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ブログ初心者のapj@山形大学です。
共同研究先のウェブサイトの方がずっとにぎわっていたりします。
連絡はこちらへ(spam除けのため、画像でメールアドレスを記載しています)

apj_yamagataは私の偽物です。その実態はこことかここにあります。ご注意ください。
ふまっぽい投稿(謎)や、他人に対する揶揄しか含んでいなくて笑いのネタにもならないコメントは消すことがあります。裁判専用掲示板(学外)と、裁判専用blog(コメント、tb無し)を作りました。
本気で私にクレームをつけるつもりがあるなら、メールではなく、法的に有効な情報を記載した文書を、内容証明郵便で、住所は大学でかまいませんが私を名指しで送って下さい。まともな文書でないクレームには一切対応しません。ってか対応すると逆にまずいでしょう。法的根拠のないことをすることになるわけで。
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本気で私にクレームをつけるつもりがあるなら、メールではなく、法的に有効な情報を記載した文書を、内容証明郵便で、住所は大学でかまいませんが私を名指しで送って下さい。まともな文書でないクレームには一切対応しません。ってか対応すると逆にまずいでしょう。法的根拠のないことをすることになるわけで。
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2007/08/07 :: 追試終わった……そしてちょっと趣味の方で嬉しい話題
本日、追試を2つ終了。追試でもっと通る人が多いと思っていたのに、通る人は1回目に通ってしまったらしく、3人しか合格者が増えなかった……。ただ、1回目に通って点数を上げようとした人で、逆に点数が下がった人(ただし、成績判定では最も良かったものを採用するので、学生さんに有利な条件にしている)も出た。難易度は合わせているつもりだが難しいな。これはレポート課題か何かを出して、難易度調整できる余地を作るべきか……。とにかく、判定表やら講評やらを書いていたら日が変わってしまった。
で、疲れたのでちょっと軽い趣味の話題。私にとっては嬉しいニュース。
---------(ここから)
永井豪漫画家生活40周年記念Tシャツ販売開始!!
!!$photo1!!
Point.1 豪先生の漫画家生活40周年を記念して企画されたTシャツです。
Point.2 あのアニメ版デビルマンを見事なまでにコミカライズした
ダイナミックプロの第1号アシスタント蛭田充氏による完全プロデュース の下で製作されています。
Point.3 絵柄は全てこのための描き下ろし!!! 当時のタッチを可能な限り再現したここでしか手に入らない一品です。
■絵柄
「キッカイくん」「まろ」「ドジラがゆく他」の3種類。
■色
白、グレー、黒の3種類。
■価格
一律¥3,990―
■購入方法
(株)アイムに電話等で申し込み。
■問い合わせ先
(株)アイム
〒970-8022 福島県いわき市平下塩字古川57-1
TEL:0246-35-0067
FAX:0246-35-0076
※お問い合わせの際は番号等お間違えのないようご注意ください。
---------(ここまで)
豪ちゃんの作品の中でも、結構マニアックな路線を狙って作っている模様。売れ行き好調なら次の企画もあるかもしれない。
私は、「ハレンチ学園」のコミックス連載がリアルタイムだった世代で、ダイナミックなロボットアニメも欠かせなかったので、まあ、子供の頃の情操の半分は豪ちゃん&ダイナミックに育てられたようなものだったりする(残りの半分は……手塚治虫か?)。いやその、情操の涵養がアニメのデビルマンやらキューティーハニーやらで本当によかったのか?という自分ツッコミは入れたくなるんだが、おかげさまで三つ子の魂何とやらで、永井豪ファンクラブの隅っこの方に居たりするわけで。
これからまた講義やら講演会やら院試やらで、学生は夏休みでも教員は仕事に終われまくるわけだが、そんな中でまあちょっと息抜きできる情報ではある。
※今回、引用した画像の使用ついては許可が出ているので問題は無い。
本日、追試を2つ終了。追試でもっと通る人が多いと思っていたのに、通る人は1回目に通ってしまったらしく、3人しか合格者が増えなかった……。ただ、1回目に通って点数を上げようとした人で、逆に点数が下がった人(ただし、成績判定では最も良かったものを採用するので、学生さんに有利な条件にしている)も出た。難易度は合わせているつもりだが難しいな。これはレポート課題か何かを出して、難易度調整できる余地を作るべきか……。とにかく、判定表やら講評やらを書いていたら日が変わってしまった。
で、疲れたのでちょっと軽い趣味の話題。私にとっては嬉しいニュース。
---------(ここから)
永井豪漫画家生活40周年記念Tシャツ販売開始!!
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Point.1 豪先生の漫画家生活40周年を記念して企画されたTシャツです。
Point.2 あのアニメ版デビルマンを見事なまでにコミカライズした
ダイナミックプロの第1号アシスタント蛭田充氏による完全プロデュース の下で製作されています。
Point.3 絵柄は全てこのための描き下ろし!!! 当時のタッチを可能な限り再現したここでしか手に入らない一品です。
■絵柄
「キッカイくん」「まろ」「ドジラがゆく他」の3種類。
■色
白、グレー、黒の3種類。
■価格
一律¥3,990―
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(株)アイム
〒970-8022 福島県いわき市平下塩字古川57-1
TEL:0246-35-0067
FAX:0246-35-0076
※お問い合わせの際は番号等お間違えのないようご注意ください。
---------(ここまで)
豪ちゃんの作品の中でも、結構マニアックな路線を狙って作っている模様。売れ行き好調なら次の企画もあるかもしれない。
私は、「ハレンチ学園」のコミックス連載がリアルタイムだった世代で、ダイナミックなロボットアニメも欠かせなかったので、まあ、子供の頃の情操の半分は豪ちゃん&ダイナミックに育てられたようなものだったりする(残りの半分は……手塚治虫か?)。いやその、情操の涵養がアニメのデビルマンやらキューティーハニーやらで本当によかったのか?という自分ツッコミは入れたくなるんだが、おかげさまで三つ子の魂何とやらで、永井豪ファンクラブの隅っこの方に居たりするわけで。
これからまた講義やら講演会やら院試やらで、学生は夏休みでも教員は仕事に終われまくるわけだが、そんな中でまあちょっと息抜きできる情報ではある。
※今回、引用した画像の使用ついては許可が出ているので問題は無い。
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└ kaqu11 at 2008/05/25 20:52:43
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└ NewsOL at 2008/05/26 0:11:54
└ kaqu11 at 2008/05/26 0:12:09
└ エディ at 2008/05/26 0:58:31
└ apj at 2008/05/26 2:02:25
■ Re:赤福餅入手
└ Niimi at 2008/05/23 19:08:43
└ apj at 2008/05/23 21:19:18
└ きこ at 2008/05/23 21:50:33
└ tamtam at 2008/05/24 5:36:30
└ apj at 2008/05/24 13:12:48
└ とむけん at 2008/05/25 19:47:53
└ Niimi at 2008/05/23 19:08:43
└ apj at 2008/05/23 21:19:18
└ きこ at 2008/05/23 21:50:33
└ tamtam at 2008/05/24 5:36:30
└ apj at 2008/05/24 13:12:48
└ とむけん at 2008/05/25 19:47:53
■ Re:青山学院大学学長の見識を問う(追記と一部撤回あり)
└ yutorizm at 2008/04/26 0:12:59
└ camo at 2008/04/26 0:33:18
└ 酔うぞ at 2008/04/26 0:34:09
└ nomad at 2008/04/26 0:36:36
└ JosephYoiko at 2008/04/26 0:44:39
└ apj at 2008/04/26 0:46:03
└ apj at 2008/04/26 0:48:19
└ yutorizm at 2008/04/26 1:05:11
└ Kei at 2008/04/26 9:47:38
└ JosephYoiko at 2008/04/26 10:07:55
└ 超音速 at 2008/04/26 10:28:49
└ zorori at 2008/04/26 10:36:08
└ john paul jones at 2008/04/26 11:55:13
└ mo at 2008/04/26 12:14:42
└ apj at 2008/04/26 12:53:07
└ apj at 2008/04/26 13:01:45
└ apj at 2008/04/26 13:06:28
└ apj at 2008/04/26 13:10:05
└ JosephYoiko at 2008/04/26 13:12:43
└ apj at 2008/04/26 13:51:56
└ apj at 2008/04/26 13:59:39
└ yutorizm at 2008/04/26 14:29:52
└ JosephYoiko at 2008/04/26 14:40:22
└ apj at 2008/04/26 14:49:58
└ apj at 2008/04/26 15:00:49
└ JosephYoiko at 2008/04/26 15:34:11
└ apj at 2008/04/26 15:40:34
└ JosephYoiko at 2008/04/26 15:47:33
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└ 大学人 at 2008/05/24 22:06:18
└ apj at 2008/05/25 1:01:50
■ Re:違法な集団グリーンピース
└ 酔うぞ at 2008/05/17 23:55:11
└ altnk at 2008/05/18 1:40:16
└ zorori at 2008/05/18 7:53:53
└ bugbird at 2008/05/18 10:47:12
└ yutakarlson at 2008/05/18 11:28:18
└ apj at 2008/05/18 11:39:10
└ 多分役立たず(HNです) at 2008/05/18 13:34:05
└ 多分役立たず(HNです) at 2008/05/18 17:36:26
└ apj at 2008/05/18 18:15:42
└ zorori at 2008/05/18 19:45:33
└ zorori at 2008/05/18 20:02:34
└ あんじ at 2008/05/18 22:15:36
└ あんじ at 2008/05/18 22:51:53
└ altnk at 2008/05/18 23:43:38
└ apj at 2008/05/18 23:55:14
└ apj at 2008/05/18 23:57:41
└ 多分役立たず(HNです) at 2008/05/19 0:30:12
└ mo at 2008/05/19 2:19:31
└ (ぱ) at 2008/05/19 3:50:20
└ zorori at 2008/05/19 6:00:35
└ zorori at 2008/05/19 6:24:10
└ solidangle at 2008/05/19 7:37:33
└ apj at 2008/05/19 10:07:38
└ apj at 2008/05/19 10:17:04
└ zorori at 2008/05/19 10:38:21
└ apj at 2008/05/19 11:11:32
└ (ぱ)@ネットカフェ at 2008/05/19 12:19:43
└ apj at 2008/05/19 13:00:55
└ zorori at 2008/05/19 13:35:19
└ Noe at 2008/05/19 16:03:36
└ Noe at 2008/05/19 16:07:52
└ エディ at 2008/05/19 20:13:48
└ apj at 2008/05/19 20:56:04
└ (ぱ) at 2008/05/20 0:27:57
└ (ぱ) at 2008/05/20 1:36:34
└ 多分役立たず(HNです) at 2008/05/20 3:07:42
└ zorori at 2008/05/20 8:31:39
└ 山口貴士 at 2008/05/20 12:51:26
└ zorori at 2008/05/20 17:01:34
└ zorori at 2008/05/20 17:25:40
└ 山口貴士 at 2008/05/20 19:40:36
└ zorori at 2008/05/20 20:09:40
└ zorori at 2008/05/20 21:19:32
└ 北風 at 2008/05/20 22:01:05
└ 山口貴士 at 2008/05/20 22:23:56
└ apj at 2008/05/21 0:07:23
└ (ぱ) at 2008/05/21 0:52:26
└ (ぱ) at 2008/05/21 1:07:10
└ apj at 2008/05/21 2:43:54
└ (ぱ) at 2008/05/21 3:20:47
└ (ぱ) at 2008/05/21 3:23:21
└ ぷちん at 2008/05/21 7:11:18
└ zorori at 2008/05/21 7:40:33
└ zorori at 2008/05/21 7:45:14
└ ぷちん at 2008/05/21 7:53:44
└ zorori at 2008/05/21 8:02:23
└ zorori at 2008/05/21 8:32:11
└ 山口貴士 at 2008/05/21 10:55:09
└ zorori at 2008/05/21 13:14:07
└ カータン。 at 2008/05/21 13:56:55
└ altnk at 2008/05/22 1:10:05
└ zorori at 2008/05/22 5:52:41
└ apj at 2008/05/24 13:07:23
└ apj at 2008/05/25 0:39:29
└ 酔うぞ at 2008/05/17 23:55:11
└ altnk at 2008/05/18 1:40:16
└ zorori at 2008/05/18 7:53:53
└ bugbird at 2008/05/18 10:47:12
└ yutakarlson at 2008/05/18 11:28:18
└ apj at 2008/05/18 11:39:10
└ 多分役立たず(HNです) at 2008/05/18 13:34:05
└ 多分役立たず(HNです) at 2008/05/18 17:36:26
└ apj at 2008/05/18 18:15:42
└ zorori at 2008/05/18 19:45:33
└ zorori at 2008/05/18 20:02:34
└ あんじ at 2008/05/18 22:15:36
└ あんじ at 2008/05/18 22:51:53
└ altnk at 2008/05/18 23:43:38
└ apj at 2008/05/18 23:55:14
└ apj at 2008/05/18 23:57:41
└ 多分役立たず(HNです) at 2008/05/19 0:30:12
└ mo at 2008/05/19 2:19:31
└ (ぱ) at 2008/05/19 3:50:20
└ zorori at 2008/05/19 6:00:35
└ zorori at 2008/05/19 6:24:10
└ solidangle at 2008/05/19 7:37:33
└ apj at 2008/05/19 10:07:38
└ apj at 2008/05/19 10:17:04
└ zorori at 2008/05/19 10:38:21
└ apj at 2008/05/19 11:11:32
└ (ぱ)@ネットカフェ at 2008/05/19 12:19:43
└ apj at 2008/05/19 13:00:55
└ zorori at 2008/05/19 13:35:19
└ Noe at 2008/05/19 16:03:36
└ Noe at 2008/05/19 16:07:52
└ エディ at 2008/05/19 20:13:48
└ apj at 2008/05/19 20:56:04
└ (ぱ) at 2008/05/20 0:27:57
└ (ぱ) at 2008/05/20 1:36:34
└ 多分役立たず(HNです) at 2008/05/20 3:07:42
└ zorori at 2008/05/20 8:31:39
└ 山口貴士 at 2008/05/20 12:51:26
└ zorori at 2008/05/20 17:01:34
└ zorori at 2008/05/20 17:25:40
└ 山口貴士 at 2008/05/20 19:40:36
└ zorori at 2008/05/20 20:09:40
└ zorori at 2008/05/20 21:19:32
└ 北風 at 2008/05/20 22:01:05
└ 山口貴士 at 2008/05/20 22:23:56
└ apj at 2008/05/21 0:07:23
└ (ぱ) at 2008/05/21 0:52:26
└ (ぱ) at 2008/05/21 1:07:10
└ apj at 2008/05/21 2:43:54
└ (ぱ) at 2008/05/21 3:20:47
└ (ぱ) at 2008/05/21 3:23:21
└ ぷちん at 2008/05/21 7:11:18
└ zorori at 2008/05/21 7:40:33
└ zorori at 2008/05/21 7:45:14
└ ぷちん at 2008/05/21 7:53:44
└ zorori at 2008/05/21 8:02:23
└ zorori at 2008/05/21 8:32:11
└ 山口貴士 at 2008/05/21 10:55:09
└ zorori at 2008/05/21 13:14:07
└ カータン。 at 2008/05/21 13:56:55
└ altnk at 2008/05/22 1:10:05
└ zorori at 2008/05/22 5:52:41
└ apj at 2008/05/24 13:07:23
└ apj at 2008/05/25 0:39:29
■ Re:冷凍冷蔵庫欲しい……
└ (ぱ) at 2008/05/19 3:56:32
└ bugbird at 2008/05/19 6:23:09
└ apj at 2008/05/19 11:25:43
└ 通りすがり at 2008/05/19 20:25:24
└ apj at 2008/05/19 20:59:51
└ エディ at 2008/05/20 21:01:40
└ mimon at 2008/05/20 21:45:29
└ mimon at 2008/05/20 22:06:09
└ いいじま at 2008/05/22 10:04:30
└ apj at 2008/05/22 10:47:43
└ mimon at 2008/05/23 21:51:29
└ (ぱ) at 2008/05/19 3:56:32
└ bugbird at 2008/05/19 6:23:09
└ apj at 2008/05/19 11:25:43
└ 通りすがり at 2008/05/19 20:25:24
└ apj at 2008/05/19 20:59:51
└ エディ at 2008/05/20 21:01:40
└ mimon at 2008/05/20 21:45:29
└ mimon at 2008/05/20 22:06:09
└ いいじま at 2008/05/22 10:04:30
└ apj at 2008/05/22 10:47:43
└ mimon at 2008/05/23 21:51:29
■ Re:硫化水素
└ 瑞垣 at 2008/04/25 16:24:49
└ apj at 2008/04/25 21:53:49
└ mimon at 2008/05/20 21:17:27
└ apj at 2008/05/20 23:48:54
└ mimon at 2008/05/21 1:13:44
└ apj at 2008/05/21 2:36:52
└ 瑞垣 at 2008/04/25 16:24:49
└ apj at 2008/04/25 21:53:49
└ mimon at 2008/05/20 21:17:27
└ apj at 2008/05/20 23:48:54
└ mimon at 2008/05/21 1:13:44
└ apj at 2008/05/21 2:36:52
■ Re:おうちをBフレッツにした件
└ Niimi at 2008/05/18 13:12:27
└ Niimi at 2008/05/18 13:18:47
└ apj at 2008/05/18 16:46:43
└ Niimi at 2008/05/18 13:12:27
└ Niimi at 2008/05/18 13:18:47
└ apj at 2008/05/18 16:46:43
■ Re:日本語の問題というよりは……
└ Niimi at 2008/05/11 19:21:05
└ mishi at 2008/05/11 19:35:29
└ 温泉カワセミ at 2008/05/11 20:54:10
└ あんじ at 2008/05/12 3:00:18
└ あんじ at 2008/05/12 3:40:04
└ 中山 at 2008/05/12 4:30:18
└ 山本弘 at 2008/05/12 8:43:23
└ もとエスペ at 2008/05/12 9:19:16
└ 酔うぞ at 2008/05/12 9:46:36
└ VOT at 2008/05/12 10:36:12
└ apj at 2008/05/12 11:48:49
└ mo at 2008/05/12 13:14:37
└ 山本弘 at 2008/05/12 14:21:24
└ apj at 2008/05/12 14:37:45
└ Enzo Romeo at 2008/05/12 14:51:08
└ 杉山真大 at 2008/05/12 15:29:06
└ 青木裕一 at 2008/05/12 16:10:55
└ みのりん at 2008/05/12 17:55:38
└ shunsoku at 2008/05/12 19:52:49
└ shunsoku at 2008/05/12 20:00:48
└ apj at 2008/05/12 21:54:27
└ 中山 at 2008/05/18 5:53:46
└ Niimi at 2008/05/11 19:21:05
└ mishi at 2008/05/11 19:35:29
└ 温泉カワセミ at 2008/05/11 20:54:10
└ あんじ at 2008/05/12 3:00:18
└ あんじ at 2008/05/12 3:40:04
└ 中山 at 2008/05/12 4:30:18
└ 山本弘 at 2008/05/12 8:43:23
└ もとエスペ at 2008/05/12 9:19:16
└ 酔うぞ at 2008/05/12 9:46:36
└ VOT at 2008/05/12 10:36:12
└ apj at 2008/05/12 11:48:49
└ mo at 2008/05/12 13:14:37
└ 山本弘 at 2008/05/12 14:21:24
└ apj at 2008/05/12 14:37:45
└ Enzo Romeo at 2008/05/12 14:51:08
└ 杉山真大 at 2008/05/12 15:29:06
└ 青木裕一 at 2008/05/12 16:10:55
└ みのりん at 2008/05/12 17:55:38
└ shunsoku at 2008/05/12 19:52:49
└ shunsoku at 2008/05/12 20:00:48
└ apj at 2008/05/12 21:54:27
└ 中山 at 2008/05/18 5:53:46
■ Re:講演とか
└ Noe at 2008/04/24 11:46:42
└ apj at 2008/04/24 12:12:20
└ Noe at 2008/04/24 12:35:35
└ apj at 2008/04/24 12:49:19
└ apj at 2008/04/27 1:09:20
└ 越後屋遼 at 2008/04/27 15:33:54
└ apj at 2008/04/28 0:09:22
└ PPP at 2008/05/16 13:42:59
└ apj at 2008/05/16 15:06:40
└ apj at 2008/05/16 15:07:15
└ PPP at 2008/05/18 4:13:58
└ Noe at 2008/04/24 11:46:42
└ apj at 2008/04/24 12:12:20
└ Noe at 2008/04/24 12:35:35
└ apj at 2008/04/24 12:49:19
└ apj at 2008/04/27 1:09:20
└ 越後屋遼 at 2008/04/27 15:33:54
└ apj at 2008/04/28 0:09:22
└ PPP at 2008/05/16 13:42:59
└ apj at 2008/05/16 15:06:40
└ apj at 2008/05/16 15:07:15
└ PPP at 2008/05/18 4:13:58
■ Re:いくつかメモしておく
└ 美味しい好き at 2008/05/14 9:23:41
└ apj at 2008/05/14 12:18:58
└ Noe at 2008/05/14 14:48:10
└ 通りすがり at 2008/05/14 16:14:30
└ 通りすがり at 2008/05/14 16:32:49
└ zorori at 2008/05/14 18:54:57
└ apj at 2008/05/14 18:55:58
└ apj at 2008/05/14 18:59:11
└ 鏡弘道 (上の通りすがり) at 2008/05/14 19:25:59
└ apj at 2008/05/14 20:04:26
└ kaey at 2008/05/15 0:30:06
└ apj at 2008/05/15 21:09:36
└ apj at 2008/05/15 21:12:08
└ たまに見てる人 at 2008/05/16 9:17:38
└ apj at 2008/05/16 16:44:57
└ Isshocking at 2008/05/17 9:56:20
└ 美味しい好き at 2008/05/14 9:23:41
└ apj at 2008/05/14 12:18:58
└ Noe at 2008/05/14 14:48:10
└ 通りすがり at 2008/05/14 16:14:30
└ 通りすがり at 2008/05/14 16:32:49
└ zorori at 2008/05/14 18:54:57
└ apj at 2008/05/14 18:55:58
└ apj at 2008/05/14 18:59:11
└ 鏡弘道 (上の通りすがり) at 2008/05/14 19:25:59
└ apj at 2008/05/14 20:04:26
└ kaey at 2008/05/15 0:30:06
└ apj at 2008/05/15 21:09:36
└ apj at 2008/05/15 21:12:08
└ たまに見てる人 at 2008/05/16 9:17:38
└ apj at 2008/05/16 16:44:57
└ Isshocking at 2008/05/17 9:56:20
■ Re:暖をとる(笑)
└ がんのすけ at 2008/05/15 13:20:06
└ apj at 2008/05/15 20:47:49
└ がんのすけ at 2008/05/15 23:58:34
└ がんのすけ at 2008/05/15 13:20:06
└ apj at 2008/05/15 20:47:49
└ がんのすけ at 2008/05/15 23:58:34
■ Re:なぜ「ゲルマニウム(健康グッズ限定)」の効果がまったく期待できないか
└ 柘植 at 2006/12/28 14:36:17
└ とりばち at 2006/12/28 17:56:59
└ みつを at 2006/12/28 19:52:22
└ apj at 2006/12/28 20:30:24
└ apj at 2006/12/28 21:06:41
└ とりばち at 2006/12/28 21:15:05
└ やぎ at 2006/12/30 8:39:42
└ apj at 2006/12/30 15:00:43
└ 柘植 at 2007/01/05 8:31:28
└ apj at 2007/01/05 12:30:23
└ 柘植 at 2007/01/09 11:42:41
└ 越の国 at 2007/01/10 1:29:00
└ 越の国 at 2007/02/13 4:28:48
└ apj at 2007/02/13 12:23:22
└ みつを at 2007/02/20 10:11:49
└ 寿康堂 at 2008/04/15 18:19:59
└ apj at 2008/04/15 22:40:50
└ 加藤 at 2008/05/15 16:12:48
└ zorori at 2008/05/15 18:49:35
└ apj at 2008/05/15 20:45:00
└ 柘植 at 2006/12/28 14:36:17
└ とりばち at 2006/12/28 17:56:59
└ みつを at 2006/12/28 19:52:22
└ apj at 2006/12/28 20:30:24
└ apj at 2006/12/28 21:06:41
└ とりばち at 2006/12/28 21:15:05
└ やぎ at 2006/12/30 8:39:42
└ apj at 2006/12/30 15:00:43
└ 柘植 at 2007/01/05 8:31:28
└ apj at 2007/01/05 12:30:23
└ 柘植 at 2007/01/09 11:42:41
└ 越の国 at 2007/01/10 1:29:00
└ 越の国 at 2007/02/13 4:28:48
└ apj at 2007/02/13 12:23:22
└ みつを at 2007/02/20 10:11:49
└ 寿康堂 at 2008/04/15 18:19:59
└ apj at 2008/04/15 22:40:50
└ 加藤 at 2008/05/15 16:12:48
└ zorori at 2008/05/15 18:49:35
└ apj at 2008/05/15 20:45:00
■ Re:昨日は論で書いたので……
└ yutorizm at 2008/05/02 1:01:11
└ 猫もどき at 2008/05/02 1:07:03
└ apj at 2008/05/02 1:11:05
└ 猫もどき at 2008/05/02 1:50:12
└ apj at 2008/05/02 2:01:09
└ 猫もどき at 2008/05/02 3:00:34
└ きこ at 2008/05/02 3:07:38
└ 廣瀬則仁 at 2008/05/02 3:23:04
└ ぬーす at 2008/05/02 3:37:13
└ 黒猫亭 at 2008/05/02 6:00:13
└ Kei at 2008/05/02 8:44:49
└ Seagul-X at 2008/05/02 13:02:47
└ nori at 2008/05/02 13:11:39
└ apj at 2008/05/02 19:23:07
└ 廣瀬則仁 at 2008/05/02 23:42:12
└ apj at 2008/05/03 2:27:49
└ apj at 2008/05/03 2:33:43
└ Kei at 2008/05/03 5:35:07
└ yutorizm at 2008/05/03 19:21:01
└ mimon at 2008/05/04 20:55:24
└ なざろふ at 2008/05/05 21:04:00
└ mimon at 2008/05/05 21:41:29
└ Brainwasher at 2008/05/07 8:55:16
└ apj at 2008/05/07 12:39:33
└ Isshocking at 2008/05/07 17:35:31
└ 酔うぞ at 2008/05/07 21:01:20
└ 多分役立たず(HNです) at 2008/05/08 1:24:16
└ Brainwasher at 2008/05/08 10:57:14
└ mimon at 2008/05/08 19:30:00
└ yutorizm at 2008/05/02 1:01:11
└ 猫もどき at 2008/05/02 1:07:03
└ apj at 2008/05/02 1:11:05
└ 猫もどき at 2008/05/02 1:50:12
└ apj at 2008/05/02 2:01:09
└ 猫もどき at 2008/05/02 3:00:34
└ きこ at 2008/05/02 3:07:38
└ 廣瀬則仁 at 2008/05/02 3:23:04
└ ぬーす at 2008/05/02 3:37:13
└ 黒猫亭 at 2008/05/02 6:00:13
└ Kei at 2008/05/02 8:44:49
└ Seagul-X at 2008/05/02 13:02:47
└ nori at 2008/05/02 13:11:39
└ apj at 2008/05/02 19:23:07
└ 廣瀬則仁 at 2008/05/02 23:42:12
└ apj at 2008/05/03 2:27:49
└ apj at 2008/05/03 2:33:43
└ Kei at 2008/05/03 5:35:07
└ yutorizm at 2008/05/03 19:21:01
└ mimon at 2008/05/04 20:55:24
└ なざろふ at 2008/05/05 21:04:00
└ mimon at 2008/05/05 21:41:29
└ Brainwasher at 2008/05/07 8:55:16
└ apj at 2008/05/07 12:39:33
└ Isshocking at 2008/05/07 17:35:31
└ 酔うぞ at 2008/05/07 21:01:20
└ 多分役立たず(HNです) at 2008/05/08 1:24:16
└ Brainwasher at 2008/05/08 10:57:14
└ mimon at 2008/05/08 19:30:00
■ Re:大学教員が発信した情報の責任は教員個人が負うべきである
└ terutell at 2008/05/01 1:02:26
└ たくさん at 2008/05/01 3:42:43
└ apj at 2008/05/01 20:09:02
└ 竹嶋 at 2008/05/01 21:01:20
└ apj at 2008/05/01 21:20:50
└ apj at 2008/05/01 21:25:39
└ とおりすがり at 2008/05/01 21:25:54
└ apj at 2008/05/01 21:45:19
└ kitten at 2008/05/01 21:46:50
└ apj at 2008/05/01 22:03:04
└ ものもうす at 2008/05/01 22:10:06
└ apj at 2008/05/01 22:51:17
└ 四流大卒の意見 at 2008/05/01 23:36:03
└ 通りすがりの医者です。 at 2008/05/02 1:32:56
└ とむけん at 2008/05/02 3:53:13
└ とむけん at 2008/05/02 3:58:35
└ サフォーク at 2008/05/02 4:43:31
└ たくさん at 2008/05/02 20:18:22
└ もとしげ at 2008/05/04 0:25:04
└ 酔うぞ at 2008/05/04 11:22:12
└ Thiotimoline at 2008/05/04 12:54:51
└ 酔うぞ at 2008/05/04 21:25:21
└ apj at 2008/05/04 22:47:16
└ Thiotimoline at 2008/05/05 3:59:30
└ zorori at 2008/05/05 7:46:43
└ もとしげ at 2008/05/05 8:51:15
└ 酔うぞ at 2008/05/05 9:21:44
└ apj at 2008/05/05 14:17:41
└ apj at 2008/05/05 14:27:54
└ zorori at 2008/05/05 14:32:41
└ もとしげ at 2008/05/05 15:56:24
└ もとしげ at 2008/05/05 16:22:52
└ apj at 2008/05/05 17:34:58
└ もとしげ at 2008/05/05 19:03:06
└ apj at 2008/05/05 22:48:24
└ zorori at 2008/05/06 21:54:30
└ あんとに庵 at 2008/05/07 23:53:12
└ もとしげ at 2008/05/08 3:20:16
└ もとしげ at 2008/05/08 3:22:07
└ zorori at 2008/05/08 6:08:07
└ あんとに庵 at 2008/05/08 13:41:32
└ terutell at 2008/05/01 1:02:26
└ たくさん at 2008/05/01 3:42:43
└ apj at 2008/05/01 20:09:02
└ 竹嶋 at 2008/05/01 21:01:20
└ apj at 2008/05/01 21:20:50
└ apj at 2008/05/01 21:25:39
└ とおりすがり at 2008/05/01 21:25:54
└ apj at 2008/05/01 21:45:19
└ kitten at 2008/05/01 21:46:50
└ apj at 2008/05/01 22:03:04
└ ものもうす at 2008/05/01 22:10:06
└ apj at 2008/05/01 22:51:17
└ 四流大卒の意見 at 2008/05/01 23:36:03
└ 通りすがりの医者です。 at 2008/05/02 1:32:56
└ とむけん at 2008/05/02 3:53:13
└ とむけん at 2008/05/02 3:58:35
└ サフォーク at 2008/05/02 4:43:31
└ たくさん at 2008/05/02 20:18:22
└ もとしげ at 2008/05/04 0:25:04
└ 酔うぞ at 2008/05/04 11:22:12
└ Thiotimoline at 2008/05/04 12:54:51
└ 酔うぞ at 2008/05/04 21:25:21
└ apj at 2008/05/04 22:47:16
└ Thiotimoline at 2008/05/05 3:59:30
└ zorori at 2008/05/05 7:46:43
└ もとしげ at 2008/05/05 8:51:15
└ 酔うぞ at 2008/05/05 9:21:44
└ apj at 2008/05/05 14:17:41
└ apj at 2008/05/05 14:27:54
└ zorori at 2008/05/05 14:32:41
└ もとしげ at 2008/05/05 15:56:24
└ もとしげ at 2008/05/05 16:22:52
└ apj at 2008/05/05 17:34:58
└ もとしげ at 2008/05/05 19:03:06
└ apj at 2008/05/05 22:48:24
└ zorori at 2008/05/06 21:54:30
└ あんとに庵 at 2008/05/07 23:53:12
└ もとしげ at 2008/05/08 3:20:16
└ もとしげ at 2008/05/08 3:22:07
└ zorori at 2008/05/08 6:08:07
└ あんとに庵 at 2008/05/08 13:41:32
■ Re:【業務連絡】時々サーバを止めるかもしれません
└ 福田恒存をやっつける会会長 at 2008/05/01 22:56:58
└ apj at 2008/05/01 23:18:52
└ yutorizm at 2008/05/02 0:54:21
└ Seagul-X at 2008/05/02 12:48:37
└ 福田恒存をやっつける会会長 at 2008/05/01 22:56:58
└ apj at 2008/05/01 23:18:52
└ yutorizm at 2008/05/02 0:54:21
└ Seagul-X at 2008/05/02 12:48:37
■ Re:池田信夫氏からのメール
└ apj at 2008/01/29 14:33:18
└ YO at 2008/01/29 17:36:59
└ 音速1224 at 2008/01/29 17:54:40
└ 技術開発者 at 2008/01/29 18:02:06
└ 技術開発者 at 2008/01/29 18:02:14
└ 技術開発者 at 2008/01/29 18:04:15
└ こりき at 2008/01/29 20:14:02
└ YO at 2008/01/29 21:26:42
└ 石田剛 at 2008/01/29 21:40:42
└ Naka at 2008/01/29 22:00:15
└ トニオ at 2008/01/29 23:00:52
└ apj at 2008/01/29 23:46:25
└ S at 2008/01/29 23:57:13
└ (ぱ) at 2008/01/30 0:10:14
└ westcoast at 2008/01/30 0:44:29
└ mohno at 2008/01/30 2:19:23
└ 技術開発者 at 2008/01/30 8:12:30
└ mohno at 2008/01/30 12:17:00
└ westcoast at 2008/01/30 13:29:09
└ disraff at 2008/01/30 13:43:24
└ こりき at 2008/01/30 14:03:16
└ 検閲と裏取引 at 2008/01/30 14:14:55
└ B-51 at 2008/01/30 14:33:31
└ こりき at 2008/01/30 15:34:42
└ B-51 at 2008/01/30 16:36:35
└ westcoast at 2008/01/30 16:53:00
└ A-WING at 2008/01/30 17:13:53
└ apj at 2008/01/30 22:37:52
└ David at 2008/01/30 22:56:33
└ 多呂 at 2008/01/31 0:42:37
└ apj at 2008/01/31 1:14:54
└ morike at 2008/01/31 4:27:49
└ 石田剛 at 2008/01/31 6:17:08
└ とおりすがり at 2008/01/31 9:38:06
└ disraff at 2008/01/31 9:38:29
└ レフ at 2008/01/31 11:48:43
└ bam at 2008/01/31 12:49:01
└ tamtam at 2008/01/31 16:01:22
└ 技術開発者 at 2008/01/31 17:10:00
└ apj at 2008/01/31 17:42:35
└ 技術開発者 at 2008/01/31 18:07:42
└ こりき at 2008/01/31 19:02:59
└ イカフライ at 2008/01/31 19:20:32
└ SHR at 2008/01/31 19:53:08
└ One of Funs at 2008/01/31 20:44:17
└ そもそもメールでする内容でない at 2008/01/31 20:58:09
└ apj at 2008/01/31 21:21:49
└ イカフライ at 2008/02/01 0:08:35
└ apj at 2008/02/01 0:37:09
└ レフ at 2008/02/01 0:42:59
└ apj at 2008/02/01 1:10:24
└ zorori at 2008/02/01 7:25:58
└ イカフライ at 2008/02/01 7:51:43
└ 技術開発者 at 2008/02/01 8:18:59
└ レフ at 2008/02/01 19:58:55
└ bcotzeater at 2008/02/02 7:06:39
└ apj at 2008/02/02 7:18:16
└ apj at 2008/02/02 7:22:23
└ bobby at 2008/02/03 0:40:59
└ apj at 2008/02/03 1:39:15
└ bobby at 2008/02/03 13:08:25
└ apj at 2008/02/03 14:49:33
└ tamtam at 2008/02/05 13:01:33
└ 香 at 2008/05/02 1:33:31
└ apj at 2008/01/29 14:33:18
└ YO at 2008/01/29 17:36:59
└ 音速1224 at 2008/01/29 17:54:40
└ 技術開発者 at 2008/01/29 18:02:06
└ 技術開発者 at 2008/01/29 18:02:14
└ 技術開発者 at 2008/01/29 18:04:15
└ こりき at 2008/01/29 20:14:02
└ YO at 2008/01/29 21:26:42
└ 石田剛 at 2008/01/29 21:40:42
└ Naka at 2008/01/29 22:00:15
└ トニオ at 2008/01/29 23:00:52
└ apj at 2008/01/29 23:46:25
└ S at 2008/01/29 23:57:13
└ (ぱ) at 2008/01/30 0:10:14
└ westcoast at 2008/01/30 0:44:29
└ mohno at 2008/01/30 2:19:23
└ 技術開発者 at 2008/01/30 8:12:30
└ mohno at 2008/01/30 12:17:00
└ westcoast at 2008/01/30 13:29:09
└ disraff at 2008/01/30 13:43:24
└ こりき at 2008/01/30 14:03:16
└ 検閲と裏取引 at 2008/01/30 14:14:55
└ B-51 at 2008/01/30 14:33:31
└ こりき at 2008/01/30 15:34:42
└ B-51 at 2008/01/30 16:36:35
└ westcoast at 2008/01/30 16:53:00
└ A-WING at 2008/01/30 17:13:53
└ apj at 2008/01/30 22:37:52
└ David at 2008/01/30 22:56:33
└ 多呂 at 2008/01/31 0:42:37
└ apj at 2008/01/31 1:14:54
└ morike at 2008/01/31 4:27:49
└ 石田剛 at 2008/01/31 6:17:08
└ とおりすがり at 2008/01/31 9:38:06
└ disraff at 2008/01/31 9:38:29
└ レフ at 2008/01/31 11:48:43
└ bam at 2008/01/31 12:49:01
└ tamtam at 2008/01/31 16:01:22
└ 技術開発者 at 2008/01/31 17:10:00
└ apj at 2008/01/31 17:42:35
└ 技術開発者 at 2008/01/31 18:07:42
└ こりき at 2008/01/31 19:02:59
└ イカフライ at 2008/01/31 19:20:32
└ SHR at 2008/01/31 19:53:08
└ One of Funs at 2008/01/31 20:44:17
└ そもそもメールでする内容でない at 2008/01/31 20:58:09
└ apj at 2008/01/31 21:21:49
└ イカフライ at 2008/02/01 0:08:35
└ apj at 2008/02/01 0:37:09
└ レフ at 2008/02/01 0:42:59
└ apj at 2008/02/01 1:10:24
└ zorori at 2008/02/01 7:25:58
└ イカフライ at 2008/02/01 7:51:43
└ 技術開発者 at 2008/02/01 8:18:59
└ レフ at 2008/02/01 19:58:55
└ bcotzeater at 2008/02/02 7:06:39
└ apj at 2008/02/02 7:18:16
└ apj at 2008/02/02 7:22:23
└ bobby at 2008/02/03 0:40:59
└ apj at 2008/02/03 1:39:15
└ bobby at 2008/02/03 13:08:25
└ apj at 2008/02/03 14:49:33
└ tamtam at 2008/02/05 13:01:33
└ 香 at 2008/05/02 1:33:31
■ Re:道はなかなか遠そうだ
└ katsuya at 2006/04/25 20:39:04
└ zorori at 2006/04/26 12:56:41
└ Sekizuka at 2006/04/26 13:21:30
└ apj at 2006/04/26 14:25:07
└ zorori at 2006/04/27 20:31:12
└ apj at 2006/04/27 20:50:49
└ apj at 2006/04/27 20:57:44
└ zorori at 2006/04/28 12:31:54
└ taro at 2008/05/01 20:29:44
└ apj at 2008/05/01 20:35:19
└ katsuya at 2006/04/25 20:39:04
└ zorori at 2006/04/26 12:56:41
└ Sekizuka at 2006/04/26 13:21:30
└ apj at 2006/04/26 14:25:07
└ zorori at 2006/04/27 20:31:12
└ apj at 2006/04/27 20:50:49
└ apj at 2006/04/27 20:57:44
└ zorori at 2006/04/28 12:31:54
└ taro at 2008/05/01 20:29:44
└ apj at 2008/05/01 20:35:19
2008/04/25
青山学院大学学長の見識を問う(追記と一部撤回あり)
http://www.aoyama.ac.jp/news/256.pdfより。表現した内容の法的及び道義的責任は、当該表現をした本人が負うのが原則である。ましてや今回問題となったブログは、大学外に存在しており、外見上も教員のプライベートなものである。その内容について、学長が謝罪を出すということが、いかなる意味を持つかよく考えていただきたい。責任が無ければ謝罪の必要などそもそも無いはずのところ、このような謝罪を行ったということは、青山学院大学は、教員の学外での発言まで学長権限で制限する意思のあることを学内外に示したことになる。そのような、本来ならば教員個人が負うべき責任を負い切れると考えているのならば、それは思い上がりであろう。しゃしゃり出て謝罪するなど、勘違いも甚だしい。
これは、学長宛に内容証明でクレームかなぁ……。
上記部分について、blogの魚拓を含めた内容を教えて下さった方がいるので、それを踏まえて書き改める。
まず、blogの表現につき、表現した教員本人が責任を負い、原則として大学が無関係であるという主張に変更はない。
しかし、当該blogには、仕事の内容そのものについて言及した部分がある。そこに書かれた業務内容は勤務先と関わりがあるので、書かれた内容に問題があれば勤務先の管理の及ぶ範囲になる。この部分については、大学の方で適宜判断するのが適当である(但し、論評ではなく、仕事の実行の状態が事実として確認できるような内容である必要がある)。
仕事の内容とは直接関係のない、例えば光市事件の量刑について述べた部分等は、それがひどい内容であったとしても、個人的意見論評であるので、大学が関わるべき部分ではないし、この部分については大学が謝罪するのは行きすぎであると考える。また、仕事ではあっても、研究活動に属する部分の意見については、たとえそれが異説珍説であっても、それについて大学が何らかの対応をすれば、将来に禍根を残すことになる。
謝罪の内容が、組織としての態度がどうであるのかすっきりしないため、誤解を招く内容になっていることは少々まずい状態であるし、文言以外に、下の追記部分に書いたような内容が意図せず含まれてしまっていることは問題があると思う。いずれにしても、このままでは、何をどこまで組織として負うのかが曖昧であるので、今後、はっきりさせていただけるよう望む。
今回のような場合は、最初のメッセージとして調査しているという旨を簡単に述べるだけでも、さしあたり良かったのではないかと思う。その上で、大学が何らかの形で担保する部分と、そうでない部分を切り分けて、表現を萎縮させる効果をもたらさないような、合理的かつ冷静な対応をしていだくことをお願いする次第である。
まとめをご紹介くださった、fehさんに感謝いたします。
【追記】
別エントリーで、Isshockingさんが次のように指摘しています。
学外に謝罪の文章を公開したことで、公開したという行為とその内容の分だけは、本来なら関係無かった第三者と関係ができてしまったことにもなる。
このエントリーのコメントで、超音速さんが、
コメントの方にも書いたが、監督責任や連帯責任を感情にまかせて使うと、容易に暴走する。この暴走は、政治的思想の内容や、体制か反体制かといった区別なく起きる。実際、思想統制やら洗脳やらがこの方法を上手く利用して行われてきた歴史もある。しかし、監督責任や連帯責任をゼロにはできないから、制限してうまく使うしかない。
今回、当該准教授の表現に対して、大学にクレームをつけた人達は、大学に監督責任や連帯責任があると主張したに他ならない。その主張が簡単に通る社会のいきつく先がどうなるかについては、多分何も考えていないのだろう。熟考することをお願いしたい(まとめサイトのような、秩序だった冷静な指摘をなさった方が存在することがわかったので、何も考えていないのは、単に憂さ晴らしで怒鳴り込んだような人達がいれば、その人達だけに対する評価とさせていただく)。
【追記2008/04/26】
町村先生のところでコメントが出ました。当然のことながら、私の議論よりずっと緻密です。一読することをお薦めします。
【追記2008/04/27】
(書き直しを反映させるために部分削除)
大勢で(電凸レベルで)脅せば言いなりになる大学、というメッセージを発したことは、大学の危機管理上も、してはいけないことである。「当大学は脅しに屈します」「今後はカモ候補です」という看板を上げて一体どうするつもりかと。
(電話が鳴り続けているという報道があったことは事実なので、この部分のイメージがある程度作られてしまったことは否定できないから、この部分は残す)
【2008/05/01】
山口弁護士のところでもコメントが出ました。
本学教員のブログ上の記述に関する学長見解
本学の教員が、個人的なブログのなかで記している文章については、さまざまな ご批判をいただいております。青山学院大学は、キリスト教信仰にもとづく大学と して、建学の精神、理念、教育方針を掲げて学生の教育に当たっております。この ような本学の姿勢に照らして、当該教員の記述は適切でなく、また関係者のみなさ まに多大なご迷惑をおかけしたことはまことに遺憾であり、ここに深くお詫び申し 上げます。
今後このようなことが繰り返されることのないよう努めてまいります。
大学長 伊藤 定良
上記部分について、blogの魚拓を含めた内容を教えて下さった方がいるので、それを踏まえて書き改める。
まず、blogの表現につき、表現した教員本人が責任を負い、原則として大学が無関係であるという主張に変更はない。
しかし、当該blogには、仕事の内容そのものについて言及した部分がある。そこに書かれた業務内容は勤務先と関わりがあるので、書かれた内容に問題があれば勤務先の管理の及ぶ範囲になる。この部分については、大学の方で適宜判断するのが適当である(但し、論評ではなく、仕事の実行の状態が事実として確認できるような内容である必要がある)。
仕事の内容とは直接関係のない、例えば光市事件の量刑について述べた部分等は、それがひどい内容であったとしても、個人的意見論評であるので、大学が関わるべき部分ではないし、この部分については大学が謝罪するのは行きすぎであると考える。また、仕事ではあっても、研究活動に属する部分の意見については、たとえそれが異説珍説であっても、それについて大学が何らかの対応をすれば、将来に禍根を残すことになる。
謝罪の内容が、組織としての態度がどうであるのかすっきりしないため、誤解を招く内容になっていることは少々まずい状態であるし、文言以外に、下の追記部分に書いたような内容が意図せず含まれてしまっていることは問題があると思う。いずれにしても、このままでは、何をどこまで組織として負うのかが曖昧であるので、今後、はっきりさせていただけるよう望む。
今回のような場合は、最初のメッセージとして調査しているという旨を簡単に述べるだけでも、さしあたり良かったのではないかと思う。その上で、大学が何らかの形で担保する部分と、そうでない部分を切り分けて、表現を萎縮させる効果をもたらさないような、合理的かつ冷静な対応をしていだくことをお願いする次第である。
まとめをご紹介くださった、fehさんに感謝いたします。
【追記】
別エントリーで、Isshockingさんが次のように指摘しています。
要はとりあえず謝ったという事実をつくりたかったということでしょうが、これは、外交で言うところの「誤ったメッセージ」になっていると思います。このメッセージのまずい点の一つは、ご指摘の通り、「教員の学外における個人的表現は大学が担保する、少なくとも青山学院大学ではそうである」というメッセージになっているということである。本気でその意図があるなら、件の準教授の表現が教員として不適切云々以前に、青山学院大学は大学として不適切である。その意図が無いのにとりあえずこの内容で謝罪したというのであれば、間抜けと言われても仕方がない。
これ以降準教授の個人的表現を大学が担保する格好になってしまいました。
学外に謝罪の文章を公開したことで、公開したという行為とその内容の分だけは、本来なら関係無かった第三者と関係ができてしまったことにもなる。
このエントリーのコメントで、超音速さんが、
監督責任とか連帯責任とか、人と人を互いに縛りあうような仕組みの存在が、法律よりも強く個人の行動を制限するのだと改めて思います。と書いておられる。
コメントの方にも書いたが、監督責任や連帯責任を感情にまかせて使うと、容易に暴走する。この暴走は、政治的思想の内容や、体制か反体制かといった区別なく起きる。実際、思想統制やら洗脳やらがこの方法を上手く利用して行われてきた歴史もある。しかし、監督責任や連帯責任をゼロにはできないから、制限してうまく使うしかない。
今回、当該准教授の表現に対して、大学にクレームをつけた人達は、大学に監督責任や連帯責任があると主張したに他ならない。その主張が簡単に通る社会のいきつく先がどうなるかについては、
【追記2008/04/26】
町村先生のところでコメントが出ました。当然のことながら、私の議論よりずっと緻密です。一読することをお薦めします。
【追記2008/04/27】
(書き直しを反映させるために部分削除)
大勢で(電凸レベルで)脅せば言いなりになる大学、というメッセージを発したことは、大学の危機管理上も、してはいけないことである。「当大学は脅しに屈します」「今後はカモ候補です」という看板を上げて一体どうするつもりかと。
(電話が鳴り続けているという報道があったことは事実なので、この部分のイメージがある程度作られてしまったことは否定できないから、この部分は残す)
【2008/05/01】
山口弁護士のところでもコメントが出ました。
posted at 2008/04/25 23:25:46
lastupdate at 2008/05/01 19:34:59
【修正】
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青山学院大学准教授瀬尾佳美という方の「おいしいものが食べたい 食いしん坊の日記」と言うブログの「光市母子殺害事件:元少年に死刑は重すぎる」と言うエントリーが炎上しているらしい。どれどれと言うことで早速検索。 ヒットはしたのだが、 パスワードを入れないと...
blog name :: 雑談日記(徒然なるままに、。)
at 2008/04/28 7:14:54
このところ、ネットで「青学の瀬尾」というキーワードを見るようになって、何の話だ...
blog name :: えり庵:大学教育ノート
at 2008/04/28 19:54:35
元少年が殺されれば、報復が果せた遺族はさっぱり幸せな思いに浸るに違いない。自分の血を吸った蚊をパチンとたたき殺したときみたいにね。それだけは喜んであげたい。―青山学院大学国際政治経済学部の瀬尾佳美准教授。自身の日記ブログで山口県光市の母子殺害事件判決に
blog name :: 猿も笑うニュースな人々
at 2008/04/29 19:25:11
Comments
by yutorizm
at 2008/04/26 0:12:59
微妙な所だと思うのですが、研究費関係の疑惑などもあるみたいですから、完全にプライベートな問題とも言い切れないんじゃないでしょうか?
by camo
at 2008/04/26 0:33:18
この青山学院大学の見解は「青山学院大学」を「なんとか株式会社」と置き換えても通用してしまうではないか。
どこぞのバカ法務が書いた原稿か?
学校法人の責任者として相応しくないですな。
どこぞのバカ法務が書いた原稿か?
学校法人の責任者として相応しくないですな。
by 酔うぞ
at 2008/04/26 0:34:09
>教員というものは
>それほど社会的に重要な立場にあると考え
>られているからなのではないでしょうか?
そうはいかんでしょう。そうすると、その人はプライベートな空間を取り上げられてしまう。
大学という、本来自由であるべき場にいる者が社会的に不自由ってえのはまずいでしょう。
もちろん「自分の持つ規範の囚人」ではあるべきでしょうが、それは自らが課すものであって、他人にとやかく言われるべきものではない。それが原理原則というものでしょう。
僕が心の中で「いい気味だ」と思うくらいの自由が認められているのと同じ次元で、彼女の自由も保障されるべきです。それが民主主義であり、社会の規範というものだと思います。
>それほど社会的に重要な立場にあると考え
>られているからなのではないでしょうか?
そうはいかんでしょう。そうすると、その人はプライベートな空間を取り上げられてしまう。
大学という、本来自由であるべき場にいる者が社会的に不自由ってえのはまずいでしょう。
もちろん「自分の持つ規範の囚人」ではあるべきでしょうが、それは自らが課すものであって、他人にとやかく言われるべきものではない。それが原理原則というものでしょう。
僕が心の中で「いい気味だ」と思うくらいの自由が認められているのと同じ次元で、彼女の自由も保障されるべきです。それが民主主義であり、社会の規範というものだと思います。
by nomad
at 2008/04/26 0:36:36
教会由来の学校を、国公立と同次元で考えたらあかんやろ。
by JosephYoiko
at 2008/04/26 0:44:39
camoさん、
>研究費関係の疑惑などもあるみたいですから、完全にプライベートな問題とも言い切れないんじゃないでしょうか?
であるならば、本来外部に漏らすべきでない情報をプライベートブログに書いて公表したということで、情報漏洩という意味でコンプライアンス的に問題がある、といったものになるのでは。謝罪の文章はピントはずれでしょう。
>研究費関係の疑惑などもあるみたいですから、完全にプライベートな問題とも言い切れないんじゃないでしょうか?
