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出資詐欺とクソ上場企業の違い

2007年01月31日
昨日、こんなニュースがありました。


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健康食品販売のリッチランド:
高配当うたい400億円を集め、強制捜査

健康食品を販売するリッチランド(東京都北区)が「出資金が1年で2倍になる」などとうたって全国の会員約1万人から約400億円を集めたとして、警視庁生活経済課は28日午前、出資法違反(預かり金禁止)の疑いで、同社の本社や北海道から沖縄までの全国の関連会社など約30カ所を一斉に家宅捜索した。

調べによると、同社は「沈没船引き上げ事業に投資する」などと説明して勧誘して、出資させていた。出資金のかわりに健康食品や化粧品を販売し、その代金の名目で1口数十万円以上を集めていた。

配当は昨年夏頃までには滞っており、集めたお金も一部しか投資に回されていなかったと見られている。

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人間の本質は変わらないですね。詐欺が儲かるというのは、人間の本質を考えるとなるほどと頷けます。


でも、株式市場に携わる者として、この手の詐欺ニュースは決して他人事ではありません。

なぜならば、資本主義という場は合法的詐欺の側面が少なからず存在するからです。

今回のリッチランドの場合、出資法違反で詐欺として首謀者が有罪になる見込みですが、これとクソ上場企業はどの程度違うのだろうと、いち株式投資家としては思うわけです。

上場企業が増資するという手続きを踏んで資金調達をする場合、会社法に則った手続きをしているという点において、詐欺罪として逮捕されないだけに(まれに、逮捕されることもあるが)、余計にタチが悪いのではないでしょうか?


例えば、弊社のアナリストレポートで「割高」として取り上げているこの銘柄など、私は詐欺と変わらないと思うんですね。

http://quote.yahoo.co.jp/q?s=6830&d=1y

夢のようなビジネスプランを行き当たりばったりでブチ上げて、その度に増資して、でも事業はうまくいっていない。でも、個人投資家には異様に注目されている。

また、この企業に限らず、クソ上場企業というのはいくらか存在し、しかも、売買高から推測するに、そういう企業ほど個人投資家に人気があるということも分かります。


「事業投資という側面」から見れば、このような企業を扱うというのは、出資詐欺と変わらないレベルのものに多くの個人投資家が引っかかっているということになります。

ただ、そこは株式市場という場があることによって「美人投票という側面」が生まれ、そこに個人投資家が惹き付けられるということは、株式市場の一つの本質なので、それを完全否定することも出来ないという難しさがあります。

つまり、どんなクソ上場企業でも、「株式市場」という場が存在することによって投機が出来るゆえに、魅力的になり得るということです。この場合、投機と割り切っていればそれはそれで問題ないのかもしれません。

間違っても、そんなクソ上場企業を掴んで紙クズになったとしても、「詐欺にあった」と騒ぎ立てるのは恥ずかしいことだということです。


まあ、投資をする場合でも投機をする場合でも、株式市場という場には、出資詐欺と変わらないレベルの詐欺がいっぱいあるということだけは理解しておいたほうがいいと思います。

投資会社に近づくために

2007年01月26日
最近、全くカキコがないということで、久しぶりに。

(といっても、メルマガからの転載ですが。)


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こんばんは。IIT稲葉です。


今日は、何の日か?

「IITが投資会社にまた一歩近づいた日」だと言っておきます。

それは、どういうことか?

「新しいファンド運用が開始された」ということです。

http://www.analyst-report.jp/l/j0k4/607ppkw0lb19sni7ym


これで、

「個人投資家アナリストレポート」
「e-システムトレード」

の両方の情報提供コンテンツに対して、ファンドが生まれたことに
なります。

システムトレードファンド「イナマサ」は、形式的には、

ファンドマネージャー兼トレーダー 稲葉将虎
アドバイザー 斉藤正章

となっておりますが、実質的には、斉藤正章さんがファンド運用を
手掛けることになります。

これは、システムトレード部門の経営顧問ということで、全面的に
協力して頂けることになり、IITとしても高い信頼を置いている
からです。

ファンドの運用手法ですが、システムのリスク分散を図るために、
トレンドフォローと逆張りを併用することになります。

これは、各々のシステムが一時的にワークしない局面があっても、
システムのリスク分散を図ることで、長期的にみた統計的優位性を
享受したいと考えていることによるものです。


さて。
ファンドのお知らせは、このくらいにしておきます。


今日のメールで言いたかったのは、

「投資情報は現実の投資とリンクして、始めて役に立つ。」

という、至極当たり前のことです。


誤解のなきよう付け加えておきますと、投資研究・投資教育・投資
情報の類に、社会的意義がないということではありません。

むしろ、大切なことだと思います。

ただ、それが現実の投資と全く結びつかない世界でなされていると
いうことであれば、それはどうかと思うということです。


それにも関わらず、研究・教育・情報は提供するが、現実の投資は
避けるということが圧倒的多数なのです。

これは、個人投資家相手のビジネスでも機関投資家相手のビジネス
でも事情はあまり変わらないところです。


想像してみてください。

ビジネスとして株式投資の情報を提供し、顧客から情報料を貰って
おきながら、当の情報提供者は預貯金だけで運用している状態を。

そんな情報提供者から良い情報が得られると思いますか?
常識的に考えれば、思わないはずです。

ただ、投資の世界というのは、普通の人にとってそれを見抜くこと
が難しいゆえに、騙されているというのが現実です。

まあ、これとて、熟練の投資家は、すぐに見破ることが出来るはず
ですから、そうした力のある投資家からの口コミも後押しして淘汰
されるべきなのかもしれません。


もちろん、2つのファンドの出資金総額が合わせて高々2500万円
ですから、IITが投資会社と名乗るには速すぎるでしょう。

ただ、そこは、今年のIITを見てもらいたいところです。

ファンドでどのくらい儲けられるかという確信や約束は出来ませんが、
一つだけ今すぐに約束できることがあります。

それは、

「ファンドの出資金総額は、今よりも必ず増やす。」

ということです。

これは、IITが本来行いたかった、

「ファンド運用が主、投資情報はファンド運用のノウハウをフィード
 バックするためのもの」

というスタンスに、今まで以上に近づくことを意味します。


本日も最後までメールを読んでいただき、ありがとうございました。


稲葉



【追伸】

当初、ファンド運用額1500万円を予定しておりましたが、余資
があるため、2000万円に増額しました。

逆張りシステムは、システムトレード実践マニュアルで公表している
ものをシグナルが大量発生するときに限り、仕掛けます。

トレンドフォローは、斉藤正章さんが開発したシステムに基づいて、
運用します。

トレンドフォローに関する特別レポートは、マニュアル購入者に明日
中にお届けいたします。

http://www.analyst-report.jp/l/j0k4/607pqkw0lb19sni7ym

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要は、投資情報会社だけで終わろうなんていうチンケなことは考えていないということです。

それでは、よい週末を。

割安株net−−進捗状況

2007年01月11日

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。


現在、手掛けている投資情報サイト「割安株net」が徐々にコンテンツが充実してきています。


(1)割安株投資入門
投資プラン
株式市場の特性と割安株投資

(2)割安株投資実践
クオンツファンド理論

(3)コラム
DAIBOUCHOUインタビュー

(4)クオンツファンド
準備中

(5)ツール
CD-ROM四季報スクリーニングノウハウ

(6)その他(メール登録すると視聴可能)
保田/inatora対談
保田/okenzumo対談


まだまだ発展中ではありますが、現在の段階でも、これだけ見ることが出来ますので、ぜひ定期的に見に来てください。


割安株net