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1億円超貢がせた被告 愛知県警港署で拘置中に病死

 愛知県警港署は25日、留置場で拘置中だった被告の男(32)が死亡したと発表した。司法解剖の結果、病死と判明した。

 発表によると、男は23日午後5時50分ごろ、留置場で倒れているのを同署員に発見され、病院に運ばれたが25日未明、死亡が確認された。男は2週間ほど前、「体がだるい」と体調不良を訴えたことから、19日に病院で検査を受けたが、問題はなかったという。

 同署関係者によると、死亡したのは広島県庄原市、無職広沢正文被告(窃盗罪で起訴)。広沢被告は携帯電話の出会い系サイトで知り合い、一度も会ったことがなかった女から、勤務先から盗んだ金を5年間にわたって1億円以上貢がせていたとして、今年1月に窃盗容疑で逮捕された。

2008年5月26日  読売新聞)
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