であるならば、本来外部に漏らすべきでない情報をプライベートブログに書いて公表したということで、情報漏洩という意味でコンプライアンス的に問題がある、といったものになるのでは。謝罪の文章はピントはずれでしょう。
by apj
at 2008/04/26 0:46:03
JosephYoikoさん、
>教会由来の学校を、国公立と同次元で考えたらあかんやろ。
教会由来でも、学校法人ならば、原理原則は共通だろうということです。
>教会由来の学校を、国公立と同次元で考えたらあかんやろ。
教会由来でも、学校法人ならば、原理原則は共通だろうということです。
by apj
at 2008/04/26 0:48:19
>apj氏
公人と個人との区別の問題は、なかなか難しい
ですね。ただ、法律が全てが建て前の社会ですが、
個人として考えても、このようなことを発言する教員
を雇用してしまったというのは、往々にして世論
の反発を受けることは、青学サイドとしても当然
の認識であっての謝罪だったのではないでしょうか?
ようするに、まぁ、建て前で謝罪したと。
日本は世論がけっこう反映される国ですからね〜。
公人と個人との区別の問題は、なかなか難しい
ですね。ただ、法律が全てが建て前の社会ですが、
個人として考えても、このようなことを発言する教員
を雇用してしまったというのは、往々にして世論
の反発を受けることは、青学サイドとしても当然
の認識であっての謝罪だったのではないでしょうか?
ようするに、まぁ、建て前で謝罪したと。
日本は世論がけっこう反映される国ですからね〜。
by yutorizm
at 2008/04/26 1:05:11
学長の立場に立って狡い言い方をするならば、努めるのは個人の自由の範囲内でしょう。誤解を招かない表現に努めるよう訓示を垂れるとか、学内報でお願いするとかいう形で「努める」ことは十分可能です。
しかし、よほど社会転覆みたいな言辞でもない限り、職員個人としての表現活動を制限することには自ずと限界がある。そのことを学長さんが弁えていることを確認すれば十分でしょう。見解の修正を迫るというより、常識的な補足を期待しましょう。
しかし、よほど社会転覆みたいな言辞でもない限り、職員個人としての表現活動を制限することには自ずと限界がある。そのことを学長さんが弁えていることを確認すれば十分でしょう。見解の修正を迫るというより、常識的な補足を期待しましょう。
by Kei
at 2008/04/26 9:47:38
少なくとも教会系私学の場合、採用時に「建学の精神に賛同している」旨の誓約書を書かせます。
教会系の場合、建学の精神のベースは、キリスト教であり、その学校を選んだ方々は、(実際は他の大学落ちて仕方なくかもしれないが、建前上は)建学の精神が守られることを期待出来る対価として授業料を払っています。
それに反する人が採用されていたら、それは採用した側の責任であり、それを謝るのは何等おかしくない。
教会系の場合、建学の精神のベースは、キリスト教であり、その学校を選んだ方々は、(実際は他の大学落ちて仕方なくかもしれないが、建前上は)建学の精神が守られることを期待出来る対価として授業料を払っています。
それに反する人が採用されていたら、それは採用した側の責任であり、それを謝るのは何等おかしくない。
by JosephYoiko
at 2008/04/26 10:07:55
身元を公開して、個人的な考えを公開することについて、最近はいろいろと考えさせられることが多いです。
もっとも、今回のケースでは問題のブログ主が匿名で記事を書いていたとしても、某所の暇人どもが大ハッスルしていたので、いずれ身元を特定されただろうな、とは思いますが。
監督責任とか連帯責任とか、人と人を互いに縛りあうような仕組みの存在が、法律よりも強く個人の行動を制限するのだと改めて思います。
私が将来何か炎上するようなネタを踏んだとしても、
私の所属する組織には、「あんなやつ知らねえ、もう絶縁しました。」って言って欲しいです。願わくば。
もっとも、今回のケースでは問題のブログ主が匿名で記事を書いていたとしても、某所の暇人どもが大ハッスルしていたので、いずれ身元を特定されただろうな、とは思いますが。
監督責任とか連帯責任とか、人と人を互いに縛りあうような仕組みの存在が、法律よりも強く個人の行動を制限するのだと改めて思います。
私が将来何か炎上するようなネタを踏んだとしても、
私の所属する組織には、「あんなやつ知らねえ、もう絶縁しました。」って言って欲しいです。願わくば。
by 超音速
at 2008/04/26 10:28:49
大学ではない企業でも社員の「犯罪」と「変な個人的見解の公表」は取扱が違うような気がします。前者の場合は第三者に迷惑をかけたわけで、監督責任という意味で何らかの謝罪を企業が行うことはありますね。業務に関する事であれば謝罪では済まなくて法的責任も問われるわけですね。また全くの私的犯罪の場合例えば社員が万引きしたような場合、いちいち謝罪していないように感じます。
後者の「変な個人的見解の公表」は「信用失墜行為」として社員を処分するということはありますね。この場合の被害者は企業であって外部の第三者ではないのですから、企業が謝罪する必要は無いと私は思うのですが、実際はそうでも無いようです。
少なくとも、今回の場合「変な個人的見解の公表」です。
で、大学の場合、教員は社員と違いかなり独立性がありますね。少なくとも学問的な主張、見解は大学の基本方針に従って統一的に統制されているなんてことはあり得ないわけで、企業社員が企業方針に従った発言をしなければならないのとは事情が違うます。
ところが、大学にも経営という企業の一面があるわけで「信用失墜行為」で迷惑を被ることはあるわけです。この場合、第三者に謝罪している形ですが、本当は謝罪ではなくて信用を回復したいという大学の利益のための行為に過ぎないと感じます。で、この行為は世間の誤解に阿っているようで、私は変に感じます。
後者の「変な個人的見解の公表」は「信用失墜行為」として社員を処分するということはありますね。この場合の被害者は企業であって外部の第三者ではないのですから、企業が謝罪する必要は無いと私は思うのですが、実際はそうでも無いようです。
少なくとも、今回の場合「変な個人的見解の公表」です。
で、大学の場合、教員は社員と違いかなり独立性がありますね。少なくとも学問的な主張、見解は大学の基本方針に従って統一的に統制されているなんてことはあり得ないわけで、企業社員が企業方針に従った発言をしなければならないのとは事情が違うます。
ところが、大学にも経営という企業の一面があるわけで「信用失墜行為」で迷惑を被ることはあるわけです。この場合、第三者に謝罪している形ですが、本当は謝罪ではなくて信用を回復したいという大学の利益のための行為に過ぎないと感じます。で、この行為は世間の誤解に阿っているようで、私は変に感じます。
by zorori
at 2008/04/26 10:36:08
問題を起こした教員自身が問題のブログで書いたように「私立大学で最も大切なのは,教育でも研究でもなく,入試業務」。受験生が減るような言動は,実験データ捏造,盗作などより遥かに罪が重い。
by john paul jones
at 2008/04/26 11:55:13
「信用失墜行為」であるならば、青学がやるべきは外部への謝罪ではなく、当該教員への制裁であるべきだと思いますが。
青学はあくまでも信用を傷つけられた被害者で、外部はあくまでも第三者であってまったく無関係ですから、謝罪する理由はないと思います。
外部で唯一関係があるのが、当該教員の文章によってこちらも名誉を傷つけられた人物であって、それ以外の人間はまったくもって無関係。
青学はあくまでも信用を傷つけられた被害者で、外部はあくまでも第三者であってまったく無関係ですから、謝罪する理由はないと思います。
外部で唯一関係があるのが、当該教員の文章によってこちらも名誉を傷つけられた人物であって、それ以外の人間はまったくもって無関係。
by mo
at 2008/04/26 12:14:42
john paul jonesさん、
>「私立大学で最も大切なのは,教育でも研究でもなく,入試業務」
考えようによっては得難い人材です:-P。
来年から、面倒な入試業務をたくさんしていただく役(入試関連の委員とか)を振ると良さそうな気が。
入試のミスがおきれば信用失墜するのは明らかですから、入試業務が最重要だと言ってそれが直ちに信用失墜行為になるとは限らない。
moさん、
大学が外部(第三者)に対する謝罪は必要ないということに同意です。当該教員の表現で名誉を傷つけられた人は、個別に何らかの形で名誉回復を図れば良い。
ところで、既に学長は関係の無い第三者に謝罪してしまったわけですから、このことによって、関係の無かった第三者と関係が出来てしまったことになります。ですから、その分だけ、第三者からの批判はされて当然ではないかと。
>「私立大学で最も大切なのは,教育でも研究でもなく,入試業務」
考えようによっては得難い人材です:-P。
来年から、面倒な入試業務をたくさんしていただく役(入試関連の委員とか)を振ると良さそうな気が。
入試のミスがおきれば信用失墜するのは明らかですから、入試業務が最重要だと言ってそれが直ちに信用失墜行為になるとは限らない。
moさん、
大学が外部(第三者)に対する謝罪は必要ないということに同意です。当該教員の表現で名誉を傷つけられた人は、個別に何らかの形で名誉回復を図れば良い。
ところで、既に学長は関係の無い第三者に謝罪してしまったわけですから、このことによって、関係の無かった第三者と関係が出来てしまったことになります。ですから、その分だけ、第三者からの批判はされて当然ではないかと。
by apj
at 2008/04/26 12:53:07
JosephYoikoさん、
>少なくとも教会系私学の場合、採用時に「建学の精神に賛同している」旨の誓約書を書かせます。
文言が正確にわからないのですが「業務を遂行するにあたって、建学の精神に則り」といった具合に、条件が付いているのではないですか。
あのblogが業務ならともかく、そうでないなら、プライベートでまで誓約書を守れというのは、行きすぎでしょう。
「青山学院大学に就職した」のであって「青山学院大学を建学するときのもとになった宗教に入信した」のではないのですから。
>少なくとも教会系私学の場合、採用時に「建学の精神に賛同している」旨の誓約書を書かせます。
文言が正確にわからないのですが「業務を遂行するにあたって、建学の精神に則り」といった具合に、条件が付いているのではないですか。
あのblogが業務ならともかく、そうでないなら、プライベートでまで誓約書を守れというのは、行きすぎでしょう。
「青山学院大学に就職した」のであって「青山学院大学を建学するときのもとになった宗教に入信した」のではないのですから。
by apj
at 2008/04/26 13:01:45
超音速さん、
>監督責任とか連帯責任とか、人と人を互いに縛りあうような仕組みの存在が、法律よりも強く個人の行動を制限するのだと改めて思います。
人と人を互いに縛りあうような仕組みを温存するとろくなことがないです。思想統制に使われる、洗脳に使われる、カルトに使われる、東側の国では密告が横行、といった具合に、人格権の重大な侵害をもたらすことが多くありました。
こういった仕組みをゼロにするのもまた適切ではないでしょうから、監督責任とか連帯責任は明文で制限すべきというのが私の立場です。感情にまかせて使って良い制度ではない。
>監督責任とか連帯責任とか、人と人を互いに縛りあうような仕組みの存在が、法律よりも強く個人の行動を制限するのだと改めて思います。
人と人を互いに縛りあうような仕組みを温存するとろくなことがないです。思想統制に使われる、洗脳に使われる、カルトに使われる、東側の国では密告が横行、といった具合に、人格権の重大な侵害をもたらすことが多くありました。
こういった仕組みをゼロにするのもまた適切ではないでしょうから、監督責任とか連帯責任は明文で制限すべきというのが私の立場です。感情にまかせて使って良い制度ではない。
by apj
at 2008/04/26 13:06:28
JosephYoikoさん、
補足です。
教会系の大学でも、ある程度プライベートでまでそういった誓約の内容に従うことを教員に対して求めている所、例えばICUなどは、クリスチャンしか教員に採用していなかったはずです。
補足です。
教会系の大学でも、ある程度プライベートでまでそういった誓約の内容に従うことを教員に対して求めている所、例えばICUなどは、クリスチャンしか教員に採用していなかったはずです。
by apj
at 2008/04/26 13:10:05
青学の教員公募でもご覧になってから発言してくださいな。
by JosephYoiko
at 2008/04/26 13:12:43
by apj
at 2008/04/26 13:51:56
by apj
at 2008/04/26 13:59:39
>これは、学長宛に内容証明でクレームかなぁ……。
これはapj氏が青学学長にクレームするということでしょうか?
だとしたら、それこそ思想、学内の自治の自由を侵害
する行為ではないでしょうか?
青山学院大学とapj氏は関係がないのでは?
学長が何を言おうが、謝罪しようがそれは青山学院としての
判断であって、このような教員のプライベートなブログ上での発言までが監視下に置かれるのは青山学院だけであって
その他の大学教員には全く関係ないであろうに、内容証明
郵便はやりすぎではないでしょうか?
そのような行為を、将来の日本を背負ってたつ若者の育成に熱意を注いでいらっしゃるapj氏に行なって欲しくないです。
これはapj氏が青学学長にクレームするということでしょうか?
だとしたら、それこそ思想、学内の自治の自由を侵害
する行為ではないでしょうか?
青山学院大学とapj氏は関係がないのでは?
学長が何を言おうが、謝罪しようがそれは青山学院としての
判断であって、このような教員のプライベートなブログ上での発言までが監視下に置かれるのは青山学院だけであって
その他の大学教員には全く関係ないであろうに、内容証明
郵便はやりすぎではないでしょうか?
そのような行為を、将来の日本を背負ってたつ若者の育成に熱意を注いでいらっしゃるapj氏に行なって欲しくないです。
by yutorizm
at 2008/04/26 14:29:52
「地の塩、世の光」になる者を育てることが責務である教員に、それを守れない発言をした奴がいたことを、学長が謝っているだけの話ですが。
誓約書については、逆に聞きたいのですが、山形大学は、就業規則を受け入れる旨で、書かせないのでしょうか?
まあ、同意書に署名捺印だけという省略はあるかもしれないが、メクラ判打ったんじゃないでしょうね(^^;。
私学だと、そこに建学の精神の遵守がプラスされています。
誓約書については、逆に聞きたいのですが、山形大学は、就業規則を受け入れる旨で、書かせないのでしょうか?
まあ、同意書に署名捺印だけという省略はあるかもしれないが、メクラ判打ったんじゃないでしょうね(^^;。
私学だと、そこに建学の精神の遵守がプラスされています。
by JosephYoiko
at 2008/04/26 14:40:22
yutorizm
>学長が何を言おうが、謝罪しようがそれは青山学院としての
判断であって
その判断を外部に公開した以上、批判するのはこちらの自由、クレームを出すのも自由です。その行為をした人本人のみに到達しますので。
JosephYoikoさん、
教員公募を見ろ、とおっしゃった部分について、追加の説明をください。
>誓約書については、逆に聞きたいのですが、山形大学は、就業規則を受け入れる旨で、書かせないのでしょうか?
これなんですが、書いた覚えがありません。
具体的にこれまでの例を挙げます。
非常勤講師として、都立航空高専に着任した時は、誓約書がありました。都の条例(と他にも規則があったかも)を守って云々、という定型の文面のものです。その紙だけ渡されたので、念のため、守るべき規則が書いてあるぶ厚い条例集を持ってくるよう事務の人に頼んで、自分がどの条文に拘束されるかを確認した上で署名しました。
次に、法人化前の広島大学に任期付きの助手で着任した時は、誓約書がありませんでした。山形大学でもありませんでした。
・誓約書に、○○を遵守し、といった文言がある
・黙っていると○○はその場では示されない
ということには敏感^^;)なので、誓約書を求められれば、内容の確認をすることにしています。これは、意識的にしているので、誓約書を出されれば私の場合は覚えています。自分が何に拘束されるかということなので。しかし、広島でも山形でも、何も求められず、拍子抜けしました。
>学長が何を言おうが、謝罪しようがそれは青山学院としての
判断であって
その判断を外部に公開した以上、批判するのはこちらの自由、クレームを出すのも自由です。その行為をした人本人のみに到達しますので。
JosephYoikoさん、
教員公募を見ろ、とおっしゃった部分について、追加の説明をください。
>誓約書については、逆に聞きたいのですが、山形大学は、就業規則を受け入れる旨で、書かせないのでしょうか?
これなんですが、書いた覚えがありません。
具体的にこれまでの例を挙げます。
非常勤講師として、都立航空高専に着任した時は、誓約書がありました。都の条例(と他にも規則があったかも)を守って云々、という定型の文面のものです。その紙だけ渡されたので、念のため、守るべき規則が書いてあるぶ厚い条例集を持ってくるよう事務の人に頼んで、自分がどの条文に拘束されるかを確認した上で署名しました。
次に、法人化前の広島大学に任期付きの助手で着任した時は、誓約書がありませんでした。山形大学でもありませんでした。
・誓約書に、○○を遵守し、といった文言がある
・黙っていると○○はその場では示されない
ということには敏感^^;)なので、誓約書を求められれば、内容の確認をすることにしています。これは、意識的にしているので、誓約書を出されれば私の場合は覚えています。自分が何に拘束されるかということなので。しかし、広島でも山形でも、何も求められず、拍子抜けしました。
by apj
at 2008/04/26 14:49:58
yutorizmさん、
>青山学院大学とapj氏は関係がないのでは?
という考え方に立つとすれば、私とyutorizmさんだって(yutorizmさんがどこの誰か不明な以上)「関係がない」ということになりますよね。すると、yutorizmさんが、ここのコメント欄で、「青山学院大学とapj氏は関係ない」などとコメントすることは、
私が何を書こうがそれは私の判断であるところ、「関係がない」yutorizmさんが意見している
ということになっちゃいますよね。
yutorizmさんの論理は、blogのコメント欄に書いてしまうと、自己矛盾してしまうと思うのですけれど。
>青山学院大学とapj氏は関係がないのでは?
という考え方に立つとすれば、私とyutorizmさんだって(yutorizmさんがどこの誰か不明な以上)「関係がない」ということになりますよね。すると、yutorizmさんが、ここのコメント欄で、「青山学院大学とapj氏は関係ない」などとコメントすることは、
私が何を書こうがそれは私の判断であるところ、「関係がない」yutorizmさんが意見している
ということになっちゃいますよね。
yutorizmさんの論理は、blogのコメント欄に書いてしまうと、自己矛盾してしまうと思うのですけれど。
by apj
at 2008/04/26 15:00:49
» link here «
を見てもらうといいかもしれません。もっとサンプル欲しいなら、「青山学院+教員公募」でググってみて下さい。
青学のサイトでの公募には、応募資格(4)が書かれていないのは謎ですが。
を見てもらうといいかもしれません。もっとサンプル欲しいなら、「青山学院+教員公募」でググってみて下さい。
青学のサイトでの公募には、応募資格(4)が書かれていないのは謎ですが。
by JosephYoiko
at 2008/04/26 15:34:11
JosephYoikoさん、
見ました。情報ありがとうございます。
しかし、どうして大学サイトの方で抜けているのか謎ですね。
「理解のある」をどう具体的に解釈するかという部分で、意見が違ってきそうですね。何をどこまでもとめるかという部分が一通りには決まらないので、こりゃダメだ、から、微妙、まで、判断が分かれそうです。
見ました。情報ありがとうございます。
しかし、どうして大学サイトの方で抜けているのか謎ですね。
「理解のある」をどう具体的に解釈するかという部分で、意見が違ってきそうですね。何をどこまでもとめるかという部分が一通りには決まらないので、こりゃダメだ、から、微妙、まで、判断が分かれそうです。
by apj
at 2008/04/26 15:40:34
で、apjさんは、国立大学法人で懲戒が発生する事由の感覚で発言されていると思うのですが、それを私学にも適用出来ると考えられているのがズレてます。
学校法人と言ったって、私学は実質企業と同じです。学風に合わないが懲戒事由になりえます。
学校法人と言ったって、私学は実質企業と同じです。学風に合わないが懲戒事由になりえます。
by JosephYoiko
at 2008/04/26 15:47:33
JosephYoikoさん、
>学校法人と言ったって、私学は実質企業と同じです。学風に合わないが懲戒事由になりえます。
だとすると、過去にそういう理由で労働争議になって、認められた場合と認められなかった場合の例がありそうですよね。ちょっと労働法関係の判例を調べてこないとすぐには何ともいえません。
>学校法人と言ったって、私学は実質企業と同じです。学風に合わないが懲戒事由になりえます。
だとすると、過去にそういう理由で労働争議になって、認められた場合と認められなかった場合の例がありそうですよね。ちょっと労働法関係の判例を調べてこないとすぐには何ともいえません。
by apj
at 2008/04/26 16:04:45
何に対してのクレームなのか意味がわからないですね。
当該謝罪コメントは表現の自由の範囲内だと思いますが。
当該謝罪コメントは表現の自由の範囲内だと思いますが。
by ふむ
at 2008/04/26 20:05:05
書けるようですので、疑問点を記入します。書き禁になったと思っていました。
apjさんは「責任が無ければ謝罪の必要などそもそも無いはず」とされていますが、法的責任がなくとも、遺憾の意を表するのは自由であるし、不適切とは考えないというのが私の感覚です。
apjさんは「責任が無ければ謝罪の必要などそもそも無いはず」とされていますが、法的責任がなくとも、遺憾の意を表するのは自由であるし、不適切とは考えないというのが私の感覚です。
by ふむ
at 2008/04/26 20:31:02
ふむさん、今晩は。
遺憾の意の表明とか、表現の自由となると、謝罪ではなくなるのではないでしょうか。責任のない人が謝罪するというのはどうも。なんというか、犯人(成人)の親が謝罪しているというのはよくありますが私はあれも違和感があるんですね。いや謝罪しておいた方が無難で、大学も同じような感覚何でしょうけど。でもそういう物事をはっきりさせないことを繰り返すというのは、長期的によくないと感じるのです。
遺憾の意の表明とか、表現の自由となると、謝罪ではなくなるのではないでしょうか。責任のない人が謝罪するというのはどうも。なんというか、犯人(成人)の親が謝罪しているというのはよくありますが私はあれも違和感があるんですね。いや謝罪しておいた方が無難で、大学も同じような感覚何でしょうけど。でもそういう物事をはっきりさせないことを繰り返すというのは、長期的によくないと感じるのです。
by zorori
at 2008/04/26 21:02:20
zororiさん、今晩は。
謝罪しておいたほうが無難という風潮に対する懸念は理解できますし、また「とりあえず謝る」スタンスが学長のメッセージの行間からにじみ出ていることも否定は出来ないですね。その点については同感です。
ただ、ここで感じた私の違和感は、謝罪の適切性を第三者が議論するべきものなのか?という点なのです。本来、罪を感じること、謝ることは本人の道徳観に依存することです。
青学のような共同体組織であれば組織の道徳観に依存することです。
ここでは(否、たぶん今の日本ではほとんど)始めから「謝罪=責任を認めた」という等式が成立しているのですが、道徳的な罪の意識と法的責任をリンクさせるすることに無理を感じます。
謝罪しておいたほうが無難という風潮に対する懸念は理解できますし、また「とりあえず謝る」スタンスが学長のメッセージの行間からにじみ出ていることも否定は出来ないですね。その点については同感です。
ただ、ここで感じた私の違和感は、謝罪の適切性を第三者が議論するべきものなのか?という点なのです。本来、罪を感じること、謝ることは本人の道徳観に依存することです。
青学のような共同体組織であれば組織の道徳観に依存することです。
ここでは(否、たぶん今の日本ではほとんど)始めから「謝罪=責任を認めた」という等式が成立しているのですが、道徳的な罪の意識と法的責任をリンクさせるすることに無理を感じます。
by ふむ
at 2008/04/26 21:53:56
zororiさん、
>でもそういう物事をはっきりさせないことを繰り返すというのは、長期的によくないと感じるのです。
私も同じ意見です。
学長の謝罪は、当該教員のblogを見て感情的に凸をやった人達の溜飲を下げるだけの効果しかなく、長期的に見れば明らかにマイナスだと思います。
学内あるいは大学の公式の活動中の出来事なら学長の謝罪もわかりますが、教員個人のプライベートな発言についてまで、法人代表者が謝罪するのは、謝罪すべき時でないのに謝罪したように見えますね。
>でもそういう物事をはっきりさせないことを繰り返すというのは、長期的によくないと感じるのです。
私も同じ意見です。
学長の謝罪は、当該教員のblogを見て感情的に凸をやった人達の溜飲を下げるだけの効果しかなく、長期的に見れば明らかにマイナスだと思います。
学内あるいは大学の公式の活動中の出来事なら学長の謝罪もわかりますが、教員個人のプライベートな発言についてまで、法人代表者が謝罪するのは、謝罪すべき時でないのに謝罪したように見えますね。
by apj
at 2008/04/26 22:43:48
バッサリと言ってしまえば、青山学院大学が「世間体の観点からとりあえず無難に謝っておけ」のような判断から、今回のメッセージを出したのだとすると要するに「問題先送り」であって、いずれは同じような問題にもっと厳しい状況で直面する可能性が大きくなったわけです。
今ですら混乱しているのに、それを整理するどころかもっと混迷の度合いを深めたのが今回の大学当局の発表であり、大学の信用度を維持するかあるいは高めようとしたのが、全くの逆効果であった、ということにいつ気づくのでしょうか?
今ですら混乱しているのに、それを整理するどころかもっと混迷の度合いを深めたのが今回の大学当局の発表であり、大学の信用度を維持するかあるいは高めようとしたのが、全くの逆効果であった、ということにいつ気づくのでしょうか?
by 酔うぞ
at 2008/04/26 23:38:25
当該准教授の発言をどう個人個人がどのように解釈するかはともかくとして、表現の自由の価値について、市民一人一人が
どう考えるかの良い契機にはなりそうですね。
靖国映画の問題や、長野の聖火リレーの度をすぎたデモなど、
最近は、精神的自由に対する事案が増えてる(メディアにとりあげられるようになっただけかな)ように思われますから・・・
どう考えるかの良い契機にはなりそうですね。
靖国映画の問題や、長野の聖火リレーの度をすぎたデモなど、
最近は、精神的自由に対する事案が増えてる(メディアにとりあげられるようになっただけかな)ように思われますから・・・
by どこかの大学生
at 2008/04/27 0:54:01
横から失礼します。
この件に関して大学側に監督責任が無いってのはそうなんだろうけど、元ネタのブログには「青山学院大学准教授」と肩書き出してましたからねぇ。
いくらサイトが学外だと言っても自分から肩書きを出してる以上大学側が「個人の事だから学校は無関係です」と言っても一般的には受け入れにくいんじゃないかと。
電話が鳴りっぱなしだったとかって話を聞くとスルーする訳にもいかないだろうしこの程度のコメントはしないと収まらないでしょう。
それに「努めてまいります」って表現を見ると大学も責任を持つつもりなんか全く無い様に受け取れるので、この手のコメントとしては無難な線だと思うんですけどね。
この件に関して大学側に監督責任が無いってのはそうなんだろうけど、元ネタのブログには「青山学院大学准教授」と肩書き出してましたからねぇ。
いくらサイトが学外だと言っても自分から肩書きを出してる以上大学側が「個人の事だから学校は無関係です」と言っても一般的には受け入れにくいんじゃないかと。
電話が鳴りっぱなしだったとかって話を聞くとスルーする訳にもいかないだろうしこの程度のコメントはしないと収まらないでしょう。
それに「努めてまいります」って表現を見ると大学も責任を持つつもりなんか全く無い様に受け取れるので、この手のコメントとしては無難な線だと思うんですけどね。
by のま
at 2008/04/27 2:49:07
おはようございます。
私も、人間は合理的判断のみで生きているわけではなくむしろ逆であると思っています。感情とかなんとなく昔からの習慣に従って行動する場合が多いかと思います。この件についての大学の行為にそれほど違和感を感じない人が多数だろうとも思っています。
親が子供の犯罪の謝罪をするというのも習慣に過ぎないように思います。教育した責任があるだろうと言われれば、学校の先生は謝罪しなくてよいのかとなります。理屈では違いはなくて単に習慣の違いではないかと。
習慣を馬鹿にしているわけではなくて、意味があるものと思っていますし、簡単に変わるものとも思いません。でも弊害が大きいとなると、時間をかけて変えていくことも大事じゃないかと思うのですけどね。
弊害というのは、安易な拡大解釈、五人組制度のような連帯責任制度の復活、個人の責任を家族、集団、民族、国家に結びつけるなんて大げさですかね。
大学としても、教員の言論にすべて責任をもって統制するようになるとか。
私も、人間は合理的判断のみで生きているわけではなくむしろ逆であると思っています。感情とかなんとなく昔からの習慣に従って行動する場合が多いかと思います。この件についての大学の行為にそれほど違和感を感じない人が多数だろうとも思っています。
親が子供の犯罪の謝罪をするというのも習慣に過ぎないように思います。教育した責任があるだろうと言われれば、学校の先生は謝罪しなくてよいのかとなります。理屈では違いはなくて単に習慣の違いではないかと。
習慣を馬鹿にしているわけではなくて、意味があるものと思っていますし、簡単に変わるものとも思いません。でも弊害が大きいとなると、時間をかけて変えていくことも大事じゃないかと思うのですけどね。
弊害というのは、安易な拡大解釈、五人組制度のような連帯責任制度の復活、個人の責任を家族、集団、民族、国家に結びつけるなんて大げさですかね。
大学としても、教員の言論にすべて責任をもって統制するようになるとか。
by zorori
at 2008/04/27 9:38:44
組織の道徳観というのがどうもよく分かりません。
親は子供を、先生は生徒を教育します。教育に不備があれば、親や先生は道義的責任を感じるでしょう。特に先生は生徒から報酬を得ていますからなおさらでしょう。間接的にその子や生徒が第三者に及ぼした被害についても、法的責任はともかく道義的責任を感じるというのも分かります。
でも、大学組織は教員を教育するのでしょうか?その大学人としての態度というようなものではなく、「言論」内容についての教育です。そんなことはなく逆でしょう。優秀な「言論」をを発することのできる教員を雇い、大学の評価を高めてもらうことを期待しているのではないかと。だから教員は授業料を払うのではなく、給料をもらっています。繰り返しになりますが、大学が関与できないプライベートな「言論」で大学の評価を落とされたのなら、被害者は大学です。なんで被害者が道徳的罪の意識を感じなければならないのかと。
親は子供を、先生は生徒を教育します。教育に不備があれば、親や先生は道義的責任を感じるでしょう。特に先生は生徒から報酬を得ていますからなおさらでしょう。間接的にその子や生徒が第三者に及ぼした被害についても、法的責任はともかく道義的責任を感じるというのも分かります。
でも、大学組織は教員を教育するのでしょうか?その大学人としての態度というようなものではなく、「言論」内容についての教育です。そんなことはなく逆でしょう。優秀な「言論」をを発することのできる教員を雇い、大学の評価を高めてもらうことを期待しているのではないかと。だから教員は授業料を払うのではなく、給料をもらっています。繰り返しになりますが、大学が関与できないプライベートな「言論」で大学の評価を落とされたのなら、被害者は大学です。なんで被害者が道徳的罪の意識を感じなければならないのかと。
by zorori
at 2008/04/27 10:52:57
のまさん、
大学が、外部の愚か者(敢えてこう呼びます)に迎合したことが今後の危機管理上も大変にまずいんですよ。
>自分から肩書きを出してる
どこに勤めているかという、個人の属性の1つに過ぎません。
勤め先が明らかになっているからと言って、その個人の発言が所属場所と関係するわけではないのは自明なことでしょう。
>電話が鳴りっぱなしだったとかって話を聞くとスルーする訳にもいかないだろうしこの程度のコメントはしないと収まらないでしょう。
スルーしなければいけないケースだったんです。祭りなんか1週間も放置すれば収まります。
電話を掛けてきた相手の電話番号が表示されない電話には出ない、といった方法をとれば、クレームをつけてきた相手をある程度特定できます。その上で、「関係のないことで大学に電話するようなら、大学としては偽計業務妨害で毅然とした態度をとる」と発表するのが、正しい対応です。
今回のことで、青山学院大学は、
「大勢で脅せばとりあえず言いなりになる大学」
ということを、世間に知らしめたわけです。組織としてこれほどまずい対応もありません。
つまり「カモ候補」という看板を掲げちゃった面もあるんですよ。
大学が、外部の愚か者(敢えてこう呼びます)に迎合したことが今後の危機管理上も大変にまずいんですよ。
>自分から肩書きを出してる
どこに勤めているかという、個人の属性の1つに過ぎません。
勤め先が明らかになっているからと言って、その個人の発言が所属場所と関係するわけではないのは自明なことでしょう。
>電話が鳴りっぱなしだったとかって話を聞くとスルーする訳にもいかないだろうしこの程度のコメントはしないと収まらないでしょう。
スルーしなければいけないケースだったんです。祭りなんか1週間も放置すれば収まります。
電話を掛けてきた相手の電話番号が表示されない電話には出ない、といった方法をとれば、クレームをつけてきた相手をある程度特定できます。その上で、「関係のないことで大学に電話するようなら、大学としては偽計業務妨害で毅然とした態度をとる」と発表するのが、正しい対応です。
今回のことで、青山学院大学は、
「大勢で脅せばとりあえず言いなりになる大学」
ということを、世間に知らしめたわけです。組織としてこれほどまずい対応もありません。
つまり「カモ候補」という看板を掲げちゃった面もあるんですよ。
by apj
at 2008/04/27 11:26:56
道徳観について・・・要点は上のほうで議論済みだと思いますが、具体的に記述しておきます。
青学は「・・・教育方針に立脚した・・・教育研究共同体である」旨宣言をしていますから、共同体の構成員たる職員も教育方針と整合した行動を学内外から期待されるわけです。そして青学の場合には教会系であるゆえに、教育方針の中に多分に業務中・業務外で切り替えられないものが含まれているのです。
このような教会系特有の事情を踏まえて、外部の人が学長の行動の適切性を議論するのが妥当なのか?という疑念を持っているのです。
青学は「・・・教育方針に立脚した・・・教育研究共同体である」旨宣言をしていますから、共同体の構成員たる職員も教育方針と整合した行動を学内外から期待されるわけです。そして青学の場合には教会系であるゆえに、教育方針の中に多分に業務中・業務外で切り替えられないものが含まれているのです。
このような教会系特有の事情を踏まえて、外部の人が学長の行動の適切性を議論するのが妥当なのか?という疑念を持っているのです。
by ふむ
at 2008/04/27 11:29:22
ふむさん、
>このような教会系特有の事情を踏まえて、外部の人が学長の行動の適切性を議論するのが妥当なのか?
外部にメッセージを出した以上、「内部の事情で出したので内容の検討にあたっては内部の事情を斟酌してください」などという説明は通りません。
内部だけで完結していれば、つまり学長名義の文書が学内の掲示板でのみ公開されたといった場合であれば、よほど非道い内容でない限り、外部がとやかくいうことではありませんけど。
>このような教会系特有の事情を踏まえて、外部の人が学長の行動の適切性を議論するのが妥当なのか?
外部にメッセージを出した以上、「内部の事情で出したので内容の検討にあたっては内部の事情を斟酌してください」などという説明は通りません。
内部だけで完結していれば、つまり学長名義の文書が学内の掲示板でのみ公開されたといった場合であれば、よほど非道い内容でない限り、外部がとやかくいうことではありませんけど。
by apj
at 2008/04/27 12:43:26
組織が組織に属する個人の行動について、社会にどう説明するのか?はさほど考えるまでもなく、組織ごとに違っていて当然です。
したがって「説明」が「さすがにあの組織」と評価(非難)されるのが正しいのであって「組織の立場はどうなんだ!」と突っ込みが入るようなのが最悪と言えます。
つまり、個人に対する評価と組織に対する評価は別物です。
個人が引き起こす事件は、個人の所属する組織によって違うなんてことはあり得ないのは明らかですから、個々の事件によって組織が説明したり責任を追及されるわけで、どの組織にも同じように説明し対応し責任を取らせる、なんてことができるわけがない。
そういう見方をすると、青山学院大学の説明はどういう立場で説明しているのかさっぱり分からない。
そして具体的に問題になるのは、apj さんの指摘した「つまり「カモ候補」という看板を掲げちゃった」でありましょう。
大学は、学問の場であり、学問とは言論の自由と一体ですから外部からの突っ込みにはお手挙げてす、なんて宣言をしては大学放棄ですよ。
そういう「組織の意味や重大性」を考えないで、コメントしたとしか思えない。
個別の事件よりもこっちの方をわたしは重要視しますね。
したがって「説明」が「さすがにあの組織」と評価(非難)されるのが正しいのであって「組織の立場はどうなんだ!」と突っ込みが入るようなのが最悪と言えます。
つまり、個人に対する評価と組織に対する評価は別物です。
個人が引き起こす事件は、個人の所属する組織によって違うなんてことはあり得ないのは明らかですから、個々の事件によって組織が説明したり責任を追及されるわけで、どの組織にも同じように説明し対応し責任を取らせる、なんてことができるわけがない。
そういう見方をすると、青山学院大学の説明はどういう立場で説明しているのかさっぱり分からない。
そして具体的に問題になるのは、apj さんの指摘した「つまり「カモ候補」という看板を掲げちゃった」でありましょう。
大学は、学問の場であり、学問とは言論の自由と一体ですから外部からの突っ込みにはお手挙げてす、なんて宣言をしては大学放棄ですよ。
そういう「組織の意味や重大性」を考えないで、コメントしたとしか思えない。
個別の事件よりもこっちの方をわたしは重要視しますね。
by 酔うぞ
at 2008/04/27 12:54:17
私は所謂(コ)の業界の人で自分の周りだけなのかもしれないのですが最近は解雇の理由として「会社の名誉を傷つけた事」みたいなのが追加される傾向にあるんですよね。
大学の運用は違うぜって話なのかもしれないのだけど、その辺りの感覚を踏まえると「肩書きは属性にしか過ぎない」とか「個人の事だから無関係」と主張しても受け入れられるとは思えないのですよ。
# 論理的には…って事ではなく実際に受け入れられるかって話。
で、今までの似たようなケースを考えると「倫理上問題のある発言をしてる准教授がいる」って評判が存在する状態でapjさんの対応を行うと「問い合わせにに答えなかった」という事実だけが一人歩きして「大学は発言を追認してる」って評判が立つのは間違いないと思ってるんですよ。
# 問い合わせる方は本質的にソコに至る理由なんか興味がなく自分に及ぼした結果しか気にしないので。
追認してるって評判が発生した場合時間と共に消えれば良いんですけど、その手の評判は蒸し返される可能性があるし一度確定した評判をひっくり返すのはかなり難しいですしね。
それにそもそもって話をすると、大学のコメントに関してタイトルが「本学教員のブログ上の記述に関する学長見解」だし全然関係無い組織でも聞かれりゃあの程度のコメントはするでしょう。
本当に無関係だと思うのなら適当にコメントしておけばいい話で、拒否したら逆に「本当は責任があると思ってるでしょ」って思われるのがオチでは?
大学の運用は違うぜって話なのかもしれないのだけど、その辺りの感覚を踏まえると「肩書きは属性にしか過ぎない」とか「個人の事だから無関係」と主張しても受け入れられるとは思えないのですよ。
# 論理的には…って事ではなく実際に受け入れられるかって話。
で、今までの似たようなケースを考えると「倫理上問題のある発言をしてる准教授がいる」って評判が存在する状態でapjさんの対応を行うと「問い合わせにに答えなかった」という事実だけが一人歩きして「大学は発言を追認してる」って評判が立つのは間違いないと思ってるんですよ。
# 問い合わせる方は本質的にソコに至る理由なんか興味がなく自分に及ぼした結果しか気にしないので。
追認してるって評判が発生した場合時間と共に消えれば良いんですけど、その手の評判は蒸し返される可能性があるし一度確定した評判をひっくり返すのはかなり難しいですしね。
それにそもそもって話をすると、大学のコメントに関してタイトルが「本学教員のブログ上の記述に関する学長見解」だし全然関係無い組織でも聞かれりゃあの程度のコメントはするでしょう。
本当に無関係だと思うのなら適当にコメントしておけばいい話で、拒否したら逆に「本当は責任があると思ってるでしょ」って思われるのがオチでは?
by のま
at 2008/04/27 14:20:30
のまさんのおっしゃりたいことは良く分かります。
しかし、「世間がそうなんだからしかたがない」でやっていると、まずい場合も世の中にはあるんだろうと思います。
そういったことで見ると、今回のことは、世間の「大学組織」に対する誤解を改めさせ、啓蒙する機会として用いてもよかったのではないかな、と、私は思います。
しかし、「世間がそうなんだからしかたがない」でやっていると、まずい場合も世の中にはあるんだろうと思います。
そういったことで見ると、今回のことは、世間の「大学組織」に対する誤解を改めさせ、啓蒙する機会として用いてもよかったのではないかな、と、私は思います。
by A-WING
at 2008/04/27 14:54:58
えーと、亀ですが私見を。
謝罪コメントの中に、とくに当該准教授をどうこう処分したうんぬんの内容がありませんから、とりま謝罪コメントを出しました、以上の何ものにも見えません。
実際、これで当該准教授に学校側が必要以上の要らん事やらかしてるならば批判の対象も理解できますが、それは確認できませんので。
(僕が知らないだけなら教えてください)
カモ候補ていったところで、実際には謝罪コメント出しただけ、であって言いなりにはなってないように思います。
実際、それに乗っかって謝罪以上のことを求める人が出てきたときにどう対応するか?は見ものですけど、これだけ取り上げてどうのこうの、というレベルの問題には思いません。
もちろん、欧米では事情は違います。あっちは「謝罪したら非を認めたことになる」のですが、日本は(良くも悪くも)謝罪は謝罪、非を認めたかどうかは別の話、ですからね。
てゆか、平素からクレーム応対を生業としている者としての見方では問題ありません。
謝罪コメントの中に、とくに当該准教授をどうこう処分したうんぬんの内容がありませんから、とりま謝罪コメントを出しました、以上の何ものにも見えません。
実際、これで当該准教授に学校側が必要以上の要らん事やらかしてるならば批判の対象も理解できますが、それは確認できませんので。
(僕が知らないだけなら教えてください)
カモ候補ていったところで、実際には謝罪コメント出しただけ、であって言いなりにはなってないように思います。
実際、それに乗っかって謝罪以上のことを求める人が出てきたときにどう対応するか?は見ものですけど、これだけ取り上げてどうのこうの、というレベルの問題には思いません。
もちろん、欧米では事情は違います。あっちは「謝罪したら非を認めたことになる」のですが、日本は(良くも悪くも)謝罪は謝罪、非を認めたかどうかは別の話、ですからね。
てゆか、平素からクレーム応対を生業としている者としての見方では問題ありません。
by 越後屋遼
at 2008/04/27 15:11:39
>私は所謂(コ)の業界の人で自分の周りだけなのかもしれないのですが最近は解雇の理由として「会社の名誉を傷つけた事」みたいなのが追加される傾向にあるんですよね。
それは同感です。学内の規約で可能なら、解雇なり処分なりすればよいと思います。大学が第三者に謝罪するのとは
別の話ですね。
>それにそもそもって話をすると、大学のコメントに関してタイトルが「本学教員のブログ上の記述に関する学長見解」だし
それも分かります。ただ、それは2008/04/26 21:02:20にのコメントの繰り返しになりますが 、大学の謝罪ではないわけで。
それは同感です。学内の規約で可能なら、解雇なり処分なりすればよいと思います。大学が第三者に謝罪するのとは
別の話ですね。
>それにそもそもって話をすると、大学のコメントに関してタイトルが「本学教員のブログ上の記述に関する学長見解」だし
それも分かります。ただ、それは2008/04/26 21:02:20にのコメントの繰り返しになりますが 、大学の謝罪ではないわけで。
by zorori
at 2008/04/27 15:14:29
apjさん:
「外部にメッセージを出した以上、外部にいる私には無制限にとやかくいう権限がある」という基本スタンスなのですね。やはり。
「謝罪=監督責任を認めた」「謝罪=脅しに屈した」などの等式を構築するとかの拡大解釈も自由に行っていくし、ことによっては抗議すると。。。。多分に違和感を覚えますが、議論は尽くされた感があるので、熟慮なさってくださいとしか言いようがありません。
そもそも学長の「コメント」に過ぎない話ですし。基本スタンスは問い合わせ(実質はほとんど電凸でしょうが)に対するコメントでしょうし。道徳とか倫理は裏表を想定しにくいですから、業務外は無関係との論理は今回採用できず、この程度のコメントはやむを得ないじゃないかと思うのです。
酔うぞさん:
大学は、学問の場であり、学問とは言論の自由と一体というのは理解できますが、本件についてはこの点世間と学者さんの間にズレを感じます。当該准教授は当該ブログに「肩書き」を載せていたんですよね。しかもそこで殺人事件の量刑を気楽に(非専門的スタンスで)記述していたと。学問の場での言論は最大限尊重されるべきでしょうが、学問と関係ない場での三面記事的な発言(しかもボディカウントで量刑すべしという公序良俗の危険水域)は同列に尊重されるべきではないと思うのです。
「外部にメッセージを出した以上、外部にいる私には無制限にとやかくいう権限がある」という基本スタンスなのですね。やはり。
「謝罪=監督責任を認めた」「謝罪=脅しに屈した」などの等式を構築するとかの拡大解釈も自由に行っていくし、ことによっては抗議すると。。。。多分に違和感を覚えますが、議論は尽くされた感があるので、熟慮なさってくださいとしか言いようがありません。
そもそも学長の「コメント」に過ぎない話ですし。基本スタンスは問い合わせ(実質はほとんど電凸でしょうが)に対するコメントでしょうし。道徳とか倫理は裏表を想定しにくいですから、業務外は無関係との論理は今回採用できず、この程度のコメントはやむを得ないじゃないかと思うのです。
酔うぞさん:
大学は、学問の場であり、学問とは言論の自由と一体というのは理解できますが、本件についてはこの点世間と学者さんの間にズレを感じます。当該准教授は当該ブログに「肩書き」を載せていたんですよね。しかもそこで殺人事件の量刑を気楽に(非専門的スタンスで)記述していたと。学問の場での言論は最大限尊重されるべきでしょうが、学問と関係ない場での三面記事的な発言(しかもボディカウントで量刑すべしという公序良俗の危険水域)は同列に尊重されるべきではないと思うのです。
by ふむ
at 2008/04/27 17:58:58
>>apj氏
コメント遅くなってすみません。
たしかに、私はこのblogの一読者にしかすぎません。
こちらから、名乗るつもりもありません(立場上名乗れません)。
しかし、インターネットのような匿名性のある場は、
このように、apj氏のような准教授のような方とも、
意見を交換したり、時には意見の相違によって
議論できる、オープンな場だと私は解釈しています。
ただ、私の感想として申し上げたことが、apj氏の
お気に触る内容であったかは、apj氏の判断することです。
私は、なんで内容証明を送るなどということにapj氏
が考えるに至ったかが全く持って、理解しがたいこと
だったから、コメントしただけです。
コメント遅くなってすみません。
たしかに、私はこのblogの一読者にしかすぎません。
こちらから、名乗るつもりもありません(立場上名乗れません)。
しかし、インターネットのような匿名性のある場は、
このように、apj氏のような准教授のような方とも、
意見を交換したり、時には意見の相違によって
議論できる、オープンな場だと私は解釈しています。
ただ、私の感想として申し上げたことが、apj氏の
お気に触る内容であったかは、apj氏の判断することです。
私は、なんで内容証明を送るなどということにapj氏
が考えるに至ったかが全く持って、理解しがたいこと
だったから、コメントしただけです。
by yutorizm
at 2008/04/27 18:19:30
zororiさん:
大学は教員を教育するのか?の件です。
今、大学も会社likeに社会に接しようとしている中での未整理な部分なのだろうと思います。
会社で倫理規定がある場合、管理職でもその上司が「指導」するスタイルですし、道義的責任も最終的には社長が負うスタイルが多いと思います。大学の場合にこれがなじむのかどうか、議論があるところだと思います。
ただ、私学の場合は教育方針を充分に理解するのが当然とされる、あるいはzororiさんの議論にあるごとく、優秀な者を採用するので、手取り足取り指導しなくても教育方針を理解実践する知的能力があると看做される(そうでない場合大学は採用した責任を問われる)、という議論が起こりえるかもしれません。
大学は教員を教育するのか?の件です。
今、大学も会社likeに社会に接しようとしている中での未整理な部分なのだろうと思います。
会社で倫理規定がある場合、管理職でもその上司が「指導」するスタイルですし、道義的責任も最終的には社長が負うスタイルが多いと思います。大学の場合にこれがなじむのかどうか、議論があるところだと思います。
ただ、私学の場合は教育方針を充分に理解するのが当然とされる、あるいはzororiさんの議論にあるごとく、優秀な者を採用するので、手取り足取り指導しなくても教育方針を理解実践する知的能力があると看做される(そうでない場合大学は採用した責任を問われる)、という議論が起こりえるかもしれません。
by ふむ
at 2008/04/27 18:27:10
のまさん、
>「肩書きは属性にしか過ぎない」とか「個人の事だから無関係」と主張しても受け入れられるとは思えないのですよ。
これは、大変危険な考え方だと思います。
受け入れられないのは一体「誰」ですか?
受け入れられないのが学外の誰かだとすると、大学がどうしようがその人達には何の権利もないわけで、放置で無問題。受け入れられないのが大学だとすると、会社の最近の傾向とやらに迎合する必要があると判断した責任を問われるのは大学になりますよね。
単に、「大学は無関係」ときっぱり断言すれば済む話です。それで、追認だと言い出す人が居たら、それは単なる言いがかりですよ。
>「外部にメッセージを出した以上、外部にいる私には無制限にとやかくいう権限がある」
「外部にメッセージを出した以上、外部にいる誰もが、その出した行為と内容については批判する自由がある」ですね。
>学問と関係ない場での三面記事的な発言(しかもボディカウントで量刑すべしという公序良俗の危険水域)は同列に尊重されるべきではないと思うのです。
言論と表現の自由は、全ての国民に保証されるべきものです。
量刑をどうするかという議論が、単に異説であるからという理由では、公序良俗云々にもにはかすりもしません。
刑法を勉強して出直してください。誤解を振りまいているのはあなたの投稿の方です。
なお、今回の問題は、具体的な講義とは関係ない場所で起きた発言についてのものです。仮に講義の内容が大学の教育方針に沿ったものでれば、他所での発言についてまで大学が責任を持つ必要は無いと考えます。講義等大学に必要な活動が教育方針通りに行われていても、大学の教育方針に反する個人的意見を持つ教員は大学を去れ、をルールにするというのなら別ですが。
yutorizmさん、
特に気に障ったとかそういう理由ではありません。
よく読んでいただければわかるように、第三者の主張に意見するなという内容を、まさに第三者の主張に意見する場であるここで書くことが論理矛盾だと申し上げたに過ぎません。第三者の主張に意見するなという理由以外の理由をここに書いて、「クレームを出すべきではない」という結論を導かれるのであれば、何ら矛盾は発生しません。
>「肩書きは属性にしか過ぎない」とか「個人の事だから無関係」と主張しても受け入れられるとは思えないのですよ。
これは、大変危険な考え方だと思います。
受け入れられないのは一体「誰」ですか?
受け入れられないのが学外の誰かだとすると、大学がどうしようがその人達には何の権利もないわけで、放置で無問題。受け入れられないのが大学だとすると、会社の最近の傾向とやらに迎合する必要があると判断した責任を問われるのは大学になりますよね。
単に、「大学は無関係」ときっぱり断言すれば済む話です。それで、追認だと言い出す人が居たら、それは単なる言いがかりですよ。
>「外部にメッセージを出した以上、外部にいる私には無制限にとやかくいう権限がある」
「外部にメッセージを出した以上、外部にいる誰もが、その出した行為と内容については批判する自由がある」ですね。
>学問と関係ない場での三面記事的な発言(しかもボディカウントで量刑すべしという公序良俗の危険水域)は同列に尊重されるべきではないと思うのです。
言論と表現の自由は、全ての国民に保証されるべきものです。
量刑をどうするかという議論が、単に異説であるからという理由では、公序良俗云々にもにはかすりもしません。
刑法を勉強して出直してください。誤解を振りまいているのはあなたの投稿の方です。
なお、今回の問題は、具体的な講義とは関係ない場所で起きた発言についてのものです。仮に講義の内容が大学の教育方針に沿ったものでれば、他所での発言についてまで大学が責任を持つ必要は無いと考えます。講義等大学に必要な活動が教育方針通りに行われていても、大学の教育方針に反する個人的意見を持つ教員は大学を去れ、をルールにするというのなら別ですが。
yutorizmさん、
特に気に障ったとかそういう理由ではありません。
よく読んでいただければわかるように、第三者の主張に意見するなという内容を、まさに第三者の主張に意見する場であるここで書くことが論理矛盾だと申し上げたに過ぎません。第三者の主張に意見するなという理由以外の理由をここに書いて、「クレームを出すべきではない」という結論を導かれるのであれば、何ら矛盾は発生しません。
by apj
at 2008/04/27 19:02:06
町村の意見載せたって、「ああ、民間経験ない学者馬鹿は気楽だな」としか読めないのだがね。
by JosephYoiko
at 2008/04/27 20:26:36
町村blogにふまが湧いてるようですね。
>JosephYoikoさん
>「ああ、民間経験ない学者馬鹿は気楽だな」としか読めないのだがね。
民間経験なく大学教員になった人に対する妬み僻みにしか読めないんですけど。
>JosephYoikoさん
>「ああ、民間経験ない学者馬鹿は気楽だな」としか読めないのだがね。
民間経験なく大学教員になった人に対する妬み僻みにしか読めないんですけど。
by エディ
at 2008/04/27 22:54:59
>>「肩書きは属性にしか過ぎない」とか「個人の事だから無関係」と主張しても受け入れられるとは思えないのですよ。
>
> これは、大変危険な考え方だと思います。
> 受け入れられないのは一体「誰」ですか?
