無料レポートダウンロード
→3年連続年利80%達成!ファンドマネージャーの割安株投資術 NEW!
→下落相場でも着実に年利50%を達成!プロのトレード戦略とは

今年も終わりました。

2006年12月29日


マーケットについていえば、今年は終わりました。

日本の株式市場は、最後まで大型株は比較的堅調で新興市場がダメだったという展開でした。

私のことを振り返ってみると、

株ファンド(IIT株除く)・・・▲26%

ということで、個人的な投資は、さえなかったです。

後から振り返ってみて、反省すべき点や損失をもう少し減らすことが出来たかなと思う点はありましたが、これは来年以降に活かしたいと思います。

そんな中、2つの成長株だけが良いパフォーマンスを収めることが出来ました。

IIT株・・・+●●●%
子供・・・・・+???%

アセットアロケーションと言えるものではありませんですが、リスク分散以上の役割を果たしてくれたと思っています。

私にとっては、ビジネス元年でもありましたし、父親元年でもありました。

今年は、マーケット的にも個人的にも、近年ない激動の1年でしたが、来年はより発展的な1年を過ごしたいと思います。


P.S.

最近、ブログの更新が少なくなっているのは、情報サイトを作成しているからです。今も、ちょっとずつ作成中です。


割安株net

システムトレード実践会


目玉コンテンツ「DAIBOUCHOUインタビュー(割安株net)」「斉藤正章インタビュー(システムトレード実践会)」が既に用意されています。


まだまだ、発展中。よろしくお願いします。

ご自身のサイトをお持ちの方がいらっしゃいましたら、リンクを張っていただければ幸いです。

日経平均先物の某システムの検証(続き)

2006年12月28日


今回は、ニュースレターからの転載です。

******************************

こんばんは。IIT稲葉です。

個人的興味から、最近割と有名になった225先物の某システム
の検証作業を、独自に行ってみました。


そのシステムとは、

※前日にNYダウが一定幅上がれば,当日の寄付で225先物を売り
※前日にNYダウが一定幅下がれば,当日の寄付で225先物を買い
※寄付で建てたポジションは、大引けで手仕舞い

というシンプルなものです。


このシステムの原理ですが、

1.NYダウが上昇(下落)したとき、日本株も上昇(下落)するの
 ではないかと考えている日本人が多い

2.そのため、NYダウが上昇(下落)したら、寄付で買い(売り)
 に走る投資家が多いため、寄付の株価は過剰反応しがちである

3.そのため、日経平均先物の寄付が、天井(底)である傾向がある

という、人間心理(日本人投資家の心理?)を上手くついたシステム
であるという話です。


「うまく考えるなあ。」

と思いきや、システムトレーダーの斉藤正章さんは、このシステムを
昔から知っていたとのことです。


先月、システムトレーダーの斉藤正章さんとシストレ談義をしていた
ときのことです。

日経平均先物のシステムトレードの話をしていたとき、このシステム
も話題にのぼったのですが、斉藤さんいわく、

「実はこのシステムは、日経平均先物のトレーダーには割と知られて
 いるシステムである。」

ということです。


そうはいっても、自分自身で検証してみないとやはり納得がいかない
ので、私自身でもNYダウと日経平均先物のデータを取得して、検証
作業を行ってみました。


検証期間やパラメータは、以下のとおり。

※検証期間:1990年の1月から2006年の12月11日。
※変動率 :ダウが0.2%以上変動したときに逆張り
※損切り :150円逆に行ったときは損切り

すると、こんな結果になっていました。

http://www.esystemtrade.com/deli/dow225system.pdf


パラメータを変えると、結果がいくらか変わりますが、

※勝率は、50%前後
※プロフィット・ファクターは、1.2前後

というあたりは、頑健のようです。


このシステムをどう評価するかは、人次第ですが、私の個人的な
感想を述べますと、

「理想的なシステムとまではいかないが、日本人投資家の心理の
 盲点を突いたシステムなので、条件を修正することによって、
 良いシステムにすることが出来る余地はある。」

といったところでしょうか?

少しドローダウンが大きいのは気になりますが・・・



さて。

なぜ、こんなことをやっているのかというと、実は、会社の自己
資金でファンドを本格的に行いたいと考えているからです。

そのために、こうした検証作業を行っており、225先物の検証
と225先物ファンドの検討も、その一環なのです。


投資情報と自己資金での投資−−−


我々は現在、投資情報の提供がメインビジネスとなっていますが、

「自己資金での運用を行いたいと思うようなノウハウを提供する
 ことが出来る会社こそが、最高の投資情報提供会社である」

と、私も保田も考えおり、そうしたところをどんどん見せて行く
ことで、より良い投資情報を提供できると考えているからです。


今回の検証レポートだけでなく、今後もinetoraさんにとって
有用な情報をニュースレターでプレゼントしてきたいと思います。


本日も、最後までニュースレターを読んでいただきまして、
ありがとうございました。

(稲葉)


