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政府は二十七日午前の閣議で、二〇〇八年版「交通安全白書」を決定した。〇七年中に起きた交通事故による死者数は五千七百四十四人と七年連続で減少し、一九五三年以来五十四年ぶりに五千人台となった。一方、死者数の年齢層別では六十五歳以上の高齢者が47・5%を占めた。
事故発生件数は八十三万二千四百五十四件、負傷者数は百三万四千四百四十五人で、いずれも三年連続で減少した。死者数が減った要因としてシートベルト着用者率の向上や飲酒運転事故の減少などを挙げた。
死亡した高齢者のうち半数近い49・3%が歩行中に事故に遭った。次いで自動車に乗車時が22・4%で、自転車乗車中も18・2%に上った。
飲酒運転による死亡事故は四百三十件で前年に比べ29・6%減少、十年前の三分の一の水準になった。事故件数も七千五百五十八件と35・0%減少。背景として昨年九月の改正道交法施行など、飲酒運転への罰則強化の流れを強調した。
一方、航空交通に関しては、大阪空港や関西空港で許可なく滑走路に進入するなど、管制上のトラブルが相次いだことに言及し、再発防止策を取り上げた。
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