無論学外の誰か。大学じゃなくて民間企業だった場合に当てはめると「顧客」、「将来顧客になりうる人」、「前記二者に影響を及ぼせる人」、等々。
で、切っ掛けが件の人ではなく「青山学院大学准教授」って言葉の場合、例えばこんなシナリオ
1. mixiで子供の通ってる大学のコミュを見たら倫理的に問題のある発言をしている先生がいるらしい。
2. 該当URLを教えてもらって見たら確かに「青山大学准教授」と書いてある。
3. 大学でヘンな教育をしているのではないかと心配になって大学に問い合わせてみる。
4. 大学は個人の事だから無関係の一点張り、聞きたいのはその准教授の事ではなくて、「そういう人を雇ってるけど、学校の教育はは大丈夫なの?」って事なのに…
上記の発想で問い合わせた場合「お前の所でヘンなの雇ってるけど商品(教育)の質は大丈夫なの?」って事だから「個人の事だから無関係」ってのは筋違いなんですよ。
例は親御さんだけどOBでも良いし企業の採用担当者でも入学希望者でも構わない。
全てが大学だけで完結していて他との係わりが一切無いって事なら無問題なのかもしれないけど、他との係りがある以上「学外だから無関係」で終らせるのは少々無責任かなと感じるのは民間企業に勤めてる自分の感覚。
> 単に、「大学は無関係」ときっぱり断言すれば済む話です。それで、追認だと言い出す人が居たら、それは単なる言いがかりですよ。
この辺りが感覚の違いかなって気がします。
大学だったら「言いがかり」で終らせて構わないのかもしれないけど民間の場合判断するのは顧客ですからね、誤解されて逃げられる可能性があるので危険なのですよ。
なので目端の利く所は先にコメントを出しちゃう、必要であれば揚げ足を取られない程度に謝っておくって感じですかね。
そういう意味からすると「本学教員のブログ上の記述に関する学長見解」は無難な所に落したって思ってます。
で、【追記2008/04/27】みたいな主張をするなら大学は民間とは違うって事も説明しないといけないんじゃないかと思ったり。
>
> これは、大変危険な考え方だと思います。
> 受け入れられないのは一体「誰」ですか?
無論学外の誰か。大学じゃなくて民間企業だった場合に当てはめると「顧客」、「将来顧客になりうる人」、「前記二者に影響を及ぼせる人」、等々。
で、切っ掛けが件の人ではなく「青山学院大学准教授」って言葉の場合、例えばこんなシナリオ
1. mixiで子供の通ってる大学のコミュを見たら倫理的に問題のある発言をしている先生がいるらしい。
2. 該当URLを教えてもらって見たら確かに「青山大学准教授」と書いてある。
3. 大学でヘンな教育をしているのではないかと心配になって大学に問い合わせてみる。
4. 大学は個人の事だから無関係の一点張り、聞きたいのはその准教授の事ではなくて、「そういう人を雇ってるけど、学校の教育はは大丈夫なの?」って事なのに…
上記の発想で問い合わせた場合「お前の所でヘンなの雇ってるけど商品(教育)の質は大丈夫なの?」って事だから「個人の事だから無関係」ってのは筋違いなんですよ。
例は親御さんだけどOBでも良いし企業の採用担当者でも入学希望者でも構わない。
全てが大学だけで完結していて他との係わりが一切無いって事なら無問題なのかもしれないけど、他との係りがある以上「学外だから無関係」で終らせるのは少々無責任かなと感じるのは民間企業に勤めてる自分の感覚。
> 単に、「大学は無関係」ときっぱり断言すれば済む話です。それで、追認だと言い出す人が居たら、それは単なる言いがかりですよ。
この辺りが感覚の違いかなって気がします。
大学だったら「言いがかり」で終らせて構わないのかもしれないけど民間の場合判断するのは顧客ですからね、誤解されて逃げられる可能性があるので危険なのですよ。
なので目端の利く所は先にコメントを出しちゃう、必要であれば揚げ足を取られない程度に謝っておくって感じですかね。
そういう意味からすると「本学教員のブログ上の記述に関する学長見解」は無難な所に落したって思ってます。
で、【追記2008/04/27】みたいな主張をするなら大学は民間とは違うって事も説明しないといけないんじゃないかと思ったり。
by のま
at 2008/04/28 0:31:26
この手の議論はやはり、「正論」というものが
ないように思います。
私も一応、大学関係者ですので、たしかに自由である
ことは、重要なファクターだと思います。
しかし、私自身もまた、大学という組織の中で生きている
ことによって、発言権を与えてもらっていることも事実ですので、その大学の姿勢を守ることは個人的には重要だと思っています。
しかし、apj氏のやってらしゃる、偽科学・擬似化学批判は
、私もとても懸念していたこと(最近では大手といわれるメーカでも、効能のわからない装置を付加価値としている傾向があるので)です。apjさん、これからも頑張ってください!
ないように思います。
私も一応、大学関係者ですので、たしかに自由である
ことは、重要なファクターだと思います。
しかし、私自身もまた、大学という組織の中で生きている
ことによって、発言権を与えてもらっていることも事実ですので、その大学の姿勢を守ることは個人的には重要だと思っています。
しかし、apj氏のやってらしゃる、偽科学・擬似化学批判は
、私もとても懸念していたこと(最近では大手といわれるメーカでも、効能のわからない装置を付加価値としている傾向があるので)です。apjさん、これからも頑張ってください!
by yutorizm
at 2008/04/28 0:33:29
私は普通の民間企業に勤めているサラリーマンですが、最近会社側から色々と注意されることが増えました。
例えば「歩きタバコをするな」「飲み屋で大騒ぎをするな」などです。
実は、それは「飲酒運転への罰則の強化」と同じ時期に言われ出したことだったりします。
「飲酒運転」への法的罰則が強くなったことに呼応して、マスコミが「○○会社の社員が、酒を飲んで・・」などと報道するようになり、それで会社側としては「飲酒運転したら即解雇」みたいな罰則を、急遽、就業規則に追加したり・・
いや、勿論、飲酒運転のような違法行為と、今回のブログでの発言とは全く別だと思うのですが、なんだか、周りは「自分が気に食わないこと」と「法的に違反していること」の区別も付かずに(付けずに)「社員の責任は会社が負え」のようにバッシングし、それを恐れる会社はそんなバッシングに怯えてビクビクしているような、そんな感じがしてしまいます。
例え、自社の社員が違法なことを行ったとしても、その会社が社会に対して責任を負う必要など無いと思っています。
まして、単に自らの「意見」を述べただけで(それが他の人に不愉快な思いをさせたとしても)会社が社会に対して「謝罪」する必要は無い筈だと思っています。
「社員の責任は会社の責任」なんてこと言い出したら、何でも他人のせいにするような人間しか出来ないんじゃないかと思ってしまうんですけど・・そんな社会をよしとするような青学の学長に、そりゃ迷惑だからやめれ、と言うのに内容証明で送くるのは行き過ぎだという判断が理解出来ないわ。
例えば「歩きタバコをするな」「飲み屋で大騒ぎをするな」などです。
実は、それは「飲酒運転への罰則の強化」と同じ時期に言われ出したことだったりします。
「飲酒運転」への法的罰則が強くなったことに呼応して、マスコミが「○○会社の社員が、酒を飲んで・・」などと報道するようになり、それで会社側としては「飲酒運転したら即解雇」みたいな罰則を、急遽、就業規則に追加したり・・
いや、勿論、飲酒運転のような違法行為と、今回のブログでの発言とは全く別だと思うのですが、なんだか、周りは「自分が気に食わないこと」と「法的に違反していること」の区別も付かずに(付けずに)「社員の責任は会社が負え」のようにバッシングし、それを恐れる会社はそんなバッシングに怯えてビクビクしているような、そんな感じがしてしまいます。
例え、自社の社員が違法なことを行ったとしても、その会社が社会に対して責任を負う必要など無いと思っています。
まして、単に自らの「意見」を述べただけで(それが他の人に不愉快な思いをさせたとしても)会社が社会に対して「謝罪」する必要は無い筈だと思っています。
「社員の責任は会社の責任」なんてこと言い出したら、何でも他人のせいにするような人間しか出来ないんじゃないかと思ってしまうんですけど・・そんな社会をよしとするような青学の学長に、そりゃ迷惑だからやめれ、と言うのに内容証明で送くるのは行き過ぎだという判断が理解出来ないわ。
by トド
at 2008/04/28 0:46:25
おはようございます。
一般の会社の顧客対応とは別の問題だと私は思います。
会社のクレーム処理なら、今回のような対応が(あくまで)現状の日本では普通だろうと思います。
なにしろ、お客様は神様ですから、論理や筋はありません。しかし、会社でもこのような態度がエスカレートすると総会屋問題みたいなまずいことになるんじゃないでしょうか。ましてや、大学がお客に阿って学問の内容を変えたりされたらよろしくないのじゃないでしょうか。
一般の会社の顧客対応とは別の問題だと私は思います。
会社のクレーム処理なら、今回のような対応が(あくまで)現状の日本では普通だろうと思います。
なにしろ、お客様は神様ですから、論理や筋はありません。しかし、会社でもこのような態度がエスカレートすると総会屋問題みたいなまずいことになるんじゃないでしょうか。ましてや、大学がお客に阿って学問の内容を変えたりされたらよろしくないのじゃないでしょうか。
by zorori
at 2008/04/28 7:35:32
個人でなんかいいたいのなら大学の名前のブランドを借りなきゃいいだけじゃない。
キリスト教の学校を職場に選んだってことには何の責任もないわけ?
キリスト教の学校を職場に選んだってことには何の責任もないわけ?
by ねこ
at 2008/04/28 16:06:40
>ねこ さん
個人でやっても2ちゃんねらーに職場を曝かれて同じことになるんじゃない?
>キリスト教の学校を職場に選んだってことには何の責任もないわけ?
この文は意味不明。
個人でやっても2ちゃんねらーに職場を曝かれて同じことになるんじゃない?
>キリスト教の学校を職場に選んだってことには何の責任もないわけ?
この文は意味不明。
by Enzo Romeo
at 2008/04/28 16:39:02
学長名義で出された文章にも、ちゃんと
>この ような本学の姿勢に照らして、当該教員の記述は適切でなく・・・
と書いてあるじゃない。
外部からの批判に負けたわけじゃなく、青山大学学内においてもあのブログに対して批判的意見があるということでしょ。
学校の肩書き使って意見を述べるなら、関係各位に対する配慮もあるし、学内で議論したあとでやればいいのでは?
個人のプライバシーだと言うなら、肩書き無しで意見述べればいいだけの話。
見当違いの批判としか思えない。
>この ような本学の姿勢に照らして、当該教員の記述は適切でなく・・・
と書いてあるじゃない。
外部からの批判に負けたわけじゃなく、青山大学学内においてもあのブログに対して批判的意見があるということでしょ。
学校の肩書き使って意見を述べるなら、関係各位に対する配慮もあるし、学内で議論したあとでやればいいのでは?
個人のプライバシーだと言うなら、肩書き無しで意見述べればいいだけの話。
見当違いの批判としか思えない。
by とおりすがりABC
at 2008/04/28 17:33:02
>この ような本学の姿勢に照らして、当該教員の記述は適切でなく・・・
そういうことを言うこと自体が不適切だと指摘してるんですよ。
そういうことを言うこと自体が不適切だと指摘してるんですよ。
by apj
at 2008/04/28 17:37:42
瀬尾某は、教育者としての資質が問われている、という点が問題なのではないでしょうか?
by 通りすがり
at 2008/04/28 17:41:43
暴かれるとは思うけど、同じではないですよね。
個人の意見であり学校とは関係ない、という立場がハッキリしますから。
個人の意見であり学校とは関係ない、という立場がハッキリしますから。
by ねこ
at 2008/04/28 17:46:00
まあ、仮に個人的見解を述べるときは大学名を出すなという内部規定でもあれば、それに違反した教員は処分されますね。加害者は教員で被害者は大学。
それだけのことで、大学が謝罪するのはおかしいという話とは関係ないのでは。
大学の名前のブランドを借りなきゃいいだけじゃないというのも、そうでしょうけどここでの議論とは無関係では。
それだけのことで、大学が謝罪するのはおかしいという話とは関係ないのでは。
大学の名前のブランドを借りなきゃいいだけじゃないというのも、そうでしょうけどここでの議論とは無関係では。
by zorori
at 2008/04/28 17:56:28
通りすがりさん、
>瀬尾某は、教育者としての資質が問われている、という点が問題なのではないでしょうか?
教育者としての資質を問うのなら、教育内容の評価でもってすべきことで、学外blogの発言を理由にするのは迂遠だと思います。
講義等はちゃんとやるけど、個人の思想や意見は別、というのが許されないのであれば不自由過ぎます。
私の場合ですと、例えば、現状で私は教員免許更新制度に対しては批判的な意見を持っています。しかし、勤務先は県内で更新制度のための講習を担えるほとんど唯一の総合大学ですから、講習を準備して対応する予定です。当然、業務は割り当てられるでしょう。この時、制度そのものに対して批判的な意見を持つということと、組織で決まったその制度実現のための仕事を(嫌々ながらではなく)きちんとこなすということは全くの別問題です。というかそうするのが職業人としてはごく当たり前のことだと私は思います。
>瀬尾某は、教育者としての資質が問われている、という点が問題なのではないでしょうか?
教育者としての資質を問うのなら、教育内容の評価でもってすべきことで、学外blogの発言を理由にするのは迂遠だと思います。
講義等はちゃんとやるけど、個人の思想や意見は別、というのが許されないのであれば不自由過ぎます。
私の場合ですと、例えば、現状で私は教員免許更新制度に対しては批判的な意見を持っています。しかし、勤務先は県内で更新制度のための講習を担えるほとんど唯一の総合大学ですから、講習を準備して対応する予定です。当然、業務は割り当てられるでしょう。この時、制度そのものに対して批判的な意見を持つということと、組織で決まったその制度実現のための仕事を(嫌々ながらではなく)きちんとこなすということは全くの別問題です。というかそうするのが職業人としてはごく当たり前のことだと私は思います。
by apj
at 2008/04/28 17:59:42
のまさん、
>大学は民間とは違うって事も説明しないといけないんじゃないかと思ったり。
これは、これまで別のところで議論してきました。
大学(私立含む)と、大学以外の民間企業との最大の違いは、成果が個人に帰属するという部分にあります。
たとえば、研究で成果を上げたとすると、「○○大学××教授が△△を発表」などと報道されたりします。この場合、成果の帰属は××教授であって、○○大学ではありません。○○大学については、すぐれた成果を上げる教授が居る、とか、すぐれた成果をあげる環境である、といった形で評判が上がることになります。
一方、民間企業の場合は、成果の帰属は会社であって、個人は表に出てこないのが普通です。
このあたりをふまえた議論を、
» link here «
でやっています。メッセージ番号としては[553]前後です。もうじき過去ログに入りそうなので、見えない場合は過去ログを見て下さい。
ーーーーーーーーーーーーー(一応引用します)
[553] 法人としては自業自得なのね
Name: 技術開発者
Date: 03/11 17:13
こんにちは、mimonさん。
私は悪徳商法批判者だった頃には、「事業者には冷たいレス屋」として有名だったのですけどね。なんていうか、自然人であることと法人である事に「厳然たる区別」を付けてしまう面があるんですよ。
なんていうかな、自然人はその能力によらず皆幸福に一生を過ごす権利を持つ訳です。でも法人というのは「社会から法により人格権を与えられた者」であり、人格権を維持するだけの能力の無い法人は存在そのものが否定されると思っている訳ですね。
>そうだとすると、大学側もだまされたことになるわけで、誤解が解けたら、早いこと和解して、マグローブ社相手に注力するのがよろしいかと思います。
自然人の中には「自分と人との権利義務関係」が分からない人もいます。というか、社会人でも複雑な権利義務関係になると専門家の助けを必要とする事が多いです。だからといって、「あなたは世の中から消えてください」はありません。でも法人は様々な権利義務関係を理解しようとしなくてはならないし、それができないようなら、社会に法人として存在する能力が無いのと同じです。つまり、このような単純な権利義務関係でたやすく「だまされる」事が「存在するに値する能力の不足」とも言えてしまうわけですね。
なんていうか、上で述べられているみたいに「属人性の強い業務」をこなすことを社会から委託されることで法人格を得ている法人は、その業務に関して様々な権利義務関係について「これはうちに所属する人に属する権利義務関係」「これは法人として対処する権利義務関係」を整理しいつでもその分類に基づいて対処する能力が必要とされるわけです。
実のところ私の所属する法人でもかなり怪しいのですけどね。このあたり普通の営利企業の権利義務関係とはかなり異なってきます。法人化の時に「芸術家をやとって芸術作品を世に出す企業は、果たして芸術家をコントロールできるか」なんて例を作ったりしたのですが、芸術なんてのはどうやったって属人性が強い事でしょ。コントロールすることで作品は陳腐になり、作品を良くするためにはコントロールを弱めるしかないなんて語っていました。或る意味で学問を究め、それを学生さんに限らず広く社会に教育するというのも同じ面があって、全てをコントロールしようとすると、学問も教育も陳腐なものに成りかねないのです。それを避けようとすると「人はうちの組織に所属するが、その人間の活動のうちこの部分は業務の属人性に鑑みて個人に属する」という部分をきちんと明確に持っていないと業務そのものがこなせない訳です。そして、それができないなら、法人として社会に存在する能力が無いことに成ってしまうわけです。
>大学は民間とは違うって事も説明しないといけないんじゃないかと思ったり。
これは、これまで別のところで議論してきました。
大学(私立含む)と、大学以外の民間企業との最大の違いは、成果が個人に帰属するという部分にあります。
たとえば、研究で成果を上げたとすると、「○○大学××教授が△△を発表」などと報道されたりします。この場合、成果の帰属は××教授であって、○○大学ではありません。○○大学については、すぐれた成果を上げる教授が居る、とか、すぐれた成果をあげる環境である、といった形で評判が上がることになります。
一方、民間企業の場合は、成果の帰属は会社であって、個人は表に出てこないのが普通です。
このあたりをふまえた議論を、
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でやっています。メッセージ番号としては[553]前後です。もうじき過去ログに入りそうなので、見えない場合は過去ログを見て下さい。
ーーーーーーーーーーーーー(一応引用します)
[553] 法人としては自業自得なのね
Name: 技術開発者
Date: 03/11 17:13
こんにちは、mimonさん。
私は悪徳商法批判者だった頃には、「事業者には冷たいレス屋」として有名だったのですけどね。なんていうか、自然人であることと法人である事に「厳然たる区別」を付けてしまう面があるんですよ。
なんていうかな、自然人はその能力によらず皆幸福に一生を過ごす権利を持つ訳です。でも法人というのは「社会から法により人格権を与えられた者」であり、人格権を維持するだけの能力の無い法人は存在そのものが否定されると思っている訳ですね。
>そうだとすると、大学側もだまされたことになるわけで、誤解が解けたら、早いこと和解して、マグローブ社相手に注力するのがよろしいかと思います。
自然人の中には「自分と人との権利義務関係」が分からない人もいます。というか、社会人でも複雑な権利義務関係になると専門家の助けを必要とする事が多いです。だからといって、「あなたは世の中から消えてください」はありません。でも法人は様々な権利義務関係を理解しようとしなくてはならないし、それができないようなら、社会に法人として存在する能力が無いのと同じです。つまり、このような単純な権利義務関係でたやすく「だまされる」事が「存在するに値する能力の不足」とも言えてしまうわけですね。
なんていうか、上で述べられているみたいに「属人性の強い業務」をこなすことを社会から委託されることで法人格を得ている法人は、その業務に関して様々な権利義務関係について「これはうちに所属する人に属する権利義務関係」「これは法人として対処する権利義務関係」を整理しいつでもその分類に基づいて対処する能力が必要とされるわけです。
実のところ私の所属する法人でもかなり怪しいのですけどね。このあたり普通の営利企業の権利義務関係とはかなり異なってきます。法人化の時に「芸術家をやとって芸術作品を世に出す企業は、果たして芸術家をコントロールできるか」なんて例を作ったりしたのですが、芸術なんてのはどうやったって属人性が強い事でしょ。コントロールすることで作品は陳腐になり、作品を良くするためにはコントロールを弱めるしかないなんて語っていました。或る意味で学問を究め、それを学生さんに限らず広く社会に教育するというのも同じ面があって、全てをコントロールしようとすると、学問も教育も陳腐なものに成りかねないのです。それを避けようとすると「人はうちの組織に所属するが、その人間の活動のうちこの部分は業務の属人性に鑑みて個人に属する」という部分をきちんと明確に持っていないと業務そのものがこなせない訳です。そして、それができないなら、法人として社会に存在する能力が無いことに成ってしまうわけです。
by apj
at 2008/04/28 18:14:00
>apj
「適切でない」と感じられる発言を「適切でない」と表現することの、どこが「不適切」なんですか?
言っている意味が分かりません。
「適切でない」と感じられる発言を「適切でない」と表現することの、どこが「不適切」なんですか?
言っている意味が分かりません。
by とおりすがりABC
at 2008/04/28 18:51:41
とおりすがりABCさん、
この場合、
>表現すること
自体が不適切なんです。これまでの議論を読み返して下さい。
表現したこと自体が、間違ったメッセージ、つまり、教員個人の主張を大学が担保するとか、大勢で文句を言えばとりあえず言いなりになる大学である、といったメッセージを出してしまっていることになります。
この場合、
>表現すること
自体が不適切なんです。これまでの議論を読み返して下さい。
表現したこと自体が、間違ったメッセージ、つまり、教員個人の主張を大学が担保するとか、大勢で文句を言えばとりあえず言いなりになる大学である、といったメッセージを出してしまっていることになります。
by apj
at 2008/04/28 18:57:28
> 今回、当該准教授の表現に対して、大学にクレームをつけた人達は、大学に監督責任や連帯責任があると主張したに他ならない。その主張が簡単に通る社会のいきつく先がどうなるかについては、多分何も考えていないのだろう。
>これは、学長宛に内容証明でクレームかなぁ……。
矛盾しているwww
自分だけは特別なのか?馬鹿なのか?
>これは、学長宛に内容証明でクレームかなぁ……。
矛盾しているwww
自分だけは特別なのか?馬鹿なのか?
by 名無しさん
at 2008/04/28 19:12:32
>apj さん
当該大学関係者が、そのブログに対して意見を表明をすることも「言論の自由」ではないですか。「言論の自由」をうたっておきながら、ある特定の方の発言機会を奪うことは矛盾すると思いますし、私は理解できません。
所属する団体からも批判されるような発言をしておいて、所属団体の発言機会を奪おうとする主張はおかしいと思いますよ。
また今回の件で、大学が大勢で文句を言えば言いなりになることにつながるとは思えませんし、これで間違ったメッセージを社会に発していると考えるのは、早計と思います。
当該大学関係者が、そのブログに対して意見を表明をすることも「言論の自由」ではないですか。「言論の自由」をうたっておきながら、ある特定の方の発言機会を奪うことは矛盾すると思いますし、私は理解できません。
所属する団体からも批判されるような発言をしておいて、所属団体の発言機会を奪おうとする主張はおかしいと思いますよ。
また今回の件で、大学が大勢で文句を言えば言いなりになることにつながるとは思えませんし、これで間違ったメッセージを社会に発していると考えるのは、早計と思います。
by とおりすがりABC
at 2008/04/28 19:18:48
>矛盾しているwww
してません。
>自分だけは特別なのか?馬鹿なのか?
いいえ。
今回先に大学にクレームをつけた人は、問題のblogの表現をしたのではない人にクレームをつけたことになります。
私がこれから青山学院大学にクレームをつけるのは、表現をした当人に対するクレームです。従って別物。
>当該大学関係者が、そのブログに対して意見を表明をすることも「言論の自由」ではないですか。「言論の自由」をうたっておきながら、ある特定の方の発言機会を奪うことは矛盾すると思いますし、私は理解できません。
私がクレームをつけたからといって、誰の発言の機会を奪えるわけでもありませんから、あなたの主張は意味不明です。
してません。
>自分だけは特別なのか?馬鹿なのか?
いいえ。
今回先に大学にクレームをつけた人は、問題のblogの表現をしたのではない人にクレームをつけたことになります。
私がこれから青山学院大学にクレームをつけるのは、表現をした当人に対するクレームです。従って別物。
>当該大学関係者が、そのブログに対して意見を表明をすることも「言論の自由」ではないですか。「言論の自由」をうたっておきながら、ある特定の方の発言機会を奪うことは矛盾すると思いますし、私は理解できません。
私がクレームをつけたからといって、誰の発言の機会を奪えるわけでもありませんから、あなたの主張は意味不明です。
by apj
at 2008/04/28 19:23:10
>apjさん
www、では、言い直しますよ。
所属する団体からも批判されるような発言をしておいて、所属団体が発言すること自体を「不適切だ」と表現することは、
私は「言論の自由」をうたうことと矛盾していると思いますし、
それ自体、まったく「不適切」なこととは思えません。
当該大学は、大勢のクレームがあって謝罪したのではないと思いますし、学長が謝罪しなければならないほど「不適切」な発言をした方こそ、自覚が足りないのではないのでしょうか?
www、では、言い直しますよ。
所属する団体からも批判されるような発言をしておいて、所属団体が発言すること自体を「不適切だ」と表現することは、
私は「言論の自由」をうたうことと矛盾していると思いますし、
それ自体、まったく「不適切」なこととは思えません。
当該大学は、大勢のクレームがあって謝罪したのではないと思いますし、学長が謝罪しなければならないほど「不適切」な発言をした方こそ、自覚が足りないのではないのでしょうか?
by とおりすがりABC
at 2008/04/28 19:44:43
私が「不適切だ」と論評するのは、私の言論の自由の範囲内のことです。他人が表現するのも自由、別の人がそれに対して論評を加えるのも自由です。何ら矛盾はありません。
>「不適切」な発言をした方こそ、自覚が足りないのではないのでしょうか?
そんなことは最初からわかってますよ。だから別エントリーではとっとと退場しろと書いてます。
>「不適切」な発言をした方こそ、自覚が足りないのではないのでしょうか?
そんなことは最初からわかってますよ。だから別エントリーではとっとと退場しろと書いてます。
by apj
at 2008/04/28 19:54:58
言わんとすることはよく分かります。
ただ、プロフで青山学院大学准教授という肩書きを出してしますからね。
大学側が謝罪をするのが正しいかどうかはともかく、外形的には所属組織の肩書きを表に出してその立場として発言しているのですから大学側にクレームを付けるという読者側の行動まで非難されるいわれは無いと思います。
そこで「あくまで個人として書いてますので大学側は一切関知していません」と答えることだってできるわけですから。
と言うかまあ・・・今頃何を言ってるんでしょうか?
最近不祥事の多かったNHKを始めとしましてほとんどの日本企業、およそ役所も含めましてそれらは職務、公務以外における不祥事でもなぜか組織の長である人間や上司が謝罪しています。
昔からあるごくごく有り触れた日本の一風景です。(それが正しいかどうかは別として)
何を今更?というところです。
ちなみに追記にあるうちの「・電話した人には、本人特定ができていることを伝えた上で、見当外れのクレームをつけたら業務妨害になることを伝える。」はヘタをすると脅迫罪になる可能性もありますのでおすすめできません。
淡々と「当大学は一切関知しておりませんのでその件についてはお答えできません。」が一番なんじゃないかなあ。
ただ、プロフで青山学院大学准教授という肩書きを出してしますからね。
大学側が謝罪をするのが正しいかどうかはともかく、外形的には所属組織の肩書きを表に出してその立場として発言しているのですから大学側にクレームを付けるという読者側の行動まで非難されるいわれは無いと思います。
そこで「あくまで個人として書いてますので大学側は一切関知していません」と答えることだってできるわけですから。
と言うかまあ・・・今頃何を言ってるんでしょうか?
最近不祥事の多かったNHKを始めとしましてほとんどの日本企業、およそ役所も含めましてそれらは職務、公務以外における不祥事でもなぜか組織の長である人間や上司が謝罪しています。
昔からあるごくごく有り触れた日本の一風景です。(それが正しいかどうかは別として)
何を今更?というところです。
ちなみに追記にあるうちの「・電話した人には、本人特定ができていることを伝えた上で、見当外れのクレームをつけたら業務妨害になることを伝える。」はヘタをすると脅迫罪になる可能性もありますのでおすすめできません。
淡々と「当大学は一切関知しておりませんのでその件についてはお答えできません。」が一番なんじゃないかなあ。
by 小島
at 2008/04/28 20:07:07
adjさん
>>「不適切」な発言をした方こそ、自覚が足りないのではないのでしょうか?
>そんなことは最初からわかってますよ。だから別エントリーではとっとと退場しろと書いてます。
そこまで分かってらっしゃるんだったら、おかしなことはないじゃないですか。
学長はブログの発言を「不適切」と感じてそれを表明した。
それは、個人が負うべき責任の範囲を超えているほど「不適切」であり、肩書きを使用したゆえ学長自身が「謝罪」を表明しなければならないほどブログの内容が「不適切」だった。
私はそう考えるのですが。
>>「不適切」な発言をした方こそ、自覚が足りないのではないのでしょうか?
>そんなことは最初からわかってますよ。だから別エントリーではとっとと退場しろと書いてます。
そこまで分かってらっしゃるんだったら、おかしなことはないじゃないですか。
学長はブログの発言を「不適切」と感じてそれを表明した。
それは、個人が負うべき責任の範囲を超えているほど「不適切」であり、肩書きを使用したゆえ学長自身が「謝罪」を表明しなければならないほどブログの内容が「不適切」だった。
私はそう考えるのですが。
by とおりすがりABC
at 2008/04/28 20:16:06
ちなみに当該准教授のコメントです。
--------------------ここから--------------------
問題はこういう人がつかまった場合、雇った側にも少なからず迷惑が及ぶと言うことだ。とくに、雇用者が学校だった場合は本当にしゃれにならない。同僚まで評判を落としかねない。その上(植草氏の場合もそうだったけど)こういう人がつかまった場合、初犯であることはまずない。で、雇用者側は、そのような前歴がある人を何故教員として雇ったのか、という批判にさらされることになるのである(大事な子弟をあずけている父兄の気持ちを考えれば当たり前だ)。だがね、何故もなにも分からないんですよ、雇うときには。そういう情報は通常隠蔽されてるから。本人も言わないしね。
--------------------ここから--------------------
本人も学外での行為が、学校と同僚に対する評価に影響されると言う今回と同様のケースを是認していますし、それこそ人権意識の希薄さをうかがわせる発言は今回の「1.5人」以前にも多数あった訳で。
まあ本人がどう自覚していたかと大学側がどう対処するべきかと言うのは別問題と言われればそれまでですが、とりあえずは本人が自覚するくらいに日本には有り触れた光景だと思ってください。
--------------------ここから--------------------
問題はこういう人がつかまった場合、雇った側にも少なからず迷惑が及ぶと言うことだ。とくに、雇用者が学校だった場合は本当にしゃれにならない。同僚まで評判を落としかねない。その上(植草氏の場合もそうだったけど)こういう人がつかまった場合、初犯であることはまずない。で、雇用者側は、そのような前歴がある人を何故教員として雇ったのか、という批判にさらされることになるのである(大事な子弟をあずけている父兄の気持ちを考えれば当たり前だ)。だがね、何故もなにも分からないんですよ、雇うときには。そういう情報は通常隠蔽されてるから。本人も言わないしね。
--------------------ここから--------------------
本人も学外での行為が、学校と同僚に対する評価に影響されると言う今回と同様のケースを是認していますし、それこそ人権意識の希薄さをうかがわせる発言は今回の「1.5人」以前にも多数あった訳で。
まあ本人がどう自覚していたかと大学側がどう対処するべきかと言うのは別問題と言われればそれまでですが、とりあえずは本人が自覚するくらいに日本には有り触れた光景だと思ってください。
by 小島
at 2008/04/28 20:21:49
たびたびスミマセン。
下の「ここから」は「ここまで」の間違いです。
下の「ここから」は「ここまで」の間違いです。
by 小島
at 2008/04/28 20:28:48
小島さん、
>そこで「あくまで個人として書いてますので大学側は一切関知していません」と答えることだってできるわけですから。
だから、そこで謝罪しちゃった学長の見識を問う、がこのエントリーのタイトルなんですよ。
とおりすがりABCさん、
>それは、個人が負うべき責任の範囲を超えているほど「不適切」であり、肩書きを使用したゆえ学長自身が「謝罪」を表明しなければならないほどブログの内容が「不適切」だった。
表現内容について、何をもって個人の責任を超えた、とするのか根拠が不明確なので、そのご意見には同意できません。
表現するという行為をした人以外の誰かが一緒に責任を負わなければならない理由の合理的説明がつかないのです。監督責任があるとしても学外の個人的blogにまで及ぶとした場合の弊害の大きさを考えると、たとえ学長であっても恣意的に線を引いて良い種類の問題ではなく、認めるわけにはいかないと考えます(のでそういう議論を今後もします、私が認めないといっても何ら強制力が無いのは自明のことなので)。
>そこで「あくまで個人として書いてますので大学側は一切関知していません」と答えることだってできるわけですから。
だから、そこで謝罪しちゃった学長の見識を問う、がこのエントリーのタイトルなんですよ。
とおりすがりABCさん、
>それは、個人が負うべき責任の範囲を超えているほど「不適切」であり、肩書きを使用したゆえ学長自身が「謝罪」を表明しなければならないほどブログの内容が「不適切」だった。
表現内容について、何をもって個人の責任を超えた、とするのか根拠が不明確なので、そのご意見には同意できません。
表現するという行為をした人以外の誰かが一緒に責任を負わなければならない理由の合理的説明がつかないのです。監督責任があるとしても学外の個人的blogにまで及ぶとした場合の弊害の大きさを考えると、たとえ学長であっても恣意的に線を引いて良い種類の問題ではなく、認めるわけにはいかないと考えます(のでそういう議論を今後もします、私が認めないといっても何ら強制力が無いのは自明のことなので)。
by apj
at 2008/04/28 20:39:02
もう一点。
>外形的には所属組織の肩書きを表に出してその立場として発言しているのですから大学側にクレームを付けるという読者側の行動まで非難されるいわれは無いと思います。
所属組織の名前を出しただけで、必ずその立場だと思われるというのであれば、それは間違った思いこみなので、むしろ是正すべきことです。というか私はその是正を目指してここ数年活動しています。
まあ、今回のとは裏返しのケースが多いのですが、例えばインチキ健康食品の宣伝に、博士やら教授やらが登場することがあります。欺されないためには肩書きは信用するなと、さんざん学生にも一般の方にも講義や講演で指摘してきています。
いずれにしても、「肩書きが示されているからといってそのことに単なる勤務先以上の意味を勝手に求めるな」と、主に学外の人に向かって教えないとまずい状況が一方にはあるのです。
>外形的には所属組織の肩書きを表に出してその立場として発言しているのですから大学側にクレームを付けるという読者側の行動まで非難されるいわれは無いと思います。
所属組織の名前を出しただけで、必ずその立場だと思われるというのであれば、それは間違った思いこみなので、むしろ是正すべきことです。というか私はその是正を目指してここ数年活動しています。
まあ、今回のとは裏返しのケースが多いのですが、例えばインチキ健康食品の宣伝に、博士やら教授やらが登場することがあります。欺されないためには肩書きは信用するなと、さんざん学生にも一般の方にも講義や講演で指摘してきています。
いずれにしても、「肩書きが示されているからといってそのことに単なる勤務先以上の意味を勝手に求めるな」と、主に学外の人に向かって教えないとまずい状況が一方にはあるのです。
by apj
at 2008/04/28 20:47:12
なるほど、講義内容の評価が教育者の資質における主要な要素だと同意致します。ただ、同時に、講義内容を裏打ちすると思われる人間性が、先生ご承知の通り、瀬尾某の場合、blogでの発言内容から勘案すると、極めて卑劣だと私は考えた次第です(特に拉致問題関連等)。
一般的には、あくまでも個人の発言として捉えるべきとの先生のご見解は極めて正論だと思われますが、瀬尾某の場合は、その言行が常軌を例外的に逸脱していると考えた次第です。
とはいえ、先生の極めて冷静な見解には敬意を表します。また、疑似科学に対する姿勢についても、科学に携わる者の一人として、大いに賛同するものです。ご活躍を祈念申し上げます。
一般的には、あくまでも個人の発言として捉えるべきとの先生のご見解は極めて正論だと思われますが、瀬尾某の場合は、その言行が常軌を例外的に逸脱していると考えた次第です。
とはいえ、先生の極めて冷静な見解には敬意を表します。また、疑似科学に対する姿勢についても、科学に携わる者の一人として、大いに賛同するものです。ご活躍を祈念申し上げます。
by 通りすがり
at 2008/04/28 21:26:15
>adjさん
頑張りますねw
>表現内容について、何をもって個人の責任を超えた、とするのか根拠が不明確なので、そのご意見には同意できません。
とありますが、それならば
「表現内容について、何をもって個人の責任を超えていない、とするのか根拠が不明確なので、そのご意見には同意できません。」
ということですよ。
また、
>表現するという行為をした人以外の誰かが一緒に責任を負わなければならない理由の合理的説明がつかないのです
とありますが、
「表現するという行為をした人以外の誰かが一緒に責任を負わなくてもよいという理由の合理的説明がつかないのです」
とも言えるとも思います。
なお、冒頭の
>そこで「あくまで個人として書いてますので大学側は一切関知していません」と答えることだってできるわけですから。
と答えるほうが、今回のブログの内容を勘案すれば、学長の見識が問われるべきだと思います。
では、では
頑張りますねw
>表現内容について、何をもって個人の責任を超えた、とするのか根拠が不明確なので、そのご意見には同意できません。
とありますが、それならば
「表現内容について、何をもって個人の責任を超えていない、とするのか根拠が不明確なので、そのご意見には同意できません。」
ということですよ。
また、
>表現するという行為をした人以外の誰かが一緒に責任を負わなければならない理由の合理的説明がつかないのです
とありますが、
「表現するという行為をした人以外の誰かが一緒に責任を負わなくてもよいという理由の合理的説明がつかないのです」
とも言えるとも思います。
なお、冒頭の
>そこで「あくまで個人として書いてますので大学側は一切関知していません」と答えることだってできるわけですから。
と答えるほうが、今回のブログの内容を勘案すれば、学長の見識が問われるべきだと思います。
では、では
by とおりすがりABC
at 2008/04/28 21:26:32
とおりすがりABCさん、
>「表現内容について、何をもって個人の責任を超えていない、とするのか根拠が不明確なので、そのご意見には同意できません。」
とはなりません。原則と例外を無視していますので、これは単なる屁理屈に過ぎません。
表現内容の責任は、表現した本人が負うというのが原則です。従来の名誉毀損に関する争いを見ても、これは明らかです。マスコミ等の場合は、「本人」をどう解するか、つまり、記者なのか編集部なのか会社なのかについてはケース毎に違いがありますが、出された表現が会社の営業として出されていることを考えると、責任の主体は、記者個人、編集部、会社の全体かあるいは部分という範囲に絞られます。
しかし、今回の場合は、教員個人のblogです。従って、第一義的に責任を負うのは当該教員個人となります。これが原則です。責任を負うべき人を本人以外に拡げる場合が例外となりますので、説明が必要となります。
>「表現内容について、何をもって個人の責任を超えていない、とするのか根拠が不明確なので、そのご意見には同意できません。」
とはなりません。原則と例外を無視していますので、これは単なる屁理屈に過ぎません。
表現内容の責任は、表現した本人が負うというのが原則です。従来の名誉毀損に関する争いを見ても、これは明らかです。マスコミ等の場合は、「本人」をどう解するか、つまり、記者なのか編集部なのか会社なのかについてはケース毎に違いがありますが、出された表現が会社の営業として出されていることを考えると、責任の主体は、記者個人、編集部、会社の全体かあるいは部分という範囲に絞られます。
しかし、今回の場合は、教員個人のblogです。従って、第一義的に責任を負うのは当該教員個人となります。これが原則です。責任を負うべき人を本人以外に拡げる場合が例外となりますので、説明が必要となります。
by apj
at 2008/04/28 21:37:14
apjさん>> いずれにしても、「肩書きが示されているからといってそのことに単なる勤務先以上の意味を勝手に求めるな」と、主に学外の人に向かって教えないとまずい状況が一方にはあるのです。
一方ではなく、日本ではごくごく当たり前の光景であって、自分自身に対する踏み絵だとか、今更ワーワー騒いだりすること自体がバカバカしい、って言ってるんですよ。
マルティン・ニーメラの詩で自分にその災厄が降りかかって来た時には遅かった、という詩がありますがまさにそれにピッタリです。
「主に学外の人に向かって教えないとまずい状況が一方にはある」という認識でいる以上は何の問題解決にもなりませんよ。
「象牙の塔の住人」という言葉があなたほどピッタリな人はそうそういないでしょうね。
一方ではなく、日本ではごくごく当たり前の光景であって、自分自身に対する踏み絵だとか、今更ワーワー騒いだりすること自体がバカバカしい、って言ってるんですよ。
マルティン・ニーメラの詩で自分にその災厄が降りかかって来た時には遅かった、という詩がありますがまさにそれにピッタリです。
「主に学外の人に向かって教えないとまずい状況が一方にはある」という認識でいる以上は何の問題解決にもなりませんよ。
「象牙の塔の住人」という言葉があなたほどピッタリな人はそうそういないでしょうね。
by 小島
at 2008/04/28 21:46:21
経営者側の学長からすれば騒動の拡大を防ぎ、大学の評判に傷をつけないよう努める義務があるのではないでしょうか。
by at
at 2008/04/28 21:46:55
通りすがりさん、
>瀬尾某の場合は、その言行が常軌を例外的に逸脱していると考えた次第です。
私も、あの文章のかなりの部分について同意見です。炎上前に瀬尾氏のblogを見ていたら、酷評したと思います。
それでもなお、教員個人のblogについて学長が謝罪するのは、言論の自由という意味でも、危機管理という意味でも非常にまずいと考えています。
感情的には保護に値しない言論、誰かを傷つけている可能性が高いため道徳的には制限すべき言論であっても、職場が何かを言うことではないと考えます。言論の自由の範囲を逸脱したものについては、例えば名誉毀損された当事者が告訴や提訴をすることで名誉の回復を図ることによって、秩序が保たれるという道があるからです。
それ以外に、電話を集中させるといった暴力的な方法を選ぶのは、やはり行きすぎだと考えます。
擁護しづらいというか、ほとんど擁護しようのないケースなんですが、教員個人のblogの中身は学外にあっても大学が担保する、という前例ができると非常にまずいのです。
勿論、私個人にとってもまずいのです。現在、大学の管理責任だけを問うてくる磁気活水器マルチの会社に、お茶の水大が訴えられ、私は(私の師匠も)訴訟参加して争っています。同じ会社が、当blogに削除要求を出したため、今度は先んじて私が削除義務無しを主張して提訴しました。これも係争中です。背景には、相手方会社の代表者が以前関わっていた磁気活水器が、公取の排除命令を受けたことの逆恨みで、今の紛争に至ったという経緯があります。
このような状況で、教員個人のblogが学外にあっても大学が内容を担保するという前例ができることは、非常に困ったことなのです。これが、このようなエントリーを書いた主な理由です。
>瀬尾某の場合は、その言行が常軌を例外的に逸脱していると考えた次第です。
私も、あの文章のかなりの部分について同意見です。炎上前に瀬尾氏のblogを見ていたら、酷評したと思います。
それでもなお、教員個人のblogについて学長が謝罪するのは、言論の自由という意味でも、危機管理という意味でも非常にまずいと考えています。
感情的には保護に値しない言論、誰かを傷つけている可能性が高いため道徳的には制限すべき言論であっても、職場が何かを言うことではないと考えます。言論の自由の範囲を逸脱したものについては、例えば名誉毀損された当事者が告訴や提訴をすることで名誉の回復を図ることによって、秩序が保たれるという道があるからです。
それ以外に、電話を集中させるといった暴力的な方法を選ぶのは、やはり行きすぎだと考えます。
擁護しづらいというか、ほとんど擁護しようのないケースなんですが、教員個人のblogの中身は学外にあっても大学が担保する、という前例ができると非常にまずいのです。
勿論、私個人にとってもまずいのです。現在、大学の管理責任だけを問うてくる磁気活水器マルチの会社に、お茶の水大が訴えられ、私は(私の師匠も)訴訟参加して争っています。同じ会社が、当blogに削除要求を出したため、今度は先んじて私が削除義務無しを主張して提訴しました。これも係争中です。背景には、相手方会社の代表者が以前関わっていた磁気活水器が、公取の排除命令を受けたことの逆恨みで、今の紛争に至ったという経緯があります。
このような状況で、教員個人のblogが学外にあっても大学が内容を担保するという前例ができることは、非常に困ったことなのです。これが、このようなエントリーを書いた主な理由です。
by apj
at 2008/04/28 21:51:59
小島さん
>今更ワーワー騒いだりすること自体がバカバカしい、って言ってるんですよ。
それはあなたの価値観です。
私はきちんと議論の結果を残していくことに意味があると考えています。
>「主に学外の人に向かって教えないとまずい状況が一方にはある」という認識でいる以上は何の問題解決にもなりませんよ。
微力ながら実際に教えていますし、訴訟の場で問うてもいます。
>「象牙の塔の住人」という言葉があなたほどピッタリな人はそうそういないでしょうね。
とおっしゃるのであれば、実効性のある方法について具体的に述べていただきたいです。
>今更ワーワー騒いだりすること自体がバカバカしい、って言ってるんですよ。
それはあなたの価値観です。
私はきちんと議論の結果を残していくことに意味があると考えています。
>「主に学外の人に向かって教えないとまずい状況が一方にはある」という認識でいる以上は何の問題解決にもなりませんよ。
微力ながら実際に教えていますし、訴訟の場で問うてもいます。
>「象牙の塔の住人」という言葉があなたほどピッタリな人はそうそういないでしょうね。
とおっしゃるのであれば、実効性のある方法について具体的に述べていただきたいです。
by apj
at 2008/04/28 21:55:10
atさん、
>経営者側の学長からすれば騒動の拡大を防ぎ、大学の評判に傷をつけないよう努める義務があるのではないでしょうか。
逆に拡大しているように見えますが……。
瀬尾氏が、学長の謝罪を知らないといったことを書いて公表してしまい、学内の意思疎通もまともにできていないことをさらけ出しているわけで。何だか拙速ではないかと。
>経営者側の学長からすれば騒動の拡大を防ぎ、大学の評判に傷をつけないよう努める義務があるのではないでしょうか。
逆に拡大しているように見えますが……。
瀬尾氏が、学長の謝罪を知らないといったことを書いて公表してしまい、学内の意思疎通もまともにできていないことをさらけ出しているわけで。何だか拙速ではないかと。
by apj
at 2008/04/28 21:57:35
青学が「とりあえず謝っとけ」的な、とくに内容のない謝罪文を公開したことは、確かに間違いだったと思います。
電話等で抗議している第三者の方々も、学院の謝罪を求めているわけではないでしょう。
学院は該当ブログが学院の意と無関係であることをはっきりと明示したうえで、
瀬尾准教授の処遇を検討する旨だけ伝えればよかったと思います。
ただ、「瀬尾個人の問題で学院は関係ないね」と知らんふりはできないでしょう。
教職者としてふさわしくない人物が教鞭をとっていることに関して、
学院はどのように考えているのか、というのが寄せられている抗議の内容だと思います。
それに対する返答が「知らん、関係ない」は通じないと思います。
電話等で抗議している第三者の方々も、学院の謝罪を求めているわけではないでしょう。
学院は該当ブログが学院の意と無関係であることをはっきりと明示したうえで、
瀬尾准教授の処遇を検討する旨だけ伝えればよかったと思います。
ただ、「瀬尾個人の問題で学院は関係ないね」と知らんふりはできないでしょう。
教職者としてふさわしくない人物が教鞭をとっていることに関して、
学院はどのように考えているのか、というのが寄せられている抗議の内容だと思います。
それに対する返答が「知らん、関係ない」は通じないと思います。
by ぬーす
at 2008/04/28 22:10:48
apjさんが内容証明を出す理由はどこにあるのでしょうか?
apjさんは損害を被ったわけではありませんし、単なるいやがらせとして青山学院の学長にプレッシャーをかけることを考えたとしか見えないのですが。。。
理不尽ないやがらせをするという点では2chの住人と同じではないでしょうか?
あなたの主張と内容証明を出す行為の間に論理的なつながりがあるなら、きちんと説明してください。
apjさんは損害を被ったわけではありませんし、単なるいやがらせとして青山学院の学長にプレッシャーをかけることを考えたとしか見えないのですが。。。
理不尽ないやがらせをするという点では2chの住人と同じではないでしょうか?
あなたの主張と内容証明を出す行為の間に論理的なつながりがあるなら、きちんと説明してください。
by 内容証明
at 2008/04/28 22:30:54
>理不尽ないやがらせ
文書であれば、相手の都合によって処理できますので、電話のような割り込み特性はありません。
>あなたの主張と内容証明を出す行為の間に論理的なつながりがあるなら、きちんと説明してください。
とっくに説明しています。表現を行った本人への批判は自由に行ってかまわない筈です。
文書であれば、相手の都合によって処理できますので、電話のような割り込み特性はありません。
>あなたの主張と内容証明を出す行為の間に論理的なつながりがあるなら、きちんと説明してください。
とっくに説明しています。表現を行った本人への批判は自由に行ってかまわない筈です。
by apj
at 2008/04/28 22:35:22
管理人さんに賛成です。
過激な発言はどうかと思うが、個人の主張を述べているのですから、批判はされても、それを受けて特別問題にする必要はないでしょう。
過激な発言はどうかと思うが、個人の主張を述べているのですから、批判はされても、それを受けて特別問題にする必要はないでしょう。
by あ
at 2008/04/28 23:00:21
批判を「内容証明」にする必要性はどの程度あるのですか?
