんぜんいない(笑)
政治家としては所詮,親の七光ですよ,あんな馬鹿.むしろ奥さんの力で山口4区を固めているようなものでして.そして地元の山口銀行がどれだけの不正行為でバクチを打ってるかが暴露されたら面白いでしょうなぁ.(ケイ線を見れば分かると思いますが)
ほうほう、流石はkaetzchen様、非常に博識ですな。 そういや、安倍は在日朝鮮人の血があるとも聞いていますので、つまりアイヌと在日朝鮮人との相の血なわけですねぇ。
まぁ、シンちゃんは、その前のジュンちゃんよりかはマシですな。 まあ(汚い言葉を使って恐縮ですが)目くそ鼻くそ比べですw。^^;
そういえば,私のブログ,かなり毒が回っているので,goo 当局からトラックバック規制がかかっているようです.一応,トラックバックを送れない理由として.
# 自分では思ってないのに,goo 当局が勝手に決め付けているのだから,せめてメールで理由を教えて欲しいですね.
例えば,英国はサッカーやラグビーの試合をする時に必ず昔の4大国に別れますよね.なぜでしょう.イングランドがドイツから攻めてきたという歴史があるからです.実際,女王はドイツを訪れたとき,ここは私の故郷ですと宣言しています.
だから,日本民族の形成においても,恐らく百済か新羅あたりから「熊襲」として西からアイヌ民族を攻め込んでいったという微妙な問題を考える必要があります.明治の終わりに生まれ,昭和の中頃亡くなった,アイヌ民族筆頭の天才で知里真志保さんという北大教授がいました.彼は室蘭中から旧制1高・東大文学部へ進学し,言語学者になった人です.もちろん専攻は自らのルーツであるアイヌ語でした.彼はアイヌ人は毛深いという偏見に悩まされ,東京では友人と一緒に風呂に入り,どうだ僕は毛が薄いだろと裸体を見せびらかしたそうです.北大教授になって故郷の北海道のアイヌ語を収集するようになっても,アイヌ語が文法的には西欧語に近いことに驚いたことを著作集で何回も書かれています.(絶版なので十万円を越えると思いますが) 彼は白老の酋長の次男で,長女の幸恵が『アイヌ神謡集』,また真志保が『アイヌ民譚集』という岩波文庫を遺しています.酋長一家という経済的な基盤があったからこそ,3人きょうだいが中学や女学校へ進学できたのですが,ほとんどのアイヌ人が経済的な理由で学校へ通えなかったことも考えるべきでしょう.実際,明治になるやいなや,北海道のアイヌ人の半数が東京へ出稼ぎに出たという事実は,それだけ経済的に苦しかったことを意味します.