【追伸】
こちらのファンドは、年明けには始められる目処が立ちました。

http://www.esystemtrade.com/stock/index.html

******************************

日経平均先物の某システムの検証作業

2006年12月13日


個人的興味から、最近有名になった日経平均先物に関する某システムの検証作業を独自に行ってみました。

以前、斉藤正章さんとシストレ談義をしていたとき、そのシステムは日経平均先物のトレーダーには割と知られているシステムであるということでしたが、普通の大多数の個人投資家は知らないということで。


検証期間は、1990年の1月から2006年の12月までの17年間。

IITニュースレターで近々にレポートしますので、興味がありましたらぜひ登録してください。


投資情報サイトの作成

2006年12月12日


まだまだ非公式な段階ですが、現在、投資情報サイトの作成を手掛けております。目指すのは、多くの人にとって投資活動の参考になると思われる無料学習コンテンツです。

内容は、IITが事業として掲げている割安成長株投資とシステムトレードの2つについてです。


もちろん、情報発信そのものは、以前から「inatoraの投資日記」(昔の個人のブログ)や「割安成長株投資研究会」(エンジュクのブログ)などで行ってはいましたので、それと比べて根本的な考え方が変わっているかというと、そうことではありません。


ただ、これまでは私自身のウエブ作成能力のなさなどから、伝えたい情報を上手く表現できなかったところが多々あったと感じていたのです。

IITを経営するようになってからウエブ作成も少しは出来るようになり、これまで上手く表現できなかったところを、表やグラフやファイル(エクセル・PDF)などもフル活用して、新たに得ている知識体系も含めて、より多くの有用な情報を提供したいと考えている次第です。

目指すは、日本一の個人投資家情報サイトです。



【追伸】

それまでは、こちらのコンテンツでお楽しみください。「健全なFX投資」について語られています。

FXキャリーヘッジトレード


私のFX観

2006年12月01日

今日は株ではなくて、FXの話をしてみたいと思います。

題して、「私のFX観」です。


といっても、為替の見通しといった相場観を語るわけではないのですが・・・



私のブログは、昔のブログも含めて、株の話が殆どだったのですが、もともと金融機関でクオンツアナリスト(定量分析をする人)という仕事をやっていて、そこで債券や外国為替の運用シミュレーションもやっておりました。

過去データに基づいた分析ということで、今流行のシステムトレードを以前から仕事としてやっていたことになります。


さて。いまFXがブームということもあって、FX関連のブログやサイトも結構あるようです。

スワップ狙いから短期トレードまでさまざまですが、私から見て


「これは危険だなあ」?????`?i???_???????j


と思う手法が2つあります。それは、

◆(ロスカットのルールを決めていない)裁量トレード
◆(為替変動リスクをヘッジ策を施していない)高レバレッジのスワップ狙い


の2つです。


裁量トレードが難しいという話は、以前から別のブログなどでも伝えてきたことですし、ましてや、為替の世界というのはその中でも最も厳しい世界だと思うからです。プロのディーラーでも勝ち続けるのが難しいといわれているのが、為替の世界です。


あと、高レバレッジのスワップ狙い。これは、個人投資家がかなりやっている手法かと思いますが、為替変動リスク(対円だと、円高になるリスク)を過小評価している感があります。

私独自でバックテストをしてみたところ、長期的に見て、高金利の通貨をロングする戦略はトータルリターン(スワップ金利+為替差損益)が高くなるという結果を得てはおりますが、一時的にドローダウンを食らう時期が必ずあります。

そこで、為替変動リスクのヘッジ策を全く講じずに高いレバレッジのままスワップ狙いをしていると、それはどこかで破産することになるのです。


スワップ狙いというのは、高金利の通貨をロングして低金利の通貨をショートするという、いわゆる「キャリートレード」をやっているに他なりませんが、破産しないためには、この高金利の通貨が弱くなる可能性に対する備えが必要だということになります。

このあたりは、システムで外国為替を運用しているヘッジファンドなどはよく研究しております。

細かいロジックはいろいろあるでしょうけど、基本的には、通貨の相関関係、つまり、値動きの連動性が高い2つ以上の通貨を組み合わせて、為替変動リスクを緩和しながらスワップ金利を受け取るというものです。


相関関係に注目するという話は、運用機関の世界では割と普通に話されていることなのですが、個人投資家の世界では、これまであまりそういった話がなかったのが現状でした。

ところが、最近、小澤政太郎さんという方が「為替サヤ取り入門」という本が書いて、上記のヘッジファンドの投資手法に近いものが書かれているのです。


その小澤さんですが、為替変動リスクをヘッジしながらスワップ金利を受け取るための「健全なFX投資」について語っています。


FXキャリーヘッジトレード無料動画セミナー


特に、

「相関関係を使って、為替変動リスクをどうやってヘッジするか?」

という点は、多くのFX投資家にとって得られるものが多いかと思います。