表現を行った本人に対して、内容証明を送るような行為は業務妨害にあたるとは考えないのでしょうか?それが2chの住人が行っている行為とどう違うのか説明してください。
あなたの行為は、単なる嫌がらせにしか見えないのですが?それとも、内容証明を送ることが趣味になっちゃったんですか?天羽さん、答えてください。
表現を行った本人に対して、内容証明を送るような行為は業務妨害にあたるとは考えないのでしょうか?それが2chの住人が行っている行為とどう違うのか説明してください。
あなたの行為は、単なる嫌がらせにしか見えないのですが?それとも、内容証明を送ることが趣味になっちゃったんですか?天羽さん、答えてください。
by 内容証明
at 2008/04/28 23:14:13
ご事情、良く分かりました。同情の念を禁じえません。
先生の主たるご見解は、極めて真っ当だと思われます。
ただ先生のご見解が、発言内容自体を含め、まるで瀬尾某を完全に擁護しているかの如く誤解され、喧伝される事は、憂慮すべき事態だと思われます。これ以上、先生が、瀬尾某の極端な例に巻き込まれる必要はないでありましょう(研究教育活動の方に時間を割いて欲しいので)。瀬尾某と先生の場合とは、大学の管理責任の次元が、かなり異なり、同列に議論するのは困難だと思われます。
自然と社会という科学における違いはあるのでしょうが、敢えて単純化すれば、科学者における良心の有無が、先生と瀬尾某の場合とで決定的に異なると思われます。私なりの見解は次の通りです。
・瀬尾某の発言内容は擁護しようが無い
・ただし大学教員にも公私は厳然と存在し、個人としての発言と公人としての発言とは、峻別されるべきものである
・本来個人としての発言ならば、反論に対しても個人として瀬尾某は真摯に対応すべきであった
・個人としての発言に対して、大学当局が対応するのは本来理想的ではない
・自らの発言に対して真摯に対応せず、いたずらに世論の反発を招く言行を繰り返し、結果的に大学当局が収拾に乗り出すという前例ができてしまったのは不幸である
誤解を解くべく、先生には新しいエントリーとして、先生の疑似科学にまつわる経験談を書かれる事をお勧め致したく存じます。
先生の主たるご見解は、極めて真っ当だと思われます。
ただ先生のご見解が、発言内容自体を含め、まるで瀬尾某を完全に擁護しているかの如く誤解され、喧伝される事は、憂慮すべき事態だと思われます。これ以上、先生が、瀬尾某の極端な例に巻き込まれる必要はないでありましょう(研究教育活動の方に時間を割いて欲しいので)。瀬尾某と先生の場合とは、大学の管理責任の次元が、かなり異なり、同列に議論するのは困難だと思われます。
自然と社会という科学における違いはあるのでしょうが、敢えて単純化すれば、科学者における良心の有無が、先生と瀬尾某の場合とで決定的に異なると思われます。私なりの見解は次の通りです。
・瀬尾某の発言内容は擁護しようが無い
・ただし大学教員にも公私は厳然と存在し、個人としての発言と公人としての発言とは、峻別されるべきものである
・本来個人としての発言ならば、反論に対しても個人として瀬尾某は真摯に対応すべきであった
・個人としての発言に対して、大学当局が対応するのは本来理想的ではない
・自らの発言に対して真摯に対応せず、いたずらに世論の反発を招く言行を繰り返し、結果的に大学当局が収拾に乗り出すという前例ができてしまったのは不幸である
誤解を解くべく、先生には新しいエントリーとして、先生の疑似科学にまつわる経験談を書かれる事をお勧め致したく存じます。
by 通りすがり
at 2008/04/28 23:18:34
浮世から離れて生活しておられるセンセーがたにはわからないでしょうが、
「どこの」「誰でも」「自由に」世界中に自分の意見を発信できる社会になった以上、
自分の意見に対しては道義的責任が存在しています。
「これぼくちゃんの私的な意見」
じゃ通用しないってことです。
今の管理人さんみたいな感覚でいると、今後ネット上で大火傷することになりますよ。
「どこの」「誰でも」「自由に」世界中に自分の意見を発信できる社会になった以上、
自分の意見に対しては道義的責任が存在しています。
「これぼくちゃんの私的な意見」
じゃ通用しないってことです。
今の管理人さんみたいな感覚でいると、今後ネット上で大火傷することになりますよ。
by ほう
at 2008/04/28 23:18:48
apj様
興味深く読ませていただきました。
>それでもなお、教員個人のblogについて学長が謝罪する
>のは、言論の自由という意味でも、危機管理という意味
>でも非常にまずいと考えています。
誹謗中傷と言う言論の自由に値しないものまで言論の自
由の名の下に保護或いは擁護するのはかえって危険だと
思います。それは明らかに言論の自由の価値を下げ、い
つか権力者がこんなに価値の無いものなら無くても良い
のではないかと要求した時に同意する国民を増やす恐れ
があります。言論の自由が大切であるだけに、それを安易に
振りかざすべきでは無いと思います。(言論の自由に値
するかしないかと言うのは非常に微妙な問題であるこ
とは十分理解しています。しかし今回の場合は明らかに
値しないと思います。)
次に危機管理の点です。前の方にどなかが述べておられ
ましたが、もし、この問題は当学の一教員の個人的問題
であって当学は一切関知しないと頑なに応答して、受験
生の両親やOB、企業の採用担当者の評価を下げ、結果
として大学運営そのものが立ち行かなくなる危険も無い
と言えません。それらを未然に少しでも防ごうとして
大学としての最初の見解を明らかにしたと言うので
あれば危機管理の点からむしろ必要なこととも言える
でしょう。(それが意図した程の効果を上げるかどうか
はまた別の問題です。)
また名誉毀損はそれを受けた者が訴えれば良いと仰って
いますが、皆が皆それができるとは限りません。時間的
余裕が無いこともあるでしょうし、立場上できないと
か、或いはそもそも自分の名誉が傷つけられたこと自体を知らない場合もあり得ます。この場合は名誉毀損は救
済されない状態が続きます。これを大学側に伝えること
でこれ以上の名誉毀損が続くことを防止できるなら
それはそれで十分意味があることと思われます。
次に、納税者としての意見表明と言う観点から。
如何なる大学と言えどもなにがしかの税金を助成金
或いは別の費目で受け取っている筈です。その使い
道の妥当性について納税者は知る権利があります。
言論の自由は当然尊重し、如何なる見解を述べても
それが他人の権利を侵害しない限り認めて然るべき
ですが、一方でお金をどのように使ったかについて
は知る権利がある。それは納税者のお金だからです。
今回の場合で言えば、この準教授を教員として給与
を払い続けるのが妥当かどうかについて説明を求め
る権利があると思います。(電話で大学に問い合わせ
した方に、少なとも一部の方にはその権利もあると
考えて然るべきです。)
最後に、
>教員個人のblogの中身は学外にあっても大学が担保
>する、という前例ができると非常にまずいのです。
と言うことをご自分の訴訟問題に絡めてお話されてい
ますが、そのことの可否は裁判所が決めることでしょう。
恐らく裁判所はどんな場合も一律になどと言うことは
なく実態に照らして法の内側でケースバイケースで
適正な判断そするものと思います。
興味深く読ませていただきました。
>それでもなお、教員個人のblogについて学長が謝罪する
>のは、言論の自由という意味でも、危機管理という意味
>でも非常にまずいと考えています。
誹謗中傷と言う言論の自由に値しないものまで言論の自
由の名の下に保護或いは擁護するのはかえって危険だと
思います。それは明らかに言論の自由の価値を下げ、い
つか権力者がこんなに価値の無いものなら無くても良い
のではないかと要求した時に同意する国民を増やす恐れ
があります。言論の自由が大切であるだけに、それを安易に
振りかざすべきでは無いと思います。(言論の自由に値
するかしないかと言うのは非常に微妙な問題であるこ
とは十分理解しています。しかし今回の場合は明らかに
値しないと思います。)
次に危機管理の点です。前の方にどなかが述べておられ
ましたが、もし、この問題は当学の一教員の個人的問題
であって当学は一切関知しないと頑なに応答して、受験
生の両親やOB、企業の採用担当者の評価を下げ、結果
として大学運営そのものが立ち行かなくなる危険も無い
と言えません。それらを未然に少しでも防ごうとして
大学としての最初の見解を明らかにしたと言うので
あれば危機管理の点からむしろ必要なこととも言える
でしょう。(それが意図した程の効果を上げるかどうか
はまた別の問題です。)
また名誉毀損はそれを受けた者が訴えれば良いと仰って
いますが、皆が皆それができるとは限りません。時間的
余裕が無いこともあるでしょうし、立場上できないと
か、或いはそもそも自分の名誉が傷つけられたこと自体を知らない場合もあり得ます。この場合は名誉毀損は救
済されない状態が続きます。これを大学側に伝えること
でこれ以上の名誉毀損が続くことを防止できるなら
それはそれで十分意味があることと思われます。
次に、納税者としての意見表明と言う観点から。
如何なる大学と言えどもなにがしかの税金を助成金
或いは別の費目で受け取っている筈です。その使い
道の妥当性について納税者は知る権利があります。
言論の自由は当然尊重し、如何なる見解を述べても
それが他人の権利を侵害しない限り認めて然るべき
ですが、一方でお金をどのように使ったかについて
は知る権利がある。それは納税者のお金だからです。
今回の場合で言えば、この準教授を教員として給与
を払い続けるのが妥当かどうかについて説明を求め
る権利があると思います。(電話で大学に問い合わせ
した方に、少なとも一部の方にはその権利もあると
考えて然るべきです。)
最後に、
>教員個人のblogの中身は学外にあっても大学が担保
>する、という前例ができると非常にまずいのです。
と言うことをご自分の訴訟問題に絡めてお話されてい
ますが、そのことの可否は裁判所が決めることでしょう。
恐らく裁判所はどんな場合も一律になどと言うことは
なく実態に照らして法の内側でケースバイケースで
適正な判断そするものと思います。
by feh
at 2008/04/28 23:31:54
apjさん>
丁寧なレスはありがたいのですが、どうしてそう的外れな話しか出来ないのでしょうか?
部分部分を抜き出して都合のいいように曲解してレスされても、そもそも話が噛合っておりませんのでまともにレスのしようがありません。
>私はきちんと議論の結果を残していくことに意味があると考えています。
残していません。
理由は前述の通りです。
> 微力ながら実際に教えていますし、訴訟の場で問うてもいます。
「主に学外の人に向かって教えないとまずい状況が一方にはある」という認識そのものが問題であって、何を行っているかは関係ありません。だからこそ「認識でいる以上は何の問題解決にもなりません」と書いてるのですが・・・
>実効性のある方法
認識が間違っているという私の主張に対して方法論を問うてくるあなたの論理思考が私には全く理解しかねます。
とりあえず、何度も言っているように「主に学外の人に向かって教えないとまずい状況が一方にはある」と言われるようなこれは学問の府に関わる問題、ましてその一方と言われるような問題ではなく、日本社会の日常でしかありません。
決して「学外」「一方」などといわれるようなものではありません。
その証拠に瀬尾准教授自身がどうような思考回路を持っていたのですから。
丁寧なレスはありがたいのですが、どうしてそう的外れな話しか出来ないのでしょうか?
部分部分を抜き出して都合のいいように曲解してレスされても、そもそも話が噛合っておりませんのでまともにレスのしようがありません。
>私はきちんと議論の結果を残していくことに意味があると考えています。
残していません。
理由は前述の通りです。
> 微力ながら実際に教えていますし、訴訟の場で問うてもいます。
「主に学外の人に向かって教えないとまずい状況が一方にはある」という認識そのものが問題であって、何を行っているかは関係ありません。だからこそ「認識でいる以上は何の問題解決にもなりません」と書いてるのですが・・・
>実効性のある方法
認識が間違っているという私の主張に対して方法論を問うてくるあなたの論理思考が私には全く理解しかねます。
とりあえず、何度も言っているように「主に学外の人に向かって教えないとまずい状況が一方にはある」と言われるようなこれは学問の府に関わる問題、ましてその一方と言われるような問題ではなく、日本社会の日常でしかありません。
決して「学外」「一方」などといわれるようなものではありません。
その証拠に瀬尾准教授自身がどうような思考回路を持っていたのですから。
by 小島
at 2008/04/28 23:39:57
大学の名前、役職を出して意見を言う以上、その大学の一員としての役割で発言することが社会的に求められています。
滝川事件のように学術発展のための発言なら理解できます。一方で、今回の発現は殺人事件の被害者への誹謗中傷や犯罪の告白です。その違いを理解せずに言論の自由や大学の自治と結びつけるのはいささか早計で滑稽に感じられてしまいます。
滝川事件のように学術発展のための発言なら理解できます。一方で、今回の発現は殺人事件の被害者への誹謗中傷や犯罪の告白です。その違いを理解せずに言論の自由や大学の自治と結びつけるのはいささか早計で滑稽に感じられてしまいます。
by ナナシ
at 2008/04/28 23:58:35
小島さん、
>「主に学外の人に向かって教えないとまずい状況が一方にはある」という認識そのものが問題であって、
認識も何も、私がたまたま大学に居るため、外部に講義や講演などで情報発信すると学外になってしまうのです。
何が問題とされているのか、全く分かりません。
肩書きと発言内容を結びつけるなと注意喚起することが、なぜいけないのでしょうか。
>「主に学外の人に向かって教えないとまずい状況が一方にはある」という認識そのものが問題であって、
認識も何も、私がたまたま大学に居るため、外部に講義や講演などで情報発信すると学外になってしまうのです。
何が問題とされているのか、全く分かりません。
肩書きと発言内容を結びつけるなと注意喚起することが、なぜいけないのでしょうか。
by apj
at 2008/04/29 1:35:57
>自分の意見に対しては道義的責任が存在しています。
そんなことは当たり前です。そこは問題にしていません。
大学が謝罪する筋のものではないと主張しているだけです。
そんなことは当たり前です。そこは問題にしていません。
大学が謝罪する筋のものではないと主張しているだけです。
by apj
at 2008/04/29 1:38:25
>大学の名前、役職を出して意見を言う以上、その大学の一員としての役割で発言することが社会的に求められています。
どこまでやれば、役職を出したことになりますか?
プロフィールに書いたらそれで出したことになりますか?
線引きとしてかなり無理がありそうですけど。
どこまでやれば、役職を出したことになりますか?
プロフィールに書いたらそれで出したことになりますか?
線引きとしてかなり無理がありそうですけど。
by apj
at 2008/04/29 1:40:24
常識で判断すれば謝罪は十分理解できます。
世間はそんなに甘くありませんよ。
世間はそんなに甘くありませんよ。
by nanasi
at 2008/04/29 18:03:50
「今後このようなことが繰り返されることのないよう努めてまいります。 」
この部分が問題ということですよね?
少なくとも、その前までは、大学側への問い合わせや批判があったから、調べてみたら本当の事だったということを述べ、大学の方針等とは明らかに食い違っているものだったことを述べ、結果的に関係者に迷惑をかけたことを詫びているだけです。
つまり、「大学としての方針等は該当の教員とは全く違うものだが、発言が大学のブランドを傷つけるものであり、その様な発言を行う様な人物を雇用していたのは不明の限りだ。ブランドが傷ついた事で関係各位には迷惑をかけた」という事であり、雇用側としては当然の謝罪でしょう。
いくら個人の発言でも、組織に属していることが明らかな状態で、不適切な行為を組織の外に向かって行っているとしたら、組織外からは、その人物の行為を組織が容認・支持していると取られかねないわけで、そうではないことを表明すること、その事で迷惑をかけたのなら謝るというのは、社会的な常識の範疇ではないでしょうか。
さらに、「今後このようなことが繰り返されることのないよう努めてまいります。 」の部分も、その組織の方針に反したり、不利益を呼ぶ様な行為を取る様なら、管理サイドから指導が入るのは当たり前です。具体的に「○と●を削除しろ。ここは表現を変えて…」などと言う検閲に類することをするのなら問題ですが、(全所属人員に対して)社会的立場をわきまえさせるとか、社会人としての品格を求めるくらい(大のおとなに恥ずかしいけど…、しかも大学の先生に)の指導なら、して然るべきなのでは?
この部分が問題ということですよね?
少なくとも、その前までは、大学側への問い合わせや批判があったから、調べてみたら本当の事だったということを述べ、大学の方針等とは明らかに食い違っているものだったことを述べ、結果的に関係者に迷惑をかけたことを詫びているだけです。
つまり、「大学としての方針等は該当の教員とは全く違うものだが、発言が大学のブランドを傷つけるものであり、その様な発言を行う様な人物を雇用していたのは不明の限りだ。ブランドが傷ついた事で関係各位には迷惑をかけた」という事であり、雇用側としては当然の謝罪でしょう。
いくら個人の発言でも、組織に属していることが明らかな状態で、不適切な行為を組織の外に向かって行っているとしたら、組織外からは、その人物の行為を組織が容認・支持していると取られかねないわけで、そうではないことを表明すること、その事で迷惑をかけたのなら謝るというのは、社会的な常識の範疇ではないでしょうか。
さらに、「今後このようなことが繰り返されることのないよう努めてまいります。 」の部分も、その組織の方針に反したり、不利益を呼ぶ様な行為を取る様なら、管理サイドから指導が入るのは当たり前です。具体的に「○と●を削除しろ。ここは表現を変えて…」などと言う検閲に類することをするのなら問題ですが、(全所属人員に対して)社会的立場をわきまえさせるとか、社会人としての品格を求めるくらい(大のおとなに恥ずかしいけど…、しかも大学の先生に)の指導なら、して然るべきなのでは?
by 至極当前
at 2008/04/29 18:53:55
>常識で判断すれば謝罪は十分理解できます。
>世間はそんなに甘くありませんよ。
それは「あなたの」世間の話でしょう。
>世間はそんなに甘くありませんよ。
それは「あなたの」世間の話でしょう。
by apj
at 2008/04/29 19:05:36
>「今後このようなことが繰り返されることのないよう努めてまいります。 」
>この部分が問題ということですよね?
いいえ。
>この部分が問題ということですよね?
いいえ。
by apj
at 2008/04/29 19:06:42
わたしの世間
議論になりませんね、この方は
by がっくし
at 2008/04/29 21:50:38
>議論になりませんね、この方は
じゃなくて、「世間」などという、相当議論を重ねないと共有できないものを持ち出して他人を説得できると思っているから、議論にならないってだけの話です。
「世間」や「常識」を持ち出すのは、議論における「手抜き」だと思いますけどね。
じゃなくて、「世間」などという、相当議論を重ねないと共有できないものを持ち出して他人を説得できると思っているから、議論にならないってだけの話です。
「世間」や「常識」を持ち出すのは、議論における「手抜き」だと思いますけどね。
by apj
at 2008/04/29 21:55:59
apjさん>
> 認識も何も、私がたまたま大学に居るため、外部に講義や講演などで情報発信すると学外になってしまうのです。
何が問題とされているのか、全く分かりません。
あなた本当に大学で学問を生業としている方ですか?
あなたほど読解力のない人間はそうそういません。
あなたのような無能な人間のために私たちの税金が研究費と言う名目で使われていると思うと腹立たしいばかりです。
何度も言いますがこれは「学外」とか「一方」ではない「日本社会において」「全般的に」見られる事象に過ぎないということです。
> 認識も何も、私がたまたま大学に居るため、外部に講義や講演などで情報発信すると学外になってしまうのです。
何が問題とされているのか、全く分かりません。
あなた本当に大学で学問を生業としている方ですか?
あなたほど読解力のない人間はそうそういません。
あなたのような無能な人間のために私たちの税金が研究費と言う名目で使われていると思うと腹立たしいばかりです。
何度も言いますがこれは「学外」とか「一方」ではない「日本社会において」「全般的に」見られる事象に過ぎないということです。
by 小島
at 2008/04/29 21:56:02
小島さん、
小島さん
>何度も言いますがこれは「学外」とか「一方」ではない「日本社会において」「全般的に」見られる事象に過ぎないということです。
了解です。その部分でしたか。
ただ、他人の読解力について愚痴を言う前に、ご自分の作文能力の方も振り返っていただきたく。
私と貴方が共有している部分が少なければ少ないほど、正確に何かを理解したり了解したりするには説明が要りますので。
上記の部分については了解しましたが、残りの部分については、いまさら騒ぐほどでもない良くあることだ、という見解であると理解してOKですか?
小島さん
>何度も言いますがこれは「学外」とか「一方」ではない「日本社会において」「全般的に」見られる事象に過ぎないということです。
了解です。その部分でしたか。
ただ、他人の読解力について愚痴を言う前に、ご自分の作文能力の方も振り返っていただきたく。
私と貴方が共有している部分が少なければ少ないほど、正確に何かを理解したり了解したりするには説明が要りますので。
上記の部分については了解しましたが、残りの部分については、いまさら騒ぐほどでもない良くあることだ、という見解であると理解してOKですか?
by apj
at 2008/04/29 22:04:16
apj様
件の準教授氏は自分のブログの中で、
(1)「学生の皆さん、瀬尾研究室にただ暇つぶしで来る
なら今ですよ(笑)」
(2)「☆ ところで「自己責任」については、より学術
的な議論が可能です。後日授業で。」
(3)「学生の皆さん、公共経済学の勉強してますか?」
等明らかに勤務先である大学の学生向けの発言をし
ています。
これを紹介してくれた方も瀬尾准教授のブログは、
「個人のブログなので大学や学生とは無関係」と主張
しているが、実際にはブログの中で、
(上記の発言の紹介とそのエントリーへのリンク
を示し)
明らかに学生が見てることを意識し、さらに授業に
結び付けてるような記述がある。つまり「大学や学生
と無関係な個人のブログ」ではなく、学生や授業と密
接に関係してるのではないか?
「個人ブログであり、大学から干渉されるべきではな
い自由を保障された場である」という瀬尾准教授の主
張と矛盾があり、このブログは大学の責任が及ぶ対象
になると考えられるのではないか?」
と主張されています。
以上の事実が判明した現在でも、apjさんは「学長は
教員個人のブログに関わって大学としてのコメントを
出すべきでは無い」と主張されるのでしょうか?
件の準教授氏は自分のブログの中で、
(1)「学生の皆さん、瀬尾研究室にただ暇つぶしで来る
なら今ですよ(笑)」
(2)「☆ ところで「自己責任」については、より学術
的な議論が可能です。後日授業で。」
(3)「学生の皆さん、公共経済学の勉強してますか?」
等明らかに勤務先である大学の学生向けの発言をし
ています。
これを紹介してくれた方も瀬尾准教授のブログは、
「個人のブログなので大学や学生とは無関係」と主張
しているが、実際にはブログの中で、
(上記の発言の紹介とそのエントリーへのリンク
を示し)
明らかに学生が見てることを意識し、さらに授業に
結び付けてるような記述がある。つまり「大学や学生
と無関係な個人のブログ」ではなく、学生や授業と密
接に関係してるのではないか?
「個人ブログであり、大学から干渉されるべきではな
い自由を保障された場である」という瀬尾准教授の主
張と矛盾があり、このブログは大学の責任が及ぶ対象
になると考えられるのではないか?」
と主張されています。
以上の事実が判明した現在でも、apjさんは「学長は
教員個人のブログに関わって大学としてのコメントを
出すべきでは無い」と主張されるのでしょうか?
by feh
at 2008/04/29 22:48:37
fehさん、
情報ありがとうございます。
なるほど、意見論評ではない部分が多数含まれているということですね。
リンク元の、魚拓へのリンクがあるものも見ました。
であるならば、対応としては、教育研究にかかわる部分については大学の管理の及ぶ部分ですから適正な判断をしていただき、それ以外の部分については表現の自由を広く解して、萎縮効果をもたらさないようなお願いをする、といったあたりが適切だと思います。
エントリーを書いた時は、限られた情報しか見ていませんでしたので、訂正して追記を行います。
ご指摘ありがとうございました。
情報ありがとうございます。
なるほど、意見論評ではない部分が多数含まれているということですね。
リンク元の、魚拓へのリンクがあるものも見ました。
であるならば、対応としては、教育研究にかかわる部分については大学の管理の及ぶ部分ですから適正な判断をしていただき、それ以外の部分については表現の自由を広く解して、萎縮効果をもたらさないようなお願いをする、といったあたりが適切だと思います。
エントリーを書いた時は、限られた情報しか見ていませんでしたので、訂正して追記を行います。
ご指摘ありがとうございました。
by apj
at 2008/04/29 23:09:13
apj様
>いいえ。
そうですか。下に引用した他の方へのコメント抜粋もあわせて、apj様の見識の方を疑うしかないですね。
「エントリーを書いた時は、限られた情報しか見ていませんでしたので、訂正して追記を行います。」
このページ自体、脊 髄 反 射 的な書き込みだったんですね。
「blogの表現につき、表現した教員本人が責任を負い、原則として大学が無関係であるという主張」については、その通りと思いますが、批判や問い合わせがあり、それがある程度公になっている以上、大学側が公式の発表をするのはやむを得ない事であり、「大学が無関係である」ことを表明するのは当然でしょう。また、無関係とは言っても、大学に所属している教員が迷惑をかけた人がいると大学側が判断した以上、謝罪の一文を載せるのも、これまた当然でしょう。
それを、表現の自由を奪うおそれがあるなどと言うのは、あまりにも広く解釈しすぎというか、被害妄想ですね。あまりにも拡大解釈しすぎると、将来的に逆効果だと思いますけど。
>いいえ。
そうですか。下に引用した他の方へのコメント抜粋もあわせて、apj様の見識の方を疑うしかないですね。
「エントリーを書いた時は、限られた情報しか見ていませんでしたので、訂正して追記を行います。」
このページ自体、脊 髄 反 射 的な書き込みだったんですね。
「blogの表現につき、表現した教員本人が責任を負い、原則として大学が無関係であるという主張」については、その通りと思いますが、批判や問い合わせがあり、それがある程度公になっている以上、大学側が公式の発表をするのはやむを得ない事であり、「大学が無関係である」ことを表明するのは当然でしょう。また、無関係とは言っても、大学に所属している教員が迷惑をかけた人がいると大学側が判断した以上、謝罪の一文を載せるのも、これまた当然でしょう。
それを、表現の自由を奪うおそれがあるなどと言うのは、あまりにも広く解釈しすぎというか、被害妄想ですね。あまりにも拡大解釈しすぎると、将来的に逆効果だと思いますけど。
by 至極当前2
at 2008/04/29 23:56:43
まあ、表現、言論の自由が保障する自由というものを、真剣に考えたことないんでしょう?
あなた方が、表現、言論の自由と主張する内容なら、瀬尾女史に対しての表現、言論の自由を批判することはできないでしょう?それとも何ですか?大学教授だと、特別扱いにでもなると思っているのですか?
そこの浅い擁護論を展開されているようですが、恥ずかしくありませんかね?
あなた方が、表現、言論の自由と主張する内容なら、瀬尾女史に対しての表現、言論の自由を批判することはできないでしょう?それとも何ですか?大学教授だと、特別扱いにでもなると思っているのですか?
そこの浅い擁護論を展開されているようですが、恥ずかしくありませんかね?
by 一市民
at 2008/04/30 0:18:10
本人が責任を負うべきものについてまで、大学が謝罪するのはまずいです。逆に誤解を与えることになかねないので。
表現したことの責任を完全に負わせてもらえないのなら、表現の自由があるとは言えないと思いますが……。
表現したことの責任を完全に負わせてもらえないのなら、表現の自由があるとは言えないと思いますが……。
by apj
at 2008/04/30 0:45:37
一市民さん、
投稿内容の意味が不明です。誰のどの発言に対する言及なのがはっきりしません。
勤務の実態について事実が書かれていて、その事実が確認でき、かつ実際に問題があるということになれば、表現したことについてではなく、よろしくないことを行った責任の方が問われることになるだけでしょう。
投稿内容の意味が不明です。誰のどの発言に対する言及なのがはっきりしません。
勤務の実態について事実が書かれていて、その事実が確認でき、かつ実際に問題があるということになれば、表現したことについてではなく、よろしくないことを行った責任の方が問われることになるだけでしょう。
by apj
at 2008/04/30 0:50:38
apj様
>それ以外の部分については表現の自由を広く解して、
>萎縮効果をもたらさないようなお願いをする
件の準教授のブログにおける「それ以外の部分」とは
多くの誹謗中傷・侮蔑等ですが、それらも表現の自由
に属するもので、萎縮効果をもたらさないよう配慮す
る、即ち、今後も他人の誹謗中傷・侮蔑はお構いなく
どうぞとお願いして下さいと言う趣旨でしょうか?
当然ご存じだと思いますが、憲法第12条は「国民は、
これ(言わずもがなですが、注:第11条で定められた
国民が享有する基本的人権のことです。)を濫用して
はならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれ
を利用する責任を負ふ。」とあります。
私たちが基本的人権の一つ、表現の自由の権利を行使
する場合、それは公共の福祉のためである、或いは少
なくとも公共の福祉に反していない必要があると考え
られます。
この準教授のブログの中の夥しい他人への侮蔑や
誹謗中傷はどう広く解釈すれば「公共の福祉のため」
と解釈可能なのでしょうか?
>それ以外の部分については表現の自由を広く解して、
>萎縮効果をもたらさないようなお願いをする
件の準教授のブログにおける「それ以外の部分」とは
多くの誹謗中傷・侮蔑等ですが、それらも表現の自由
に属するもので、萎縮効果をもたらさないよう配慮す
る、即ち、今後も他人の誹謗中傷・侮蔑はお構いなく
どうぞとお願いして下さいと言う趣旨でしょうか?
当然ご存じだと思いますが、憲法第12条は「国民は、
これ(言わずもがなですが、注:第11条で定められた
国民が享有する基本的人権のことです。)を濫用して
はならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれ
を利用する責任を負ふ。」とあります。
私たちが基本的人権の一つ、表現の自由の権利を行使
する場合、それは公共の福祉のためである、或いは少
なくとも公共の福祉に反していない必要があると考え
られます。
この準教授のブログの中の夥しい他人への侮蔑や
誹謗中傷はどう広く解釈すれば「公共の福祉のため」
と解釈可能なのでしょうか?
by feh
at 2008/04/30 1:04:43
fehさん、
もちろん、言論と表現の自由が無制限に認められる等と考えてはおりません。
公共の福祉による制限は、具体的には、名誉毀損等で告訴や提訴を行うということで実現されていいきます。
書き直した文章は、そのことを含んだものです。このまま放っておいたら、いずれ誰かが瀬尾氏を訴えて、刑事罰を与えるなり賠償金をとるなりすると思います。いっそその方が望ましい。
大学が間に入って、適当に直させたり削除させたりして丸く収めようなど、あの表現に対しては、もはや手ぬる過ぎる措置だと思います。
大学が泥をかぶった上で、今後の表現規制をどうしようかなどと、頭を悩ます値打ちもない。とっとと処罰を喰らうか賠償金を取られりゃいいというのが私の意見です。
もちろん、言論と表現の自由が無制限に認められる等と考えてはおりません。
公共の福祉による制限は、具体的には、名誉毀損等で告訴や提訴を行うということで実現されていいきます。
書き直した文章は、そのことを含んだものです。このまま放っておいたら、いずれ誰かが瀬尾氏を訴えて、刑事罰を与えるなり賠償金をとるなりすると思います。いっそその方が望ましい。
大学が間に入って、適当に直させたり削除させたりして丸く収めようなど、あの表現に対しては、もはや手ぬる過ぎる措置だと思います。
大学が泥をかぶった上で、今後の表現規制をどうしようかなどと、頭を悩ます値打ちもない。とっとと処罰を喰らうか賠償金を取られりゃいいというのが私の意見です。
by apj
at 2008/04/30 1:28:22
このエントリーだけ見て、「擁護だなっ」と頭に血を上らせている方は、前後のエントリーも見た方がいいです。。。
apjさん、他の方々、議論を大変参考にさせていただいております。apjさんに質問なのですが、青学は当の准教授を処分する可能性が高いそうです。
» link here «
職務に関する問題発言が原因ならば問題は明確ですが、それが理由ではなく、他の暴言が原因で処分が下されるということになった場合、その処分をどのように評価されますか?
apjさん、他の方々、議論を大変参考にさせていただいております。apjさんに質問なのですが、青学は当の准教授を処分する可能性が高いそうです。
» link here «
職務に関する問題発言が原因ならば問題は明確ですが、それが理由ではなく、他の暴言が原因で処分が下されるということになった場合、その処分をどのように評価されますか?
by ぷりぷりざえもん
at 2008/04/30 1:50:52
apj様
>公共の福祉による制限は、具体的には、名誉毀損等で
>告訴や提訴を行うということで実現されていいきます。
刑罰によって自らが謳う規定の実現を国民に要求する
のは日本国憲法の理念とするところでは無いでしょう。
理念の話はともかく、上記のご説明に若干の矛盾と思
われる点があります。
名誉毀損であれ、何であれそれが法律に触れると言う
ことは、そもそもそれは準教授氏の権利では無いと
言うことですね? もしそれが権利であるならば何な
の法的な制裁を受ける必要は無い訳です。
権利の範囲を超えたが故に、もっとはっきり言えば
他人の権利を侵害したが故に被害者からの訴えの
対象となる訳です。
とすると、そもそもそれは権利では無い。権利では
無いものをどうして表現の自由という権利で保護し
ようとされるのでしょうか?
名誉毀損の訴えの対象となった瞬間にそれは既に
権利の範囲を超えている。
従って誰であろうと、他人を侮蔑したり名誉を傷
付ける言説について如何なる権利も保有していな
い。即ち、誹謗中傷や侮蔑表現にまで表現の自由
を適用するのは間違いではないでしょうか?
>公共の福祉による制限は、具体的には、名誉毀損等で
>告訴や提訴を行うということで実現されていいきます。
刑罰によって自らが謳う規定の実現を国民に要求する
のは日本国憲法の理念とするところでは無いでしょう。
理念の話はともかく、上記のご説明に若干の矛盾と思
われる点があります。
名誉毀損であれ、何であれそれが法律に触れると言う
ことは、そもそもそれは準教授氏の権利では無いと
言うことですね? もしそれが権利であるならば何な
の法的な制裁を受ける必要は無い訳です。
権利の範囲を超えたが故に、もっとはっきり言えば
他人の権利を侵害したが故に被害者からの訴えの
対象となる訳です。
とすると、そもそもそれは権利では無い。権利では
無いものをどうして表現の自由という権利で保護し
ようとされるのでしょうか?
名誉毀損の訴えの対象となった瞬間にそれは既に
権利の範囲を超えている。
従って誰であろうと、他人を侮蔑したり名誉を傷
付ける言説について如何なる権利も保有していな
い。即ち、誹謗中傷や侮蔑表現にまで表現の自由
を適用するのは間違いではないでしょうか?
by feh
at 2008/04/30 2:38:14
fehさん:
基本的人権の観点では少数者を「公共」から排除しないのです。
この場合の少数者は瀬尾氏のブログに賛同する、あるいは少なくともブログを読みたいという欲求がある人々のことです。
もちろん、一般的な社会感覚からは少し軸が外れているような価値観の人ではありましょうが、そのような人々にも表現を享受する権利を認める、というのが基本的人権であり公共の福祉というものです。
社会秩序の実利害を勘案する個別法の観点とはちょっと違うのですね。
基本的人権の観点では少数者を「公共」から排除しないのです。
この場合の少数者は瀬尾氏のブログに賛同する、あるいは少なくともブログを読みたいという欲求がある人々のことです。
もちろん、一般的な社会感覚からは少し軸が外れているような価値観の人ではありましょうが、そのような人々にも表現を享受する権利を認める、というのが基本的人権であり公共の福祉というものです。
社会秩序の実利害を勘案する個別法の観点とはちょっと違うのですね。
by Isshocking
at 2008/04/30 2:44:39
ぷりぷりざえもんさん、
blogの方も見させていただきました。
>他の暴言が原因で処分が下されるということになった場合、その処分をどのように評価されますか?
やはりまずいと思います。せめて、誰かに刑事告訴の2つ3つでも喰らって全部有罪確定してから処分、でないと……。
#というか早く告訴でも提訴でもしてくれ>言及された人。
以前、京都大の教授が処分されたケースがありました。その教授は、確か、不正経理プラス馬鹿健康食品の宣伝に名前を貸すということをしていました。私は、その馬鹿健食の批判をしたり、欺されないためにといった内容の講義を大学の内外でしているのですが、それでも、処分内容に、健康食品の宣伝が入ったのはまずいと考え、このblogで言及したことがあります。学問の自由やら表現の自由やらを考えるとまずい。かなりタテマエ的な話ですが、大学が制度として内容を判断して制限していいということにしてしまうと、今はまだ大丈夫でも、将来、政治の状況がまずくなったりしたときに、時の権力者や企業の利害には反するがまっとうな意見というものを出し、守る役割を果たせなくなります。つまり、将来の誰かの学問の自由を守るために、今制限をかけるのはまずかろう、というふうに考えているのです。
瀬尾氏の言論が、暴言にまみれていて、名誉毀損を繰り返していることは確かです。しかし、それを制限するのであれば、大学という制度によるのではなく、訴訟制度によるべきだというのが私の意見です。
上にも少し書きましたが、刑法の名誉毀損は親告罪です。処罰を求めるかどうかについて、名誉毀損された人の意思が反映する余地があるのです。
瀬尾氏に対して道義的非難は存分に行えば良いと思いますが、身分の変動を伴うような処分については、暴言のみを問題にするのは無理があると考えます。
blogの方も見させていただきました。
>他の暴言が原因で処分が下されるということになった場合、その処分をどのように評価されますか?
やはりまずいと思います。せめて、誰かに刑事告訴の2つ3つでも喰らって全部有罪確定してから処分、でないと……。
#というか早く告訴でも提訴でもしてくれ>言及された人。
以前、京都大の教授が処分されたケースがありました。その教授は、確か、不正経理プラス馬鹿健康食品の宣伝に名前を貸すということをしていました。私は、その馬鹿健食の批判をしたり、欺されないためにといった内容の講義を大学の内外でしているのですが、それでも、処分内容に、健康食品の宣伝が入ったのはまずいと考え、このblogで言及したことがあります。学問の自由やら表現の自由やらを考えるとまずい。かなりタテマエ的な話ですが、大学が制度として内容を判断して制限していいということにしてしまうと、今はまだ大丈夫でも、将来、政治の状況がまずくなったりしたときに、時の権力者や企業の利害には反するがまっとうな意見というものを出し、守る役割を果たせなくなります。つまり、将来の誰かの学問の自由を守るために、今制限をかけるのはまずかろう、というふうに考えているのです。
瀬尾氏の言論が、暴言にまみれていて、名誉毀損を繰り返していることは確かです。しかし、それを制限するのであれば、大学という制度によるのではなく、訴訟制度によるべきだというのが私の意見です。
上にも少し書きましたが、刑法の名誉毀損は親告罪です。処罰を求めるかどうかについて、名誉毀損された人の意思が反映する余地があるのです。
瀬尾氏に対して道義的非難は存分に行えば良いと思いますが、身分の変動を伴うような処分については、暴言のみを問題にするのは無理があると考えます。
by apj
at 2008/04/30 2:55:23
どうも、apjさんが瀬尾氏を擁護していると誤解している人がいるように見えるんですが、むしろ、そのような人よりもapjさんの方が瀬尾氏に対して厳しいのではないでしょうか。
大学が(大学業務と無関係な部分まで)謝罪するということは、大学は瀬尾氏と同じ立場であると言っているわけです。応援するとまでは行かなくとも、一緒に批判を受け負担を軽くしてあげましょうと配慮しているようなものではありませんか。実際は配慮ではなく、大学に被害が及ばないようにことを納めようということかもしれませんが、結果的に瀬尾氏の責任をあいまいにしてしまいます。
大学としては、個人の発言の責任は個人で負えと突き放し、かつ大学業務に関連する発言で被害を被ったのなら、処分や賠償を求めるべきじゃないですかと思うのですね。
学者は言論や表現の自由で守られていいね、という意見を目にしたのですが、逆かと。その責任は自分で負うしかなく、大学や組織が守ってくれるものじゃないでしょう。
大学が(大学業務と無関係な部分まで)謝罪するということは、大学は瀬尾氏と同じ立場であると言っているわけです。応援するとまでは行かなくとも、一緒に批判を受け負担を軽くしてあげましょうと配慮しているようなものではありませんか。実際は配慮ではなく、大学に被害が及ばないようにことを納めようということかもしれませんが、結果的に瀬尾氏の責任をあいまいにしてしまいます。
大学としては、個人の発言の責任は個人で負えと突き放し、かつ大学業務に関連する発言で被害を被ったのなら、処分や賠償を求めるべきじゃないですかと思うのですね。
学者は言論や表現の自由で守られていいね、という意見を目にしたのですが、逆かと。その責任は自分で負うしかなく、大学や組織が守ってくれるものじゃないでしょう。
by zorori
at 2008/04/30 7:13:12
apj様
一時期アクセスできなくなったようですが、回復したようなので再
度投稿させて頂きます。
apjさんは、この準教授を擁護している訳ではなく、表現の自由を擁
護しているものと理解しています。
それでapjさん(及び他の方)と私の見解のどこが異なるのかを私なり
に纏めて見ました
[1]他人への罵詈雑言、誹謗中傷、侮蔑表現等の表現が表現の自由で
保護されるか否か(私は保護すべきでは無いと言う立場です。)
[1a]一方、これらの表現が他人に対する名誉毀損罪を構成することに
ついては両者で相違は無いと思います。
[2]或る組織体の一構成員が前項の表現行為を個人として為した場合、
組織体としてこの構成員の為したことにつき社会に謝罪すること
が是か非か(私はこの場合は当然謝罪すべきだと思います。)
[2b]一方、組織の一員として為したと見なしうる表現行為に対しては
組織体としての謝罪或いは処罰は当該の組織体に任されると言う
ことについて両者で相違は無いと思います-多分。)
以上の纏めが正しいと仮定して、先ず[1]の問題を考えてみます。
私は、一つの行為(この場合は表現すると言う行為。)が権利である
と同時に犯罪の構成要因となることはあり得ないと思います。それ
が権利であれば罪に問われることはないし、犯罪を構成するのであ
れば権利として認められることは無い。
上記の表現が名誉毀損罪を構成することは私とapjさんの間で見解の
相違はありません。それでも表現の自由という権利に属するとお考
えであれば、ここに上げられた表現行為に対し、私たちの社会は権
利の行使として推奨すべきなのか、犯罪行為として抑止すべきなの
かどちらでしょうか?(私の立場では抑止すべきものです。世間一
般もそうだと思います。)
次に[2]ですが、この準教授氏の場合、当初から組織名、職位名、氏
名等を明らかにしており、既に個人としての立場を逸脱しています。
内容的にも組織体の他の構成員に対する語りかけ、助言、通知等明ら
かに組織内機能と見なされる行為をこの個人的と称するブログを通し
て実現しています。
それはブログ中の記述の一部であって全部ではありませんが、しかし、
記述の対象とされた他の構成員に取ってこれらの助言や通知は必要な
もの(読んだ方が成績の上で有利な状態が生まれる可能性がある)で
あり、かつそれらがブログのどこにいつ書かれるかは事前に知り得な
いので、結果として全てのブログの内容を読むことが要求されること
になります。
組織体の構成員の一部であれ、全内容を読むことが求められる以上、
それは明らかに組織体の機能を実現するための生成物であると見な
され、語り掛け、助言、通知等を除く部分は個人的生成物と分けて
考えることはもはや困難であると思われます。
そうすると[2]の状況はそもそもあり得ないのではないかと思います。
個人的な生成物と言うのは本人が(非難され出してから慌てて)そう
主張しただけであって実態は全く異なります。
但し、それはそれとして組織と構成員の間の関係を考えると、営利
企業のように経営者の下に一糸乱れぬ行為を要求されるものから、
弁護士や公認会計士のように一人一人の構成員がそれぞれ一国一城
の主となっているものまで様々な形態があり得ます。
組織内の統率力が強いほど構成員は個人としての立場より組織の一
員としての立場が色濃くなって行きます。大雑把に統率力(或いは構
成員の個人としての自由度の逆数と考えても良いですが)で並べると
営利企業>・・>私立大学>国公立大学>・・>専門家団体
となるでしょう。これはまた組織体に対する市場の影響度をも表して
います。組織体が成長し得るのは市場を通してのみであり、しかもそ
れが自由競争市場である。市場の評価が落ちればそれは直ちに組織体
としての衰退を意味し得ます。
同じ教育機関であっても私立と国公立では構成員の個人としての自由
度が異なるでしょう。(当然私立の方が営利企業に近い立場になりま
す。)国公立大学はまだそれ程マーケティング(市場開拓)の必要性は
無いかも知れませんが少子化の波に晒された私立大学は恐らく学生数
を充足させるのに必死だと思います。
近い将来子供の数が増える見通しは全くない上に健康福祉等の分野に
有力な競争相手が現れて来る。学生数がさらに減少していつ経営が立
ち行かなくなってもおかしくない。
市場に影響される組織体ほど市場における評価を重視するのは当然で、
組織体として何をやろうがやるまいが黙って一定のお客さん(この場合
は学生さん)がやって来る組織体はそれ程市場における評価は気にし
なくても済みます。
私が言いたいのは市場からの(無言の)要請或いは凝視にどう応えるか
はその組織体の置かれた立場により異なると言うものです。apjさんは
多分国公立の大学に属しているのでしょう。だから市場の評価はあまり
気にせずに自らの主義主張を通すべきと考える。これがもし潰れかけて
いる私立の無名の大学だったら、おそらく有無を言わさず解雇している
でしょう。組織体の生存のために。
apjさんの主張は、apjさんの立場では多分正しいのでしょう。
しかしその主張がどの立場でも正しいと主張するのは間違いだと思い
ます。
by feh
at 2008/05/01 2:57:05
fehさん、
もちろん、私の主張がどの立場でも正しいとは考えてはおりません。
が、この問題に唯一の正解があるとも思えないので、違う立場から意見を出しておくことに意味があると考えております。
ましてや、今回のように、電凸が当然で、大学も責任を取って当然であるかのような雰囲気が一気に広まった時には、反対意見があるなら、述べて記録に残した方が良いと考えます。そのことに対する評価は、もしかしたら、もっとずっと後でないとわからないのかもしれませんけど……。
なぜ、このエントリーに書いたような問題提起になったか、どういう問題意識を持っているのかについて、私の方の背景を
» link here «
に書きました。
もちろん、私の主張がどの立場でも正しいとは考えてはおりません。
が、この問題に唯一の正解があるとも思えないので、違う立場から意見を出しておくことに意味があると考えております。
ましてや、今回のように、電凸が当然で、大学も責任を取って当然であるかのような雰囲気が一気に広まった時には、反対意見があるなら、述べて記録に残した方が良いと考えます。そのことに対する評価は、もしかしたら、もっとずっと後でないとわからないのかもしれませんけど……。
なぜ、このエントリーに書いたような問題提起になったか、どういう問題意識を持っているのかについて、私の方の背景を
» link here «
に書きました。
by apj
at 2008/05/01 3:23:34
fehさんのおっしゃる事は概ね理解できるつもりなのですけど、心情的に納得しかねます。
>fehさん「私は、一つの行為(この場合は表現すると言う行為。)が権利であると同時に犯罪の構成要因となることはあり得ないと思います。それが権利であれば罪に問われることはないし、犯罪を構成するのであれば権利として認められることは無い」
特に「言論行為」「表現行為」の場合、これは必ずしも当てはまらないと、私は考えています。
たとえば、「水からの伝言」を賞賛する行為は、私にとって侮蔑表現以外の何物でもありませんが、権利として認められないわけにはいかないでしょう(もちろんそれを非難する権利が私にある限りにおいてですけど)。特定の政治家や特定の政治システムを非難する事が犯罪を構成してしまう──という事態が容易に起こりうる事は歴史が証明しています。
そもそも、「言論の自由」の権利というのは、「そうあるべき」といった理想論から出てきたものではなく、歴史の妥協の産物だと、私は思っているんです。ある「言論」や「表現」が「犯罪の構成要因」になるかどうかは非常に難しい問題を孕んでいて、「犯罪」として取り締まるのを許す事であまりに簡単に望ましくない事態を呼び起こしうるという歴史的事実は否定しようがないわけです。
むしろ、(apjさんが事あるごとに主張されているように)望ましくない「言論」に対しては、「犯罪」として取り締まるよりも、(こちらも「言論の自由」の行使として)「対抗言論」をぶつける形で駆逐していくほうが、まだいくらかでもマシ──という歴史的教訓なのだと、私は理解しています。
>fehさん「(前略)私たちの社会は権利の行使として推奨すべきなのか、(後略)」
「権利」と「推奨されるべき事」とは明確に違う事だと、私は認識しています。たとえば、「愚行権」という権利が論じられる事がありますが、愚行権の支持者の中でも「愚行権の行使を推奨すべきだ」という論者はいないでしょう。
>fehさん「私が言いたいのは市場からの(無言の)要請或いは凝視にどう応えるかはその組織体の置かれた立場により異なると言うものです。apjさんは多分国公立の大学に属しているのでしょう。だから市場の評価はあまり気にせずに自らの主義主張を通すべきと考える」
おっしゃる事はもっともです。
ただ、そんな自分にアイロニカルな気持ちを抱いてしまう事があるのも事実でして、「学問の府」の世界くらい、合理的・理想的(と思われる)判断を徹底・追究して欲しいという個人的気持ちもあったりします。あまり現実的ではない妄想なのかも知れませんが、民間企業のように極めて感情的な市場原理で淘汰される事のない場で、じっくりと徹底的に、本当に社会的に合理的・理想的(と思われる)判断や行動基準というものはどうあるべきかを追究・実践して欲しいなぁ……とか。その成果が社会にうまく還元されてこそ、(特に人文社会系の)学問の価値があるというものだという気持ちが、ちょっとあります。
その意味で……、
>fehさん「これがもし潰れかけている私立の無名の大学だったら、おそらく有無を言わさず解雇しているでしょう。組織体の生存のために」
そういう私立の無名の大学が存在するという事自体に、私は強い問題意識を覚えます。そういう存在が望ましくないという事ではありません。市場の要求に敏感に迅速に応える「学問」の存在はとても重要ですし、否定されるべきものではないでしょう。
しかし、「組織体の生存のために(もっと広く「保身のために」)」という名目で(意識的にしろ無意識的にしろ)行われる・思索される「学問」の弊害の歴史も、また無視できるものではないのではないでしょうか。
>fehさん「しかしその主張がどの立場でも正しいと主張するのは間違いだと思います」
apjさんはともかく、私に限って言えば、今回、青山学院の対応を非難しているのは、青山学院が「学問の府」であるからです。その主張を、すべての立場に敷衍するつもりはありませんし、してもいないと思っています。
むしろ、「(私立大学を含む)学問の府」に対して、一般企業の立場での主張を敷衍しようとする(かのように私には見える)fehさんの論調のほうに、強い違和感を覚えます。
>fehさん「私は、一つの行為(この場合は表現すると言う行為。)が権利であると同時に犯罪の構成要因となることはあり得ないと思います。それが権利であれば罪に問われることはないし、犯罪を構成するのであれば権利として認められることは無い」
特に「言論行為」「表現行為」の場合、これは必ずしも当てはまらないと、私は考えています。
たとえば、「水からの伝言」を賞賛する行為は、私にとって侮蔑表現以外の何物でもありませんが、権利として認められないわけにはいかないでしょう(もちろんそれを非難する権利が私にある限りにおいてですけど)。特定の政治家や特定の政治システムを非難する事が犯罪を構成してしまう──という事態が容易に起こりうる事は歴史が証明しています。
そもそも、「言論の自由」の権利というのは、「そうあるべき」といった理想論から出てきたものではなく、歴史の妥協の産物だと、私は思っているんです。ある「言論」や「表現」が「犯罪の構成要因」になるかどうかは非常に難しい問題を孕んでいて、「犯罪」として取り締まるのを許す事であまりに簡単に望ましくない事態を呼び起こしうるという歴史的事実は否定しようがないわけです。
むしろ、(apjさんが事あるごとに主張されているように)望ましくない「言論」に対しては、「犯罪」として取り締まるよりも、(こちらも「言論の自由」の行使として)「対抗言論」をぶつける形で駆逐していくほうが、まだいくらかでもマシ──という歴史的教訓なのだと、私は理解しています。
>fehさん「(前略)私たちの社会は権利の行使として推奨すべきなのか、(後略)」
「権利」と「推奨されるべき事」とは明確に違う事だと、私は認識しています。たとえば、「愚行権」という権利が論じられる事がありますが、愚行権の支持者の中でも「愚行権の行使を推奨すべきだ」という論者はいないでしょう。
>fehさん「私が言いたいのは市場からの(無言の)要請或いは凝視にどう応えるかはその組織体の置かれた立場により異なると言うものです。apjさんは多分国公立の大学に属しているのでしょう。だから市場の評価はあまり気にせずに自らの主義主張を通すべきと考える」
おっしゃる事はもっともです。
ただ、そんな自分にアイロニカルな気持ちを抱いてしまう事があるのも事実でして、「学問の府」の世界くらい、合理的・理想的(と思われる)判断を徹底・追究して欲しいという個人的気持ちもあったりします。あまり現実的ではない妄想なのかも知れませんが、民間企業のように極めて感情的な市場原理で淘汰される事のない場で、じっくりと徹底的に、本当に社会的に合理的・理想的(と思われる)判断や行動基準というものはどうあるべきかを追究・実践して欲しいなぁ……とか。その成果が社会にうまく還元されてこそ、(特に人文社会系の)学問の価値があるというものだという気持ちが、ちょっとあります。
その意味で……、
>fehさん「これがもし潰れかけている私立の無名の大学だったら、おそらく有無を言わさず解雇しているでしょう。組織体の生存のために」
そういう私立の無名の大学が存在するという事自体に、私は強い問題意識を覚えます。そういう存在が望ましくないという事ではありません。市場の要求に敏感に迅速に応える「学問」の存在はとても重要ですし、否定されるべきものではないでしょう。
しかし、「組織体の生存のために(もっと広く「保身のために」)」という名目で(意識的にしろ無意識的にしろ)行われる・思索される「学問」の弊害の歴史も、また無視できるものではないのではないでしょうか。
>fehさん「しかしその主張がどの立場でも正しいと主張するのは間違いだと思います」
apjさんはともかく、私に限って言えば、今回、青山学院の対応を非難しているのは、青山学院が「学問の府」であるからです。その主張を、すべての立場に敷衍するつもりはありませんし、してもいないと思っています。
むしろ、「(私立大学を含む)学問の府」に対して、一般企業の立場での主張を敷衍しようとする(かのように私には見える)fehさんの論調のほうに、強い違和感を覚えます。
by 田部勝也
at 2008/05/01 5:09:32
おはようございます。
>私は、一つの行為(この場合は表現すると言う行為。)が権利である
と同時に犯罪の構成要因となることはあり得ないと思います
私も、田部勝也さんと同じ考えです。具体的な裁判例では権利であるか犯罪であるかという争いは普通にあると思います。報道の自由に関する裁判などを考えれば分かりやすいと思います。妥協というと言いすぎですが、どのように折り合いをつけるかというのが裁判だと思います。
>他人への罵詈雑言、誹謗中傷、侮蔑表現等の表現が表現の自由で
保護されるか否か(私は保護すべきでは無いと言う立場です。)
罵詈雑言、誹謗中傷、侮蔑表現というコトバに既に保護すべきではないという価値判断が含まれているのではないでしょうか?表現する方はもっと大きな公共の福祉の観点からの意見であるというつもりでしょうし、受け取る方はそうは思わないから議論になったり裁判になったりするのだと思います。ですから、議論は必要で、最初から禁止というのが例外ではないかと私は考えます。例えば、ナチ思想の言論を表現することを禁止している国もありますが、日本では禁止されていませんし、すべきではないと私も思います。禁止されている国では歴史的に大きな被害をもたらしたという「実績」があるので、問答無用となっているのだと思います。常に議論や問答を行っていないとなぜ禁止したのかが忘れ去られる危険もあります。そういう危険があり得ない歴史的経験のある国が例外だと思えるんです。
>私は、一つの行為(この場合は表現すると言う行為。)が権利である
と同時に犯罪の構成要因となることはあり得ないと思います
私も、田部勝也さんと同じ考えです。具体的な裁判例では権利であるか犯罪であるかという争いは普通にあると思います。報道の自由に関する裁判などを考えれば分かりやすいと思います。妥協というと言いすぎですが、どのように折り合いをつけるかというのが裁判だと思います。
>他人への罵詈雑言、誹謗中傷、侮蔑表現等の表現が表現の自由で
保護されるか否か(私は保護すべきでは無いと言う立場です。)
罵詈雑言、誹謗中傷、侮蔑表現というコトバに既に保護すべきではないという価値判断が含まれているのではないでしょうか?表現する方はもっと大きな公共の福祉の観点からの意見であるというつもりでしょうし、受け取る方はそうは思わないから議論になったり裁判になったりするのだと思います。ですから、議論は必要で、最初から禁止というのが例外ではないかと私は考えます。例えば、ナチ思想の言論を表現することを禁止している国もありますが、日本では禁止されていませんし、すべきではないと私も思います。禁止されている国では歴史的に大きな被害をもたらしたという「実績」があるので、問答無用となっているのだと思います。常に議論や問答を行っていないとなぜ禁止したのかが忘れ去られる危険もあります。そういう危険があり得ない歴史的経験のある国が例外だと思えるんです。
by zorori
at 2008/05/01 6:38:06
apj様
田部勝也様
zoron様
コメントありがとうございます。
それぞれいろいろ考えさせられるご意見ですが、一つだけ、誤解と言うか
多分私の書き方が不十分なせいだと思いますが、私の見方が別の見方で受
け取られていると思われる所がありますので、その点の説明をさせて頂き
ます。
誹謗中傷、罵詈雑言等の表現に関してですが、これはこれから将来誰かが
為すであろう(現実にはまだ為されていない)表現行為について言ったもの
ではありません。
私が(そしてここに投稿されている多くの方が)言及しているのは、件の
準教授氏がそのブログの中で既に記述した誹謗中傷、罵詈雑言のことなの
です。(即ちその内容、表現が確定している。)
、
これらの侮蔑的表現については、私とapjさんの間で、名誉毀損罪を構成
すると言う点で同意していると私は受け取っています。勿論実際に名誉毀
損罪で有罪になるかどうかは裁判になって判決が出るまでは分からないこ
とですが。
しかし、既に意識の中で有罪(名誉毀損罪で)としている表現についてまで、
表現の自由で擁護するのはおかしいのではないかという事を私は言っている
のです。犯罪だけれどそれは権利だと考えることは矛盾ではないかと。
これが有罪ではない、或いは非常に微妙だという主張の下なら、表現の自由
として擁護すべきと言う意見も理解できます。
zoronさん、
>罵詈雑言、誹謗中傷、侮蔑表現というコトバに既に保護すべきではない
>という価値判断が含まれているのではないでしょうか?表現する方は
>もっと大きな公共の福祉の観点からの意見であるというつもりでしょう
>し、受け取る方はそうは思わないから議論になったり裁判になったりす
>るのだと思います。
実際の準教授氏の書かれた表現をお読みになれば、公共の福祉の目的が少し
でもあるのではないかと言う期待は完全に消え失せると思います。正確に
言えば、公共の福祉に合致する記述も勿論存在します。それを問題にして
いる訳ではありません。問題にしているのは数多くの、apjさんも同意される
侮蔑的表現の数々なのです。(繰り返しになりますが、ここでの意見は全て
対象が準教授氏の既に記述された表現に限定されています。他の誰かのこれ
から為すであろう表現のことではありません。)
田部勝也さん、
>「水からの伝言」を賞賛する行為は、私にとって侮蔑表現以外の何物でも
>ありませんが、権利として認められないわけにはいかないでしょう(もち
>ろんそれを非難する権利が私にある限りにおいてですけど)。特定の政治
>家や特定の政治システムを非難する事が犯罪を構成してしまう──という
>事態が容易に起こりうる事は歴史が証明しています。
「水からの伝言」の内容を私は知りませんので頓珍漢なことを述べるかも
知れませんが、その賞賛行為は、賞賛の対象が田部さんではなくて別のも
のだと思います。それが直接田部さんを非難していない限り何ら田部さん
の権利を侵害していないと思いますが。
大体賞賛は、それが例え的外れなものだとしても(従って笑いものの種に
はなっても)何らかの権利侵害をもたらすとは考えられません。今回の
ケースとは全然異なるのではないでしょうか。(デタラメな賞賛の記事を
書いてそれを元にある商品を法外な価格で売り付けると言うのなら規制す
る何らかの法律があると思います。)
特定の政治家云々に述べられた懸念(こちらは思想信条の自由に関わるの
でもっと大事になると思いますが)は、むしろ価値の無いものを価値あり
と保護することによりその危険性は増大するのではないでしょうか?
