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→3年連続年利80%達成!ファンドマネージャーの割安株投資術 NEW!
→下落相場でも着実に年利50%を達成!プロのトレード戦略とは

本を出版することになりました

2006年10月30日


今回は、メルマガからの転載です。


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こんばんは。
IIT稲葉です。


今回は、あなたにどうしてもお伝えしたいことがありますので、
最後までお付き合いください。


実は、このたび、私、inatoraこと稲葉がファンダメンタルズ投資
の本を出版することになりました。





と言っても、無料レポートなんですが・・・


「3年連続年利80%達成のファンドマネージャーが教える最強の
割安株投資術」

http://www.analyst-report.jp/inarepo/ina.html


タイトルは派手ですが、書いていることは地味です。
あと、無料レポートといっても、いっさい手を抜いていません。


すでにご存知かもしれませんが、私は割安成長株投資を身につける
までに数多くの挫折をしています。


●株式投資デビューでは、倒産した株を掴み・・・
●先物やオプションのトレードでは、メタメタにやられ・・・
●そして、推奨銘柄に手を出しては大損をし・・・

ホントに絵に描いたようなダメ投資家だったのです。


そんな私ですが、割安成長株投資に出会ってからは、3年連続年利
80%を達成した投資家に生まれ変わったのです。

無料レポートは、割安成長株投資のノウハウをコンパクトと詰めた
ものです。


その無料レポートですが、目次はこんな感じです。

1.ご挨拶
2.過去の失敗から学んだこと
3.投資プランの重要性
4.株式市場の特性と割安・成長株投資
5.資産面から見た企業分析
6.収益面から見た企業分析
7.その他の分析手法(同業他社比較)
8.終わりに


目次だけでは分かりにくい部分もありますで、追記しておきますと、

●株式投資の基本的な心構え
●情報収集ツールの紹介
●実サンプルを使った企業分析例

といったところも、取り扱っています。


実は、この無料レポートを書く前から投資本を書きたいという欲求
は以前からありました。自分で本を書きたいと思ったのは、

●投資に対する自分の考え方をまとめること
●既存の投資本に強い不満を持っていたこと

の2つの理由からです。


私自身、2年前からはブログも書いていたこともあって、本を書く
ためのネタはたくさんありました。

いくつかの出版社の方から好意のお誘いもあって、その気になれば
いつでも書ける体制ではあったのです。


・・・でも、本を書きませんでした。

出版社を通して本を書くと、書きたいと思っていたことがなかなか
書けないのではないかという懸念があったからです。


●本のタイトルはほぼ間違いなく出版社の意向で決められてしまう。

●出版社のマーケティング戦略から、自分らしい表現を使うことが
できない可能性がある。

●出版社の利害関係の問題から、自分が書きたいと思っているのに
書くことができない内容もある。

●本のページ数や型が決まっている。


実際、私の投資家の友人で本を書いていた人が、このことについて
嘆いていたのを聞いたことがあります。


でも、無料レポートだと、そんなことを気にせずに書くことが出来
ます。

投資家に必要だと思う情報をバイアスなく伝えるというものが必要
だと思い、この無料レポートを書くことを決意したのです。


もちろん、株式投資について、私の考え方が全てではありません。

ましてや、私の考え方をあなたに強制するものでもありません。


しかし、たとえ、この無料レポートに書いてある割安成長株投資術
があなたに合わないものであったとしても、

「何も知らないで、やみくもに株式投資を実践して失敗する。」

ことと、

「この無料レポートを参考に、自分なりの投資手法を構築する。」

ということでは、大きな違いがあると思います。


まずは、一度ご覧になって、ほかの投資本と比べてみてください。

そして、あなたの眼でこの無料レポートを評価してください。


http://www.analyst-report.jp/inarepo/ina.html

ご覧頂いた後、ぜひ感想を頂戴できればと思います。


本日も、メールを最後まで読んでいただきましてありがとうござい
ました。


稲葉

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どこで心構えを身に着けたか?

2006年10月24日

既にご存知かもしれませんが、私はかつて投資で数多くの失敗を繰り返しておりました。

そこからどうやって立ち直ったか?

昔のブログにも書きましたが、一つのきっかけは、バリュー投資を知ったことです。

そして、私がバリュー投資を始めるきっかけとして、最も影響を受けた本は「賢明なる投資家」という本だったのですが、それでは、その「賢明なる投資家」を読んだだけで突然賢くなったのかというと、そうではありません。


