「わが子売ります…１ユーロから」ネットに出品

　【ベルリン＝金井和之】ドイツ南部クルムバッハの警察は２４日、インターネットのオークションに出品されていた生後７カ月の男児が保護されたことを明らかにした。子どもの売買を計画していた可能性があるとして、両親から事情を聴いているという。

　地元紙によると、男児の両親は大手オークションサイトに「子どもがうるさくなってきたので売ります」などと書き込み、１ユーロ（約１６０円）で売りに出した。サイトに掲載された約２時間半に入札されることはなく、その後削除された。閲覧者からの通報が警察に相次ぎ、男児は無事に役所に保護されたという。

　母親（２３）は警察に「出品は冗談」「入札する人がいるか知りたかった」などと話しているという。

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