表現の自由に値しないものを表現の自由として保護・擁護すると自由の
価値が雑味で希釈されてしまいます。ここで価値のないものとは上の準
教授氏の他人の権利を侵害する表現のことです。
>むしろ、「(私立大学を含む)学問の府」に対して、一般企業の立場で
>の主張を敷衍しようとする(かのように私には見える)fehさんの論調の
>ほうに、強い違和感を覚えます。
誇張が少しあったかも知れませんが、私が言いたかったことは立場が異
なれば主張も違うと言うことだけです。主張が正しいかどうかもその立
場によって異なって来るでしょう。或いは優先順位が異なると言う方が
この場合適切かも知れません。
或る程度お金と学生に恵まれた、教育と研究を専門にする先生と、年々
経営が厳しくなる私学の学長とでは、同じ事態に立ち至ってとしても
その主張、対応策、優先度に違いが出て来るのは当然でしょう。
皆さんは毅然として大学に関係ない一私人の問題で謝罪などするなと
仰っています。一方、皆さん気付かれた如く、一般世間の反応は全く
逆で、毅然として当該の準教授を懲戒解雇せよが圧倒的です。(ど
ちらの意見も毅然としてと言う点では裏切られるのではないかと危惧
していますが。)
皆さんは大学の内側にいて、大学と中の教師個人は違うと主張されます
が世間一般の人は大学の外にいて、両者を同一視します。(これは別に
大学に限らず全ての組織体に対してそのような見方をします。-程度は
違いますが。)
企業の考え方を学問の府に敷衍していると言う点はその通りです。大学が
その教育・研究と言う価値を維持・増大させるためにも、企業の感覚が要
るのではないかと思っていますが、私が余計な心配をする必要が無いこと
も確かでしょう。
>「学問の府」の世界くらい・・・
ここの段のお考えは心から同意致します。
>むしろ、(apjさんが事あるごとに主張されているように)望ましくない
>「言論」に対しては、「犯罪」として取り締まるよりも、(こちらも
>「言論の自由」の行使として)「対抗言論」をぶつける形で駆逐していく
この部分もそれ自体には全く異論はありません。
ただ私が述べているのは或いは多くの議論が湧き起こっているのは「望ま
しくない」レベルの言論の話ではないからです。それは明白に他人の権利
を侵害する犯罪的言論だからです。
他人の権利を侵害する、名誉毀損罪を構成する言論であることはapjさんも
同意しています。なぜ自ら犯罪であると認める行為に対し権利を認めるのか
これは私は理解できません。多分多くの一般の方も理解できないでしょう。
犯罪を構成すると認めてなおかつ権利というのは矛盾です。権利と言うなら
犯罪性を否定して貰いたい。同意出来るかどうかは分かりませんが、それな
ら主張として理解できます。
apj様
>私の方の背景を
» link here «
>に書きました。
今はちょっと時間が無いので後で読ませて頂きます。
田部勝也様
zoron様
コメントありがとうございます。
それぞれいろいろ考えさせられるご意見ですが、一つだけ、誤解と言うか
多分私の書き方が不十分なせいだと思いますが、私の見方が別の見方で受
け取られていると思われる所がありますので、その点の説明をさせて頂き
ます。
誹謗中傷、罵詈雑言等の表現に関してですが、これはこれから将来誰かが
為すであろう(現実にはまだ為されていない)表現行為について言ったもの
ではありません。
私が(そしてここに投稿されている多くの方が)言及しているのは、件の
準教授氏がそのブログの中で既に記述した誹謗中傷、罵詈雑言のことなの
です。(即ちその内容、表現が確定している。)
、
これらの侮蔑的表現については、私とapjさんの間で、名誉毀損罪を構成
すると言う点で同意していると私は受け取っています。勿論実際に名誉毀
損罪で有罪になるかどうかは裁判になって判決が出るまでは分からないこ
とですが。
しかし、既に意識の中で有罪(名誉毀損罪で)としている表現についてまで、
表現の自由で擁護するのはおかしいのではないかという事を私は言っている
のです。犯罪だけれどそれは権利だと考えることは矛盾ではないかと。
これが有罪ではない、或いは非常に微妙だという主張の下なら、表現の自由
として擁護すべきと言う意見も理解できます。
zoronさん、
>罵詈雑言、誹謗中傷、侮蔑表現というコトバに既に保護すべきではない
>という価値判断が含まれているのではないでしょうか?表現する方は
>もっと大きな公共の福祉の観点からの意見であるというつもりでしょう
>し、受け取る方はそうは思わないから議論になったり裁判になったりす
>るのだと思います。
実際の準教授氏の書かれた表現をお読みになれば、公共の福祉の目的が少し
でもあるのではないかと言う期待は完全に消え失せると思います。正確に
言えば、公共の福祉に合致する記述も勿論存在します。それを問題にして
いる訳ではありません。問題にしているのは数多くの、apjさんも同意される
侮蔑的表現の数々なのです。(繰り返しになりますが、ここでの意見は全て
対象が準教授氏の既に記述された表現に限定されています。他の誰かのこれ
から為すであろう表現のことではありません。)
田部勝也さん、
>「水からの伝言」を賞賛する行為は、私にとって侮蔑表現以外の何物でも
>ありませんが、権利として認められないわけにはいかないでしょう(もち
>ろんそれを非難する権利が私にある限りにおいてですけど)。特定の政治
>家や特定の政治システムを非難する事が犯罪を構成してしまう──という
>事態が容易に起こりうる事は歴史が証明しています。
「水からの伝言」の内容を私は知りませんので頓珍漢なことを述べるかも
知れませんが、その賞賛行為は、賞賛の対象が田部さんではなくて別のも
のだと思います。それが直接田部さんを非難していない限り何ら田部さん
の権利を侵害していないと思いますが。
大体賞賛は、それが例え的外れなものだとしても(従って笑いものの種に
はなっても)何らかの権利侵害をもたらすとは考えられません。今回の
ケースとは全然異なるのではないでしょうか。(デタラメな賞賛の記事を
書いてそれを元にある商品を法外な価格で売り付けると言うのなら規制す
る何らかの法律があると思います。)
特定の政治家云々に述べられた懸念(こちらは思想信条の自由に関わるの
でもっと大事になると思いますが)は、むしろ価値の無いものを価値あり
と保護することによりその危険性は増大するのではないでしょうか?
表現の自由に値しないものを表現の自由として保護・擁護すると自由の
価値が雑味で希釈されてしまいます。ここで価値のないものとは上の準
教授氏の他人の権利を侵害する表現のことです。
>むしろ、「(私立大学を含む)学問の府」に対して、一般企業の立場で
>の主張を敷衍しようとする(かのように私には見える)fehさんの論調の
>ほうに、強い違和感を覚えます。
誇張が少しあったかも知れませんが、私が言いたかったことは立場が異
なれば主張も違うと言うことだけです。主張が正しいかどうかもその立
場によって異なって来るでしょう。或いは優先順位が異なると言う方が
この場合適切かも知れません。
或る程度お金と学生に恵まれた、教育と研究を専門にする先生と、年々
経営が厳しくなる私学の学長とでは、同じ事態に立ち至ってとしても
その主張、対応策、優先度に違いが出て来るのは当然でしょう。
皆さんは毅然として大学に関係ない一私人の問題で謝罪などするなと
仰っています。一方、皆さん気付かれた如く、一般世間の反応は全く
逆で、毅然として当該の準教授を懲戒解雇せよが圧倒的です。(ど
ちらの意見も毅然としてと言う点では裏切られるのではないかと危惧
していますが。)
皆さんは大学の内側にいて、大学と中の教師個人は違うと主張されます
が世間一般の人は大学の外にいて、両者を同一視します。(これは別に
大学に限らず全ての組織体に対してそのような見方をします。-程度は
違いますが。)
企業の考え方を学問の府に敷衍していると言う点はその通りです。大学が
その教育・研究と言う価値を維持・増大させるためにも、企業の感覚が要
るのではないかと思っていますが、私が余計な心配をする必要が無いこと
も確かでしょう。
>「学問の府」の世界くらい・・・
ここの段のお考えは心から同意致します。
>むしろ、(apjさんが事あるごとに主張されているように)望ましくない
>「言論」に対しては、「犯罪」として取り締まるよりも、(こちらも
>「言論の自由」の行使として)「対抗言論」をぶつける形で駆逐していく
この部分もそれ自体には全く異論はありません。
ただ私が述べているのは或いは多くの議論が湧き起こっているのは「望ま
しくない」レベルの言論の話ではないからです。それは明白に他人の権利
を侵害する犯罪的言論だからです。
他人の権利を侵害する、名誉毀損罪を構成する言論であることはapjさんも
同意しています。なぜ自ら犯罪であると認める行為に対し権利を認めるのか
これは私は理解できません。多分多くの一般の方も理解できないでしょう。
犯罪を構成すると認めてなおかつ権利というのは矛盾です。権利と言うなら
犯罪性を否定して貰いたい。同意出来るかどうかは分かりませんが、それな
ら主張として理解できます。
apj様
>私の方の背景を
» link here «
>に書きました。
今はちょっと時間が無いので後で読ませて頂きます。
by feh
at 2008/05/01 22:26:30
>fehさん「皆さんは大学の内側にいて、大学と中の教師個人は違うと主張されますが世間一般の人は大学の外にいて、両者を同一視します」
まず、私はかつて大学に学部生として通っていたという事以外に、大学と直接的な関係を持った事はありません。大学と雇用関係にあった事もありませんし、その他なんらかの直接的な利害関係を持った事もないはずです。「大学の内側にいて」という表現は、私に限って言えば、相応しくないと思います。
その上で、心情的・経験的に「世間一般の人は大学の外にいて、両者を同一視します」というのはとても良く理解できるのですが、それが本当に望ましい事なのかどうか──つまり、「学問の府」を含めたすべての社会の機関が「同一視」された論理的・倫理的・経験的価値判断で運営される事が本当に望ましい事なのかどうか──という問題提起を先のコメントではしたわけです。
それに対しては、様々な立場・見解がある事は承知していますが、現実・現状を確認してそれを追認するだけで良しとしたくはない(すべきでない)というのが、私の立場です。
>fehさん「しかし、既に意識の中で有罪(名誉毀損罪で)としている表現についてまで、表現の自由で擁護するのはおかしいのではないかという事を私は言っているのです」
逆に、名誉毀損罪で有罪とされた以上に、さらに具体的にどのような責任を取らせたいのかを教示頂きたいと思います。「表現の自由で擁護するのはおかしい」のならば、対抗言論で糾弾し、さらには名誉毀損罪で有罪とする以上に、我々は何をすべきだと、fehさんは主張するのでしょうか。
何度も申し上げていると思うのですが、「言論の自由」は、これから行おうとする言論行為に対して、それを事前に妨げてはならない、ないし、行われた言論行為に対し、「対抗言論」以外の暴力的手段でそれを迫害してはならない──という考え方です。行われた(結果的に望ましくないと思われる)「言論」「表現」については、原則として「対抗言論」で、必要とあれば最終手段として(名誉毀損などを含めた)法廷闘争で対応すべきだ──という考え方です。
原則的には、瀬尾氏の「言論」行為(というのには無理がありますが)に対しても、暴力的手段で圧殺する(暴力的手段で圧殺する事を推奨する)のではなく、あくまで「対抗言論」で戦うべきである──という事を主張しているわけです。
これは、先にも述べたように、我々自身がなんらかの言論活動・表現活動(特に批判活動)をすると、(それが我々にとっていかに正当性があろうとも)我々のその言論活動は容易に暴力的手段で封殺されうる──という歴史的教訓から学んだ妥協案であるわけです。
さらに言えば、fehさんの考え方は、瀬尾氏の「言論」に対して、対等な手段(「言論行為」)で論理的・合理的に戦えない・勝負できない──だから暴力的手段で叩き潰すのも躊躇わない──という見方さえできてしまう気がします。それは本意ではないでしょうし、望ましくさえないでしょう。
まず、私はかつて大学に学部生として通っていたという事以外に、大学と直接的な関係を持った事はありません。大学と雇用関係にあった事もありませんし、その他なんらかの直接的な利害関係を持った事もないはずです。「大学の内側にいて」という表現は、私に限って言えば、相応しくないと思います。
その上で、心情的・経験的に「世間一般の人は大学の外にいて、両者を同一視します」というのはとても良く理解できるのですが、それが本当に望ましい事なのかどうか──つまり、「学問の府」を含めたすべての社会の機関が「同一視」された論理的・倫理的・経験的価値判断で運営される事が本当に望ましい事なのかどうか──という問題提起を先のコメントではしたわけです。
それに対しては、様々な立場・見解がある事は承知していますが、現実・現状を確認してそれを追認するだけで良しとしたくはない(すべきでない)というのが、私の立場です。
>fehさん「しかし、既に意識の中で有罪(名誉毀損罪で)としている表現についてまで、表現の自由で擁護するのはおかしいのではないかという事を私は言っているのです」
逆に、名誉毀損罪で有罪とされた以上に、さらに具体的にどのような責任を取らせたいのかを教示頂きたいと思います。「表現の自由で擁護するのはおかしい」のならば、対抗言論で糾弾し、さらには名誉毀損罪で有罪とする以上に、我々は何をすべきだと、fehさんは主張するのでしょうか。
何度も申し上げていると思うのですが、「言論の自由」は、これから行おうとする言論行為に対して、それを事前に妨げてはならない、ないし、行われた言論行為に対し、「対抗言論」以外の暴力的手段でそれを迫害してはならない──という考え方です。行われた(結果的に望ましくないと思われる)「言論」「表現」については、原則として「対抗言論」で、必要とあれば最終手段として(名誉毀損などを含めた)法廷闘争で対応すべきだ──という考え方です。
原則的には、瀬尾氏の「言論」行為(というのには無理がありますが)に対しても、暴力的手段で圧殺する(暴力的手段で圧殺する事を推奨する)のではなく、あくまで「対抗言論」で戦うべきである──という事を主張しているわけです。
これは、先にも述べたように、我々自身がなんらかの言論活動・表現活動(特に批判活動)をすると、(それが我々にとっていかに正当性があろうとも)我々のその言論活動は容易に暴力的手段で封殺されうる──という歴史的教訓から学んだ妥協案であるわけです。
さらに言えば、fehさんの考え方は、瀬尾氏の「言論」に対して、対等な手段(「言論行為」)で論理的・合理的に戦えない・勝負できない──だから暴力的手段で叩き潰すのも躊躇わない──という見方さえできてしまう気がします。それは本意ではないでしょうし、望ましくさえないでしょう。
by 田部勝也
at 2008/05/01 23:20:06
JosephYoiko さんとapj先生の議論についてコメントさせていただきます。
jrecinの募集要項:
>(4)本学の建学の精神に理解のある方。
apjさん:
>「理解のある」をどう具体的に解釈するかという部分で、
>意見が違ってきそうですね。
○提案
「どう具体的に解釈するかが不明」ですし、
採用時にどのような誓約書を書いたかによって
事実関係が大きく異なってくると思いますので、
「青学の内規が不明なので、結論は保留」と書き加えられてはいかがでしょうか?
○意見
瀬尾先生が
「採用時の誓約書には私生活でも本学の建学の精神に沿った行動を
とれとは書いてない」
と主張された箇所は無かったのではと思いますが
どなたかご存知でしょうか?
瀬尾先生が上記主張をされない限り、
学長謝罪文をもとに
今回の学長謝罪は青学特有の誓約書に基づくものと推認しても
クレームを行った青学OBらにはなんら落ち度はないと思います。
○感想
「青学の学長は敬虔なクリスチャンだから」謝罪文を掲載したという
解釈であれば
国立大学法人に所属する
apj先生の今後のご活躍になんら支障はないものと思います。
jrecinの募集要項:
>(4)本学の建学の精神に理解のある方。
apjさん:
>「理解のある」をどう具体的に解釈するかという部分で、
>意見が違ってきそうですね。
○提案
「どう具体的に解釈するかが不明」ですし、
採用時にどのような誓約書を書いたかによって
事実関係が大きく異なってくると思いますので、
「青学の内規が不明なので、結論は保留」と書き加えられてはいかがでしょうか?
○意見
瀬尾先生が
「採用時の誓約書には私生活でも本学の建学の精神に沿った行動を
とれとは書いてない」
と主張された箇所は無かったのではと思いますが
どなたかご存知でしょうか?
瀬尾先生が上記主張をされない限り、
学長謝罪文をもとに
今回の学長謝罪は青学特有の誓約書に基づくものと推認しても
クレームを行った青学OBらにはなんら落ち度はないと思います。
○感想
「青学の学長は敬虔なクリスチャンだから」謝罪文を掲載したという
解釈であれば
国立大学法人に所属する
apj先生の今後のご活躍になんら支障はないものと思います。
by fumin
at 2008/05/02 0:59:26
apj様
興味深く読ませて頂きました。
とは言っても内容的にも分量的にも盛り沢山の資料を一度目を通しただけ
で十分理解できたとはとても思えません。
取り敢えずこれを読んで、例の瀬尾準教授氏の問題について思ったことを
以下に示します。
件のブログのコンテンツは他人の権利を侵害する記述を含んでいて、この
侮蔑的記述は多くの人の名誉を毀損しています。(名誉を毀損された人たち
を第一次の被害者とします。第一次の被害者には被害を受けた本人の他に
家族や、所属する組織も含めても良いかも知れません。)
被害はこれだけに留まりません。彼女のゼミに参加していた学生さんの評
価が下がります。就職の機会が減少することも考えられます。(第二次の
被害者。)更にまだ被害を受ける人たちがいます。青山学院大学の在校生、
卒業生、その両親達です。現在同校に勤めている教職員も被害者です。
(第三次の被害者。)大学自体もその社会的評価が下がると言う被害を受け
ます。大学側はこの被害の「代償」として加害者を処罰できると思います。
今度は被害の救済の点から見てみます。第一次の被害者は裁判によって救
済を得ることが可能です。(但し常に全員がと言う訳ではありませんが、
この点は今は除いて置きます。)
第二次の被害者は加害者を訴えると言う方法を取れるでしょうか?可能な
場合もあるかも知れませんが殆どは無理でしょう。それでは第三次の被害
者は?これもできないでしょう。
第二次及び第三次の被害を救済できるのは大学だけなのです。その教育・
研究・社会活動を通して大学の評価を上げることで最終的に救済するより
術がありません。大学と言う組織の一構成員の不法行為が与えた損害には
その組織しか回復或いは救済のしようが無いものがあるのです。
第一次の被害に対して大学が免責されるかどうかも考える必要があります。
それはそのような不法行為の発生が大学にとって不可抗力であったかどう
かで決まるでしょう。真に不可抗力であった場合、道義的には別として法
的には責任が問われないでしょう。
今回の場合、この大学にとってこの問題は不可抗力だったでしょうか?
そうではないですね。この準教授には似たようなケースの「前科」があり
ます。そこできちんと対応しなかったことが、現在の問題の遠因になって
いる可能性を否定できません。
即ち大学は某かの責任を免れ得ません。これに対して(その責任の分に対
して)大学は公式に謝罪する必要があります。誰に対する謝罪かと言えば
第一次〜第三次の被害者に対してです。
その上で、大学は先に挙げた第二次〜第三次被害者への救済を図らなけれ
ばなりません。
救済策としては、例えば、以下が考えられます。
(1)同様の問題の発生を防止するための学内規定類の整備。
行動規範、就業規則、採用基準等
(2)教職員への啓蒙活動(個人として何をして良いのか、悪いのか。)
(3)問題根絶と大学の価値向上方針の公式表明(学外に対して)
(4)教育・研究・社会貢献分野における丹念で地道な活動
(5)成果の積極的発表
大学は関知しないと言う表明は誰をも救済しません。(経営者の責任をぼか
してくれるかも知れませんが。)
また誰をも納得させません。大学の評価はさらに下がるでしょう。
(責任逃れに対しては一般の人々はとても敏感です。)
最善の方法は敢然と責任と向き合い、そして自ら定めた方策を勇気を以て実
行することです。
ここまでで、apjさんの考えとは随分違っていると思います。
<続きをまた後日投稿致します>
興味深く読ませて頂きました。
とは言っても内容的にも分量的にも盛り沢山の資料を一度目を通しただけ
で十分理解できたとはとても思えません。
取り敢えずこれを読んで、例の瀬尾準教授氏の問題について思ったことを
以下に示します。
件のブログのコンテンツは他人の権利を侵害する記述を含んでいて、この
侮蔑的記述は多くの人の名誉を毀損しています。(名誉を毀損された人たち
を第一次の被害者とします。第一次の被害者には被害を受けた本人の他に
家族や、所属する組織も含めても良いかも知れません。)
被害はこれだけに留まりません。彼女のゼミに参加していた学生さんの評
価が下がります。就職の機会が減少することも考えられます。(第二次の
被害者。)更にまだ被害を受ける人たちがいます。青山学院大学の在校生、
卒業生、その両親達です。現在同校に勤めている教職員も被害者です。
(第三次の被害者。)大学自体もその社会的評価が下がると言う被害を受け
ます。大学側はこの被害の「代償」として加害者を処罰できると思います。
今度は被害の救済の点から見てみます。第一次の被害者は裁判によって救
済を得ることが可能です。(但し常に全員がと言う訳ではありませんが、
この点は今は除いて置きます。)
第二次の被害者は加害者を訴えると言う方法を取れるでしょうか?可能な
場合もあるかも知れませんが殆どは無理でしょう。それでは第三次の被害
者は?これもできないでしょう。
第二次及び第三次の被害を救済できるのは大学だけなのです。その教育・
研究・社会活動を通して大学の評価を上げることで最終的に救済するより
術がありません。大学と言う組織の一構成員の不法行為が与えた損害には
その組織しか回復或いは救済のしようが無いものがあるのです。
第一次の被害に対して大学が免責されるかどうかも考える必要があります。
それはそのような不法行為の発生が大学にとって不可抗力であったかどう
かで決まるでしょう。真に不可抗力であった場合、道義的には別として法
的には責任が問われないでしょう。
今回の場合、この大学にとってこの問題は不可抗力だったでしょうか?
そうではないですね。この準教授には似たようなケースの「前科」があり
ます。そこできちんと対応しなかったことが、現在の問題の遠因になって
いる可能性を否定できません。
即ち大学は某かの責任を免れ得ません。これに対して(その責任の分に対
して)大学は公式に謝罪する必要があります。誰に対する謝罪かと言えば
第一次〜第三次の被害者に対してです。
その上で、大学は先に挙げた第二次〜第三次被害者への救済を図らなけれ
ばなりません。
救済策としては、例えば、以下が考えられます。
(1)同様の問題の発生を防止するための学内規定類の整備。
行動規範、就業規則、採用基準等
(2)教職員への啓蒙活動(個人として何をして良いのか、悪いのか。)
(3)問題根絶と大学の価値向上方針の公式表明(学外に対して)
(4)教育・研究・社会貢献分野における丹念で地道な活動
(5)成果の積極的発表
大学は関知しないと言う表明は誰をも救済しません。(経営者の責任をぼか
してくれるかも知れませんが。)
また誰をも納得させません。大学の評価はさらに下がるでしょう。
(責任逃れに対しては一般の人々はとても敏感です。)
最善の方法は敢然と責任と向き合い、そして自ら定めた方策を勇気を以て実
行することです。
ここまでで、apjさんの考えとは随分違っていると思います。
<続きをまた後日投稿致します>
by feh
at 2008/05/02 1:20:39
町村教授にしても、あなたにしても何か勘違いをしているとしか思えません。
「私行上の行為について、勤務先が謝罪、又は処分を行うのは不適切である。」
ということがお二人の論旨の要だと思いますが、懲戒については、いくら私行上のことだろうと、社会的に許容されない行為を行った場合、勤務先が当該職員に懲戒処分を科すのは至極まっとうなことです。
また、大学が謝罪を行ったことについてですが、これについては、そもそも今回のブログのことが私行上のことといえるのかどうかが問題であると考えます。
匿名で今回のような内容のブログを書いていて、ブログの内容が問題になった後に職業が発覚した場合においては、大学の対応としては謝罪は適当ではなく、懲戒が筋だろと思います。
しかし、本件の場合、瀬尾准教授は、
・ 実名、職業を明らかにしている
・ 大学のホームページからのリンクがある
ことにより、当該ブログの内容が、
・ 瀬尾准教授としての公式見解であること
・ 大学が当該ブログの内容を許容していること
を表してしまっているため、
「大学側が、ブログの内容についてどう考えているかを表す必要があった」
ものと考えられます。
あなた方は、瀬尾准教授が
「大学の教員であり、大学が学問の府であること」
と
「言論の自由は最大限尊重されるべきものである」
ことにより、何が正しいのか解らなくなっているのじゃないかと思います。
私個人としては、今回の騒ぎは
「不愉快ではあるが、由ないことではなく『公式見解』としてあの下劣な内容のブログを書いていた以上はやむをえないことである。」
と考えます。
言論においては、発信者がその責を負うことは当然のことであり、瀬尾准教授は上記2点の方法によりあのブログを発信しているため、
「あのブログの内容で本を出しているのと同じである」
から、
瀬尾准教授という大学の教員が書いた本の内容に不満を持った人間が、当該職員の所属している職場に対し、
「あんな内容の本を出させるのはどうしてだ」
とクレームを出すことは許容されるべき行為である。と思います。
長文大変失礼しました。
「私行上の行為について、勤務先が謝罪、又は処分を行うのは不適切である。」
ということがお二人の論旨の要だと思いますが、懲戒については、いくら私行上のことだろうと、社会的に許容されない行為を行った場合、勤務先が当該職員に懲戒処分を科すのは至極まっとうなことです。
また、大学が謝罪を行ったことについてですが、これについては、そもそも今回のブログのことが私行上のことといえるのかどうかが問題であると考えます。
匿名で今回のような内容のブログを書いていて、ブログの内容が問題になった後に職業が発覚した場合においては、大学の対応としては謝罪は適当ではなく、懲戒が筋だろと思います。
しかし、本件の場合、瀬尾准教授は、
・ 実名、職業を明らかにしている
・ 大学のホームページからのリンクがある
ことにより、当該ブログの内容が、
・ 瀬尾准教授としての公式見解であること
・ 大学が当該ブログの内容を許容していること
を表してしまっているため、
「大学側が、ブログの内容についてどう考えているかを表す必要があった」
ものと考えられます。
あなた方は、瀬尾准教授が
「大学の教員であり、大学が学問の府であること」
と
「言論の自由は最大限尊重されるべきものである」
ことにより、何が正しいのか解らなくなっているのじゃないかと思います。
私個人としては、今回の騒ぎは
「不愉快ではあるが、由ないことではなく『公式見解』としてあの下劣な内容のブログを書いていた以上はやむをえないことである。」
と考えます。
言論においては、発信者がその責を負うことは当然のことであり、瀬尾准教授は上記2点の方法によりあのブログを発信しているため、
「あのブログの内容で本を出しているのと同じである」
から、
瀬尾准教授という大学の教員が書いた本の内容に不満を持った人間が、当該職員の所属している職場に対し、
「あんな内容の本を出させるのはどうしてだ」
とクレームを出すことは許容されるべき行為である。と思います。
長文大変失礼しました。
by 通りすがり
at 2008/05/02 2:19:32
田部様
>「大学の内側にいて」という表現は、私に限って言えば、相応しく
>ないと思います。
度々済みません。これも私の舌足らずで、両者を同一視すると言うの
は青山国際大学と瀬尾準教授の場合について言ったことです。即ち
大学側が「あれは綬教授が個人的にやったことです」と釈明したとし
ても、一般の人は両者を同一視しているのでそんな風には決して取ら
ないでしょうと言う意味で言ったのです。
>それが本当に望ましい事なのかどうか
これには本当は望ましくないよと言う言外の意味が込められていると
受け取って良いですね?
先ほどの同一視のプラスの例を考えて見ます。もし私が非常に高名な
大学に例えば助手でも何でも良いですが、通っていたとします。そう
すると、勤務先の名前を言うだけで、私自身は何もしていないとして
も私の評価は上がるでしょう。あんな凄い大学で先生やっているなん
てどれだけ優秀な方なんでしょうとか・・・。もし私が少しでも自負
できる研究をそこでやっていればそれは自負心と一致しますから誇り
の気持ちが強くなるでしょう。母校の名誉を守りたいとか少しでも良
くしようとかいう気持ちが湧くかも知れません。出張先でたまたま相
手の方(立場が高い程効果的)が同窓だったりするととても嬉しいと
感じますね?(ちょっと状況が違うかも知れませんがこれも身内の
同一視の効果です。)
ですから、必ずしもネガティブなことだけではありません。誰かが悪
いことをすればそれは迷惑な話には違いありませんが。
本来は大学はその教育・研究・社会貢献によって価値が評価されるべき
なので、この大学と構成員の同一視は中立に働く筈です。
>逆に、名誉毀損罪で有罪とされた以上に、さらに具体的にどのような
>責任を取らせたいのかを教示頂きたいと思います。「表現の自由で擁
>護するのはおかしい」のならば、対抗言論で糾弾し、さらには名誉毀
>損罪で有罪とする以上に、我々は何をすべきだと、fehさんは主張する
>のでしょうか。
私が言っているのは、他人への侮蔑的表現は「表現の自由」で保護され
ませんと言うことだけです。それは権利では無い。(だから名誉毀損で
罰せられる。)何人も他人の名誉を毀損する如何なる権利も有していな
い。(特別な場合で真実性の証明によって免責されることはあり得ます
が。)
端的に言えば表現の自由は、その他の全ての自由もそうですが、無制限
のものではない。公共の福祉のために行使すると言う制限がある。上記
の名誉毀損に抵触するような表現は公共の福祉に合致し得ない。従って
保護の対象になり得ないし、権利たり得ない。
ですから、準教授のブログのコンテンツは決して表現の自由を以て抗弁
できるものではないし、apjさんが擁護する必要も無い。(擁護しな
かったからと言って表現の自由を軽視したことには全くならない。はっ
きり言ってそれは表現の自由と関係が無い。apjさんが自由の名でこんな
下劣なものを守らなければならないとはと言う趣旨のことを述べて
おられましたが、その感覚は正しいと思います。守るに値しない。)
私の個人的な理解ですが、如何なる権利も他人の権利を侵害しない範囲
において有効であると思っています。他人の権利を侵害したらそれは権
利の範囲を超えている。
>何度も申し上げていると思うのですが、「言論の自由」は、これから行
>おうとする言論行為に対して、それを事前に妨げてはならない、ないし、
>行われた言論行為に対し、「対抗言論」以外の暴力的手段でそれを迫害
>してはならない──という考え方です。
前段については異論はありません。後段は、まじめに聞きますが、罵詈
雑言を言われたら罵詈雑言で返せと仰っているのですか?
如何なる暴力的手段も使わずにと言うのは同意します。
>行われた(結果的に望ましくないと思われる)「言論」「表現」につい
>ては、原則として「対抗言論」で、必要とあれば最終手段として(名誉
>毀損などを含めた)法廷闘争で対応すべきだ──という考え方です。
表現者はその意図が無かったのだが結果的に相手を侮辱する羽目になって
しまったと言う程度の問題なら、別にそれほど問題にしなくて良いでしょ
う。
今回の問題はそんなことではありません。最初から意図的に侮蔑的表現を
楽しんで量産している用に見える。(目的はまるで不明ですが。)
こういう表現に対して対抗言論とは何をするものですか?毀損された名誉
は救済されますか?
田部さんは件の準教授氏の誹謗中傷表現に対してどうすべきと仰っている
んでしょうか? まさか罵詈雑言で返せとはなりませんよね? 名誉毀損
で訴えるのも一つですが、ゼミの学生さんや在校生達、父兄等共有してい
た誇りを傷つけられた被害はどうやって救済しますか?
>暴力的手段で圧殺する(暴力的手段で圧殺する事を推奨する)のではなく、
>あくまで「対抗言論」で戦うべきである──という事を主張しているわけ
>です
それは今現在実現しているのではありませんか?誰も準教授氏に暴力的危
害を加えた者はいないようですし、そうしたいと言う人もいないようです。
>我々自身がなんらかの言論活動・表現活動(特に批判活動)をすると、
>(それが我々にとっていかに正当性があろうとも)我々のその言論活動は
>容易に暴力的手段で封殺されうる──という歴史的教訓から学んだ妥協案
>であるわけです。
内容が良く分からないので、これも的外れかも知れませんが、例の準教授氏の
ブログを一切擁護しなくても(こんなに価値のないものをと嘆く位なら)構わ
ないのではありませんか? それともあの品性の無い罵詈雑言と同じ仲間に
括られても差し支えないのですか?
正当性があるならそれを最後まで訴えたら良い。表現の自由の価値を下げる
ことはありません。
>「大学の内側にいて」という表現は、私に限って言えば、相応しく
>ないと思います。
度々済みません。これも私の舌足らずで、両者を同一視すると言うの
は青山国際大学と瀬尾準教授の場合について言ったことです。即ち
大学側が「あれは綬教授が個人的にやったことです」と釈明したとし
ても、一般の人は両者を同一視しているのでそんな風には決して取ら
ないでしょうと言う意味で言ったのです。
>それが本当に望ましい事なのかどうか
これには本当は望ましくないよと言う言外の意味が込められていると
受け取って良いですね?
先ほどの同一視のプラスの例を考えて見ます。もし私が非常に高名な
大学に例えば助手でも何でも良いですが、通っていたとします。そう
すると、勤務先の名前を言うだけで、私自身は何もしていないとして
も私の評価は上がるでしょう。あんな凄い大学で先生やっているなん
てどれだけ優秀な方なんでしょうとか・・・。もし私が少しでも自負
できる研究をそこでやっていればそれは自負心と一致しますから誇り
の気持ちが強くなるでしょう。母校の名誉を守りたいとか少しでも良
くしようとかいう気持ちが湧くかも知れません。出張先でたまたま相
手の方(立場が高い程効果的)が同窓だったりするととても嬉しいと
感じますね?(ちょっと状況が違うかも知れませんがこれも身内の
同一視の効果です。)
ですから、必ずしもネガティブなことだけではありません。誰かが悪
いことをすればそれは迷惑な話には違いありませんが。
本来は大学はその教育・研究・社会貢献によって価値が評価されるべき
なので、この大学と構成員の同一視は中立に働く筈です。
>逆に、名誉毀損罪で有罪とされた以上に、さらに具体的にどのような
>責任を取らせたいのかを教示頂きたいと思います。「表現の自由で擁
>護するのはおかしい」のならば、対抗言論で糾弾し、さらには名誉毀
>損罪で有罪とする以上に、我々は何をすべきだと、fehさんは主張する
>のでしょうか。
私が言っているのは、他人への侮蔑的表現は「表現の自由」で保護され
ませんと言うことだけです。それは権利では無い。(だから名誉毀損で
罰せられる。)何人も他人の名誉を毀損する如何なる権利も有していな
い。(特別な場合で真実性の証明によって免責されることはあり得ます
が。)
端的に言えば表現の自由は、その他の全ての自由もそうですが、無制限
のものではない。公共の福祉のために行使すると言う制限がある。上記
の名誉毀損に抵触するような表現は公共の福祉に合致し得ない。従って
保護の対象になり得ないし、権利たり得ない。
ですから、準教授のブログのコンテンツは決して表現の自由を以て抗弁
できるものではないし、apjさんが擁護する必要も無い。(擁護しな
かったからと言って表現の自由を軽視したことには全くならない。はっ
きり言ってそれは表現の自由と関係が無い。apjさんが自由の名でこんな
下劣なものを守らなければならないとはと言う趣旨のことを述べて
おられましたが、その感覚は正しいと思います。守るに値しない。)
私の個人的な理解ですが、如何なる権利も他人の権利を侵害しない範囲
において有効であると思っています。他人の権利を侵害したらそれは権
利の範囲を超えている。
>何度も申し上げていると思うのですが、「言論の自由」は、これから行
>おうとする言論行為に対して、それを事前に妨げてはならない、ないし、
>行われた言論行為に対し、「対抗言論」以外の暴力的手段でそれを迫害
>してはならない──という考え方です。
前段については異論はありません。後段は、まじめに聞きますが、罵詈
雑言を言われたら罵詈雑言で返せと仰っているのですか?
如何なる暴力的手段も使わずにと言うのは同意します。
>行われた(結果的に望ましくないと思われる)「言論」「表現」につい
>ては、原則として「対抗言論」で、必要とあれば最終手段として(名誉
>毀損などを含めた)法廷闘争で対応すべきだ──という考え方です。
表現者はその意図が無かったのだが結果的に相手を侮辱する羽目になって
しまったと言う程度の問題なら、別にそれほど問題にしなくて良いでしょ
う。
今回の問題はそんなことではありません。最初から意図的に侮蔑的表現を
楽しんで量産している用に見える。(目的はまるで不明ですが。)
こういう表現に対して対抗言論とは何をするものですか?毀損された名誉
は救済されますか?
田部さんは件の準教授氏の誹謗中傷表現に対してどうすべきと仰っている
んでしょうか? まさか罵詈雑言で返せとはなりませんよね? 名誉毀損
で訴えるのも一つですが、ゼミの学生さんや在校生達、父兄等共有してい
た誇りを傷つけられた被害はどうやって救済しますか?
>暴力的手段で圧殺する(暴力的手段で圧殺する事を推奨する)のではなく、
>あくまで「対抗言論」で戦うべきである──という事を主張しているわけ
>です
それは今現在実現しているのではありませんか?誰も準教授氏に暴力的危
害を加えた者はいないようですし、そうしたいと言う人もいないようです。
>我々自身がなんらかの言論活動・表現活動(特に批判活動)をすると、
>(それが我々にとっていかに正当性があろうとも)我々のその言論活動は
>容易に暴力的手段で封殺されうる──という歴史的教訓から学んだ妥協案
>であるわけです。
内容が良く分からないので、これも的外れかも知れませんが、例の準教授氏の
ブログを一切擁護しなくても(こんなに価値のないものをと嘆く位なら)構わ
ないのではありませんか? それともあの品性の無い罵詈雑言と同じ仲間に
括られても差し支えないのですか?
正当性があるならそれを最後まで訴えたら良い。表現の自由の価値を下げる
ことはありません。
by feh
at 2008/05/02 3:04:36
なんか、議論がずれまくっている気が。・・・うーん、何だ、この違和感。(以下、脊髄と書きたいというわがままによってお送りします。まとまっていないので読む人に迷惑をかけます。)
もとのapjさんの主張は、
○○からのfax(24時間延々の嫌がらせ)
「とんでもない内容をネットで公開しているろくでもない□□教授を解雇しる!!」
↓
大学事務
「・・・なんか、どういう内容かよく知らんが面倒ごとは嫌だし、とりあえず□□教授に公開をやめさせて、謝罪とかしとけばいいか。」
という「システム」というか「前例」というかができる可能性があることを問題にしているだけ、ですよね?
○○と□□は、インチキ詐欺企業とapjさんの組み合わせでも、善意の人(笑)と例の準教授の組み合わせでも、どちらのケースでも構造的には成立します。
どちらか一方のケースだけ謝罪というのは、争いでどちらが正しいかを「大学に決めていただく」ということになります。
事の経緯も知らない、面倒がって事なかれ的処理をするかもしれない、大学に、です。(ふと思うに、これがお上マンセーってやつでしょうか?何か違うか。)
明らかに白黒はっきりしている準教授のケースなら問題は顕在化しませんが。が。グレーなケースではどうなるでしょう?
準教授の書いたものに対する意見はなくても、この議論は進むはずなんですが。擁護する・しないという基準自体が的外れでは。
大学のブログ消せという圧力には表現の自由で対抗できるはず。解雇は・・・労働法とか規約とかで争う、でしょうか。
電凸くんにも大学は準教授にも言論の自由はありますから(渋い顔)、と言って欲しい。
あ、一応、準教授が誹謗中傷されたひとに、表現の自由(笑)と主張することはできますね。まあ、これは普通に名誉毀損が通るでしょうが。
でも、青学が解雇に動いたとしても、電凸(嫌がらせ)で困っているからというより、マスコミが騒いでいるから、というのが大きそうなので、この例をそのまま適応はできない、かな。
ちょいと面白い話。(と思う) 「好き」「良い」「正しい」
» link here «
今回のケースでは、apjさんの意見が「正しい」かと。
一方、企業は大衆の中に存在するものだと思うので、この謝罪は「良い」対応といえそうです。大衆の気分がややすっきりする(はず)なので。大衆の感覚・感情と「正しい」がずれているのが悲劇。(光市の弁護団懲戒請求さわぎもこういうことですよね?)
就活不利というのも、そういう偏見は「正しくない」です。けど、この準教授のゼミ生とそうでないゼミ生どっちかを1秒で決めろと言われたら、私はそうでない方を選びますね。これはそれなりに「良い」判断と言われるでしょう。
もちろん、一番いいのは「正し」くてかつ「良い」なんですが。なかなか。どちらか一方しか選べないことも多いです。
そして、できる限り、その2つが一致するように努力するのは、賞賛されるべき事かと。肩書きを信じるな、と説くとか。(これ、人は見た目の善し悪しでない、とかと同レベルの道徳の気が。)
結論:apjさんを支持します。
おかしいな、こんなどうでもいい結論になるはずじゃ・・・。全然新しいことが言えてない。長文書いたのに。
・・・関係ないですが、なんか、大衆って言葉、使ってると気持ち悪いですね。一般人、とか、門外漢、の方がいい気がする。
普通、基地外の誹謗中傷なんて真に受けて傷ついたりしないですけどね。むかつきますけど。所詮、戯言は戯言で、例えば、ここで私が「apjさんは(ピー、とても書けない内容です。)」というような発言をしても、apjさんの一般的価値?が傷つくとは思えない。(むしろ私が自爆。)
よそんちのゴミなんぞ、手間かけて掃除するより見なかったことにするのがいいかと。
というか、義憤という単語で、「泣いてる女子本人はもういいと言ってるのに、男子(しかも別に悪いことはしてない)に集団で詰め寄って土下座させる女子たち」という古典的図が浮かんだw
もとのapjさんの主張は、
○○からのfax(24時間延々の嫌がらせ)
「とんでもない内容をネットで公開しているろくでもない□□教授を解雇しる!!」
↓
大学事務
「・・・なんか、どういう内容かよく知らんが面倒ごとは嫌だし、とりあえず□□教授に公開をやめさせて、謝罪とかしとけばいいか。」
という「システム」というか「前例」というかができる可能性があることを問題にしているだけ、ですよね?
○○と□□は、インチキ詐欺企業とapjさんの組み合わせでも、善意の人(笑)と例の準教授の組み合わせでも、どちらのケースでも構造的には成立します。
どちらか一方のケースだけ謝罪というのは、争いでどちらが正しいかを「大学に決めていただく」ということになります。
事の経緯も知らない、面倒がって事なかれ的処理をするかもしれない、大学に、です。(ふと思うに、これがお上マンセーってやつでしょうか?何か違うか。)
明らかに白黒はっきりしている準教授のケースなら問題は顕在化しませんが。が。グレーなケースではどうなるでしょう?
準教授の書いたものに対する意見はなくても、この議論は進むはずなんですが。擁護する・しないという基準自体が的外れでは。
大学のブログ消せという圧力には表現の自由で対抗できるはず。解雇は・・・労働法とか規約とかで争う、でしょうか。
電凸くんにも大学は準教授にも言論の自由はありますから(渋い顔)、と言って欲しい。
あ、一応、準教授が誹謗中傷されたひとに、表現の自由(笑)と主張することはできますね。まあ、これは普通に名誉毀損が通るでしょうが。
でも、青学が解雇に動いたとしても、電凸(嫌がらせ)で困っているからというより、マスコミが騒いでいるから、というのが大きそうなので、この例をそのまま適応はできない、かな。
ちょいと面白い話。(と思う) 「好き」「良い」「正しい」
» link here «
今回のケースでは、apjさんの意見が「正しい」かと。
一方、企業は大衆の中に存在するものだと思うので、この謝罪は「良い」対応といえそうです。大衆の気分がややすっきりする(はず)なので。大衆の感覚・感情と「正しい」がずれているのが悲劇。(光市の弁護団懲戒請求さわぎもこういうことですよね?)