その前の段階として、

「自分に合った投資手法を探すことが大事だ!」

というところに私自身が気づいたことが一番大きいのです。逆に、このことに気が付かなければ、今でもやみくもに、

「何か儲かる投資手法ってないかな?」

と、さまよっていた可能性は否定できません。


要は、

◆巷に出回っている投資手法が、自分に合っているかどうかを考える

◆他人の投資手法を参考にしても、それを自分に合ったものにアレンジする

◆自分なりに検証作業を行い、納得のいくものを採用する

というプロセスなしでは、投資手法の確立ということは語れないのだということです。

これは、長期投資でもデイトレードでも変わらないと思います。

私の場合、それがたまたまバリュー投資であり、「賢明なる投資家」だったということに過ぎないのです。


以前のメルマガで、

「投資手法以前にいろいろ知ってもらいたいことがあり、そのための無料コンテンツを準備している」

ということを書いたのですが、その第一弾がリリースとなりました。


こちらです。


本当は、こういうことを先に教えてから、自分に合った投資手法探しに入るのがいいのです。

もし、

「いろいろな投資本や投資セミナーなどで、いろいろな投資手法を探しているが、今も迷っている!」

ということであれば、それは一番最初の肝心な心構えの部分で間違っているのだと断言できます。

偉そうに言っていますが、他ならぬ私自身がそうだったことを認めなければなりません。実際、株式投資を始めてから最初の3年半くらいは、そのことに全く気づかなかったのです。


今回のブログをご覧になられた方は、私のような回り道をしないで済むのではないでしょうか?

企業価値に賭けるのか?値動きに賭けるのか?

2006年10月18日

ブログは、ご無沙汰です。

昨今の新興市場は芳しくない状態が続いておりまして、私のほうも少なからず資産を減らしておりますが、投資方針のほうはというと別に変わっていませんし、実際、ファンダメンタルズ目的で保有しているポートフォリオについては、ここ3〜4ヶ月くらい、ほとんど売買しておりません。

難しい局面もあるというくらいにしか考えていないからです。


株式市場で長期にわたって生き残るために大切なことを書きたいと思いますので、興味がありましたら、最後までご覧ください。

のっけからですが、以下のような質問をしてみます。

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【質問】

将来の予想収益から判断して30の価値がある企業Aが、いま株式市場では20で取引されているとする。企業価値から見れば割安と判断できるが、市場参加者のマインドは冷えており、短期的には15になる可能性もある。あなただったら、どうしますか?

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【解答例】

●企業価値に着目している場合

安全域をどのくらい確保するかという問題はあるが、企業価値に着目しているならば、いまの20で買っても良いかもしれない。そして、途中の値動きはどうあれ、30の価値があるという確信がある限りは、30になるまでじっくり待つ。


●値動きに着目している場合
例えば、次のような戦略が考えられる。

※22のところに損切りラインを設けて、20で空売りを仕掛ける。
※15になったとき逆張りで買い仕掛けて、13より下になったら損切りする。

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この質問で聞いているのは、どちらの戦略が正解かという話ではありません。あなたがどんな戦略を持っているかという話です。

つまり、あなたの投資手法が、

●企業価値に賭けたものなのか?

それとも、

●値動きに賭けたものなのか?

という話です。

投資手法の話に興味がある人が多いのは、私も承知しておりますが、その投資手法を活かすも殺すも、そのベースとなるのは「自分自身」だと思います。


自分が何をやっているかが分からなければ、株式市場というのは、それを知るために高い授業料を払うことになるのだと思います。


これは、投資情報会社の利用についても同様のことが言えます。

投資情報会社は、「我々(投資情報会社のこと)は、このような株式市場観のもとで、優位性のある情報を提供している」ということが示すことが大切です。

なぜならば、投資情報会社が掲げている投資哲学と、その情報の利用者の投資哲学がマッチしていなければ、本当に良い情報にはならないからし、お互いが不幸になるからです。


難しい局面が続いていますが、投資方針に迷っているようでしたら、このあたりを今一度冷静に振り返ってみることをおススメします。

解決できない悩み

2006年10月07日
今回は、メルマガからの転載です。

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稲葉です。


最近、解決できない悩みが多いです・・・

何が悩みかって?


