今日は友人と曲を作ろうと思っていた。
が、しかし。。曲作りよりも討論に夢中になってしまい、気がつけば夜の11時。
いつも彼とはこんな調子で一日が終わる。これまでも何度か曲を作ろうと試みたが、どうしても話がそれてしまう。どうにかしなくては。。
その後、ゲームショウ以来会っていない友人Zに遭遇した。
なんと彼は一週間ほど前に新彼女ができたといきなり告白しだした。その唐突なジャブに、思わず自転車のペダルを踏み外し、思いっきり足が地面についてしまった。この時、男の大事な部分は自転車の首ネックを直撃する。そしてしばらく息を失うのだが、まさにそれを再現してしまった。(今月3度目)
そんな僕に彼は余裕の笑みで手を貸してくれた。
・・・。これが恋人を持つときの余裕ってやつか・・。
恋人・・・・。いい響きだ。。。だが何故か頑張ってまでして女が欲しいとは思わないんですよね。そういう時期がまだ来てないのか!?
しかし、今までにこんなこじきみたいな僕を好きになって(いや、好きかはわからんが)告白してくれた人はなんと2人もいました。
そんな懐かしい1ページを軽く語りたいと思います。
初めての告白は電話越しでの告白。いきなりの奇襲に少々怯えながらもなんとか平常心を保ちながら告白を受け止めた。
彼女の名前はボス。本名ではないが本名ってことにしておきたい。
実はあまり知られていないが、このあだ名は僕がつけたのです。ルックスがいかついという理由でつけたのですが彼女は
「ボスっていうのやめてよ〜。みんなから言われて大変なんだよ〜」
と、物凄い笑みで言うのだ。
・・・。まんざらでもないんだろ。
そう誰もが思い、誰もがボスと言い続けた。
そんな彼女が俺に告白した。正直、好き嫌いや、女として見れないでもなくて、ボスとしてしか見れないので断る事にしました。しかし、サブリミナル(潜在)的な部分では一応女。仕返しがあるかもしれない。ボスの仕返しって何だ・・・・?考えただけでこの身がはじけとびそうだ。
そんな僕は・・・。
携帯を解約し、別の日に買いなおした。
究極の選択だった。。
この話をすると
「お前、最悪だなって」とみんなが口を揃えてハモリそうになりながら言ってきます。
正直今思い返すと少々酷い事をしたと思う。
なにせ、自分からは直接手を下さずに相手を通話不可能という現実逃避されてもおかしくない状況へと追い込むのですから、最強の禁じ手だと思いますよ。
(この禁じ手の弱点は家を知られていると非常にまずい事になるってこと。)
しかし、当時は物凄く怯えていた、という事だけはわかって欲しいのです。
そんな僕も、高校2年の時に恋に落ちました。人生で・・・・20回目くらいの恋かな。
ケミストリーの歌じゃないけど「恋を〜して、変わる〜〜」って言うのは本当にあるなと実感した。
その頃の僕は何もかもが順調に事運んでましたし、学校へもルンルン気分で行ってました。
ルンルン気分ですよ。
そんな時、生まれて始めての告白をしようと決意するのです。
いける・・・・いける・・・・いけるでぇ!!
その時の僕には怖い物はほとんど無に等しかった。唯一あるとすれば学校の田中先生くらいだったかな。
そして告白決行当日・・・。
実は俺の誕生日・・・・。しかもしかも相手の誕生日も同じだったりするのです。そんなわけで誕生日祝いってことで友人に頼んで場所をセッティングしてもらったのです。
ゴクリ・・・。いうぞ・・・言うぞ・・・。
そして言おうとしたその瞬間!!
「そういえば私、おとといくらいかな〜彼氏できたんだ〜」
・・・・。
彼氏できたんだ〜
彼氏できたんだ〜
彼氏できたんだ〜
「へ、へぇ〜そうなんだ・・。応援してるよ。同じ誕生日の者としてね。」
夜中の2時。家に着き、いつかのメリークリスマスをかけた。
その日は六月。クリスマスでもなんでもない。しばらく僕のクリスマスは来ないなと思った。
気がつけば目に熱い物が溜まり、流れた。少し声も出てたかもね。
深夜に流れる音楽・・・。いつもなら「いい加減にしなさい!」と母が叱りに来るはずだ。そろそろ来る頃かね・・・。
しかし、その日は来なかった。
彼女にはそれ以来会ってない。
俺の唯一の心残り、それは寸止めされ何もいえなかった自分です。
やはりどこかで埋めなくては・・とは常に思っています。