康生「すべて出す」金タイで奇跡だ!
意気込みを語る井上
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体重無差別で柔道日本一を争う全日本選手権は29日、北京五輪男子100キロ超級最終選考会を兼ねて日本武道館で行われる。28日は講道館で有力選手が会見し、3大会連続五輪代表を目指す井上康生(29=綜合警備保障)は「すべてを出すつもりで頑張りたい」と決意表明した。
五輪出場権を逃した場合は、この大会を最後に引退することを表明している井上は、亜希夫人(25)に薦められた金色のストライプのネクタイで登場。6日の全日本選抜体重別で優勝し「自信がついたし、勢いもついたと思う」と話した。
ただ、五輪出場は厳しいことに変わりはない。この日、アジア選手権が行われた韓国・済州島から帰国した全日本男子の斉藤仁監督は、代表は井上、棟田、石井の3人の争いとし「康生の場合は特に、優勝だけではなく、内容も問われる」と、あらためて3番手であることを明言した。
それでも、井上は言った。「見えないものがあると信じて、全日本を勝ち抜きたい」。約1万3000枚のチケットがほぼ売り切れる大きな注目の中で、奇跡を起こせるか。運命の1日は午前11時にスタートする。
【組み合わせ】
[ 2008年04月29日 ]
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