就活不利というのも、そういう偏見は「正しくない」です。けど、この準教授のゼミ生とそうでないゼミ生どっちかを1秒で決めろと言われたら、私はそうでない方を選びますね。これはそれなりに「良い」判断と言われるでしょう。
もちろん、一番いいのは「正し」くてかつ「良い」なんですが。なかなか。どちらか一方しか選べないことも多いです。
そして、できる限り、その2つが一致するように努力するのは、賞賛されるべき事かと。肩書きを信じるな、と説くとか。(これ、人は見た目の善し悪しでない、とかと同レベルの道徳の気が。)
結論:apjさんを支持します。
おかしいな、こんなどうでもいい結論になるはずじゃ・・・。全然新しいことが言えてない。長文書いたのに。
・・・関係ないですが、なんか、大衆って言葉、使ってると気持ち悪いですね。一般人、とか、門外漢、の方がいい気がする。
普通、基地外の誹謗中傷なんて真に受けて傷ついたりしないですけどね。むかつきますけど。所詮、戯言は戯言で、例えば、ここで私が「apjさんは(ピー、とても書けない内容です。)」というような発言をしても、apjさんの一般的価値?が傷つくとは思えない。(むしろ私が自爆。)
よそんちのゴミなんぞ、手間かけて掃除するより見なかったことにするのがいいかと。
というか、義憤という単語で、「泣いてる女子本人はもういいと言ってるのに、男子(しかも別に悪いことはしてない)に集団で詰め寄って土下座させる女子たち」という古典的図が浮かんだw
by soda
at 2008/05/02 5:25:04
fehさん、おはようございます。
微妙に論点がずれているよな気がします。
瀬尾氏の発言内容について、fehさんと別に意見の相違があるわけではありません。氏の意見に公共の福祉を期待しているわけでもありません。氏の言論が名誉既存に当たるのかとか、誹謗中傷であるかの個別判定をしているつもりはまったくありません。
元は、このような酷い言論を保護すべきかという問題でしたよね。その言論が法的に問題があれば、被害者が訴えれば良いし、法的に問題無くても倫理的、学術的、社会的に問題があると思う人があるなら、言論で批判すれば良いと思います。基本的にこれらは事後的な措置です。予防的に酷そうな言論を取り締まろうとすれば、俗人的評価が必要になります。でも、過去に問題発言があったから発言を禁止するというのがまずいのは明白でしょう。例外として、言論全体ではなく、言葉については、過去の経験の積み重ねによって使用を控える言葉というのはあります。でもこれは自主規制であり、いろいろと問題があると私は考えます。それでも単語なら規制できるかもしれませんが、禁止言論や禁止思想を一々事前に列挙することなど不可能です。可能なのは許可言論や許可思想を示すことだけです。これがどれだけ危険なことかはお分かりいただけると思います。
結局のところ、fehさんが「保護すべきではない」とおっしゃられている真意が私には良く分かっていません。事後的に訴えたり、批判することなら、私と意見の相違はありません。しかし、何らかの予防的措置、つまり瀬尾氏のような言論が出ることを阻止しなければならないとお考えなら同意できません。
微妙に論点がずれているよな気がします。
瀬尾氏の発言内容について、fehさんと別に意見の相違があるわけではありません。氏の意見に公共の福祉を期待しているわけでもありません。氏の言論が名誉既存に当たるのかとか、誹謗中傷であるかの個別判定をしているつもりはまったくありません。
元は、このような酷い言論を保護すべきかという問題でしたよね。その言論が法的に問題があれば、被害者が訴えれば良いし、法的に問題無くても倫理的、学術的、社会的に問題があると思う人があるなら、言論で批判すれば良いと思います。基本的にこれらは事後的な措置です。予防的に酷そうな言論を取り締まろうとすれば、俗人的評価が必要になります。でも、過去に問題発言があったから発言を禁止するというのがまずいのは明白でしょう。例外として、言論全体ではなく、言葉については、過去の経験の積み重ねによって使用を控える言葉というのはあります。でもこれは自主規制であり、いろいろと問題があると私は考えます。それでも単語なら規制できるかもしれませんが、禁止言論や禁止思想を一々事前に列挙することなど不可能です。可能なのは許可言論や許可思想を示すことだけです。これがどれだけ危険なことかはお分かりいただけると思います。
結局のところ、fehさんが「保護すべきではない」とおっしゃられている真意が私には良く分かっていません。事後的に訴えたり、批判することなら、私と意見の相違はありません。しかし、何らかの予防的措置、つまり瀬尾氏のような言論が出ることを阻止しなければならないとお考えなら同意できません。
by zorori
at 2008/05/02 7:24:13
>fehさん。
2008/05/02 1:20:39のコメントへの感想です。
一点は、少なくとも法的な被害者はあまりにも間接的なものまで広げるべきではないと思います。現実には間接的被害者は存在しますが、どこかで切り捨てないと収拾がつきません。極論を言えば、日本国民が何らかの意味で被害を被っているのですが、それは社会的コストと割り切るしかないと思います。瀬尾氏のゼミ生以外の青学生が被ったというブランドイメージの毀損などはこの種の被害に過ぎないと思います。私は大学全体のブランドイメージそのものに懐疑的です。大学は各研究室の独立性が高く、それに何らかの価値を認めるのにはやぶさかではありませんけど。私の母校にはトンデモ研究の人がいましたが、それで私の在籍した研究室の価値が下がるとは思いませんが、そう考えない人もいるでしょう。そのような人の私に対する評価は下がるでしょうが、それは仕方ないことと私は諦めます。そこまで求めることはかえって害が大きいと考えるからです。それとは違い、当該ゼミ生の被害は大学が何らかの救済措置を行う必要はあると思います。しかし、それと大学が謝罪することはなんら関係ありませんし、謝罪したことで救済になるとも思えません。救済とは希望者には移籍を認めるなどの具体的方策じゃないでしょうか。ただ、後で述べる3点目とかかわるのですが、このような救済措置は何らかの約束違反があったから行うべき義務ではなく、より良いサービスを提供した方が大学経営上良いだろうという判断にしか過ぎないと思いますけど。
2点目は、大学が予見できなかったことが管理責任に当たるのではないかということについてです。
先ず、そのような予見を行うためには、教員のすべての言論を検閲する必要があるのではないでしょうか。私は不可能だと思います。不可能で無い方が怖いのですが。大学は今後このようなことが無いよう努力しますといいますが、具体的にどうするんだと疑問です。今回たまたま大騒ぎになったわけですが、他にもとんでもない言論を吐き散らしている教員はいると思いますね。
一般の企業では、社員の私的不祥事について謝罪することはあると思います。でもこれは謝っておいた方が会社に被害が及ばないだろうという経営判断に過ぎないと思うのですね。謝罪はするけど社員の自家用車での交通事故の賠償金を肩代わりするなどの法的責任は負わないのですよ。道義的責任を感じておりますという気分だけのことで、また不思議なことに世間もそれで納得しますからね。交通ルールを守りましょうというぐらいの社員教育なら会社はします。でも業務上車両の事故で無い限り会社は責任を負いまんね。形だけのお詫びと処分はしますけど。今回の件で、大学が管理責任を負うというのであれば、名誉既存の被告にもなりますということですが、本当でしょうか。いやそこまではというのなら、管理責任とはどこまでなのでしょうか。管理責任を追及している人が、具体的に何を求めているのか分からないのです。一つは解雇せよがありますが、これは管理権限の発動による処分であって、管理責任不履行の償いではありませんし。
3点目はゼミ生の被害は何時発生したのかです。
行為による被害はそれが行われた時点で発生します。同じくゼミ生の評価が下がるという被害も問題のブログが公にされた時点で発生します。でも、それは世間の評価であって、ゼミの内容はそれ以前から変わりません。厳しい言い方をすれば、瀬尾氏については学生が自分で評価して選んだのだろうということになります。選んだ後でゼミの内容が低下したりしているのであれば、約束が違うとも言えるでしょうが、内容は変わらないわけです。変わったのは、瀬尾氏の酷い言論が世間に知れ渡ったということだけです。瀬尾氏の酷さは前から変わらないが、世間にばれないように秘密にしておいて欲しいというのは変でしょう。あえて考えれば、瀬尾氏のゼミ内容は問題無いが、氏の酷いブログのためにそれも酷い内容だと世間に勘違いされたというのはあるかもしれません。でも学問を行う学生の見識としてどうでしょうか?学問の内容ではなく、世間の評判、ブランドイメージを期待しているということですから。青学とはそういう大学であるという気がだんだんしてきましたが。
4点目は全体的印象です。印象なので勘違いかもしれません。
fehさんは、被害者救済に関して高望みをしているように思います。fehさんのような感覚の人が多いことも常日頃から感じています。自分に何の落ち度もないのに、被害を被るのは理不尽だ。被害は100%回復されなければ気が済まないと考える人は多いです。さらに、直接の加害者に賠償能力が無ければ誰かが肩代わりすべきだと考える人も多いです。その肩代わりに例えば税金を使えば、国民全体が負担していることになります。税金ではなく、特定の第三者が肩代わりする場合でも、その損害をどこかで補う必要が出てきて、結局、社会全体に何らかの影響は出ます。話は飛びますが、法人は有限責任の場合が多いです。が、たまに大きな不祥事を起こすと会社がつぶれることがあります。そうすると大勢の失業者が出て、社会的問題となります。明白に責任がある場合でも、徹底的に追及すると社会的には損失が大きいということもあるわけです。そこで、妥協的ではありますが、自分に非が無くてもある程度の損害は社会的コストとして諦めようという判断があると思うのです。その方が自分にとっても被害が少ないのだと思います。
それから、完全な被害者救済を望む人は、税金を使ってでも第三者でも救ってやるべきだと考えることが多いと思います。自主的に救済するのなら別にかまいませんが、それが義務のようになるとまずいと思います。いろいろな関連を持ち出してお前が救済すべきだという無制限な連帯責任へエスカレートする危険があるからです。闇金から「亭主の借金は女房のお前が払うってのが、人の道だろう」と凄まれたって払う必要はないですからね。
脱線しますが、私は部下が闇金に係った事件を経験してまして、その時闇金のシステムが良く分かりました。闇金に手を出すような奴はそもそも返済能力などありません。なのになぜ闇金が成立するかと言えば、負債者は単なる道具に過ぎません。その道具に親類縁者から集金させているのです。親類縁者もそれを認めるメンタリティがあって、それも利用しているんです。責任範囲を不用意に広げることは危険だと思います。
2008/05/02 1:20:39のコメントへの感想です。
一点は、少なくとも法的な被害者はあまりにも間接的なものまで広げるべきではないと思います。現実には間接的被害者は存在しますが、どこかで切り捨てないと収拾がつきません。極論を言えば、日本国民が何らかの意味で被害を被っているのですが、それは社会的コストと割り切るしかないと思います。瀬尾氏のゼミ生以外の青学生が被ったというブランドイメージの毀損などはこの種の被害に過ぎないと思います。私は大学全体のブランドイメージそのものに懐疑的です。大学は各研究室の独立性が高く、それに何らかの価値を認めるのにはやぶさかではありませんけど。私の母校にはトンデモ研究の人がいましたが、それで私の在籍した研究室の価値が下がるとは思いませんが、そう考えない人もいるでしょう。そのような人の私に対する評価は下がるでしょうが、それは仕方ないことと私は諦めます。そこまで求めることはかえって害が大きいと考えるからです。それとは違い、当該ゼミ生の被害は大学が何らかの救済措置を行う必要はあると思います。しかし、それと大学が謝罪することはなんら関係ありませんし、謝罪したことで救済になるとも思えません。救済とは希望者には移籍を認めるなどの具体的方策じゃないでしょうか。ただ、後で述べる3点目とかかわるのですが、このような救済措置は何らかの約束違反があったから行うべき義務ではなく、より良いサービスを提供した方が大学経営上良いだろうという判断にしか過ぎないと思いますけど。
2点目は、大学が予見できなかったことが管理責任に当たるのではないかということについてです。
先ず、そのような予見を行うためには、教員のすべての言論を検閲する必要があるのではないでしょうか。私は不可能だと思います。不可能で無い方が怖いのですが。大学は今後このようなことが無いよう努力しますといいますが、具体的にどうするんだと疑問です。今回たまたま大騒ぎになったわけですが、他にもとんでもない言論を吐き散らしている教員はいると思いますね。
一般の企業では、社員の私的不祥事について謝罪することはあると思います。でもこれは謝っておいた方が会社に被害が及ばないだろうという経営判断に過ぎないと思うのですね。謝罪はするけど社員の自家用車での交通事故の賠償金を肩代わりするなどの法的責任は負わないのですよ。道義的責任を感じておりますという気分だけのことで、また不思議なことに世間もそれで納得しますからね。交通ルールを守りましょうというぐらいの社員教育なら会社はします。でも業務上車両の事故で無い限り会社は責任を負いまんね。形だけのお詫びと処分はしますけど。今回の件で、大学が管理責任を負うというのであれば、名誉既存の被告にもなりますということですが、本当でしょうか。いやそこまではというのなら、管理責任とはどこまでなのでしょうか。管理責任を追及している人が、具体的に何を求めているのか分からないのです。一つは解雇せよがありますが、これは管理権限の発動による処分であって、管理責任不履行の償いではありませんし。
3点目はゼミ生の被害は何時発生したのかです。
行為による被害はそれが行われた時点で発生します。同じくゼミ生の評価が下がるという被害も問題のブログが公にされた時点で発生します。でも、それは世間の評価であって、ゼミの内容はそれ以前から変わりません。厳しい言い方をすれば、瀬尾氏については学生が自分で評価して選んだのだろうということになります。選んだ後でゼミの内容が低下したりしているのであれば、約束が違うとも言えるでしょうが、内容は変わらないわけです。変わったのは、瀬尾氏の酷い言論が世間に知れ渡ったということだけです。瀬尾氏の酷さは前から変わらないが、世間にばれないように秘密にしておいて欲しいというのは変でしょう。あえて考えれば、瀬尾氏のゼミ内容は問題無いが、氏の酷いブログのためにそれも酷い内容だと世間に勘違いされたというのはあるかもしれません。でも学問を行う学生の見識としてどうでしょうか?学問の内容ではなく、世間の評判、ブランドイメージを期待しているということですから。青学とはそういう大学であるという気がだんだんしてきましたが。
4点目は全体的印象です。印象なので勘違いかもしれません。
fehさんは、被害者救済に関して高望みをしているように思います。fehさんのような感覚の人が多いことも常日頃から感じています。自分に何の落ち度もないのに、被害を被るのは理不尽だ。被害は100%回復されなければ気が済まないと考える人は多いです。さらに、直接の加害者に賠償能力が無ければ誰かが肩代わりすべきだと考える人も多いです。その肩代わりに例えば税金を使えば、国民全体が負担していることになります。税金ではなく、特定の第三者が肩代わりする場合でも、その損害をどこかで補う必要が出てきて、結局、社会全体に何らかの影響は出ます。話は飛びますが、法人は有限責任の場合が多いです。が、たまに大きな不祥事を起こすと会社がつぶれることがあります。そうすると大勢の失業者が出て、社会的問題となります。明白に責任がある場合でも、徹底的に追及すると社会的には損失が大きいということもあるわけです。そこで、妥協的ではありますが、自分に非が無くてもある程度の損害は社会的コストとして諦めようという判断があると思うのです。その方が自分にとっても被害が少ないのだと思います。
それから、完全な被害者救済を望む人は、税金を使ってでも第三者でも救ってやるべきだと考えることが多いと思います。自主的に救済するのなら別にかまいませんが、それが義務のようになるとまずいと思います。いろいろな関連を持ち出してお前が救済すべきだという無制限な連帯責任へエスカレートする危険があるからです。闇金から「亭主の借金は女房のお前が払うってのが、人の道だろう」と凄まれたって払う必要はないですからね。
脱線しますが、私は部下が闇金に係った事件を経験してまして、その時闇金のシステムが良く分かりました。闇金に手を出すような奴はそもそも返済能力などありません。なのになぜ闇金が成立するかと言えば、負債者は単なる道具に過ぎません。その道具に親類縁者から集金させているのです。親類縁者もそれを認めるメンタリティがあって、それも利用しているんです。責任範囲を不用意に広げることは危険だと思います。
by zorori
at 2008/05/02 14:00:13
>通りすがりさん。
> 「私行上の行為について、勤務先が謝罪、又は処分を行うのは不適切である。」
ということがお二人の論旨の要だと思います
違うと思います。
お二人が書いていることは、
「私法上の行為について、勤務先が謝罪することは筋違いである。謝罪するのは勝手だが、将来に禍根を残すだろう。私法上の行為でも勤務先が迷惑を被ったなら処分はある。」では。
> 「私行上の行為について、勤務先が謝罪、又は処分を行うのは不適切である。」
ということがお二人の論旨の要だと思います
違うと思います。
お二人が書いていることは、
「私法上の行為について、勤務先が謝罪することは筋違いである。謝罪するのは勝手だが、将来に禍根を残すだろう。私法上の行為でも勤務先が迷惑を被ったなら処分はある。」では。
by zorori
at 2008/05/02 14:11:10
zoron様
>元は、このような酷い言論を保護すべきかという問題でしたよね。
そのとおりです。それで延々と議論をしているのです。
>その言論が法的に問題があれば、被害者が訴えれば良いし、法的に問題無く
>ても倫理的、学術的、社会的に問題があると思う人があるなら、言論で批判
>すれば良いと思います。
>基本的にこれらは事後的な措置です。
これについては異論ありません。ただしそれに限定する訳ではありません。
(限定できない理由:権利を侵害された当人がそれに気付かない場合、放置され
てしまう。侵害された者が社会的弱者で、表現者が強者でやろうにもできない
場合がある-侵害された弱者に時間とお金が無い。被害者が広く全体に存在して
いる場合法的な救済は難しい。)
>予防的に酷そうな言論を取り締まろうとすれば、俗人的評価が必要になります。
予防的に言論を「取り締まる」のは絶対反対です。それこそ近くのどこかの国
と一緒になってしまいます。
事後的措置で爾後の発生を防止するには(私は抑止と言う言葉を使いましたが)
他人への侮蔑的表現は他人の権利の侵害に当たり、あたなの権利の範囲を逸脱
しているよ、それは表現の自由に含まれないよと当人を「教育」することです。
この時点で当人が理解し謝罪するならそれで終わりです。(当然理解した振り、
謝罪した振りでは何の抑止にもならないのでダメです。)
もしここでそれは表現の自由だからなどと明白な誹謗中傷の類まで擁護する意
見が現れれば、当人も或いはまた別の自由を良く理解しない人たちが、そう勘
違いする恐れがあります。それは抑止とは逆の拡散の方向です。
また当人の謝罪とは独立に(謝罪しようがしまいが)侵害された権利の回復を
図る必要があります。(見方によってはこちらの方がより重要です。)
それは法によって為される場合もありますが、法で全て「賄える」訳ではない。
(例をapj様宛の私の投稿で示していました。加えて、国民一般が誇りとする
対象を傷つけられてもいるので、国民一般を第四次の被害者と考えても良いか
も知れません。国民一般とは全ての国民を意味していません。念のため。))
表現者の属する組織体もその社会的評価の低下という被害を受けているので、
毅然として相応の処置(内容は組織体に任されるでしょうが)を取るべきです。
それは副次的に抑止効果を生み出すでしょう。また第二次〜第四次の被害が
ある程度救済されるかも知れません。
以上のところまでで、zoronさんとの主張の違いはありますか?
救済について法によれば良いと仰っていると解釈しますが、法で救済できない
被害はどうされますか?泣き寝入りを勧めている訳ではないですよね?
ついでにここでお聞きしますが、準教授氏の侮蔑的表現は表現の自由で保護
されるべきとお考えですか、それとも否ですか?
>しかし、何らかの予防的措置、つまり瀬尾氏のような言論が出ることを阻止
>しなければならないとお考えなら同意できません。
「阻止」とは恐らく内容的にも違うと思いますが抑止すべきです。野放しに
しておくべきではありません。それは当の言論の自由にとって_最も危険_で
す。
まがい物を放置することは本物の価値を著しく毀損します。ましてや保護な
ど考慮すべくもありません。大切な権利として保持したいならその権利の範
囲を常に監視し、権利で無いものが入り込むことを防がなければなりません。
権利が「与えられた」ものではなく、本来「自分たちが持つ」ものですから、
自律的にそれを行う必要があります。
刑罰による保護・保持は、必要な保証手段ではあるでしょうが、それに依ら
ずに実現できるのが望ましい。
言論の自由は、他の全ての自由がそうですが、公共の福祉のためにのみ行使
して良いと言うことを徹底して教育できるならそれが一番良い。何をやろう
が私の勝手と解釈されるような(少しでもそのような解釈の余地のある)論調
には反対です。
件の下劣な表現を「表現の自由」で擁護するのは間違いだと繰り返し述べて
いるのはその理由からです。
>元は、このような酷い言論を保護すべきかという問題でしたよね。
そのとおりです。それで延々と議論をしているのです。
>その言論が法的に問題があれば、被害者が訴えれば良いし、法的に問題無く
>ても倫理的、学術的、社会的に問題があると思う人があるなら、言論で批判
>すれば良いと思います。
>基本的にこれらは事後的な措置です。
これについては異論ありません。ただしそれに限定する訳ではありません。
(限定できない理由:権利を侵害された当人がそれに気付かない場合、放置され
てしまう。侵害された者が社会的弱者で、表現者が強者でやろうにもできない
場合がある-侵害された弱者に時間とお金が無い。被害者が広く全体に存在して
いる場合法的な救済は難しい。)
>予防的に酷そうな言論を取り締まろうとすれば、俗人的評価が必要になります。
予防的に言論を「取り締まる」のは絶対反対です。それこそ近くのどこかの国
と一緒になってしまいます。
事後的措置で爾後の発生を防止するには(私は抑止と言う言葉を使いましたが)
他人への侮蔑的表現は他人の権利の侵害に当たり、あたなの権利の範囲を逸脱
しているよ、それは表現の自由に含まれないよと当人を「教育」することです。
この時点で当人が理解し謝罪するならそれで終わりです。(当然理解した振り、
謝罪した振りでは何の抑止にもならないのでダメです。)
もしここでそれは表現の自由だからなどと明白な誹謗中傷の類まで擁護する意
見が現れれば、当人も或いはまた別の自由を良く理解しない人たちが、そう勘
違いする恐れがあります。それは抑止とは逆の拡散の方向です。
また当人の謝罪とは独立に(謝罪しようがしまいが)侵害された権利の回復を
図る必要があります。(見方によってはこちらの方がより重要です。)
それは法によって為される場合もありますが、法で全て「賄える」訳ではない。
(例をapj様宛の私の投稿で示していました。加えて、国民一般が誇りとする
対象を傷つけられてもいるので、国民一般を第四次の被害者と考えても良いか
も知れません。国民一般とは全ての国民を意味していません。念のため。))
表現者の属する組織体もその社会的評価の低下という被害を受けているので、
毅然として相応の処置(内容は組織体に任されるでしょうが)を取るべきです。
それは副次的に抑止効果を生み出すでしょう。また第二次〜第四次の被害が
ある程度救済されるかも知れません。
以上のところまでで、zoronさんとの主張の違いはありますか?
救済について法によれば良いと仰っていると解釈しますが、法で救済できない
被害はどうされますか?泣き寝入りを勧めている訳ではないですよね?
ついでにここでお聞きしますが、準教授氏の侮蔑的表現は表現の自由で保護
されるべきとお考えですか、それとも否ですか?
>しかし、何らかの予防的措置、つまり瀬尾氏のような言論が出ることを阻止
>しなければならないとお考えなら同意できません。
「阻止」とは恐らく内容的にも違うと思いますが抑止すべきです。野放しに
しておくべきではありません。それは当の言論の自由にとって_最も危険_で
す。
まがい物を放置することは本物の価値を著しく毀損します。ましてや保護な
ど考慮すべくもありません。大切な権利として保持したいならその権利の範
囲を常に監視し、権利で無いものが入り込むことを防がなければなりません。
権利が「与えられた」ものではなく、本来「自分たちが持つ」ものですから、
自律的にそれを行う必要があります。
刑罰による保護・保持は、必要な保証手段ではあるでしょうが、それに依ら
ずに実現できるのが望ましい。
言論の自由は、他の全ての自由がそうですが、公共の福祉のためにのみ行使
して良いと言うことを徹底して教育できるならそれが一番良い。何をやろう
が私の勝手と解釈されるような(少しでもそのような解釈の余地のある)論調
には反対です。
件の下劣な表現を「表現の自由」で擁護するのは間違いだと繰り返し述べて
いるのはその理由からです。
by feh
at 2008/05/02 16:22:10
zoron様
>一点は、少なくとも法的な被害者はあまりにも間接的なものまで
>広げるべきではないと思います。現実には間接的被害者は存在し
>ますが、どこかで切り捨てないと収拾がつきません。
これは、zoronさんご自身が受けた権利侵害に対しては、軽度で
あるから何も救済は要らないと仰るのは自由です。
しかし他人の被害に対して軽度だから諦めろなどとあなたが言う
資格があるのでしょうか?
ある権利侵害の問題に関して、全く何の関係も無い人が、被害者
に対してそんな軽度のことは諦めなさいと言うことに対してどう
思いますか?
>それと大学が謝罪することはなんら関係ありませんし、謝罪した
>ことで救済になるとも思えません。
この辺はやはり大学人と一般人の間で理解し合うのが難しいとこ
ろでしょうか?
せめて一般人は大学は明確に謝罪すべきだし、準教授は解雇すべ
きだと考えているということを、別に同意はして貰わなくて結構
ですが、分かって貰えればと思います。
>先ず、そのような予見を行うためには、教員のすべての言論を検
>閲する必要があるのではないでしょうか。私は不可能だと思いま
>す。不可能で無い方が怖いのですが。
私が大学の責任に言及しているのは、あくまでこの準教授氏の問題
に関してであって、他のどこかの大学の話ではありません。
前記事に書いたようにこの準教授氏には「前科」があるのです。
そこで殆ど何もせずに収まりをつけたことが、今回の問題に繋がっ
た。やるべき事を大学はやらなかった。だから青山国際大学には
明確な責任があるのです。
それから「教員のすべての言論を検閲する」は論外です。余りに
も乱暴粗雑な意見です。もし本当に検閲を考えているならこれは
ファッショの始まりです。
参照:日本国憲法第21条2 検閲は、これをしてはならない。
>大学は今後このようなことが無いよう努力しますといいますが、
>具体的にどうするんだと疑問です。
大学当局がやる気ならやることは沢山あります。むしろ一番心配す
るのはやる気があるかどうかです。(危機感の無さも心配の種で
しょう。学生やその保護者にとって。)
>社員の自家用車での交通事故の賠償金を肩代わりするなどの法的
>責任は負わないのですよ。
ちょっと的外れだと思います。従業員の単なる交通事故で会社トップ
が謝罪することはありません。事故の原因が過重労働だとか社内行事
における飲酒であるとか、明白に企業としての責任が絡む場合に謝罪
するのです。また、交通事故の賠償金は通常保険によって賄われます。
企業もいろいろなケースを想定していろいろな保険を掛けています。
>今回の件で、大学が管理責任を負うというのであれば、名誉既存の
>被告にもなりますということですが、本当でしょうか。
大学は前回同じ問題が発生した時に何もしなかった。だから大学に関
わって権利侵害が発生すれば(今回の件に関しては準教授個人の問題
とは言えなくなっていると言う私の考えをベースにしています)その
こと自体、一般的な管理責任を問われます。免責されるのは、いろいろ
ケースがあるかも知れませんが、それが大学に取って不可抗力であった
場合です。で、この場合は不可抗力でも何でもない。明白に大学は管理
責任を負っている。
名誉毀損の被告というのは名誉毀損の被害者の間違いでしょうか?
>いやそこまではというのなら、管理責任とはどこまでなのでしょうか。
>管理責任を追及している人が、具体的に何を求めているのか分からな
>いのです。
順不同で書けば
(a)毀損された名誉の回復(これは長い時間かかるでしょう。)
(b)再発防止
(c)準教授の解雇
こんなところでしょうか?(まだあるかも知れませんが。)
>でも、それは世間の評価であって、・・・・
>学問の内容ではなく、世間の評判、ブランドイメージを期待していると
>いうことですから。青学とはそういう大学であるという気がだんだんし
>てきましたが。
ゼミ生、その両親、在校生、その両親皆心配しているのはまさに世間の
評価です。社会の評価も同じです。zoronさん自身、如何に自分が優秀
であると思っても世間がそう評価してくれなければ何の効果も役にも立
たないことは十分ご経験のことだと思うのですが。
>4点目は全体的印象です。印象なので勘違いかもしれません。
仰るように完全に勘違いです。
>それから、完全な被害者救済を望む人は、税金を使ってでも第三者でも
>救ってやるべきだと考えることが多いと思います。
これは私の意見ではありません。
救済策として私が挙げたのは(これは例ですので、これに限定される
訳でもこれが必然であると言う訳でもありません。)
(1)同様の問題の発生を防止するための学内規定類の整備。
行動規範、就業規則、採用基準等
(2)教職員への啓蒙活動(個人として何をして良いのか、悪いのか。)
(3)問題根絶と大学の価値向上方針の公式表明(学外に対して)
(4)教育・研究・社会貢献分野における丹念で地道な活動
(5)成果の積極的発表
ですので、折角コメントして頂けるのであればこちらにお願い致します。
>責任範囲を不用意に広げることは危険だと思います。
今回の件で言えば私が責任ありと主張しているのは件の準教授と大学
当局(学長に代表される)の二人だけです。不用意にと言う意味は分か
りません。私の方は大学に責任ありの判断の理由をはっきりと書いて
いますので、大学まで含めるべきでは無いと反論されるのでしたら、
私の挙げた理由に反論して下さい。
>一点は、少なくとも法的な被害者はあまりにも間接的なものまで
>広げるべきではないと思います。現実には間接的被害者は存在し
>ますが、どこかで切り捨てないと収拾がつきません。
これは、zoronさんご自身が受けた権利侵害に対しては、軽度で
あるから何も救済は要らないと仰るのは自由です。
しかし他人の被害に対して軽度だから諦めろなどとあなたが言う
資格があるのでしょうか?
ある権利侵害の問題に関して、全く何の関係も無い人が、被害者
に対してそんな軽度のことは諦めなさいと言うことに対してどう
思いますか?
>それと大学が謝罪することはなんら関係ありませんし、謝罪した
>ことで救済になるとも思えません。
この辺はやはり大学人と一般人の間で理解し合うのが難しいとこ
ろでしょうか?
せめて一般人は大学は明確に謝罪すべきだし、準教授は解雇すべ
きだと考えているということを、別に同意はして貰わなくて結構
ですが、分かって貰えればと思います。
>先ず、そのような予見を行うためには、教員のすべての言論を検
>閲する必要があるのではないでしょうか。私は不可能だと思いま
>す。不可能で無い方が怖いのですが。
私が大学の責任に言及しているのは、あくまでこの準教授氏の問題
に関してであって、他のどこかの大学の話ではありません。
前記事に書いたようにこの準教授氏には「前科」があるのです。
そこで殆ど何もせずに収まりをつけたことが、今回の問題に繋がっ
た。やるべき事を大学はやらなかった。だから青山国際大学には
明確な責任があるのです。
それから「教員のすべての言論を検閲する」は論外です。余りに
も乱暴粗雑な意見です。もし本当に検閲を考えているならこれは
ファッショの始まりです。
参照:日本国憲法第21条2 検閲は、これをしてはならない。
>大学は今後このようなことが無いよう努力しますといいますが、
>具体的にどうするんだと疑問です。
大学当局がやる気ならやることは沢山あります。むしろ一番心配す
るのはやる気があるかどうかです。(危機感の無さも心配の種で
しょう。学生やその保護者にとって。)
>社員の自家用車での交通事故の賠償金を肩代わりするなどの法的
>責任は負わないのですよ。
ちょっと的外れだと思います。従業員の単なる交通事故で会社トップ
が謝罪することはありません。事故の原因が過重労働だとか社内行事
における飲酒であるとか、明白に企業としての責任が絡む場合に謝罪
するのです。また、交通事故の賠償金は通常保険によって賄われます。
企業もいろいろなケースを想定していろいろな保険を掛けています。
>今回の件で、大学が管理責任を負うというのであれば、名誉既存の
>被告にもなりますということですが、本当でしょうか。
大学は前回同じ問題が発生した時に何もしなかった。だから大学に関
わって権利侵害が発生すれば(今回の件に関しては準教授個人の問題
とは言えなくなっていると言う私の考えをベースにしています)その
こと自体、一般的な管理責任を問われます。免責されるのは、いろいろ
ケースがあるかも知れませんが、それが大学に取って不可抗力であった
場合です。で、この場合は不可抗力でも何でもない。明白に大学は管理
責任を負っている。
名誉毀損の被告というのは名誉毀損の被害者の間違いでしょうか?
>いやそこまではというのなら、管理責任とはどこまでなのでしょうか。
>管理責任を追及している人が、具体的に何を求めているのか分からな
>いのです。
順不同で書けば
(a)毀損された名誉の回復(これは長い時間かかるでしょう。)
(b)再発防止
(c)準教授の解雇
こんなところでしょうか?(まだあるかも知れませんが。)
>でも、それは世間の評価であって、・・・・
>学問の内容ではなく、世間の評判、ブランドイメージを期待していると
>いうことですから。青学とはそういう大学であるという気がだんだんし
>てきましたが。
ゼミ生、その両親、在校生、その両親皆心配しているのはまさに世間の
評価です。社会の評価も同じです。zoronさん自身、如何に自分が優秀
であると思っても世間がそう評価してくれなければ何の効果も役にも立
たないことは十分ご経験のことだと思うのですが。
>4点目は全体的印象です。印象なので勘違いかもしれません。
仰るように完全に勘違いです。
>それから、完全な被害者救済を望む人は、税金を使ってでも第三者でも
>救ってやるべきだと考えることが多いと思います。
これは私の意見ではありません。
救済策として私が挙げたのは(これは例ですので、これに限定される
訳でもこれが必然であると言う訳でもありません。)
(1)同様の問題の発生を防止するための学内規定類の整備。
行動規範、就業規則、採用基準等
(2)教職員への啓蒙活動(個人として何をして良いのか、悪いのか。)
(3)問題根絶と大学の価値向上方針の公式表明(学外に対して)
(4)教育・研究・社会貢献分野における丹念で地道な活動
(5)成果の積極的発表
ですので、折角コメントして頂けるのであればこちらにお願い致します。
>責任範囲を不用意に広げることは危険だと思います。
今回の件で言えば私が責任ありと主張しているのは件の準教授と大学
当局(学長に代表される)の二人だけです。不用意にと言う意味は分か
りません。私の方は大学に責任ありの判断の理由をはっきりと書いて
いますので、大学まで含めるべきでは無いと反論されるのでしたら、
私の挙げた理由に反論して下さい。
by feh
at 2008/05/02 18:39:35
fehさん、今晩は。
基本的な考え方に相違がないと理解しました。一番気にしていた予防的措置(言論の検閲の類)には反対ということで安心しました。
fehさんが、「保護すべきではない」とおっしゃっている内容は、勤務先による事後的な教育と言うことですね。つまりどんなに酷い言論でも言う自由は認めるということですね。予防的検閲を認めたり、言論内容についてまで管理者責任を負い、大学が名誉既存の被告になったり賠償するということまで認めるのではないですよね。何度も書いてますが、瀬尾氏の言論を擁護などだれもしていません。ひどい言論でも表現の自由はあるといっているだけです。表現して初めて批判や処分ができるのですからね。
せっかく同意できたのですが、微妙な点でひっかかっていることを書きます。
fehさんは非常にお優しい方で、パターナリズム的な感じがします。例えば、教育という表現です。私はそこまで親切な考えではなく、処分なりすれば良いと考えています。教育というと未熟な子供を正しい答えを知っている親が導くという印象があります。親の役を大学がするという感じです。大学は間違わないという信頼があるように見えます。でも現実はみんな大人でさらにそれを指導できる親は存在しません。何が正解かなんて簡単には分からないのです。そんなこと当たり前じゃないかと思うようなことでも相手はそうは思わないということはザラです。現にここの議論もそんな様相を呈しています。ですから、みんなで議論したり批判したり裁判したりしてわいわい言いながら合意を形成していくしかないのだと思います。
それから、法的に救済できないものは、有志やボランティアによる救済しかないでしょう。それをなにか強制力のある制度として救済すべきだとおっしゃられているように思えるんですが。それはもう、法的救済でしょう。また、次の記述ですが、
==引用開始===
権利を侵害された当人がそれに気付かない場合、放置され
てしまう。侵害された者が社会的弱者で、表現者が強者でやろうにもできない
場合がある-侵害された弱者に時間とお金が無い。被害者が広く全体に存在して
いる場合法的な救済は難しい。
===引用終わり===
救済を行う最低条件は被害者がそれを求めていることです。世の中には人の世話になりたくないという人もいますから余計なお世話にならないためです。ですから、本人が気づかない以上どうしようもありませんよ。もちろん周りが教えてやるということは必要でしょうけど、それは善意や倫理の話であって義務ではないでしょう。とはいえ認知症老人を狙った詐欺事件が多発するという社会的問題となれば、何らかの行政措置が必要かもしれません。でもそうなると、ほとんど法的救済になるわけです。fehさんは、倫理や善意で行うことまで、強制力のある制度にすべきだと言っているように感じます。つまり正しくて偉大な国がすべて面倒をみるパターナリズムです。まあそれも一つの考え方かもしれませんが、私は嫌いです。善意や倫理観という心の問題くらい自分の自由にさせて欲しいわけですよ。それまで、国が決めた正解に従わなければならないのは窮屈です。好みの問題かもしれませんが。
念のため、善意による救済活動を否定しているわけではありません。それを強制されるのがいやなだけで。
基本的な考え方に相違がないと理解しました。一番気にしていた予防的措置(言論の検閲の類)には反対ということで安心しました。
fehさんが、「保護すべきではない」とおっしゃっている内容は、勤務先による事後的な教育と言うことですね。つまりどんなに酷い言論でも言う自由は認めるということですね。予防的検閲を認めたり、言論内容についてまで管理者責任を負い、大学が名誉既存の被告になったり賠償するということまで認めるのではないですよね。何度も書いてますが、瀬尾氏の言論を擁護などだれもしていません。ひどい言論でも表現の自由はあるといっているだけです。表現して初めて批判や処分ができるのですからね。
せっかく同意できたのですが、微妙な点でひっかかっていることを書きます。
fehさんは非常にお優しい方で、パターナリズム的な感じがします。例えば、教育という表現です。私はそこまで親切な考えではなく、処分なりすれば良いと考えています。教育というと未熟な子供を正しい答えを知っている親が導くという印象があります。親の役を大学がするという感じです。大学は間違わないという信頼があるように見えます。でも現実はみんな大人でさらにそれを指導できる親は存在しません。何が正解かなんて簡単には分からないのです。そんなこと当たり前じゃないかと思うようなことでも相手はそうは思わないということはザラです。現にここの議論もそんな様相を呈しています。ですから、みんなで議論したり批判したり裁判したりしてわいわい言いながら合意を形成していくしかないのだと思います。
それから、法的に救済できないものは、有志やボランティアによる救済しかないでしょう。それをなにか強制力のある制度として救済すべきだとおっしゃられているように思えるんですが。それはもう、法的救済でしょう。また、次の記述ですが、
==引用開始===
権利を侵害された当人がそれに気付かない場合、放置され
てしまう。侵害された者が社会的弱者で、表現者が強者でやろうにもできない
場合がある-侵害された弱者に時間とお金が無い。被害者が広く全体に存在して
いる場合法的な救済は難しい。
===引用終わり===
救済を行う最低条件は被害者がそれを求めていることです。世の中には人の世話になりたくないという人もいますから余計なお世話にならないためです。ですから、本人が気づかない以上どうしようもありませんよ。もちろん周りが教えてやるということは必要でしょうけど、それは善意や倫理の話であって義務ではないでしょう。とはいえ認知症老人を狙った詐欺事件が多発するという社会的問題となれば、何らかの行政措置が必要かもしれません。でもそうなると、ほとんど法的救済になるわけです。fehさんは、倫理や善意で行うことまで、強制力のある制度にすべきだと言っているように感じます。つまり正しくて偉大な国がすべて面倒をみるパターナリズムです。まあそれも一つの考え方かもしれませんが、私は嫌いです。善意や倫理観という心の問題くらい自分の自由にさせて欲しいわけですよ。それまで、国が決めた正解に従わなければならないのは窮屈です。好みの問題かもしれませんが。
念のため、善意による救済活動を否定しているわけではありません。それを強制されるのがいやなだけで。
by zorori
at 2008/05/02 19:31:27
fehさん、もう一つコメントがありましたね。
>これは、zoronさんご自身が受けた権利侵害に対しては、軽度で
あるから何も救済は要らないと仰るのは自由です。
しかし他人の被害に対して軽度だから諦めろなどとあなたが言う
資格があるのでしょうか?
私が言っているというよりも、現実がそうだということです。そして、個別の被害に対してすべて100%の回復を望めば、社会的損失が大きくなるということです。今回の件でも間接的被害者はたくさんいるはずです。たとえばapjさんなど。どこかで線引きされます。現実がそうです。
>ある権利侵害の問題に関して、全く何の関係も無い人が、被害者
に対してそんな軽度のことは諦めなさいと言うことに対してどう
思いますか?
厳しい現実でも知らせてあげる方が親切だと思います。
>この辺はやはり大学人と一般人の間で理解し合うのが難しいとこ
ろでしょうか?
せめて一般人は大学は明確に謝罪すべきだし、準教授は解雇すべ
きだと考えているということを、別に同意はして貰わなくて結構
ですが、分かって貰えればと思います。
いや、私も大学人ではありませんよ。それから、解雇などと言う言葉を軽々しく言うものではないと思います。規定に照らして処分できればすれば良いでしょうけど。処分の重さをきちんんと検討されておっしゃっているのでしょうか?むしろ民間企業に方が大学よりも労務については気を使うのだと思いますけど。私の職場なんか、辞めてもらいたいやつが何人もいますが、そうそう簡単には首はきれません。
>前記事に書いたようにこの準教授氏には「前科」があるのです。
そこで殆ど何もせずに収まりをつけたことが、今回の問題に繋がっ
た。やるべき事を大学はやらなかった。だから青山国際大学には
明確な責任があるのです。
現実的に考えましょう。前科があったと言いますが、それは今回の騒ぎがあったから気づいたことではありませんか。大学が教員の言論を全部見ていることなんてあり得ませんよ。それから、責任とは具体的にどのようなとり方をするのですか。瀬尾氏と同罪で名誉既存の被告になるのですか。被害者への賠償をするのですか。青学がしたようなコメントを出すだけですか。私は責任とは前者のようなものと考えます。後者は世間の気分をとりなしているだけだと思います。前者のようなことが可能なのか司法に詳しい方の見解をお伺いしたいですね。
>名誉毀損の被告というのは名誉毀損の被害者の間違いでしょうか?
間違いではありません。管理責任を問うということは大学も名誉既存の共犯ということでしょう。
>(a)毀損された名誉の回復(これは長い時間かかるでしょう。)
(b)再発防止
(c)準教授の解雇
こんなところでしょうか?(まだあるかも知れませんが。)
責任を問うということは、何らかの罰を課すことですよ。列挙されているのは、管理者が業務として普通に行うことではありませんか。(c)の処分程度を除き、実施することに反対はしませんが。
>仰るように完全に勘違いです。
失礼しました。
>これは私の意見ではありません。
重ねて失礼しました。
>救済策として私が挙げたのは(これは例ですので、これに限定される
訳でもこれが必然であると言う訳でもありません。)
(1)同様の問題の発生を防止するための学内規定類の整備。
行動規範、就業規則、採用基準等
(2)教職員への啓蒙活動(個人として何をして良いのか、悪いのか。)
(3)問題根絶と大学の価値向上方針の公式表明(学外に対して)
(4)教育・研究・社会貢献分野における丹念で地道な活動
(5)成果の積極的発表
これらは、大学が自分の価値を高める方策であって、被害者の救済策ではないと思いますけど。
>今回の件で言えば私が責任ありと主張しているのは件の準教授と大学
当局(学長に代表される)の二人だけです。不用意にと言う意味は分か
りません。私の方は大学に責任ありの判断の理由をはっきりと書いて
いますので、大学まで含めるべきでは無いと反論されるのでしたら、
私の挙げた理由に反論して下さい。
私は大学に広がるのが不用意だと考えます。
fehさんの理由は前科がありそれを放置した責任と言うことですよね。既に述べたようにこれは前科として認知されていなかったのだと思います。仮に認知されていたとしても、そもそも私はそんな管理責任などない言っているのですから関係ないのですよ。前科見過ごし云々は管理責任があるという前提で意味を持つわけでしょう。それで、そもそも管理責任が無いという理由がさんざん繰り返し書いてます。
と一応反論めいたことを書いたのですが、具体的に責任や救済の内容をお聞きしたところ、それらを行うことについておおむね私に異論はありません。結局、管理責任や救済という言葉の定義の食い違いだったのだと思います。議論は具体的にすべきですね。
>これは、zoronさんご自身が受けた権利侵害に対しては、軽度で
あるから何も救済は要らないと仰るのは自由です。
しかし他人の被害に対して軽度だから諦めろなどとあなたが言う
資格があるのでしょうか?
私が言っているというよりも、現実がそうだということです。そして、個別の被害に対してすべて100%の回復を望めば、社会的損失が大きくなるということです。今回の件でも間接的被害者はたくさんいるはずです。たとえばapjさんなど。どこかで線引きされます。現実がそうです。
>ある権利侵害の問題に関して、全く何の関係も無い人が、被害者
に対してそんな軽度のことは諦めなさいと言うことに対してどう
思いますか?
厳しい現実でも知らせてあげる方が親切だと思います。
>この辺はやはり大学人と一般人の間で理解し合うのが難しいとこ
ろでしょうか?
せめて一般人は大学は明確に謝罪すべきだし、準教授は解雇すべ
きだと考えているということを、別に同意はして貰わなくて結構
ですが、分かって貰えればと思います。
いや、私も大学人ではありませんよ。それから、解雇などと言う言葉を軽々しく言うものではないと思います。規定に照らして処分できればすれば良いでしょうけど。処分の重さをきちんんと検討されておっしゃっているのでしょうか?むしろ民間企業に方が大学よりも労務については気を使うのだと思いますけど。私の職場なんか、辞めてもらいたいやつが何人もいますが、そうそう簡単には首はきれません。
>前記事に書いたようにこの準教授氏には「前科」があるのです。
そこで殆ど何もせずに収まりをつけたことが、今回の問題に繋がっ
た。やるべき事を大学はやらなかった。だから青山国際大学には
明確な責任があるのです。
現実的に考えましょう。前科があったと言いますが、それは今回の騒ぎがあったから気づいたことではありませんか。大学が教員の言論を全部見ていることなんてあり得ませんよ。それから、責任とは具体的にどのようなとり方をするのですか。瀬尾氏と同罪で名誉既存の被告になるのですか。被害者への賠償をするのですか。青学がしたようなコメントを出すだけですか。私は責任とは前者のようなものと考えます。後者は世間の気分をとりなしているだけだと思います。前者のようなことが可能なのか司法に詳しい方の見解をお伺いしたいですね。
>名誉毀損の被告というのは名誉毀損の被害者の間違いでしょうか?
間違いではありません。管理責任を問うということは大学も名誉既存の共犯ということでしょう。
>(a)毀損された名誉の回復(これは長い時間かかるでしょう。)
(b)再発防止
(c)準教授の解雇
こんなところでしょうか?(まだあるかも知れませんが。)
責任を問うということは、何らかの罰を課すことですよ。列挙されているのは、管理者が業務として普通に行うことではありませんか。(c)の処分程度を除き、実施することに反対はしませんが。
>仰るように完全に勘違いです。
失礼しました。
>これは私の意見ではありません。
重ねて失礼しました。
>救済策として私が挙げたのは(これは例ですので、これに限定される
訳でもこれが必然であると言う訳でもありません。)
(1)同様の問題の発生を防止するための学内規定類の整備。
行動規範、就業規則、採用基準等
(2)教職員への啓蒙活動(個人として何をして良いのか、悪いのか。)
(3)問題根絶と大学の価値向上方針の公式表明(学外に対して)
(4)教育・研究・社会貢献分野における丹念で地道な活動
(5)成果の積極的発表
これらは、大学が自分の価値を高める方策であって、被害者の救済策ではないと思いますけど。
>今回の件で言えば私が責任ありと主張しているのは件の準教授と大学
当局(学長に代表される)の二人だけです。不用意にと言う意味は分か
りません。私の方は大学に責任ありの判断の理由をはっきりと書いて
いますので、大学まで含めるべきでは無いと反論されるのでしたら、
私の挙げた理由に反論して下さい。
私は大学に広がるのが不用意だと考えます。
fehさんの理由は前科がありそれを放置した責任と言うことですよね。既に述べたようにこれは前科として認知されていなかったのだと思います。仮に認知されていたとしても、そもそも私はそんな管理責任などない言っているのですから関係ないのですよ。前科見過ごし云々は管理責任があるという前提で意味を持つわけでしょう。それで、そもそも管理責任が無いという理由がさんざん繰り返し書いてます。
と一応反論めいたことを書いたのですが、具体的に責任や救済の内容をお聞きしたところ、それらを行うことについておおむね私に異論はありません。結局、管理責任や救済という言葉の定義の食い違いだったのだと思います。議論は具体的にすべきですね。
by zorori
at 2008/05/02 20:43:50
学長が謝罪したからって、言論の自由が脅かされることはないでしょう。
注意されたことによって、言葉を選ぶようになったり、誹謗中傷的は発言を控えるだけ。
何も、問題ないと思いますが・・・
注意されたことによって、言葉を選ぶようになったり、誹謗中傷的は発言を控えるだけ。
何も、問題ないと思いますが・・・
by シンプル
at 2008/05/02 21:22:15
この件については、私はほぼzororiさんと同意見のようです。ですので、以下は重箱の隅かも知れませんが、自分の言葉で、fehさんの主張に応えたいと思います。
>fehさん「これには本当は望ましくないよと言う言外の意味が込められていると受け取って良いですね?」
「学問の府」を含めたすべての社会の機関が「同一視」された論理的・倫理的・経験的価値判断で運営される事が本当に望ましい事なのかどうか──という事で言うのならば、fehさんのおっしゃるようなそんな単純な二分法的議論をしたいわけではありません。望ましい点もあるでしょうし、望ましくない点もあるでしょう。
たとえば、軍事政権下で軍事政権を糾弾する人、市場社会で消費者を厳しく非難する人を考えた場合、すべての社会の機関が、その人と所属機関とを完全に「同一視」するのならば、もしかしたら、その社会にとって不幸な事かも知れません。「本当に望ましい事なのかどうか」というのは、「一見早急に結論を出しても差し支えないように見えるが、実は十分熟慮しなければならない問題ではないのか?」という問題提起です。
>fehさん「私が言っているのは、他人への侮蔑的表現は「表現の自由」で保護されませんと言うことだけです」
これについては、2つの論点から反論します。
まず、「侮蔑」をするために「言論行為」をしたのかどうかは、その「言論行為」をした主体にしか分からないという事です。
fehさんは「今回の問題はそんなことではありません。最初から意図的に侮蔑的表現を楽しんで量産している用に見える。(目的はまるで不明ですが。)」と述べています。あれほどの表現でありながら、あれほど嫌悪感を剥き出しにして非難していたfehさんでさえ「用に見える」「目的はまるで不明ですが」なんですよ。もしもfehさんが不寛容な人間ならば、fehさんに対する私のこの反論も「侮蔑的表現」と主張する事が可能かも知れません。
そういった線引きにまつわる困難と、それに対して我々はどう対処してきたかという事については、上のコメントで述べた事を繰り返しておきます。
−−−−−−−−−−−−−−−
そもそも、「言論の自由」の権利というのは、「そうあるべき」といった理想論から出てきたものではなく、歴史の妥協の産物だと、私は思っているんです。ある「言論」や「表現」が「犯罪の構成要因」になるかどうかは非常に難しい問題を孕んでいて、「犯罪」として取り締まるのを許す事であまりに簡単に望ましくない事態を呼び起こしうるという歴史的事実は否定しようがないわけです。
むしろ、(apjさんが事あるごとに主張されているように)望ましくない「言論」に対しては、「犯罪」として取り締まるよりも、(こちらも「言論の自由」の行使として)「対抗言論」をぶつける形で駆逐していくほうが、まだいくらかでもマシ──という歴史的教訓なのだと、私は理解しています。
−−−−−−−−−−−−−−−
より重要で本質的なもう1つのとてもとても大切な論点は、「他人への侮蔑的表現は表現の自由で“保護”される」などとは誰も主張していないという事です。「言論の自由」というのは全く逆の性質を持つものです。
「言論の自由」が保証されている以上、私の「言論の自由」の行使として為されたこのコメントに対して、他者が(「言論の自由」を行使して)反論・糾弾・罵倒・嘲笑・……などをする事を妨げるものは何もない──という事です。この状態はふつう「保護されている」とは言わないでしょう。
あえて誤解を恐れず極論してみれば、「言論の自由」とは、「お前を殴らせろ。その代わり、気に入らなければ、いくらでも俺を殴り返して良い」という覚悟の表明なのです。その覚悟のない人間(瀬尾氏がそういう覚悟のない人間である事ははっきりしたようです)には原理的に認められない権利なのです。瀬尾氏にその権利がないからといって、(一見侮蔑表現に見える言論だとしても上記覚悟をもって為される)「言論の自由」の精神は捨て去るわけにはいきません。
「俺はお前を殴る。でも、誰も俺を殴るな」という意味で「言論の自由」を持ち出す人間がいる事を認めないわけにはいきませんが、それは明らかに論理として破綻しており、誤解である事は論を待たないでしょう。まさかfehさんがそのような誤解をされているわけではないと思いますが。
>fehさん「「阻止」とは恐らく内容的にも違うと思いますが抑止すべきです」
何度も繰り返しているように、どのように「抑止」するのかが問われているのです。fehさんが具体的にどのようなな手段によって「抑止」したいのかが分からないのです。
私は一貫して「不用意な“言論行為”ないし“他者への影響力の行使”を行えば、あなたが何者であろうとも、あなたが行使したのと同じ“言論の自由”を行使する他者によって徹底的に非難されうる。他者の徹底的な非難は“言論の自由”だから、それを暴力的に阻止・排除する事はできない。“言論の自由”の行使には、それらの事態を引き受ける覚悟と能力がなければならない」という論法で「抑止」すべきだと主張しているわけです。
誰だって、「ヘタな事を言えばバカにされる」と思えば、ヘタな事を言う行為に対する抑止になると思うのではないでしょうか。
──で、fehさんが考える「抑止」の方法とはどんなものなのでしょうか。それは、たとえば、上で引用した歴史的教訓に対して有効なのでしょうか。
>fehさん「田部さんは件の準教授氏の誹謗中傷表現に対してどうすべきと仰っているんでしょうか? まさか罵詈雑言で返せとはなりませんよね?」
fehさんは、件の准教授の発言はまったくいわれのない誹謗中傷であると、罵詈雑言以外の「言論行為」で他者を説得・納得させる事はできないのですか。もしも、多くの人に対して、件の准教授の主張には何の根拠も正当性も意義もなく、見下げ果てた糾弾されるべきものであると説得・納得される事ができれば、そもそも名誉毀損は存在しない事にはなりませんか。仮に私が「fehさんはバカだ」と言ったとしても、それを聞いたすべての人が「田部は大嘘つきで大馬鹿な極悪人である」と認識していれば、fehさんの名誉に傷がついた事にはならないでしょう。
名誉ではなく内心の誇りや心情が傷つけられた事については、当事者どうしが争えば良い事です。
>fehさん「内容が良く分からないので、これも的外れかも知れませんが、例の準教授氏のブログを一切擁護しなくても(こんなに価値のないものをと嘆く位なら)構わないのではありませんか?」
誰もブログの内容を擁護しているわけではありません。ブログで表現する行為自体を擁護しているのです。いくら説明してもその点を混同されるのは悲しいです。「坊主憎けりゃ……」精神で意図的に混同しているわけではないですよね。
>fehさん「これには本当は望ましくないよと言う言外の意味が込められていると受け取って良いですね?」
「学問の府」を含めたすべての社会の機関が「同一視」された論理的・倫理的・経験的価値判断で運営される事が本当に望ましい事なのかどうか──という事で言うのならば、fehさんのおっしゃるようなそんな単純な二分法的議論をしたいわけではありません。望ましい点もあるでしょうし、望ましくない点もあるでしょう。
たとえば、軍事政権下で軍事政権を糾弾する人、市場社会で消費者を厳しく非難する人を考えた場合、すべての社会の機関が、その人と所属機関とを完全に「同一視」するのならば、もしかしたら、その社会にとって不幸な事かも知れません。「本当に望ましい事なのかどうか」というのは、「一見早急に結論を出しても差し支えないように見えるが、実は十分熟慮しなければならない問題ではないのか?」という問題提起です。
>fehさん「私が言っているのは、他人への侮蔑的表現は「表現の自由」で保護されませんと言うことだけです」
これについては、2つの論点から反論します。
まず、「侮蔑」をするために「言論行為」をしたのかどうかは、その「言論行為」をした主体にしか分からないという事です。
fehさんは「今回の問題はそんなことではありません。最初から意図的に侮蔑的表現を楽しんで量産している用に見える。(目的はまるで不明ですが。)」と述べています。あれほどの表現でありながら、あれほど嫌悪感を剥き出しにして非難していたfehさんでさえ「用に見える」「目的はまるで不明ですが」なんですよ。もしもfehさんが不寛容な人間ならば、fehさんに対する私のこの反論も「侮蔑的表現」と主張する事が可能かも知れません。
そういった線引きにまつわる困難と、それに対して我々はどう対処してきたかという事については、上のコメントで述べた事を繰り返しておきます。
−−−−−−−−−−−−−−−
そもそも、「言論の自由」の権利というのは、「そうあるべき」といった理想論から出てきたものではなく、歴史の妥協の産物だと、私は思っているんです。ある「言論」や「表現」が「犯罪の構成要因」になるかどうかは非常に難しい問題を孕んでいて、「犯罪」として取り締まるのを許す事であまりに簡単に望ましくない事態を呼び起こしうるという歴史的事実は否定しようがないわけです。
むしろ、(apjさんが事あるごとに主張されているように)望ましくない「言論」に対しては、「犯罪」として取り締まるよりも、(こちらも「言論の自由」の行使として)「対抗言論」をぶつける形で駆逐していくほうが、まだいくらかでもマシ──という歴史的教訓なのだと、私は理解しています。
−−−−−−−−−−−−−−−
より重要で本質的なもう1つのとてもとても大切な論点は、「他人への侮蔑的表現は表現の自由で“保護”される」などとは誰も主張していないという事です。「言論の自由」というのは全く逆の性質を持つものです。
「言論の自由」が保証されている以上、私の「言論の自由」の行使として為されたこのコメントに対して、他者が(「言論の自由」を行使して)反論・糾弾・罵倒・嘲笑・……などをする事を妨げるものは何もない──という事です。この状態はふつう「保護されている」とは言わないでしょう。
あえて誤解を恐れず極論してみれば、「言論の自由」とは、「お前を殴らせろ。その代わり、気に入らなければ、いくらでも俺を殴り返して良い」という覚悟の表明なのです。その覚悟のない人間(瀬尾氏がそういう覚悟のない人間である事ははっきりしたようです)には原理的に認められない権利なのです。瀬尾氏にその権利がないからといって、(一見侮蔑表現に見える言論だとしても上記覚悟をもって為される)「言論の自由」の精神は捨て去るわけにはいきません。
「俺はお前を殴る。でも、誰も俺を殴るな」という意味で「言論の自由」を持ち出す人間がいる事を認めないわけにはいきませんが、それは明らかに論理として破綻しており、誤解である事は論を待たないでしょう。まさかfehさんがそのような誤解をされているわけではないと思いますが。
>fehさん「「阻止」とは恐らく内容的にも違うと思いますが抑止すべきです」
何度も繰り返しているように、どのように「抑止」するのかが問われているのです。fehさんが具体的にどのようなな手段によって「抑止」したいのかが分からないのです。
私は一貫して「不用意な“言論行為”ないし“他者への影響力の行使”を行えば、あなたが何者であろうとも、あなたが行使したのと同じ“言論の自由”を行使する他者によって徹底的に非難されうる。他者の徹底的な非難は“言論の自由”だから、それを暴力的に阻止・排除する事はできない。“言論の自由”の行使には、それらの事態を引き受ける覚悟と能力がなければならない」という論法で「抑止」すべきだと主張しているわけです。
誰だって、「ヘタな事を言えばバカにされる」と思えば、ヘタな事を言う行為に対する抑止になると思うのではないでしょうか。
──で、fehさんが考える「抑止」の方法とはどんなものなのでしょうか。それは、たとえば、上で引用した歴史的教訓に対して有効なのでしょうか。
>fehさん「田部さんは件の準教授氏の誹謗中傷表現に対してどうすべきと仰っているんでしょうか? まさか罵詈雑言で返せとはなりませんよね?」
fehさんは、件の准教授の発言はまったくいわれのない誹謗中傷であると、罵詈雑言以外の「言論行為」で他者を説得・納得させる事はできないのですか。もしも、多くの人に対して、件の准教授の主張には何の根拠も正当性も意義もなく、見下げ果てた糾弾されるべきものであると説得・納得される事ができれば、そもそも名誉毀損は存在しない事にはなりませんか。仮に私が「fehさんはバカだ」と言ったとしても、それを聞いたすべての人が「田部は大嘘つきで大馬鹿な極悪人である」と認識していれば、fehさんの名誉に傷がついた事にはならないでしょう。
名誉ではなく内心の誇りや心情が傷つけられた事については、当事者どうしが争えば良い事です。
>fehさん「内容が良く分からないので、これも的外れかも知れませんが、例の準教授氏のブログを一切擁護しなくても(こんなに価値のないものをと嘆く位なら)構わないのではありませんか?」
誰もブログの内容を擁護しているわけではありません。ブログで表現する行為自体を擁護しているのです。いくら説明してもその点を混同されるのは悲しいです。「坊主憎けりゃ……」精神で意図的に混同しているわけではないですよね。
by 田部勝也
at 2008/05/03 1:48:28
ここはディベート会場だったのですね。
失礼しました。
ちょっとだけ・・・
>ブログで表現する行為自体を擁護しているのです。
学長が謝罪したって、ブログはできるし、匿名にすれば今ま通り、誹謗中傷的な表現を発し続けることが出来ると思います。
賢い大人なら表現を変えるでしょうけど。
そのことが、言論の自由がなくなとお考えなのかな・・・。
まぁそれにしてもなぜ学長の謝罪が、言論の自由を脅かすなど、ここまで議論が発展するのか単純な私には理解出来ない・・
あッ?!