いやいや。これですよ。これ。

http://iitech-inatora.seesaa.net/article/22607656.html


少し前から、

「賢明な投資を、万人に普及させるのは難しいなあ」

と悩んでいたのですが、8月に高田智也先生のセミナーを聞いて
からというもの、実はそれって不可能なんじゃないかって確信し
始めてるんですね。

半ば、諦めの境地です。


かつての私は、

「特別な才能を持っていなくても、ちょっとした努力で、誰もが
賢明な投資家になれる可能性がある」

ということを、頑なに信じていました。


実際、投資で成功するために「高い学歴」や「難関資格」は不要
ですし、「相場予測」や「インサイダー情報」も不要です。

そういった意味では、「特別な才能は必要ない」と考えていたの
ですが・・・。


でも、「これって単なる独りよがりの発想なんじゃないか?」と
いうことにだんだん気づき始めたのです。


ある人に投資の基礎を教えていたときのことです。

私が最初に「投資プランが重要だ」という話をして、実際に企業
を分析する手順を教えたとしても、その人は自分で作業をしよう
としないんです。

そして、最後に、

「で・・・、どの銘柄がおススメなの?」

と。「お前は人の話を聞いてたのか!」と思いましたね。


「自分のお金の運用なのに、何でこんなにいい加減なんだろう」

と最初は思っていました。


しかし、高田先生のセミナーで話を聞いて「ちょっとした努力」
というのが、実は最大のハードルになっていることが分かった
のです。


つまり、多くの人は

「儲けたい!でも、面倒な調べものは嫌だ!」

としか考えていないのです。


しかし、高田智也先生は、

「そんなことで勝てるわけがない!」

ということを、はっきりと言ってしまうんですね。

しかも、受講生からお金をとっているセミナーで。

だから、この人は間違っても、「誰でも儲けられる」とか「簡単
に実践できる」ということを言いません。

セミナー受講生に対してもそうですし、先生がとっているお弟子
さんに対してもそうです。


「基本的な心構えや参考になる方針は教えます。でも、後は自分
で考えなさい。」

と。


お金を取っているセミナーだからといって、お客さんを甘やかす
ということを一切しないんですね。

でも、投資の世界では、それが本当の愛情なのかもしれません。
きっちりしたことを教えることで、相場でお金を失わなずにすみ
ますから。


本気で、投資の世界で勝ちたいという人だけが然るべき心構えを
身に付ければ良いのだと思います。

http://www.esystemtrade.com/deli/index.html


(編集後記へ)

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□発行元:インターネット・インベストメント・テクノロジー株式会社
□責任者:保田望 info@iitfund.com

□購読登録・解除: http://www.analyst-report.jp/m/qlnn/50632yz02a220nphg4

□投資は必ず自己責任でお願いいたします。
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(編集後記)


最近では私も、人に投資を教えるということについて、

「自分の頭で物事を考えない人は投資もトレードもせず、地道に
コツコツと貯金をしていたほうがいい」

という考えになってきました。


いままでの私は、甘っちょろかったということです。

でも、それをほかに人にどうやって伝えていけば、うまく伝わる
のか?

それが、今後の課題です。

(稲葉)

極めつけのコモディティービジネス

2006年10月04日

Yahooの毎日新聞ニュースに、興味深いニュースがありました。


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【缶チューハイ 価格破壊で過当競争 1本50円も】

缶チューハイの価格破壊が起きている。1缶(350ミリリットル)100円割れは当たり前だ。度を過ぎれば未成年飲酒の助長などさまざまな社会問題をもたらし、手放しで喜んでばかりもいられない。何が起きているのか?【三沢耕平】

■ジュースより安く

東京都西部の酒販店。カラフルなパッケージに彩られた缶チューハイ売り場が目を引く。80〜90円台の値札が並び、店長は「ジュースより安くないと売れない」と話す。

缶チューハイは、宝酒造が1984年に発売した当初は210円だったが、99年にサントリーが140円で発売。アサヒやキリンなどビールメーカーも次々に参入し、価格競争が始まった。

現在のメーカー希望小売価格も、生産費や運送費などのコストに酒税(28円)を加えた1缶140円前後だが、国税庁が今年4月までに確認した国内最安値は1缶68円、2缶まとめては100円。メーカー各社の調査でも、全国の酒ディスカウント店約20社のうち9割以上が100円以下で販売していた。

要因の一つは、メーカーが小売店に支払う販売奨励金(リベート)。シェア拡大を狙うメーカーは販売量に応じて店にリベートを支払い、小売店はそれを原資に値引きする。さらに、リベートでは埋められない水準まで値下げする店もある。「客寄せ商品として赤字覚悟の値を付ける作戦」(酒販大手)だ。

キリンは6月、来年からリベートを廃止・縮小すると発表したが、他社が追随する気配はない。あるメーカー幹部は「商品の淘汰(とうた)が始まろうという今、リベートはなくせない」と明かす。

次々と新商品が登場することも背景にある。缶チューハイは焼酎やウオツカなどの蒸留酒を炭酸で割り、果汁などで味付けしたもの。一ブランドでいくつも商品開発できるため、商品の回転が速い缶コーヒーを上回る年間100以上の新商品が登場している。「新商品の登場で人気が落ちた在庫品を安く処理するのは市場の原理」(大手卸)というわけだ。


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競争が激しく値段が消費者の行動を決めるタイプのビジネスを、バフェットは「コモディティービジネス」と呼んでいますが、我々もこんな価格競争に巻き込まれるビジネスには、参入しないように戦略を立てなくてはならないと考えています。


そういえば、「年金運用もコモディティーだなあ!」と、昔を懐かしんでいます。

何のことかって?

パッシブ化のことです。

だいたい信託報酬が年0.05%ってなんすか?って感じです。


受託資産を1兆円集めても、報酬がたったの5億円。?????????`?i?????????j


すみません。業界人にしか分からないネタでした。