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英国で毎年恒例の「チーズ転がし大会」、今年は負傷者19人

  • 2008年05月27日 08:29 発信地:グロスター/英国
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英国西部グロスター(Gloucester)のクーパーズヒル(Coopers Hill)で開催された毎年恒例の「チーズ転がし大会」で、チーズを追って丘を駆け降りる途中で真っ逆さまになる出場者(2008年5月26日撮影)。(c)AFP/ADRIAN DENNIS

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【5月27日 AFP】英国西部グロスター(Gloucester)のクーパーズヒル(Coopers Hill)で26日、毎年恒例の「チーズ転がし大会」が開催され、今年もスリルを求める怖いもの知らずたちが、急こう配の丘を転がる大きな丸いチーズを追いかけ、飛んだり、滑ったり、宙返りしたり、転げ落ちたりした。

 この「チーズ転がし大会」は、英国でも風変わりな行事の1つで、憶病な人には不向きだ。今年は大雨に見舞われてコースがぬかるみ、危険度がさらに増した。

 主催者は、週末に英国南部を襲った豪雨のおかげで、心臓破りの丘は足元がより軟らかくなったと主張したが、けが人は19人と続出し、30人以上のボランティアの救急係が忙しく働いた。

 全5レースで構成され、200メートルの急斜面を全力疾走で下る。出場者の多くは、日本、オーストラリア、ニュージーランドからはるばるし参加し、約3000人の観客が応援に詰めかけた。
 
 1レース目では、Christopher Andersonさん(19)が勝利したものの、転がりながら頭からゴールラインに突っ込んだため背中を痛め、丘から担架で運ばれた。

 女性の部では学生のFlo Earlyさん(17)が優勝し、賞品としてレースで転がした「ダブル・グロスター・チーズ」を手にした。Earlyさんは「来年は男性の部で出場したい」と意気込みを語った。(c)AFP

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