ディベート大会でしたね。
失礼しました。
ちょっとだけ・・・
>ブログで表現する行為自体を擁護しているのです。
学長が謝罪したって、ブログはできるし、匿名にすれば今ま通り、誹謗中傷的な表現を発し続けることが出来ると思います。
賢い大人なら表現を変えるでしょうけど。
そのことが、言論の自由がなくなとお考えなのかな・・・。
まぁそれにしてもなぜ学長の謝罪が、言論の自由を脅かすなど、ここまで議論が発展するのか単純な私には理解出来ない・・
あッ?!
ディベート大会でしたね。
by シンプル
at 2008/05/03 7:12:51
>fehさんが、「保護すべきではない」とおっしゃっている内容は、勤務先
>による事後的な教育と言うことですね。
?
内容=事後的教育?
何を仰っているのか判りかねます。
>つまりどんなに酷い言論でも言う自由は認めるということですね。
どんな酷い内容でも言う自由はある、正確に言えば、他人の権利を
侵害しない限り、何をどのように表現しても良いと言うのが私の
意見です。あくまで「他人の権利を侵害しない限り」において自由
だと言っているのです。この限定条件を除いた自由に関する見解は
私のものではありません。
>予防的検閲を認めたり、
前投稿にも書きましたが、これは論外。今回の問題についてここま
で懸念されたのはzoronさんのみではないでしょうか?それほど日本
の民主主義は危ういのでしょうか?
以下は明確に私の見解とは異なります。勿論同意はできません。
>言論内容につい
>てまで管理者責任を負い、大学が名誉既存の被告になったり賠償する
>ということまで認めるのではないですよね。
内容が何であれ権限あるところに責任があります。経営者となれば結
果責任と言うものもあります。善良の意図から出たものでも結果が悪
ければ責任を問われます。
しかし不思議なのはなぜそこまで大学当局の責任を回避されることに
熱心なのでしょうか? まるで大学の学長は何の判断もできない「木
偶の坊」扱いではありませんか。大学当局は学内教員が個人的に為し
たことにつき一切の責任は負いませんと公言する大学に子供を入れた
い親がいると思いますか?
>何度も書いてますが、瀬尾氏
>の言論を擁護などだれもしていません。ひどい言論でも表現の自由
>はあるといっているだけです。
ひどい言論ということについて私は賛成も反対もしません。何を以て
酷いと言うのか判らないからです。
酷かろうと酷くなかろうと、他人の権利を侵害すればそれは権利では
ありません。自由ではありません。それは抑止すべきものです。自由
の名で呼べないものです。
>表現して初めて批判や処分ができるのですからね。
実効的にはそのとおりです。
>大学は間違わないという信頼があるように見えます。
それがある大学は大変幸せだと思います。是非その信頼に応えるべく
今後の一層の努力を期待します、と書きたいのですが、これはそうで
はないと言うzoronさんの否定の言ですね。
教育は、年齢・職業に拘わらず必要です。専門化すればする程専門外
領域での知識が希薄になる傾向があります。特に自由(言論の自由、
表現の自由、学問の自由、思想信条の自由)と他人の権利の侵害の問
題ついては殆どの人があまり詳しく知らないでしょう。何が他人の権
利の侵害になるのか(学内におけるパワハラやセクハラも含めて。)
丁寧な解説と実例紹介はきっと有益だと思います。
これは法律の専門家の助言が有効でしょう。尤も教職員の側に聞く耳
が無ければどうしようもないことでしょうが。
何が正答なのか判らない問いも沢山あるでしょうし、法律のように善
し悪しではなく兎に角遵守することが求められるものもあります。
議論は何であれどんどんやられたら良い。
法的問題のボランティアによる助力・解決を否定している訳ではあり
ません。何であれ困っている人を支援できるなら是非やって貰いたい
と思います。ボランティア活動による救済は否定は一切しません。
ただ、それでなければダメと言うのであれば、そうは仰っていないと
は思いますが念のため、反対です。
被害者が救済されようが、されまいが、権利侵害が起こらないように
するのは私たちのつとめでしょう。特に自由の名の下に権利侵害が為
されることは、被害者に加え、その自由そのものを傷付けてしまい
ます。
>本人が気づかない以上どうしようもありませんよ。
名誉毀損罪は親告罪ですから、本人が知らなければ法的に救済されな
いのは当然です。重要な点は救済されない状態が_存在_すると言うこ
と。法的な手段も一つですが、それに限るのは適切ではない、法的手
段が用意されているからそれで事足れりとはできないと言うことです。
>倫理や善意で行うことまで、強制力のある制度にすべきだと
勿論、そんなことは主張しておりませんし、そもそも不可能です。
(善意かどうか判る方法があれば法など社会的仕組みは随分簡単なもの
で済むかも知れませんが、それはあり得ない話ですね。)
>善意や倫理観という心の問題くらい自分の自由にさせて欲しいわけで
>すよ。
これはどなたも否定していないと思います。
しかし、善意であれ道徳観からであれ或いは悪意であれ、他人の権利
を侵害した場合は責任を取らなければならない。救済を求めるのは被
害者の権利であり、侵害した側からの良心に基づく謝罪や賠償でこと
が済めばそれに越したことはありません。
しかし侵害した側にその意志が全く無い場合、侵害した側の「善意」
や「道徳観」に任せて置けないのはこれまた当然だと思います。
>国が決めた正解に従わなければならないのは窮屈です。好みの問題
>かもしれませんが。
>念のため、善意による救済活動を否定しているわけではありません。
>それを強制されるのがいやなだけで。
zoronさんが被害者の立場になった時にそれはご自分の考えで「全く
救済を求めない」から、「とことん法や社会通念に基づく補償・救済
を求める」まで如何なる選択をされても自由だと思います。
しかし他人の権利侵害にまで国の制度による救済は窮屈だなどと主張
はできないと思います。(それは被害者の判断に任せて良いことでは?)
>による事後的な教育と言うことですね。
?
内容=事後的教育?
何を仰っているのか判りかねます。
>つまりどんなに酷い言論でも言う自由は認めるということですね。
どんな酷い内容でも言う自由はある、正確に言えば、他人の権利を
侵害しない限り、何をどのように表現しても良いと言うのが私の
意見です。あくまで「他人の権利を侵害しない限り」において自由
だと言っているのです。この限定条件を除いた自由に関する見解は
私のものではありません。
>予防的検閲を認めたり、
前投稿にも書きましたが、これは論外。今回の問題についてここま
で懸念されたのはzoronさんのみではないでしょうか?それほど日本
の民主主義は危ういのでしょうか?
以下は明確に私の見解とは異なります。勿論同意はできません。
>言論内容につい
>てまで管理者責任を負い、大学が名誉既存の被告になったり賠償する
>ということまで認めるのではないですよね。
内容が何であれ権限あるところに責任があります。経営者となれば結
果責任と言うものもあります。善良の意図から出たものでも結果が悪
ければ責任を問われます。
しかし不思議なのはなぜそこまで大学当局の責任を回避されることに
熱心なのでしょうか? まるで大学の学長は何の判断もできない「木
偶の坊」扱いではありませんか。大学当局は学内教員が個人的に為し
たことにつき一切の責任は負いませんと公言する大学に子供を入れた
い親がいると思いますか?
>何度も書いてますが、瀬尾氏
>の言論を擁護などだれもしていません。ひどい言論でも表現の自由
>はあるといっているだけです。
ひどい言論ということについて私は賛成も反対もしません。何を以て
酷いと言うのか判らないからです。
酷かろうと酷くなかろうと、他人の権利を侵害すればそれは権利では
ありません。自由ではありません。それは抑止すべきものです。自由
の名で呼べないものです。
>表現して初めて批判や処分ができるのですからね。
実効的にはそのとおりです。
>大学は間違わないという信頼があるように見えます。
それがある大学は大変幸せだと思います。是非その信頼に応えるべく
今後の一層の努力を期待します、と書きたいのですが、これはそうで
はないと言うzoronさんの否定の言ですね。
教育は、年齢・職業に拘わらず必要です。専門化すればする程専門外
領域での知識が希薄になる傾向があります。特に自由(言論の自由、
表現の自由、学問の自由、思想信条の自由)と他人の権利の侵害の問
題ついては殆どの人があまり詳しく知らないでしょう。何が他人の権
利の侵害になるのか(学内におけるパワハラやセクハラも含めて。)
丁寧な解説と実例紹介はきっと有益だと思います。
これは法律の専門家の助言が有効でしょう。尤も教職員の側に聞く耳
が無ければどうしようもないことでしょうが。
何が正答なのか判らない問いも沢山あるでしょうし、法律のように善
し悪しではなく兎に角遵守することが求められるものもあります。
議論は何であれどんどんやられたら良い。
法的問題のボランティアによる助力・解決を否定している訳ではあり
ません。何であれ困っている人を支援できるなら是非やって貰いたい
と思います。ボランティア活動による救済は否定は一切しません。
ただ、それでなければダメと言うのであれば、そうは仰っていないと
は思いますが念のため、反対です。
被害者が救済されようが、されまいが、権利侵害が起こらないように
するのは私たちのつとめでしょう。特に自由の名の下に権利侵害が為
されることは、被害者に加え、その自由そのものを傷付けてしまい
ます。
>本人が気づかない以上どうしようもありませんよ。
名誉毀損罪は親告罪ですから、本人が知らなければ法的に救済されな
いのは当然です。重要な点は救済されない状態が_存在_すると言うこ
と。法的な手段も一つですが、それに限るのは適切ではない、法的手
段が用意されているからそれで事足れりとはできないと言うことです。
>倫理や善意で行うことまで、強制力のある制度にすべきだと
勿論、そんなことは主張しておりませんし、そもそも不可能です。
(善意かどうか判る方法があれば法など社会的仕組みは随分簡単なもの
で済むかも知れませんが、それはあり得ない話ですね。)
>善意や倫理観という心の問題くらい自分の自由にさせて欲しいわけで
>すよ。
これはどなたも否定していないと思います。
しかし、善意であれ道徳観からであれ或いは悪意であれ、他人の権利
を侵害した場合は責任を取らなければならない。救済を求めるのは被
害者の権利であり、侵害した側からの良心に基づく謝罪や賠償でこと
が済めばそれに越したことはありません。
しかし侵害した側にその意志が全く無い場合、侵害した側の「善意」
や「道徳観」に任せて置けないのはこれまた当然だと思います。
>国が決めた正解に従わなければならないのは窮屈です。好みの問題
>かもしれませんが。
>念のため、善意による救済活動を否定しているわけではありません。
>それを強制されるのがいやなだけで。
zoronさんが被害者の立場になった時にそれはご自分の考えで「全く
救済を求めない」から、「とことん法や社会通念に基づく補償・救済
を求める」まで如何なる選択をされても自由だと思います。
しかし他人の権利侵害にまで国の制度による救済は窮屈だなどと主張
はできないと思います。(それは被害者の判断に任せて良いことでは?)
by feh
at 2008/05/03 12:39:42
zoron様
>厳しい現実でも知らせてあげる方が親切だと思います。
厳しい現実を伝えた後に言葉を追加されるとすれば次の内の
どちらでしょうか?
[a]軽度の被害の救済についてはなかなか思うような救済は
受けられないと言う厳しい現実があります。
しかし、斯く斯くの点に注意してこれこれを主張されれ
ば認められる可能性が高まります。頑張って下さい。
[b]軽度の被害の救済についてはなかなか思うような救済は
受けられないと言う厳しい現実があります。
従ってここはじっと我慢される方が良いでしょう。
>いや、私も大学人ではありませんよ。
それは失礼いたしました。
>それから、解雇などと
>言う言葉を軽々しく言うものではないと思います。規定に照
>らして処分できればすれば良いでしょうけど。
私たちがどのような主張をしようが、実際の処分は大学当局が
決めることです。
一般的に、これはあくまで一般的にですが、解雇を含む処分の
要件に「当学(当法人、当社等)の名誉を著しく傷つけた場合」
・・・「その他前項に準ずる行為があると当学が判断した場合」
等を定めた規定があると思います。(内容はともかく、これが無
いと教職員の一切の不法行為に対して何の処分も出来ません。
青山国際大学がそこまで無防備だと考える理由はありません。
処分の重さは、為した加害行為の重さと平衡すべきです。
準教授の為した加害行為の重さは、解雇以上のものがあると思
います。勿論これは私個人の判断です。
>処分の重さをきちんんと検討されておっしゃっているので
>しょうか?
上でお話したように、処分の重さは準教授が為した加害行為の
重さに平衡するだろうと言うのが私個人の判断です。
>それから、責任とは具体的にどのようなとり方をするのです
>か。瀬尾氏と同罪で名誉既存の被告になるのですか。被害者
>への賠償をするのですか。青学がしたようなコメントを出す
>だけですか。
私が当事者であれば、と言う仮定でお話をすれば、
(1)全ての被害者に対し心よりの公式のお詫びをする。(やり
方はいろいろあると思いますが。)
(2)第一次の被害者が法的に救済を求めた場合、可能な限りの
支援をする。(準教授に関する情報提供等を含む。)
もし大学自身が被告の立場になった場合、大学が担うべき
責任については潔く認める。(法外な要求の場合は別途の
対応を図る。これはケースバイケース。)
(3)第二次の被害者に対しては、これは私ちょっと具体的に何
ができるのか判りませんが、できるだけのことはする。
(4)全体の被害に対する救済策として
以前挙げた対応策を実施する。(大学の名誉回復、社会的
評価の回復を図る事業です。)
(5)勿論諸々の再発防止策を実施する。
(6)これらの施策が軌道に乗り始めた時点で自らの責任を取って
その立場を辞任する。
以上のようなものでしょう。
現実に大学の当時者がどのようなことを以て責任を果たされるか
は判りません。
>管理責任を問うということは大学も名誉既存の共犯ということ
>でしょう。
確かに被害を受けた方が大学をも共犯者として訴えることは可能
でしょうね。
この場合の大学の対応については、私であればと言う前提で上の
(2)に挙げました。
>責任を問うということは、何らかの罰を課すことですよ。
zoronさんのお考えに私がとやかく言うことは無いのですが、そう
すると法により処罰されない限り一切の責任を取ることは無い
(取る必要は無い。そもそも責任では無い。法による処罰を受けて
いないのだから。)と言う理解でよろしいのですか?
そして誰も訴えなかった場合、件の準教授氏が現在の立場を保持し
例のブログにまた好き放題を書き殴ることを容認すると言う理解で
でよろしいのですか?
>議論は具体的にすべきですね。
私もそれには同意致します。
by feh
at 2008/05/03 13:51:05
田部様
及び
全ての発言者様
コメントありがとうございます。
論点が広範囲に拡大しているように思います。(広がった論点が価値の
無いものと言っている訳ではありません。)
それから論議を通して自分自身の考えがより論理的にすっきりとして
行っている(曖昧な部分が排除されて行っている)と言う感じを受け
ています。
これこそ論議の報酬なのしょう。
どの様な論点であれ避けるつもりはありません。ただ誤解によって
無用な議論を行いたくはありませんので、発端となった表現の自由
に絞って私の主張を纏めてみたいと思います。
先ず保護する或いは擁護すると言う言葉の具体的内容ですが、私は
それを「権利として認める」と言う意味でお話しています。
次に抑止ですが、権利であろうと無かろうとそれを行う人間はいま
すので「阻止」できるとは限りません。抑止というのは今後それが
発生することを可能な限り抑えようと言う意味です。発生すること
を完全に防止はできないが、より少ない発生状態に持って行こうと
言うものです。
私が侮蔑的表現(これは或る範囲の内容を代表させて表して言って
いて今回の場合、常に誹謗中傷、罵詈雑言を含んでいます。)を
表現の自由で保護するな、擁護するなと言っているのは、侮蔑的
表現を権利と認めるなと言うことです。或いは権利と主張してい
るかのような言い方をするなと言っているのです。はっきりと侮
蔑的表現は権利に属しない、表現の自由の範囲を逸脱していると
言って欲しいと言うことなのです。
どこかでも書きましたが、侮蔑的表現の発生を防ぐと言う名目で
発表する前から予防的に内容をチェックすることを主張している
訳でもそれを容認している訳でも決してありません。むしろそれ
には絶対反対と表明しています。検閲に対しても同様の意見です。
重ねて言いますが、私が擁護するなと言っている内容を見ていた
だければ、それは事後的にしか出来ない(侮蔑的表現を為した後
に始めてそれが判る)ということは明らかですから、決して予防
的なチェックを主張している訳でも容認している訳でもありませ
ん。全くの繰り返しになってしまいましたが、大切な点と思われ
ますのでご容赦下さい。
何が侮蔑的表現に当たるか? これは名誉毀損罪で訴えられる余
地のあるものはそれに該当すると言っても良いのかも知れません。
今回の問題は名誉毀損(に当たる侮蔑表現)と言うことでネット
世論が非難を始めたのですが、表現の自由に関してはもっと一般
的に(権利と認められない表現とは)他人の権利を侵害する表現と
した方が適切であると思います。
実は私は自由と平等の内容について強い関心を持っていて、平等
の観念からも導かれるのですが、
[A]表現の自由とは他人の権利を侵害しない限りにおいて如何なる
表現を行っても良い
或いは自由一般に関しては
[B]自由とは他人に全く同様の権利を認める限りにおいて何をやって
も良い
等の概念を持って捉えています。
これは田部さんが同じような内容で述べておられると思います。
最後に自由を大切に思うなら、それを根拠無く広げるなと言う
ことですが、それは[A]{B}の「他人の権利を侵害しない限り」
や「他人に全く同様の権利を認める限り」(これらは平等の
観念から導かれるものですが)が薄まってしまい、自由と平等
の強い結びつきを壊してしまうからです。
こういう言い方よりは、まがい物は本物の価値を毀損する等
ブランド商品で起きている事例で説明した方がずっと分かり
易いかも知れません。
私の主張はここまでで、その他のことは私の通常の判断に従えば
こうなるだろうと言うことを主として述べています。(経営者の
責任とか、市場に対する態度とか。)
以上です。
私の考えの深化・純化の契機となった多くのコメントに感謝致し
ます。(猶これはこれで論議を終わりますと言う意味ではありま
せん。)
及び
全ての発言者様
コメントありがとうございます。
論点が広範囲に拡大しているように思います。(広がった論点が価値の
無いものと言っている訳ではありません。)
それから論議を通して自分自身の考えがより論理的にすっきりとして
行っている(曖昧な部分が排除されて行っている)と言う感じを受け
ています。
これこそ論議の報酬なのしょう。
どの様な論点であれ避けるつもりはありません。ただ誤解によって
無用な議論を行いたくはありませんので、発端となった表現の自由
に絞って私の主張を纏めてみたいと思います。
先ず保護する或いは擁護すると言う言葉の具体的内容ですが、私は
それを「権利として認める」と言う意味でお話しています。
次に抑止ですが、権利であろうと無かろうとそれを行う人間はいま
すので「阻止」できるとは限りません。抑止というのは今後それが
発生することを可能な限り抑えようと言う意味です。発生すること
を完全に防止はできないが、より少ない発生状態に持って行こうと
言うものです。
私が侮蔑的表現(これは或る範囲の内容を代表させて表して言って
いて今回の場合、常に誹謗中傷、罵詈雑言を含んでいます。)を
表現の自由で保護するな、擁護するなと言っているのは、侮蔑的
表現を権利と認めるなと言うことです。或いは権利と主張してい
るかのような言い方をするなと言っているのです。はっきりと侮
蔑的表現は権利に属しない、表現の自由の範囲を逸脱していると
言って欲しいと言うことなのです。
どこかでも書きましたが、侮蔑的表現の発生を防ぐと言う名目で
発表する前から予防的に内容をチェックすることを主張している
訳でもそれを容認している訳でも決してありません。むしろそれ
には絶対反対と表明しています。検閲に対しても同様の意見です。
重ねて言いますが、私が擁護するなと言っている内容を見ていた
だければ、それは事後的にしか出来ない(侮蔑的表現を為した後
に始めてそれが判る)ということは明らかですから、決して予防
的なチェックを主張している訳でも容認している訳でもありませ
ん。全くの繰り返しになってしまいましたが、大切な点と思われ
ますのでご容赦下さい。
何が侮蔑的表現に当たるか? これは名誉毀損罪で訴えられる余
地のあるものはそれに該当すると言っても良いのかも知れません。
今回の問題は名誉毀損(に当たる侮蔑表現)と言うことでネット
世論が非難を始めたのですが、表現の自由に関してはもっと一般
的に(権利と認められない表現とは)他人の権利を侵害する表現と
した方が適切であると思います。
実は私は自由と平等の内容について強い関心を持っていて、平等
の観念からも導かれるのですが、
[A]表現の自由とは他人の権利を侵害しない限りにおいて如何なる
表現を行っても良い
或いは自由一般に関しては
[B]自由とは他人に全く同様の権利を認める限りにおいて何をやって
も良い
等の概念を持って捉えています。
これは田部さんが同じような内容で述べておられると思います。
最後に自由を大切に思うなら、それを根拠無く広げるなと言う
ことですが、それは[A]{B}の「他人の権利を侵害しない限り」
や「他人に全く同様の権利を認める限り」(これらは平等の
観念から導かれるものですが)が薄まってしまい、自由と平等
の強い結びつきを壊してしまうからです。
こういう言い方よりは、まがい物は本物の価値を毀損する等
ブランド商品で起きている事例で説明した方がずっと分かり
易いかも知れません。
私の主張はここまでで、その他のことは私の通常の判断に従えば
こうなるだろうと言うことを主として述べています。(経営者の
責任とか、市場に対する態度とか。)
以上です。
私の考えの深化・純化の契機となった多くのコメントに感謝致し
ます。(猶これはこれで論議を終わりますと言う意味ではありま
せん。)
by feh
at 2008/05/03 15:05:01
シンプル様
発言お借りします。
>まぁそれにしてもなぜ学長の謝罪が、言論の自由を
>脅かすなど、ここまで議論が発展するのか単純な私
>には理解出来ない・・
そう言われれば、学長謝罪→言論の自由の脅かしの論
理的経路はどうなっているのでしょうか?
以前、apj様かzoron様の見解を見て納得した記憶は
あるのですが、どなたかどういうロジックで上記が
成り立つのかもう一度ご説明頂けないでしょうか?
発言お借りします。
>まぁそれにしてもなぜ学長の謝罪が、言論の自由を
>脅かすなど、ここまで議論が発展するのか単純な私
>には理解出来ない・・
そう言われれば、学長謝罪→言論の自由の脅かしの論
理的経路はどうなっているのでしょうか?
以前、apj様かzoron様の見解を見て納得した記憶は
あるのですが、どなたかどういうロジックで上記が
成り立つのかもう一度ご説明頂けないでしょうか?
by feh
at 2008/05/03 15:53:31
毎度、長文ごめんなさい。
fehさん、保護や管理責任や救済ということの具体的な方策ではあまり意見の相違がないのですが、一般的な言い方になるとらちがあきませんね。出来るだけ具体的に問答しましょう。
>(fehさん)?
内容=事後的教育?
何を仰っているのか判りかねます。(終)
次はfehさんがおっしゃられたことです。
==引用==
予防的に言論を「取り締まる」のは絶対反対です。それこそ近くのどこかの国
と一緒になってしまいます。
事後的措置で爾後の発生を防止するには(私は抑止と言う言葉を使いましたが)
他人への侮蔑的表現は他人の権利の侵害に当たり、あたなの権利の範囲を逸脱
しているよ、それは表現の自由に含まれないよと当人を「教育」することです。
==引用終==
これは、瀬尾氏の言論のようなものは保護されるべきではないとfehさんがおっしゃったので、保護しないとは具体的にどのような措置なのか、まさか予防的検閲を行うことなのか、という私の問いへのお答えです。このお答えで私と意見の相違はあまりないと思ったのですがちがうのですか?
>(fehさん)どんな酷い内容でも言う自由はある、正確に言えば、他人の権利を
侵害しない限り、何をどのように表現しても良いと言うのが私の
意見です。あくまで「他人の権利を侵害しない限り」において自由
だと言っているのです。この限定条件を除いた自由に関する見解は
私のものではありません。(終)
予防的検閲は反対とおっしゃっていたと理解していましたが、限定条件付きということでしょうか?そうではないでしょう。限定条件のチェックを管理者が事前に行うということではないですよね。前のお答えで、事後的に教育すると書いていらっしゃいますから。私は教育というより、そのような言論がでたら批判、処分、提訴なりすれば良いと考えますが、大きな意見の相違は無いのではないですか?
>(fehさん)内容が何であれ権限あるところに責任があります。経営者となれば結
果責任と言うものもあります。善良の意図から出たものでも結果が悪
ければ責任を問われます。(終)
言論の内容について、大学当局は権限などないというのが私の立場です。
>(fehさん)しかし不思議なのはなぜそこまで大学当局の責任を回避されることに
熱心なのでしょうか? まるで大学の学長は何の判断もできない「木
偶の坊」扱いではありませんか。大学当局は学内教員が個人的に為し
たことにつき一切の責任は負いませんと公言する大学に子供を入れた
い親がいると思いますか?(終)
私の立場は責任がないから回避とは考えません。それぐらい分かって欲しいのですが。議論は自分の意見が正しいことを説明するもので、自分が正しいという前提で印象を語るのは止めましょうよ。
また、高校までのように学校の統一教育方針しかしない大学に子供入れたいとは思いません。大学は学部によって競争率が違うでしょう。研究室毎に全く評価も違います。大学教育とは教員の能力によるところが大きいのだと思いますよ。日本の現実はそこまで至っていませんが、学生は大学を選ぶのではなく、先生を選ぶべきだと思いますね。
>(fehさん)(間違いを犯さないという信頼感)大学は大変幸せだと思います。是非その信頼に応えるべく
今後の一層の努力を期待します、と書きたいのですが、これはそうで
はないと言うzoronさんの否定の言ですね。(終)
もちろん、そうですが少し補足します。大学とは専門家である教員の寄り合いだと私は認識しています。言論とはその専門能力によっているわけです。したがって、事務局に過ぎない大学当局が専門家の教員より、言論内容に関して間違いを犯さないという保証はさらに無いということです。教員の言論に大学当局が責任を持つようでは専門家の名が泣くと思います。
>(fehさん)教育は、年齢・職業に拘わらず必要です。専門化すればする程専門外
領域での知識が希薄になる傾向があります。特に自由(言論の自由、
表現の自由、学問の自由、思想信条の自由)と他人の権利の侵害の問
題ついては殆どの人があまり詳しく知らないでしょう。何が他人の権
利の侵害になるのか(学内におけるパワハラやセクハラも含めて。)
丁寧な解説と実例紹介はきっと有益だと思います。
これは法律の専門家の助言が有効でしょう。尤も教職員の側に聞く耳
が無ければどうしようもないことでしょうが。(終)
専門馬鹿という言葉もありますから、一般常識に欠ける教員もいるでしょうね。で、一般常識の教育は専門家の仕事ではありませんね。そして、子供じゃないのですから、大学当局がそんな教育までする必要は無いと思います。非常識な教員はそれなりの処遇をすれば良いのじゃないですか。
>(fehさん)zoronさんが被害者の立場になった時にそれはご自分(fehさん)の考えで「全く
救済を求めない」から、「とことん法や社会通念に基づく補償・救済
を求める」まで如何なる選択をされても自由だと思います。
しかし他人の権利侵害にまで国の制度による救済は窮屈だなどと主張
はできないと思います。(それは被害者の判断に任せて良いことでは?)(終)
まあ、その通りですね。だから好みの問題と言ったのです。ただ、国の制度は一つで従わざるを得ないので好みでも表明しておいた方が良いかと。
さて、言論の取り扱いについては予防的措置は反対ということで合意できて嬉しく思っていますが、管理責任については相違が埋まりませんね。具体的には管理者も教員の言論による名誉毀損の被告になりうるし、賠償責任も負うこともあるとお考えですね。以前のコメントでは再発防止策の策定のようなことを言われていたので意見の相違は無いと思ったのですが。私の考えをもう少し述べます。
民間企業なら謝罪も当たり前、管理責任も有るという意見の方が多いですね。私は組織的に仕事を行う民間企業と教員の独立性が強く、その寄り合いみたいな大学では同列に語れないと思います。
なのに、私が民間企業社員の私的交通事故でさえ企業が管理責任(連帯して事故の受刑や賠償をする)を負うことは無いという例を示しているのは、組織的な民間企業でさえ、ましてや大学ではと言いたいがためです。
それに対して、交通事故と瀬尾氏の行為では違いすぎて比較にならないとのことですね。確かに違いますが、交通事故という重大な場合でさえ管理責任は問われない、ましてや瀬尾氏の場合はと言いたいのです。福岡市職員が飲酒運転のうえ子供を殺しました。瀬尾氏はある事件の被害者の名誉を傷つけました。交通事故が結果の重大さの点で言論より軽いとは言えないと思います。また管理者の職員教育という点では、交通事故は多いので、盛んに安全教育を行っています。もちろん業務上に限らず私用での運転についてもです。
一方、教員の言論の内容について管理者が教育するとは思えません。言論において罵詈雑言、名誉毀損になるような表現は慎めという一般論は教育するまでもない当たり前のことです。そして、瀬尾氏も名誉毀損をするつもりはなかったと思います。つまり、一般的なあるべき態度なぞはだれでも分かっていて、自分ではそうしているつもりなのです。確信犯ではないのです。そこが飲酒運転という実行行為とは違うところです。自分は飲酒しているつもりではなかったなどというのは通りませんから。従って、実際に効力のある教育となると、すべての言論をチェックして添削しなければならないでしょう。こんなことは、まず物理的に不可能だとおもいますが、授業料を値上げして事務官を大量動員すればできないことでもありません。では検閲する事務官は教員より正しい判断ができるのでしょうか。言論はまさに教員の専門能力として大学から期待されているのです。それを事務官がチェックするというのでは、教員の専門家としての存在価値が無くなるということです。大学の自殺というおもう所以です。まあ、そんなに専門的なことではなく常識チェックだから可能という意見もあるかもしれません。しかし、常識的なことと専門的なことが言論では絡み合っているのです。分野によっては差別などと関連する危ないところがあります。今回の件でも司法判断と絡めて0.5人という表現がされたわけでしょう。少数ながら差別の意図があるわけではなく問題無いのではないかという意見も実際にありました。
まとめれば、言論内容を管理することなど無理ですし、してはいけないと思います。それは発言者が責任を負うものだと思います。一方交通安全教育程度は管理者でも可能ですし、実施されています。それでも、私的交通事故の管理者責任は問われないのです。ましてやです。
あるいは、一市職員と大学教員では社会への影響度が違うという意見もあるかもしれません。それはそうかもしれませんが、そうであれば大学教員の自己責任がより強いということです。大学教員が管理者から常識や大学人としての態度を教育されねばならないようでは、話にならないと思います。
もう一つ具体例を。私の職場でも時々不祥事が発生します。なお業務に関することで私的事件ではありません。当然、張本人は検挙され、罰を受け、損害賠償や罰金を課せられます。それに加え、直属の上司やその上あたりまでが監督不行き届きということで、職場内の処分を受けることもあります。しかし、上司が刑罰を受けたりすることはありません。つまり被害者に対する責任ではなく、組織に迷惑をかけたという内部の処分でしかないのですよ。大学にも管理責任があるとおっしゃる方はこのようなものをイメージしているのじゃないかという気がしてきました。あるいは、その違いを明確に意識していないのか。
fehさん、保護や管理責任や救済ということの具体的な方策ではあまり意見の相違がないのですが、一般的な言い方になるとらちがあきませんね。出来るだけ具体的に問答しましょう。
>(fehさん)?
内容=事後的教育?
何を仰っているのか判りかねます。(終)
次はfehさんがおっしゃられたことです。
==引用==
予防的に言論を「取り締まる」のは絶対反対です。それこそ近くのどこかの国
と一緒になってしまいます。
事後的措置で爾後の発生を防止するには(私は抑止と言う言葉を使いましたが)
他人への侮蔑的表現は他人の権利の侵害に当たり、あたなの権利の範囲を逸脱
しているよ、それは表現の自由に含まれないよと当人を「教育」することです。
==引用終==
これは、瀬尾氏の言論のようなものは保護されるべきではないとfehさんがおっしゃったので、保護しないとは具体的にどのような措置なのか、まさか予防的検閲を行うことなのか、という私の問いへのお答えです。このお答えで私と意見の相違はあまりないと思ったのですがちがうのですか?
>(fehさん)どんな酷い内容でも言う自由はある、正確に言えば、他人の権利を
侵害しない限り、何をどのように表現しても良いと言うのが私の
意見です。あくまで「他人の権利を侵害しない限り」において自由
だと言っているのです。この限定条件を除いた自由に関する見解は
私のものではありません。(終)
予防的検閲は反対とおっしゃっていたと理解していましたが、限定条件付きということでしょうか?そうではないでしょう。限定条件のチェックを管理者が事前に行うということではないですよね。前のお答えで、事後的に教育すると書いていらっしゃいますから。私は教育というより、そのような言論がでたら批判、処分、提訴なりすれば良いと考えますが、大きな意見の相違は無いのではないですか?
