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同業他社比較:業種分類表の使い方

2007年04月13日


今回は、ニュースレターからの転載です。

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こんばんは、稲葉です。

今日は、効率的にお宝銘柄を発掘する方法を、
具体的に説明します。

もしinetoraさんが、「良い銘柄を発掘したい」
と考えているならば、熟読するようにしてください。


今回は、私が保有している

「7548 サンクスジャパン」

という銘柄を例に話を進めます。

(あなたが興味ある銘柄に、同じように当てはめてみてください。)



それでは早速こちらで公開している
無料レポート集を見てください。
http://www.analyst-report.jp/free/free.html


まず、「業種分類表」で、「7548 サンクスジャパン」が、
どの業界に分類されているかを確認します。

そうすると、サンクスジャパンは「ディスカウントストア」に
分類されていることが分かります。

次に、ディスカウントストアの同業他社比較レポートを見ます。
ちなみに、ディスカウントストアは「21番」のレポートです。


そうすると、ディスカウントストアには、

7532 ドンキ・ホーテ
7549 サンクスジャパン
7646 PLANT
8203 Mr.Max
8289 オリンピック
9971 カウボーイ
9994 やまや

という7銘柄があることが分かります。

この7銘柄を比較してサンクスジャパンが、
同業他社の中で最も魅力的かどうかを判断します。


※割安性
サンクスジャパンはPER11.1倍であり、
同業他社の中では一番割安であることが分かります。


※健全性
株主資本比率は38.2%であり、同業他社の平均よりは
株主資本比率が高いことが分かります。


※収益性
ROE6.1%、ROA2.3%であり、
同業他社の中では2番目の収益性であることが分かります。
ちなみに、売上高経常利益率も、同業他社の中では2番目です。


※成長性
売上高伸び率・経常利益伸び率ともに、2年連続プラスであり、
その伸び率も同業他社の中では2番目であることが分かります。



もちろん、定性分析も加味しなければなりませんが、少なくとも
定量分析で見る限りでは、

※収益性・成長性は、業界2位
※割安度は、業界1位

ということが分かり、それなりに魅力的であることが分かりました。


さて。
このような同業他社比較を行っていると、

「最初に探していた銘柄ではなく、実は、同業他社の他の銘柄のほう
 が魅力的だった」

ということが分かることももあります。

つまり、「ノーマークのお宝銘柄の発掘」です。

これは、同業他社比較レポートの活用方法の一つだと私は思います。


例えば、誰もが知っているドンキ・ホーテの場合、

※割安性・・・PER15.4倍で、業界4位
※健全性・・・業界2位
※収益性・・・業界1位
※成長性・・・業界1位

という状況です。


今の相場状況でPER15.4倍といえば、
絶対的な割安度はありません。


しかし、ドンキ・ホーテと言えば、
ディスカウントストア業界の圧倒的な勝ち組です。

ですから、収益性・成長性を踏まえると、
割安と判断することも出来なくはありません。


また定量面だけではなく、

・「経営者のビジョンはどうか?」とか、
・「競争優位があるかどうか?」

といった詳細な分析も行う必要があります。


しかし、もし、PERがサンクスジャパンと同じくらいの水準であれば、
ドンキ・ホーテのほうが魅力的だと判断するでしょう。


このように、同業他社比較は、ファンダメンタルズ投資を
実践する上で、非常に強力なツールです。

すでに投資している会社以外にも、
お宝銘柄を発掘できる可能性が高いです。


今すぐこちらをクリックして、割安に放置された
未来の10倍株を探してみてください。

http://www.analyst-report.jp/free/free.html


稲葉


追伸

スポーツ関連業界の同業他社比較レポートを見てみてください。

収益力は圧倒的にもかかわらず、PERは下から3番目という
お宝銘柄候補を発見できるはずですから。


また有益な情報があればメールします。
私からのメールを見逃さないようにしてください。


今日も最後までありがとうございました。

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人生版エドスィコータの話

2007年04月06日

「勝っても負けても、人は皆、自分の欲しいものを相場から手に入れる」
(マーケットの魔術師「エド・スィ コータ」より)

最近、投資やトレードの行動だけではなく、人生全般においても、この言葉が当てはまるのではないかと感じるようになっています。


例えば、会社を辞めたいと常々口に出す人がいたとして、結局は、その会社に留まっている場合。

エド・スィコータの言葉を借りれば、恐らくその人にとっては会社に留まるという選択肢が人生から手に入れたいものなのだということになります。

もちろん、本当に辞めたかったのに、経済的・物理的な諸々の制約(資金繰り、家族の反対、求人の年齢制限、など)があって会社に留まるという選択肢をせざるを得なかったのかもしれませんが、それもひっくるめてエド・スィコータの言葉は当てはまるのではないかと思うようになっているのです。


私の場合、上記の問題については既に解決済みなのですが、だからといって人生がそれで終わりというわけではありません。


「投資・トレード・ビジネスでお金を稼いだ後、自分は何をしたいのか?」

それをいろいろと考えているところです。