>(fehさん)内容が何であれ権限あるところに責任があります。経営者となれば結
果責任と言うものもあります。善良の意図から出たものでも結果が悪
ければ責任を問われます。(終)
言論の内容について、大学当局は権限などないというのが私の立場です。
>(fehさん)しかし不思議なのはなぜそこまで大学当局の責任を回避されることに
熱心なのでしょうか? まるで大学の学長は何の判断もできない「木
偶の坊」扱いではありませんか。大学当局は学内教員が個人的に為し
たことにつき一切の責任は負いませんと公言する大学に子供を入れた
い親がいると思いますか?(終)
私の立場は責任がないから回避とは考えません。それぐらい分かって欲しいのですが。議論は自分の意見が正しいことを説明するもので、自分が正しいという前提で印象を語るのは止めましょうよ。
また、高校までのように学校の統一教育方針しかしない大学に子供入れたいとは思いません。大学は学部によって競争率が違うでしょう。研究室毎に全く評価も違います。大学教育とは教員の能力によるところが大きいのだと思いますよ。日本の現実はそこまで至っていませんが、学生は大学を選ぶのではなく、先生を選ぶべきだと思いますね。
>(fehさん)(間違いを犯さないという信頼感)大学は大変幸せだと思います。是非その信頼に応えるべく
今後の一層の努力を期待します、と書きたいのですが、これはそうで
はないと言うzoronさんの否定の言ですね。(終)
もちろん、そうですが少し補足します。大学とは専門家である教員の寄り合いだと私は認識しています。言論とはその専門能力によっているわけです。したがって、事務局に過ぎない大学当局が専門家の教員より、言論内容に関して間違いを犯さないという保証はさらに無いということです。教員の言論に大学当局が責任を持つようでは専門家の名が泣くと思います。
>(fehさん)教育は、年齢・職業に拘わらず必要です。専門化すればする程専門外
領域での知識が希薄になる傾向があります。特に自由(言論の自由、
表現の自由、学問の自由、思想信条の自由)と他人の権利の侵害の問
題ついては殆どの人があまり詳しく知らないでしょう。何が他人の権
利の侵害になるのか(学内におけるパワハラやセクハラも含めて。)
丁寧な解説と実例紹介はきっと有益だと思います。
これは法律の専門家の助言が有効でしょう。尤も教職員の側に聞く耳
が無ければどうしようもないことでしょうが。(終)
専門馬鹿という言葉もありますから、一般常識に欠ける教員もいるでしょうね。で、一般常識の教育は専門家の仕事ではありませんね。そして、子供じゃないのですから、大学当局がそんな教育までする必要は無いと思います。非常識な教員はそれなりの処遇をすれば良いのじゃないですか。
>(fehさん)zoronさんが被害者の立場になった時にそれはご自分(fehさん)の考えで「全く
救済を求めない」から、「とことん法や社会通念に基づく補償・救済
を求める」まで如何なる選択をされても自由だと思います。
しかし他人の権利侵害にまで国の制度による救済は窮屈だなどと主張
はできないと思います。(それは被害者の判断に任せて良いことでは?)(終)
まあ、その通りですね。だから好みの問題と言ったのです。ただ、国の制度は一つで従わざるを得ないので好みでも表明しておいた方が良いかと。
さて、言論の取り扱いについては予防的措置は反対ということで合意できて嬉しく思っていますが、管理責任については相違が埋まりませんね。具体的には管理者も教員の言論による名誉毀損の被告になりうるし、賠償責任も負うこともあるとお考えですね。以前のコメントでは再発防止策の策定のようなことを言われていたので意見の相違は無いと思ったのですが。私の考えをもう少し述べます。
民間企業なら謝罪も当たり前、管理責任も有るという意見の方が多いですね。私は組織的に仕事を行う民間企業と教員の独立性が強く、その寄り合いみたいな大学では同列に語れないと思います。
なのに、私が民間企業社員の私的交通事故でさえ企業が管理責任(連帯して事故の受刑や賠償をする)を負うことは無いという例を示しているのは、組織的な民間企業でさえ、ましてや大学ではと言いたいがためです。
それに対して、交通事故と瀬尾氏の行為では違いすぎて比較にならないとのことですね。確かに違いますが、交通事故という重大な場合でさえ管理責任は問われない、ましてや瀬尾氏の場合はと言いたいのです。福岡市職員が飲酒運転のうえ子供を殺しました。瀬尾氏はある事件の被害者の名誉を傷つけました。交通事故が結果の重大さの点で言論より軽いとは言えないと思います。また管理者の職員教育という点では、交通事故は多いので、盛んに安全教育を行っています。もちろん業務上に限らず私用での運転についてもです。
一方、教員の言論の内容について管理者が教育するとは思えません。言論において罵詈雑言、名誉毀損になるような表現は慎めという一般論は教育するまでもない当たり前のことです。そして、瀬尾氏も名誉毀損をするつもりはなかったと思います。つまり、一般的なあるべき態度なぞはだれでも分かっていて、自分ではそうしているつもりなのです。確信犯ではないのです。そこが飲酒運転という実行行為とは違うところです。自分は飲酒しているつもりではなかったなどというのは通りませんから。従って、実際に効力のある教育となると、すべての言論をチェックして添削しなければならないでしょう。こんなことは、まず物理的に不可能だとおもいますが、授業料を値上げして事務官を大量動員すればできないことでもありません。では検閲する事務官は教員より正しい判断ができるのでしょうか。言論はまさに教員の専門能力として大学から期待されているのです。それを事務官がチェックするというのでは、教員の専門家としての存在価値が無くなるということです。大学の自殺というおもう所以です。まあ、そんなに専門的なことではなく常識チェックだから可能という意見もあるかもしれません。しかし、常識的なことと専門的なことが言論では絡み合っているのです。分野によっては差別などと関連する危ないところがあります。今回の件でも司法判断と絡めて0.5人という表現がされたわけでしょう。少数ながら差別の意図があるわけではなく問題無いのではないかという意見も実際にありました。
まとめれば、言論内容を管理することなど無理ですし、してはいけないと思います。それは発言者が責任を負うものだと思います。一方交通安全教育程度は管理者でも可能ですし、実施されています。それでも、私的交通事故の管理者責任は問われないのです。ましてやです。
あるいは、一市職員と大学教員では社会への影響度が違うという意見もあるかもしれません。それはそうかもしれませんが、そうであれば大学教員の自己責任がより強いということです。大学教員が管理者から常識や大学人としての態度を教育されねばならないようでは、話にならないと思います。
もう一つ具体例を。私の職場でも時々不祥事が発生します。なお業務に関することで私的事件ではありません。当然、張本人は検挙され、罰を受け、損害賠償や罰金を課せられます。それに加え、直属の上司やその上あたりまでが監督不行き届きということで、職場内の処分を受けることもあります。しかし、上司が刑罰を受けたりすることはありません。つまり被害者に対する責任ではなく、組織に迷惑をかけたという内部の処分でしかないのですよ。大学にも管理責任があるとおっしゃる方はこのようなものをイメージしているのじゃないかという気がしてきました。あるいは、その違いを明確に意識していないのか。
by zorori
at 2008/05/03 16:48:54
fehさん。
>論点が広範囲に拡大しているように思います。(広がった論点が価値の
無いものと言っている訳ではありません。)
私の悪い癖で余計なことを書いたのが原意だと責任を感じております。
それで、議論を整理しようというご提案に賛成します。言論の自由に関しては、予防的措置は考えていないという点を確認できただけで、私は十分です。
私が気になっているのは、管理者責任についてです。そもそも、apjさんの勤務先が名誉毀損で訴えられたというひとごとではないという問題意識がこのエントリーが書かれた動機でもあるわけですから。
>論点が広範囲に拡大しているように思います。(広がった論点が価値の
無いものと言っている訳ではありません。)
私の悪い癖で余計なことを書いたのが原意だと責任を感じております。
それで、議論を整理しようというご提案に賛成します。言論の自由に関しては、予防的措置は考えていないという点を確認できただけで、私は十分です。
私が気になっているのは、管理者責任についてです。そもそも、apjさんの勤務先が名誉毀損で訴えられたというひとごとではないという問題意識がこのエントリーが書かれた動機でもあるわけですから。
by zorori
at 2008/05/03 17:15:06
田部様
補足です。
侮蔑的表現を表現の自由の名の下に保護しないことの具体的内容。
(1)侮蔑的内容であることが確認された後、(@従って如何なる予防的
措置は含まれません)、それは表現者の権利では無い、自由の
範囲を超えていると言うことをA言論を以て表現者に知らしめる。
(2)侮蔑的表現によって権利を侵害された人の意志により法的な制裁
を科す。
(3)表現者が属する組織体はその責任に応じて表現者を処罰し、自ら
も謝罪等を行う。
(4)組織体自身の名誉の毀損の回復を図る。
(5)全ての被害者の救済を図る。
具体的に何をやるかは被害の具体的内容に依る。
上記の@Aはこれまで田部さんやzoronさんが特に関心のある点と思い
明確に記しました。(今までの主張にこれが無かったと言うことでは
ありません。当然に含んでいましたが、明確に書いてはいなかったの
でそれを明記しました。)
補足です。
侮蔑的表現を表現の自由の名の下に保護しないことの具体的内容。
(1)侮蔑的内容であることが確認された後、(@従って如何なる予防的
措置は含まれません)、それは表現者の権利では無い、自由の
範囲を超えていると言うことをA言論を以て表現者に知らしめる。
(2)侮蔑的表現によって権利を侵害された人の意志により法的な制裁
を科す。
(3)表現者が属する組織体はその責任に応じて表現者を処罰し、自ら
も謝罪等を行う。
(4)組織体自身の名誉の毀損の回復を図る。
(5)全ての被害者の救済を図る。
具体的に何をやるかは被害の具体的内容に依る。
上記の@Aはこれまで田部さんやzoronさんが特に関心のある点と思い
明確に記しました。(今までの主張にこれが無かったと言うことでは
ありません。当然に含んでいましたが、明確に書いてはいなかったの
でそれを明記しました。)
by feh
at 2008/05/03 17:18:45
>feh さん
「zoronさん」じゃなく「zororiさん」です。
失礼しました。
「zoronさん」じゃなく「zororiさん」です。
失礼しました。
by エディ
at 2008/05/03 18:28:38
>シンプルさん「まぁそれにしてもなぜ学長の謝罪が、言論の自由を脅かすなど」
個人的には(他の方がどう考えているかは別として)、今回の件で青山学院当局が謝罪した事の直接の問題点は、言論の自由を脅かす事ではないと考えています。これについてはzororiさんの2008/05/03 16:48:54のコメント(↓)
» link here «
が、私の考えを(私が書く以上に明瞭に分かりやすく整理された形で)述べていらっしゃいます。
>シンプルさん「ここまで議論が発展するのか単純な私には理解出来ない・・」
私に限っていえば、この件に乗じて普段自分が「言論の自由」について思っていた事をぶちまけているだけのような気がしてきましたし、すでに論点は出揃って後は(ROMの方々も含め)各自が適切に判断すれば良いという段階を過ぎている気もしますし、確かに不適切でしたね。自重します。
ただ2点だけ。
>fehさん「しかし不思議なのはなぜそこまで大学当局の責任を回避されることに熱心なのでしょうか?」
私自身に関していえば、大学当局の責任について、それを回避すべきという気持ちはありません。たとえば、別エントリへの私のこのコメント(↓)を参照。
» link here «
ただ、瀬尾氏が負うべき責任を、大学当局が(瀬尾氏の負うべき責任を解消ないし軽減する形で)負おうとする事に懐疑的なだけです。または、瀬尾氏が大学(ないし所属機関)を隠れ蓑にして安全な場所から無責任な言動をしている(「俺は誰からも殴り返されない場所からお前を殴る」ないし「俺はお前を殴る。文句は大学に言ってくれ」という姿勢)に、腹を立てているだけなのかも知れません。
もう1点。fehさんのこのコメント(↓)について。
» link here «
fehさんが(意図的かどうかは分かりませんが)無視しているのは、「侮蔑的表現」をしたとされた人が、「侮蔑的表現ではない」ないし「公共の福祉に益するための行為である」と、あくまで主張するケースです。たぶん、今現在、fehさんと私で齟齬があるのは、その事をどう考えているのかという点だけでないでしょうか。
先にも書きましたが、軍事政権下で軍国主義を罵倒する言論や、資本市場主義社会で消費者を厳しく糾弾する行為などは、多くの人にとって「侮蔑的表現」と映る事でしょう。「最近の学生は分数の計算もできないバカばかり」という主張は「学生に対する侮蔑的表現」でしょうか「社会を憂う公共の福祉に益するための行為」でしょうか。zororiさんが上でおっしゃっているように、瀬尾氏のあのような主張でさえ、「少数ながら差別の意図があるわけではなく問題無いのではないかという意見も実際にありました」。そこに「言論行為」の難しさがあるわけです。
私は(と多分zororiさんも)そのようなケースは決してレアなものではないし、無視して良いものでもないと(歴史的教訓などから)考えているので、これまでのような主張をし、この点について、fehさんがどうお考えなのかが分からないと再三述べているわけです。
個人的には(他の方がどう考えているかは別として)、今回の件で青山学院当局が謝罪した事の直接の問題点は、言論の自由を脅かす事ではないと考えています。これについてはzororiさんの2008/05/03 16:48:54のコメント(↓)
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が、私の考えを(私が書く以上に明瞭に分かりやすく整理された形で)述べていらっしゃいます。
>シンプルさん「ここまで議論が発展するのか単純な私には理解出来ない・・」
私に限っていえば、この件に乗じて普段自分が「言論の自由」について思っていた事をぶちまけているだけのような気がしてきましたし、すでに論点は出揃って後は(ROMの方々も含め)各自が適切に判断すれば良いという段階を過ぎている気もしますし、確かに不適切でしたね。自重します。
ただ2点だけ。
>fehさん「しかし不思議なのはなぜそこまで大学当局の責任を回避されることに熱心なのでしょうか?」
私自身に関していえば、大学当局の責任について、それを回避すべきという気持ちはありません。たとえば、別エントリへの私のこのコメント(↓)を参照。
» link here «
ただ、瀬尾氏が負うべき責任を、大学当局が(瀬尾氏の負うべき責任を解消ないし軽減する形で)負おうとする事に懐疑的なだけです。または、瀬尾氏が大学(ないし所属機関)を隠れ蓑にして安全な場所から無責任な言動をしている(「俺は誰からも殴り返されない場所からお前を殴る」ないし「俺はお前を殴る。文句は大学に言ってくれ」という姿勢)に、腹を立てているだけなのかも知れません。
もう1点。fehさんのこのコメント(↓)について。
» link here «
fehさんが(意図的かどうかは分かりませんが)無視しているのは、「侮蔑的表現」をしたとされた人が、「侮蔑的表現ではない」ないし「公共の福祉に益するための行為である」と、あくまで主張するケースです。たぶん、今現在、fehさんと私で齟齬があるのは、その事をどう考えているのかという点だけでないでしょうか。
先にも書きましたが、軍事政権下で軍国主義を罵倒する言論や、資本市場主義社会で消費者を厳しく糾弾する行為などは、多くの人にとって「侮蔑的表現」と映る事でしょう。「最近の学生は分数の計算もできないバカばかり」という主張は「学生に対する侮蔑的表現」でしょうか「社会を憂う公共の福祉に益するための行為」でしょうか。zororiさんが上でおっしゃっているように、瀬尾氏のあのような主張でさえ、「少数ながら差別の意図があるわけではなく問題無いのではないかという意見も実際にありました」。そこに「言論行為」の難しさがあるわけです。
私は(と多分zororiさんも)そのようなケースは決してレアなものではないし、無視して良いものでもないと(歴史的教訓などから)考えているので、これまでのような主張をし、この点について、fehさんがどうお考えなのかが分からないと再三述べているわけです。
by 田部勝也
at 2008/05/04 0:42:29
しつこいぞと叱られそうですが、ご容赦下さい。
二つ前のコメントの最後に書いた管理者責任についての続きです。
以下断定調で書いていますが、私の見解です。
銀行員が恋人に貢ぐためのお客の口座から横領するという事件では、銀行が罪に問われることはない。その判断基準は個人の犯行なのか組織的犯罪なのかである。この事件は銀行業務に関連し、銀行の設備を利用して行われているが、銀行は利用されたというむしろ被害者の立場になる。設備の管理や銀行員の教育に落ち度があったという管理者責任は、銀行内部での関係者の処分に関係するが、通常のことを行っていれば外部(警察)から罪に問われることは無い。違うケース例えば、整備不良のトラックが事故を起こした場合は運転手だけでなく、会社の管理責任が問われることになるが、整備不良が直接の原因であり、通常の整備が行われいないという判断があるからである。
刑事罰については銀行が罪に問われることは無いが、お客の損害賠償という民事的救済は銀行に求めることが可能と思われる。これはお客は銀行に預金したのであり、銀行員に預けたのではないからである。最終的には銀行が銀行員に賠償を求めることになるが、賠償能力がなければ銀行が最終被害者となる。(ちなみに、これを救済しないので良いのかという世間の声は全く無い。自分の社員教育が悪かったのだから諦めなさいということだろう。でも特に悪いわけではなく、世間並みの教育はしているのである。運が悪かったとしか言いようが無いだろう。そうしたものだ。)一方、社員の私用運転での交通事故の賠償を会社が求められることは無いだろう。被害者と会社は直接関係無いからである。
今回の件の瀬尾氏、名誉を傷つけられた被害者、大学の関係は、交通事故のケースに近いのではないか。
では、このような社員の不祥事で組織は世間に対して「謝罪」するのかと言えば、することも多いだろう。しかし、それは刑事罰も賠償も引き受けますという本来の謝罪ではなく、誠意や気持ちの問題に過ぎないという日本文化独自の「謝罪」である。欧米では文字通り謝罪すれば罪を認めたことになるが、日本では罪を軽くするために「謝罪」する。あるいは、罪がないのに理不尽にも咎められている場合にそれを受け流すために「謝罪」する。これを経営判断という。これは結構有効である。
さて、謝罪して当然だろう、謝罪すればなぜ言論の自由を脅かすのか分からないという声が多いのは、こういうポーズの「謝罪」のことを言っているのじゃないという気がします。でもこういうあいまいな対応は危険も秘めています。気持ちの「謝罪」と本来の謝罪の区別がないものだから、時々本来の謝罪を求められるんですね。「お前んところの社員やろ。社員と言えば子も同然やないか。誠意とは何を意味するか分かっとるやろ」と極めて実利的なお兄さんから凄まれることになったりします。で、それに納得したりして。apjさんの勤務先が名誉毀損で訴えられたりするのも、このような背景があるからではと多少強引に考えたりします。
そして、徐々に本来の謝罪が求められるケースが増えてきて、組織が個人の行為の責任(罪を引き受ける)まで負うと言うことになれば、それは組織にとって大変な負担になります。私生活についてまで厳しく管理しないと危なくてしようがないということになるんじゃないでしょうか。大学としては教員の自由な研究や言論など危なくて許可できません。組織の見解と違うことは一切ダメということになると言うわけで。
二つ前のコメントの最後に書いた管理者責任についての続きです。
以下断定調で書いていますが、私の見解です。
銀行員が恋人に貢ぐためのお客の口座から横領するという事件では、銀行が罪に問われることはない。その判断基準は個人の犯行なのか組織的犯罪なのかである。この事件は銀行業務に関連し、銀行の設備を利用して行われているが、銀行は利用されたというむしろ被害者の立場になる。設備の管理や銀行員の教育に落ち度があったという管理者責任は、銀行内部での関係者の処分に関係するが、通常のことを行っていれば外部(警察)から罪に問われることは無い。違うケース例えば、整備不良のトラックが事故を起こした場合は運転手だけでなく、会社の管理責任が問われることになるが、整備不良が直接の原因であり、通常の整備が行われいないという判断があるからである。
刑事罰については銀行が罪に問われることは無いが、お客の損害賠償という民事的救済は銀行に求めることが可能と思われる。これはお客は銀行に預金したのであり、銀行員に預けたのではないからである。最終的には銀行が銀行員に賠償を求めることになるが、賠償能力がなければ銀行が最終被害者となる。(ちなみに、これを救済しないので良いのかという世間の声は全く無い。自分の社員教育が悪かったのだから諦めなさいということだろう。でも特に悪いわけではなく、世間並みの教育はしているのである。運が悪かったとしか言いようが無いだろう。そうしたものだ。)一方、社員の私用運転での交通事故の賠償を会社が求められることは無いだろう。被害者と会社は直接関係無いからである。
今回の件の瀬尾氏、名誉を傷つけられた被害者、大学の関係は、交通事故のケースに近いのではないか。
では、このような社員の不祥事で組織は世間に対して「謝罪」するのかと言えば、することも多いだろう。しかし、それは刑事罰も賠償も引き受けますという本来の謝罪ではなく、誠意や気持ちの問題に過ぎないという日本文化独自の「謝罪」である。欧米では文字通り謝罪すれば罪を認めたことになるが、日本では罪を軽くするために「謝罪」する。あるいは、罪がないのに理不尽にも咎められている場合にそれを受け流すために「謝罪」する。これを経営判断という。これは結構有効である。
さて、謝罪して当然だろう、謝罪すればなぜ言論の自由を脅かすのか分からないという声が多いのは、こういうポーズの「謝罪」のことを言っているのじゃないという気がします。でもこういうあいまいな対応は危険も秘めています。気持ちの「謝罪」と本来の謝罪の区別がないものだから、時々本来の謝罪を求められるんですね。「お前んところの社員やろ。社員と言えば子も同然やないか。誠意とは何を意味するか分かっとるやろ」と極めて実利的なお兄さんから凄まれることになったりします。で、それに納得したりして。apjさんの勤務先が名誉毀損で訴えられたりするのも、このような背景があるからではと多少強引に考えたりします。
そして、徐々に本来の謝罪が求められるケースが増えてきて、組織が個人の行為の責任(罪を引き受ける)まで負うと言うことになれば、それは組織にとって大変な負担になります。私生活についてまで厳しく管理しないと危なくてしようがないということになるんじゃないでしょうか。大学としては教員の自由な研究や言論など危なくて許可できません。組織の見解と違うことは一切ダメということになると言うわけで。
by zorori
at 2008/05/04 6:24:14
エディ様
>「zoronさん」じゃなく「zororiさん」です。
ありがとうございます。
zororiさん
大変失礼致しました。
>「zoronさん」じゃなく「zororiさん」です。
ありがとうございます。
zororiさん
大変失礼致しました。
by feh
at 2008/05/04 12:28:42
田部様
>fehさんが(意図的かどうかは分かりませんが)無視しているのは、
>「侮蔑的表現」をしたとされた人が、「侮蔑的表現ではない」ない
>し「公共の福祉に益するための行為である」と、あくまで主張する
>ケースです。
意図的も何も件の準教授氏がそこまで「悪足掻き」することは想定
しておりませんでした。
それでこれは多分「侮蔑的表現とは何か?」が必ずしも明確になって
いないことも一因ではないかと思います。
それで以下に私見を述べます。
侮蔑的表現とは何か:
他者に対して行う否定的な論評において
(1)事実に基づいていない
(2)事実に基づいているが、論理的推論に依らず結論を引き出している
(3)事実に基づき、論理的推論を用い結論を引き出しているが
(a)被論評者の名誉を著しく傷つけるものであって
(b)専ら公共の利益のために為した論評であることを論評者が証明し
得ない(真実性の証明ができない)
以上いずれかの条件に当て嵌まるもの
ここで事実とは、行為もしくは言説であって存在していること
が公共に通知されているもの
[補足]論評が否定的では無く肯定的であっても或いは中立的であって
も内容によっては侮蔑的表現に当たる可能性があります。(論評された
人がどう思うかに依存する点もあると思います。)
この定義に当て嵌めれば、準教授氏のブログのコンテンツには侮蔑的
表現が多数含まれているのは明らかなので、まさか準教授氏が侮蔑的
表現では無いとは思えませんでした。
>fehさんが(意図的かどうかは分かりませんが)無視しているのは、
>「侮蔑的表現」をしたとされた人が、「侮蔑的表現ではない」ない
>し「公共の福祉に益するための行為である」と、あくまで主張する
>ケースです。
意図的も何も件の準教授氏がそこまで「悪足掻き」することは想定
しておりませんでした。
それでこれは多分「侮蔑的表現とは何か?」が必ずしも明確になって
いないことも一因ではないかと思います。
それで以下に私見を述べます。
侮蔑的表現とは何か:
他者に対して行う否定的な論評において
(1)事実に基づいていない
(2)事実に基づいているが、論理的推論に依らず結論を引き出している
(3)事実に基づき、論理的推論を用い結論を引き出しているが
(a)被論評者の名誉を著しく傷つけるものであって
(b)専ら公共の利益のために為した論評であることを論評者が証明し
得ない(真実性の証明ができない)
以上いずれかの条件に当て嵌まるもの
ここで事実とは、行為もしくは言説であって存在していること
が公共に通知されているもの
[補足]論評が否定的では無く肯定的であっても或いは中立的であって
も内容によっては侮蔑的表現に当たる可能性があります。(論評された
人がどう思うかに依存する点もあると思います。)
この定義に当て嵌めれば、準教授氏のブログのコンテンツには侮蔑的
表現が多数含まれているのは明らかなので、まさか準教授氏が侮蔑的
表現では無いとは思えませんでした。
by feh
at 2008/05/04 13:02:38
済みません。間違いがありますので訂正させて下さい。
この定義に当て嵌めれば、準教授氏のブログのコンテンツには侮蔑的
表現が多数含まれているのは明らかなので、まさか準教授氏が侮蔑的
表現では無いと頑張るとは思えませんでした。
この定義に当て嵌めれば、準教授氏のブログのコンテンツには侮蔑的
表現が多数含まれているのは明らかなので、まさか準教授氏が侮蔑的
表現では無いと頑張るとは思えませんでした。
by feh
at 2008/05/04 13:04:11
田部様
>zororiさんが上でおっしゃっているように、瀬尾氏のあのような
>主張でさえ、「少数ながら差別の意図があるわけではなく問題無
>いのではないかという意見も実際にありました」。そこに「言論
>行為」の難しさがあるわけです。
或る言説に対して共鳴する者が多いかどうかは、侮蔑的表現かどう
かには関係ないと思います。誰一人共鳴しなくても他人の権利を侵
害しない限りそれは侮蔑的表現ではありません。(権利侵害の要件
-の例-は先に挙げました。)非常に多くの人が論評の趣旨に賛同し
たとしても、権利を侵害すれば侮蔑的表現です。(勿論どちらの場
合も論評が公になっていることが条件です。日記に書いて自分しか
見ないと言うのであれば、それは誰にも知りようの無いことですか
ら。)
従ってこの部分には言論の自由に関する難しさは存在しないと思い
ます。
>zororiさんが上でおっしゃっているように、瀬尾氏のあのような
>主張でさえ、「少数ながら差別の意図があるわけではなく問題無
>いのではないかという意見も実際にありました」。そこに「言論
>行為」の難しさがあるわけです。
或る言説に対して共鳴する者が多いかどうかは、侮蔑的表現かどう
かには関係ないと思います。誰一人共鳴しなくても他人の権利を侵
害しない限りそれは侮蔑的表現ではありません。(権利侵害の要件
-の例-は先に挙げました。)非常に多くの人が論評の趣旨に賛同し
たとしても、権利を侵害すれば侮蔑的表現です。(勿論どちらの場
合も論評が公になっていることが条件です。日記に書いて自分しか
見ないと言うのであれば、それは誰にも知りようの無いことですか
ら。)
従ってこの部分には言論の自由に関する難しさは存在しないと思い
ます。
by feh
at 2008/05/04 13:18:18
田部様
上の発言の補足です。
多分、また舌足らずな表現をしてしまいました。
(3)の公共の利益のためは少数者のためであっても勿論差し支えあり
ません。
但し、条件があります。
その少数者の利益となる言説(論評)は他の多数者の利益を損ねない
こと。少なくともそれは多数者にとって無害であること。
少数者の利益が多数者の犠牲の上に成立するのは民主主義の反対で
すから当然のことと思います。
上の発言の補足です。
多分、また舌足らずな表現をしてしまいました。
(3)の公共の利益のためは少数者のためであっても勿論差し支えあり
ません。
但し、条件があります。
その少数者の利益となる言説(論評)は他の多数者の利益を損ねない
こと。少なくともそれは多数者にとって無害であること。
少数者の利益が多数者の犠牲の上に成立するのは民主主義の反対で
すから当然のことと思います。
by feh
at 2008/05/04 13:25:53
田部様
>資本市場主義社会で消費者を厳しく糾弾する行為などは、多くの人
>にとって「侮蔑的表現」と映る事でしょう。
資本主義社会(自由市場経済)で消費者を厳しく糾弾する行為は自殺
行為です。せめて易しくかつ優しく啓蒙する程度に留めたらどうで
しょうか?
>資本市場主義社会で消費者を厳しく糾弾する行為などは、多くの人
>にとって「侮蔑的表現」と映る事でしょう。
資本主義社会(自由市場経済)で消費者を厳しく糾弾する行為は自殺
行為です。せめて易しくかつ優しく啓蒙する程度に留めたらどうで
しょうか?
by feh
at 2008/05/04 13:37:19
田部様
>設備の管理や銀行員の教育に落ち度があったという管理者責任は、
>銀行内部での関係者の処分に関係するが、通常のことを行ってい
>れば外部(警察)から罪に問われることは無い。
その銀行は株主(広く社会に分布している)には謝罪しないのです
か?またその銀行の預金者に「この銀行に預けて置いて良いのか」
と不安にさせたことに対し謝罪しなくて良いのですか?
如何なる組織体も社会と断絶して存在している訳ではなく、むしろ
如何に社会の視線を素早く正確に把握するかと言うことを、生き残
りを掛けてやっています。それをやらない組織体は早晩消滅するで
しょう。大学とて同じです。社会の反応に無頓着な大学は競争に敗
れて教員も研究の場を失うことになるでしょう。
>設備の管理や銀行員の教育に落ち度があったという管理者責任は、
>銀行内部での関係者の処分に関係するが、通常のことを行ってい
>れば外部(警察)から罪に問われることは無い。
その銀行は株主(広く社会に分布している)には謝罪しないのです
か?またその銀行の預金者に「この銀行に預けて置いて良いのか」
と不安にさせたことに対し謝罪しなくて良いのですか?
如何なる組織体も社会と断絶して存在している訳ではなく、むしろ
如何に社会の視線を素早く正確に把握するかと言うことを、生き残
りを掛けてやっています。それをやらない組織体は早晩消滅するで
しょう。大学とて同じです。社会の反応に無頓着な大学は競争に敗
れて教員も研究の場を失うことになるでしょう。
by feh
at 2008/05/04 13:48:35
田部様
>組織が個人の行為の責任(罪を引き受ける)まで負うと言うこと
>になれば、それは組織にとって大変な負担になります。私生活に
>ついてまで厳しく管理しないと危なくてしようがないということ
>になるんじゃないでしょうか。
「組織が個人の行為の責任(罪を引き受ける)」は田部さんの過剰
な反応ではないでしょうか?
誰も(件の準教授氏はそう勝手に解釈するかも知れませんが)大学の
謝罪は当の権利侵害者の責任を引き受けたものなどと解釈しません。
大学は大学の応分の責任があり、それについて謝罪せよと言ってい
るのだと思います。
それから「管理」の意味も大分違う感じがします。管理と言う以上
それは個々の内容には立ち入らない、むしろ制度面を整備してでき
るだけ自律的に、大学のオーバーヘッドを掛けないようにすること
が管理です。
管理とは何であるかとか、管理責任とは何であるか等についてもう
ちょっと厳密な説明が要るかも知れませんが、取り敢えず置いてお
きます。
「危なくてしょうがない」と管理される側からの危惧を述べられて
いますが、管理する側からは「そんな手間暇(時間とお金が)掛かる
ことなどやってられるか」と言う反対意見が出るでしょう。
別の観点からすれば、そう言う社会とのいざこざで組織体の貴重な
資源が浪費されることを未然に防止するために(こういう非常識な
侮蔑的表現を公にすることがないように)いろいろ行動規範やウェ
ブ情報発信規則等(名称は適当ですが)を制定し、ガイダンスを行
い、憲章を作って目立つ場所に掲示しといろいろ努力するのだと
思います。
>組織が個人の行為の責任(罪を引き受ける)まで負うと言うこと
>になれば、それは組織にとって大変な負担になります。私生活に
>ついてまで厳しく管理しないと危なくてしようがないということ
>になるんじゃないでしょうか。
「組織が個人の行為の責任(罪を引き受ける)」は田部さんの過剰
な反応ではないでしょうか?
誰も(件の準教授氏はそう勝手に解釈するかも知れませんが)大学の
謝罪は当の権利侵害者の責任を引き受けたものなどと解釈しません。
大学は大学の応分の責任があり、それについて謝罪せよと言ってい
るのだと思います。
それから「管理」の意味も大分違う感じがします。管理と言う以上
それは個々の内容には立ち入らない、むしろ制度面を整備してでき
るだけ自律的に、大学のオーバーヘッドを掛けないようにすること
が管理です。
管理とは何であるかとか、管理責任とは何であるか等についてもう
ちょっと厳密な説明が要るかも知れませんが、取り敢えず置いてお
きます。
「危なくてしょうがない」と管理される側からの危惧を述べられて
いますが、管理する側からは「そんな手間暇(時間とお金が)掛かる
ことなどやってられるか」と言う反対意見が出るでしょう。
別の観点からすれば、そう言う社会とのいざこざで組織体の貴重な
資源が浪費されることを未然に防止するために(こういう非常識な
侮蔑的表現を公にすることがないように)いろいろ行動規範やウェ
ブ情報発信規則等(名称は適当ですが)を制定し、ガイダンスを行
い、憲章を作って目立つ場所に掲示しといろいろ努力するのだと
思います。
by feh
at 2008/05/04 14:09:31
fehさん、田部勝也さんではなくて私のコメントへの質問のようですね。「謝罪」や「管理」の意味するところについても私とfehさんでは違うことを考えているようなので、実は具体的に考えていることにあまり相違はないのではと思っています。また話が拡散しそうなので、簡単に質問にだけお答えしますが、その前に私からお聞きしたい要点だけ述べます。イエス、ノーだけで結構です。議論を続ける意図ではなく、自分の感覚を補正するためですので。
1.福岡市職員の交通事故の被害者への賠償を福岡市もすべきとお考えでしょうか?
2.今回の件で、光市事件の関係者の方が大学を名誉毀損で訴えることは妥当とお考えでしょうか?
では、お答えです。
>(fehさん)その銀行は株主(広く社会に分布している)には謝罪しないのです
か?またその銀行の預金者に「この銀行に預けて置いて良いのか」
と不安にさせたことに対し謝罪しなくて良いのですか?(終わり)
株主はオーナーみたいなものですから、株価が下がれば経営陣は何らかの責任を取らされるでしょう。言葉だけの「謝罪」で済めば御の字なのでするでしょう。
預金者へは言葉だけの「謝罪」はした方がいいかもしれませんね、経営判断上。取り付け騒ぎにならないように。「謝罪」の有無に係らず、この銀行は危ないとおもったら、預金者は解約するんじゃないでしょうか。
1.福岡市職員の交通事故の被害者への賠償を福岡市もすべきとお考えでしょうか?
2.今回の件で、光市事件の関係者の方が大学を名誉毀損で訴えることは妥当とお考えでしょうか?
では、お答えです。
>(fehさん)その銀行は株主(広く社会に分布している)には謝罪しないのです
か?またその銀行の預金者に「この銀行に預けて置いて良いのか」
と不安にさせたことに対し謝罪しなくて良いのですか?(終わり)
株主はオーナーみたいなものですから、株価が下がれば経営陣は何らかの責任を取らされるでしょう。言葉だけの「謝罪」で済めば御の字なのでするでしょう。
預金者へは言葉だけの「謝罪」はした方がいいかもしれませんね、経営判断上。取り付け騒ぎにならないように。「謝罪」の有無に係らず、この銀行は危ないとおもったら、預金者は解約するんじゃないでしょうか。
by zorori
at 2008/05/04 16:45:35
fehさん、すみません、質問を一つ追加。
3.横領した銀行員の上司は警察に逮捕されると思いますか?逮捕されるとしたらどのレベルまで?組織の問題だとしたらトップまでですか?(銀行員の単独犯行ですが、管理者責任と言う意味で)
3.横領した銀行員の上司は警察に逮捕されると思いますか?逮捕されるとしたらどのレベルまで?組織の問題だとしたらトップまでですか?(銀行員の単独犯行ですが、管理者責任と言う意味で)
by zorori
at 2008/05/04 16:52:23
zorori様
質問先を間違え、失礼致しました。
>1.福岡市職員の交通事故の被害者への賠償を福岡市もすべきと
> お考えでしょうか?
もし事故を起こした職員に十分な補償原資(保険)が無い場合、被
害者救済の観点から何かできれば良いのですが、恐らく地方自治
体は法で縛られて金銭的にどうにかすると言うことはできないと
思います。(福岡市がそう願ったとしてもです。)
結局直接的な金銭的補償は事故を起こした人の保険金しかなく、
仮に補償が不十分な場合は、生活費の無利息貸付とか一般的な生活
困窮者が得られるサービスに限られると思います。(福岡市のお金
は市民のものなので条例で定められていない費目に出費することは
できません。)以上は勿論私の考えでそれが正しいかどうか知りま
せん。
>2.今回の件で、光市事件の関係者の方が大学を名誉毀損で訴える
>ことは妥当とお考えでしょうか?
被害者の遺族が当の準教授のみならず、大学当局をも訴えることは
可能であるし、妥当だと思います。防止できた可能性があるのに漫
然と見過ごし、何もしなかったのですから。
実際に本村さんが準教授氏を訴えるか否か、また大学を訴えるかど
うかは勿論分かりません。また大学当局が裁判で有罪になるかどう
かも分かりません。私の感覚でははっきりと有罪ですが。
>株主はオーナーみたいなものですから、株価が下がれば経営陣は
>何らかの責任を取らされるでしょう。言葉だけの「謝罪」で済め
>ば御の字なのでするでしょう。
銀行は当然公式の謝罪をします。(細かいことですが、株主はオー
ナーみたいなものではなく、オーナーそのものです。株主の他に
オーナーは存在しません。)銀行が公式の謝罪をする場合、それが
言葉だけの上っ面のものなのか、心からのものなのかは判別は困
難です。但し、世間はそういうことには非常に敏感なので、銀行
は社内のお詫び文専門家を使って少しでも形だけのお詫びと受け
取られることがないよう細心の注意を払うでしょう。
私が言いたいのは組織体はそれだけ世間の評価に気を遣うと言う
ことです。
>預金者へは言葉だけの「謝罪」はした方がいいかもしれません
>ね、経営判断上。取り付け騒ぎにならないように。「謝罪」の
>有無に係らず、この銀行は危ないとおもったら、預金者は解約
>するんじゃないでしょうか。
もし銀行が株主向けと預金者向けを別々に謝罪文を出すとすれば
預金者向けはさらに丁寧なものになるでしょう。(多分共通の謝罪
文一本で済ませると思いますが。)
それから謝罪の有無に拘わらずではなく、それが信頼感の維持・
形成に影響します。勿論それ以外の要素が働くこともありますが
信頼をつなぎ止めるたいが故に、謝罪をするのです。心からの謝
罪を必要とする要因は自らにもあります。いい加減に謝罪すれば
その態度は行内に直ぐ伝播します。そして誰も再発防止を真剣に
考えてくれなくなります。再度類似の不祥事を起こせば致命傷に
なりかねません。
経営者は自らはどう思おうと、対社会のメッセージは重視せざる
を得ないのです。
質問先を間違え、失礼致しました。
>1.福岡市職員の交通事故の被害者への賠償を福岡市もすべきと
> お考えでしょうか?
もし事故を起こした職員に十分な補償原資(保険)が無い場合、被
害者救済の観点から何かできれば良いのですが、恐らく地方自治
体は法で縛られて金銭的にどうにかすると言うことはできないと
思います。(福岡市がそう願ったとしてもです。)
結局直接的な金銭的補償は事故を起こした人の保険金しかなく、
仮に補償が不十分な場合は、生活費の無利息貸付とか一般的な生活
困窮者が得られるサービスに限られると思います。(福岡市のお金
は市民のものなので条例で定められていない費目に出費することは
できません。)以上は勿論私の考えでそれが正しいかどうか知りま
せん。
>2.今回の件で、光市事件の関係者の方が大学を名誉毀損で訴える
>ことは妥当とお考えでしょうか?
被害者の遺族が当の準教授のみならず、大学当局をも訴えることは
可能であるし、妥当だと思います。防止できた可能性があるのに漫
然と見過ごし、何もしなかったのですから。
実際に本村さんが準教授氏を訴えるか否か、また大学を訴えるかど
うかは勿論分かりません。また大学当局が裁判で有罪になるかどう
かも分かりません。私の感覚でははっきりと有罪ですが。
>株主はオーナーみたいなものですから、株価が下がれば経営陣は
>何らかの責任を取らされるでしょう。言葉だけの「謝罪」で済め
>ば御の字なのでするでしょう。
銀行は当然公式の謝罪をします。(細かいことですが、株主はオー
ナーみたいなものではなく、オーナーそのものです。株主の他に
オーナーは存在しません。)銀行が公式の謝罪をする場合、それが
言葉だけの上っ面のものなのか、心からのものなのかは判別は困
難です。但し、世間はそういうことには非常に敏感なので、銀行
は社内のお詫び文専門家を使って少しでも形だけのお詫びと受け
取られることがないよう細心の注意を払うでしょう。
私が言いたいのは組織体はそれだけ世間の評価に気を遣うと言う
ことです。
>預金者へは言葉だけの「謝罪」はした方がいいかもしれません
>ね、経営判断上。取り付け騒ぎにならないように。「謝罪」の
>有無に係らず、この銀行は危ないとおもったら、預金者は解約
>するんじゃないでしょうか。
もし銀行が株主向けと預金者向けを別々に謝罪文を出すとすれば
預金者向けはさらに丁寧なものになるでしょう。(多分共通の謝罪
文一本で済ませると思いますが。)
それから謝罪の有無に拘わらずではなく、それが信頼感の維持・
形成に影響します。勿論それ以外の要素が働くこともありますが
信頼をつなぎ止めるたいが故に、謝罪をするのです。心からの謝
罪を必要とする要因は自らにもあります。いい加減に謝罪すれば
その態度は行内に直ぐ伝播します。そして誰も再発防止を真剣に
考えてくれなくなります。再度類似の不祥事を起こせば致命傷に
なりかねません。
経営者は自らはどう思おうと、対社会のメッセージは重視せざる
を得ないのです。
by feh
at 2008/05/04 20:53:27
zorori様
>3.横領した銀行員の上司は警察に逮捕されると思いますか?
>逮捕されるとしたらどのレベルまで?組織の問題だとしたら
>トップまでですか?(銀行員の単独犯行ですが、管理者責任
>と言う意味で)
逮捕されるのは横領した行員のみです。勿論上司や同僚に共犯者
がいないと言う前提です。上司には経営トップから部下の管理責
任が問われるかも知れません。(その行員が普段から不審な勤務
態度であったのにも拘わらず何もしなかった場合等。)
経営者にも同様の管理責任(もっと全体的な管理責任)があり、
必要な処分が為されるでしょう。(取締役会が経営者の責任を
問うと思います。)
なお管理責任は民法上のものなので、それ問われたからと言って
逮捕されることは無いと思います。
また、預金者のお金を行員が横領した場合、その横領したお金は
銀行に補償する責任があります。
役員、頭取にはまた商法上の善管義務及び忠実義務があります。
仮に横領のようなことが起こらないよう十分注意していても横
領は起こり得ますのでこの場合、善管義務違反にはならないと
思います。但し、横領のようなことが頻繁に起きていた状態で
何もしなければ善管義務違反に問われるかも知れません。
いずれにせよ、逮捕者は実際に横領をした行員一人のみです。
>3.横領した銀行員の上司は警察に逮捕されると思いますか?
>逮捕されるとしたらどのレベルまで?組織の問題だとしたら
>トップまでですか?(銀行員の単独犯行ですが、管理者責任
>と言う意味で)
逮捕されるのは横領した行員のみです。勿論上司や同僚に共犯者
がいないと言う前提です。上司には経営トップから部下の管理責
任が問われるかも知れません。(その行員が普段から不審な勤務
態度であったのにも拘わらず何もしなかった場合等。)
経営者にも同様の管理責任(もっと全体的な管理責任)があり、
必要な処分が為されるでしょう。(取締役会が経営者の責任を
問うと思います。)
なお管理責任は民法上のものなので、それ問われたからと言って
逮捕されることは無いと思います。
また、預金者のお金を行員が横領した場合、その横領したお金は
銀行に補償する責任があります。
役員、頭取にはまた商法上の善管義務及び忠実義務があります。
仮に横領のようなことが起こらないよう十分注意していても横
領は起こり得ますのでこの場合、善管義務違反にはならないと
思います。但し、横領のようなことが頻繁に起きていた状態で
何もしなければ善管義務違反に問われるかも知れません。
いずれにせよ、逮捕者は実際に横領をした行員一人のみです。
by feh
at 2008/05/04 21:57:14
fehさん、おはようございます。
ご回答ありがとうございます。
自分以外の人がどのような感覚なのかについて、さほど自分の認識を変えないで済みそうです。
言葉だけの謝罪などと煽るような言い方をしましたが、言葉で人の感情は左右されますから。いわゆる「気持ちの問題」、「誠意の問題」というやつです。謝罪を求める人の多くは、そういう感情の問題なのだろうと感じています。それだけなら、あまり気にすることも無いのですが、単なる気持ちの問題なのか、もっと別のものを求めているのかが曖昧なのが気になるんですよ。実はひとごとではない面もありまして、結構バッシングを受ける職業なもので。青学学長のコメントも今後何をするつもりなのか、良く分かりませんね。
また脱線しますが、企業が出す謝罪広告、あれは謝罪ではなくて、営業上の広告のような気がします。
食品会社が食中毒事件を起こすと、世間一般に向けて謝罪広告やコメントをマスメディアに流します。これはだれに向けて発信しているのでしょうか?食中毒被害者なら、少数で特定されていますから、直接謝罪した方が望ましいですよね。それは別途行っているはずです。とすると、謝罪広告とは、被害者ではなく、一般のお客向けに「再発はしませんから、今後とも我が社の製品をごひいきに」あるいは、マスメディア向けに「反省の意を示したんだから、もう叩かないでね」というまあ、消極的宣伝(売上マイナスを減らす目的と言う意味)、あるいはお願いではないかと。で、青学学長のコメントは誰に向けていってるの?関係者って誰?なんて疑問がでてくるんですね。
ご回答ありがとうございます。
自分以外の人がどのような感覚なのかについて、さほど自分の認識を変えないで済みそうです。
言葉だけの謝罪などと煽るような言い方をしましたが、言葉で人の感情は左右されますから。いわゆる「気持ちの問題」、「誠意の問題」というやつです。謝罪を求める人の多くは、そういう感情の問題なのだろうと感じています。それだけなら、あまり気にすることも無いのですが、単なる気持ちの問題なのか、もっと別のものを求めているのかが曖昧なのが気になるんですよ。実はひとごとではない面もありまして、結構バッシングを受ける職業なもので。青学学長のコメントも今後何をするつもりなのか、良く分かりませんね。
また脱線しますが、企業が出す謝罪広告、あれは謝罪ではなくて、営業上の広告のような気がします。
食品会社が食中毒事件を起こすと、世間一般に向けて謝罪広告やコメントをマスメディアに流します。これはだれに向けて発信しているのでしょうか?食中毒被害者なら、少数で特定されていますから、直接謝罪した方が望ましいですよね。それは別途行っているはずです。とすると、謝罪広告とは、被害者ではなく、一般のお客向けに「再発はしませんから、今後とも我が社の製品をごひいきに」あるいは、マスメディア向けに「反省の意を示したんだから、もう叩かないでね」というまあ、消極的宣伝(売上マイナスを減らす目的と言う意味)、あるいはお願いではないかと。で、青学学長のコメントは誰に向けていってるの?関係者って誰?なんて疑問がでてくるんですね。
by zorori
at 2008/05/05 6:46:11
zorori様
>企業が出す謝罪広告、あれは謝罪ではなくて、営業上の広告の
>ような気がします。
それは当然です。企業が守りたいのは究極的に自らの営業利益
なのですから。ただ長期における企業の営業利益の為には反社
会的態度を示すことは全くのマイナス要因であることも容易に
お分かりと思います。
自由競争市場で企業に対し外部からの(市場からの)掣肘が効く
と言うのはこの仕組みの最も優れた点(いわゆる神の手)だと
思います。
反対の状態にあった旧ソビエト連邦の国営企業の状態を思い浮
かべてみて下さい。消費者には質の悪いサービスが横柄な態度
で提供されていました。
また一般的に、組織体の為 = 経営者の為 が成り立ちます。
良好な業績を維持する限り、経営者の立場を維持できます。
(逆は必ずしも成り立ちません。念のため。)
従って不祥事の際の組織体の謝罪文は
・営業広告であり、
・市場に対する謝罪であり
・被害者に対する謝罪であり
・マスコミに対する穏便な扱いの依頼であり
・内部向けの注意喚起の警告文であり
・内部向けの奮励努力の依頼であり
・自らへの責任追求に対する緩和措置であり
・・・
と複合的な目的・意図を持っているのはむしろ当然だと思います。
そして内にどのような意図を含んでいたとしても表面的には
・心からのお詫び(対被害者、対社会=対市場)
・再発防止への真剣さ
が最も強く受け取られるよう細心の注意を払うと思います。
そしてそのことは別に責められるべきことではないと思います。
(経営者が先ほど挙げた市場からの掣肘を真剣に受け止めている
証左ですから。)
>企業が出す謝罪広告、あれは謝罪ではなくて、営業上の広告の
>ような気がします。
それは当然です。企業が守りたいのは究極的に自らの営業利益
なのですから。ただ長期における企業の営業利益の為には反社
会的態度を示すことは全くのマイナス要因であることも容易に
お分かりと思います。
自由競争市場で企業に対し外部からの(市場からの)掣肘が効く
と言うのはこの仕組みの最も優れた点(いわゆる神の手)だと
思います。
反対の状態にあった旧ソビエト連邦の国営企業の状態を思い浮
かべてみて下さい。消費者には質の悪いサービスが横柄な態度
で提供されていました。
また一般的に、組織体の為 = 経営者の為 が成り立ちます。
良好な業績を維持する限り、経営者の立場を維持できます。
(逆は必ずしも成り立ちません。念のため。)
従って不祥事の際の組織体の謝罪文は
・営業広告であり、
・市場に対する謝罪であり
・被害者に対する謝罪であり
・マスコミに対する穏便な扱いの依頼であり
・内部向けの注意喚起の警告文であり
・内部向けの奮励努力の依頼であり
・自らへの責任追求に対する緩和措置であり
・・・
と複合的な目的・意図を持っているのはむしろ当然だと思います。
そして内にどのような意図を含んでいたとしても表面的には
・心からのお詫び(対被害者、対社会=対市場)
・再発防止への真剣さ
が最も強く受け取られるよう細心の注意を払うと思います。
そしてそのことは別に責められるべきことではないと思います。
(経営者が先ほど挙げた市場からの掣肘を真剣に受け止めている
証左ですから。)
by feh
at 2008/05/05 11:39:04
zorori様
先ほどの補足です。
青学の学長の謝罪文について言えば、明らかに十分練られた
ものではないでしょう。
兎に角炎が燃えさかるのを防止しようとした(その点の判断
は正しいと思います。)のでしょうが、当の本人が否定して
しまったものだから余計悪くなった。
青学の場合(企業に比べれば大学は一般にそうですが)市場
からの掣肘を真剣に考えているようには見えません。
尤も、学長は経営者と言うよりは学者でしょうから、その辺
りは仕方が無いのかも知れません。
先ほどの補足です。
青学の学長の謝罪文について言えば、明らかに十分練られた
ものではないでしょう。
兎に角炎が燃えさかるのを防止しようとした(その点の判断
は正しいと思います。)のでしょうが、当の本人が否定して
しまったものだから余計悪くなった。
青学の場合(企業に比べれば大学は一般にそうですが)市場
からの掣肘を真剣に考えているようには見えません。
尤も、学長は経営者と言うよりは学者でしょうから、その辺
りは仕方が無いのかも知れません。
by feh
at 2008/05/05 11:50:10
>fehさん(at 2008/05/05 11:50:10)
>尤も、学長は経営者と言うよりは学者でしょうから、その辺
りは仕方が無いのかも知れません。
「学者(研究者)」であれば余計に問題のある・ダメダメな謝罪文でしょう。だからこそapjさんが問題にしたわけだと思いますが。
最後の一節
>今後このようなことが繰り返されることのないよう努めてまいります。
「どう努めるの?」
(a)教員のblogに制限を加える(禁止・許可制・事前検閲など)…これくらいやらないと「努める」ことに対する実効性は上がらないと思います。当然、教員側からの反発は必至。
(b)普通に考えて(a)の「教員のblogに制限を加える」は無理だから、学長の「今後このようなことが繰り返されることのないよう努めてまいります。」は単なるポーズ(実効性はない)…世間をナメてないか?
(a)か(b)かと言えば(b)でしょうから、電凸したような皆さんは、もっと青学(学長)に対して不誠実であると言うべきだと思いますが、そこまでは頭が回らず、(a)の点を批判(実効性は疑問でも、文書で出しちゃった以上、教員側に制限が加えられる余地が生じる)したapjさんや町村さん等を、短絡的に「瀬尾擁護だ」と叩きに来たのが、この祭りだと思います。
>尤も、学長は経営者と言うよりは学者でしょうから、その辺
りは仕方が無いのかも知れません。
「学者(研究者)」であれば余計に問題のある・ダメダメな謝罪文でしょう。だからこそapjさんが問題にしたわけだと思いますが。
最後の一節
>今後このようなことが繰り返されることのないよう努めてまいります。
「どう努めるの?」
(a)教員のblogに制限を加える(禁止・許可制・事前検閲など)…これくらいやらないと「努める」ことに対する実効性は上がらないと思います。当然、教員側からの反発は必至。
(b)普通に考えて(a)の「教員のblogに制限を加える」は無理だから、学長の「今後このようなことが繰り返されることのないよう努めてまいります。」は単なるポーズ(実効性はない)…世間をナメてないか?
(a)か(b)かと言えば(b)でしょうから、電凸したような皆さんは、もっと青学(学長)に対して不誠実であると言うべきだと思いますが、そこまでは頭が回らず、(a)の点を批判(実効性は疑問でも、文書で出しちゃった以上、教員側に制限が加えられる余地が生じる)したapjさんや町村さん等を、短絡的に「瀬尾擁護だ」と叩きに来たのが、この祭りだと思います。
by エディ
at 2008/05/05 15:09:52
エディ様
>(a)か(b)かと言えば(b)でしょうから、電凸したような
>皆さんは、もっと青学(学長)に対して不誠実であると
>言うべきだと思いますが、そこまでは頭が回らず、(a)
>の点を批判(実効性は疑問でも、文書で出しちゃった
>以上、教員側に制限が加えられる余地が生じる)した
>apjさんや町村さん等を、短絡的に「瀬尾擁護だ」と叩
>きに来たのが、この祭りだと思います。
青学と直接関係無いか或いは非常に薄い(遠い親戚が青
学の学生さんであるとか)方が電話で抗議或いは意見を
伝えることを電凸と言っているのだと思いますが、何を
どう伝えるかはその人の自由なので、ご不満ならエディ
さんが直接電話でその旨お話なさったら良いのではない
でしょうか?
「短絡的」であったのは、「努めてまいります」を直ち
に、当事者である学長が具体的に何をやるかを一切明ら
かにしていないにも拘わらず、「基本的人権を制限する
処置を取ること」と解釈した方たちではないでしょうか?
上に述べられた教員のブログの事前点検のようなことは
絶対にやらないと思います。あまりに危険であるし、膨
大なコストが掛かりますから。
あり得ないとは思いますが、青学が本当にそれを努めて
まいりますの具体策として「事前の点検」を提示した場
合は、それこそそれに抗議すれば良い。
もしかしたら大学に対する電話による直接の抗議に懸念
を感じられたのかも知れませんが、脅迫めいたことを
主張しない限り、それも表現の自由の内と認められる
と思います。
>(a)か(b)かと言えば(b)でしょうから、電凸したような
>皆さんは、もっと青学(学長)に対して不誠実であると
>言うべきだと思いますが、そこまでは頭が回らず、(a)
>の点を批判(実効性は疑問でも、文書で出しちゃった
>以上、教員側に制限が加えられる余地が生じる)した
>apjさんや町村さん等を、短絡的に「瀬尾擁護だ」と叩
>きに来たのが、この祭りだと思います。
青学と直接関係無いか或いは非常に薄い(遠い親戚が青
学の学生さんであるとか)方が電話で抗議或いは意見を
伝えることを電凸と言っているのだと思いますが、何を
どう伝えるかはその人の自由なので、ご不満ならエディ
さんが直接電話でその旨お話なさったら良いのではない
でしょうか?
「短絡的」であったのは、「努めてまいります」を直ち
に、当事者である学長が具体的に何をやるかを一切明ら
かにしていないにも拘わらず、「基本的人権を制限する
処置を取ること」と解釈した方たちではないでしょうか?
上に述べられた教員のブログの事前点検のようなことは
絶対にやらないと思います。あまりに危険であるし、膨
大なコストが掛かりますから。
あり得ないとは思いますが、青学が本当にそれを努めて
まいりますの具体策として「事前の点検」を提示した場
合は、それこそそれに抗議すれば良い。
もしかしたら大学に対する電話による直接の抗議に懸念
を感じられたのかも知れませんが、脅迫めいたことを
主張しない限り、それも表現の自由の内と認められる
と思います。
by feh
at 2008/05/05 17:16:59
エディ さん、
私が確認したところ、fehさんは(b)と考えていらっしゃって、(a)
には絶対反対だそうです。ただし、それを不誠実だとは思っておらず、それでよいとお考えと理解しました。(b)でも何もしないわけではなく、再発防止策((a)ではない策がどんなものか分かりませんが)やら注意喚起のお触れを回したりするということでまあ良いだろうと。
世間でもそれがありふれた対応のようですし、そもそも(a)だの(b)だのの区別を気にする人は世間にはあまりいないので、謝っとけば相手の気も静まるということで。
学長もそのような対応をした訳で、学者というより経営者だろうと私は思います。
私が確認したところ、fehさんは(b)と考えていらっしゃって、(a)
には絶対反対だそうです。ただし、それを不誠実だとは思っておらず、それでよいとお考えと理解しました。(b)でも何もしないわけではなく、再発防止策((a)ではない策がどんなものか分かりませんが)やら注意喚起のお触れを回したりするということでまあ良いだろうと。
世間でもそれがありふれた対応のようですし、そもそも(a)だの(b)だのの区別を気にする人は世間にはあまりいないので、謝っとけば相手の気も静まるということで。
学長もそのような対応をした訳で、学者というより経営者だろうと私は思います。
by zorori
at 2008/05/05 17:34:37
>fehさん
zorori さんの、
>学長もそのような対応をした訳で、学者というより経営者だろうと私は思います。
の方がどちらかと言えば正しいだろう(じゃなきゃ「努めてまいります」など軽々しく書けない)と思います。
ですから、
>尤も、学長は経営者と言うよりは学者でしょうから、その辺
りは仕方が無いのかも知れません。
はおかしいと思って2008/05/05 15:09:52の文を書きましたが、その点を理解していただけなかったようです。
zorori さんの、
>学長もそのような対応をした訳で、学者というより経営者だろうと私は思います。
の方がどちらかと言えば正しいだろう(じゃなきゃ「努めてまいります」など軽々しく書けない)と思います。
ですから、
>尤も、学長は経営者と言うよりは学者でしょうから、その辺
りは仕方が無いのかも知れません。
はおかしいと思って2008/05/05 15:09:52の文を書きましたが、その点を理解していただけなかったようです。
by エディ
at 2008/05/05 18:50:24
zorori様
エディ様
青学の学長が自らを学者として意志決定するのか、経営者と
してそれを行うのか、正直私にも分かりません。一般の通念
として大学の学長だから学者なのだろうと思っただけです。
学者としてであれ、経営者としてであれ、兎に角、毅然とし
た対応を示して頂きたいものと思っています。
エディ様
青学の学長が自らを学者として意志決定するのか、経営者と
してそれを行うのか、正直私にも分かりません。一般の通念
として大学の学長だから学者なのだろうと思っただけです。
学者としてであれ、経営者としてであれ、兎に角、毅然とし
た対応を示して頂きたいものと思っています。
by feh
at 2008/05/05 19:21:25
自らの投稿の纏めとして:自由の二つの意味
言論の自由、表現の自由について論議して来て、やっと今同じ自由と言う言葉を使用
していても全く異なる意味があることが分かりました。
[A]自らの意志により、何かを述べ、記述する自由
これは例え自らが所属する組織の内規により処分されようが、法律により罰されよう
がそれを行うことはできると言う意味の自由です。
これを止めることは誰にも出来ません。法的・経済的問題を別として、全ての発言を
管理者が事前にチェックし、不都合なものを削除する事前の予防的点検を行えば可能
と思われるかも知れませんが、全ての表現のチャンネルを管理することは不可能です。
紙に書いて地域に配る方法もあります。
本人が(処罰を覚悟した上で)書く或いは表現すると決意した以上、それを止める術は
ありません。そのような意味での本人の自由です。
[B]法における権利としての自由
これは、私がずっと主張して来たことですが、言論の自由や表現の自由として法(憲
法)に権利として規定された自由のことを意味します。この自由に限り「公共の福祉
のため」に行使する責任を負います。
従って、他人の権利を侵害する(=公共の福祉のためでない)表現が、[B]の意味で保護
されることはない(法で権利として認めるものを同じ法で処罰するのは矛盾)と主張し
て来ました。
[A]の意味の自由においては、「公共の福祉のため」は何の制限にもならないことは
容易にお分かりと思います。(本人が既に処罰も覚悟の上ですから。)
殆どの方は既に上記を理解されていたと思いますが、私は[B]の意味にのみ捕らわれて
いて、これまで[A]を理解できませんでした。
改めて多くの方のコメントに感謝致します。
言論の自由、表現の自由について論議して来て、やっと今同じ自由と言う言葉を使用
していても全く異なる意味があることが分かりました。
[A]自らの意志により、何かを述べ、記述する自由
これは例え自らが所属する組織の内規により処分されようが、法律により罰されよう
がそれを行うことはできると言う意味の自由です。
これを止めることは誰にも出来ません。法的・経済的問題を別として、全ての発言を
管理者が事前にチェックし、不都合なものを削除する事前の予防的点検を行えば可能
と思われるかも知れませんが、全ての表現のチャンネルを管理することは不可能です。
紙に書いて地域に配る方法もあります。
本人が(処罰を覚悟した上で)書く或いは表現すると決意した以上、それを止める術は
ありません。そのような意味での本人の自由です。
[B]法における権利としての自由
これは、私がずっと主張して来たことですが、言論の自由や表現の自由として法(憲
法)に権利として規定された自由のことを意味します。この自由に限り「公共の福祉
のため」に行使する責任を負います。
従って、他人の権利を侵害する(=公共の福祉のためでない)表現が、[B]の意味で保護
されることはない(法で権利として認めるものを同じ法で処罰するのは矛盾)と主張し
て来ました。
[A]の意味の自由においては、「公共の福祉のため」は何の制限にもならないことは
容易にお分かりと思います。(本人が既に処罰も覚悟の上ですから。)
殆どの方は既に上記を理解されていたと思いますが、私は[B]の意味にのみ捕らわれて
いて、これまで[A]を理解できませんでした。
改めて多くの方のコメントに感謝致します。
by feh
at 2008/05/06 13:51:57
自らの投稿の纏めとして:自由の二つの意味
言論の自由、表現の自由について論議して来て、やっと今同じ自由と言う
言葉を使用していても全く異なる意味があることが分かりました。
[A]自らの意志により、何かを述べ、記述する自由
これは例え自らが所属する組織の内規により処分されようが、法律により
罰されようがそれを行うことはできると言う意味の自由です。
これを止めることは誰にも出来ません。法的・経済的問題を別として、全
ての発言を管理者が事前にチェックし、不都合なものを削除する事前の予
防的点検を行えば可能と思われるかも知れませんが、全ての表現のチャン
ネルを管理することは不可能です。
紙に書いて地域に配る方法もあります。
本人が(処罰を覚悟した上で)書く或いは表現すると決意した以上、それを
止める術はありません。そのような意味での本人の自由です。
[B]法における権利としての自由
これは、私がずっと主張して来たことですが、言論の自由や表現の自由と
して法(憲法)に権利として規定された自由のことを意味します。この自
由に限り「公共の福祉のため」に行使する責任を負います。
従って、他人の権利を侵害する(=公共の福祉のためでない)表現が、[B]
の意味で保護されることはない(法で権利として認めるものを同じ法で処
罰するのは矛盾)と主張して来ました。
[A]の意味の自由においては、「公共の福祉のため」は何の制限にもなら
ないことは容易にお分かりと思います。(本人が既に処罰も覚悟の上です
から。)
殆どの方は既に上記を理解されていたと思いますが、私は[B]の意味にの
み捕らわれていて、これまで[A]を理解できませんでした。
改めて多くの方のコメントに感謝致します。
by feh
at 2008/05/06 14:03:51
済みません。上の二つは全く同じものです。改行位置を間違えて読みにく
いので改行位置のみ変更致しました。
失礼致しました。
いので改行位置のみ変更致しました。
失礼致しました。
by feh
at 2008/05/06 14:05:27
言論の自由を盾にとって守るべき質の発言でもないと思いますし、
本人もその自覚を持って発言していないですよね。
本人もその自覚を持って発言していないですよね。
by 大学人
at 2008/05/24 17:48:31
>言論の自由を盾にとって守るべき質の発言でもないと思いますし、
>本人もその自覚を持って発言していないですよね。
言論の自由は、本人の自覚云々とは別に守るべきものです。
また、内容によらず守るべきものです。守るにあたって質云々を問題にすべきではありません。
>本人もその自覚を持って発言していないですよね。
言論の自由は、本人の自覚云々とは別に守るべきものです。
また、内容によらず守るべきものです。守るにあたって質云々を問題にすべきではありません。
by apj
at 2008/05/24 19:08:01
自覚を持って発言していない人は
自由の名の下には保護されないですよ。
発言する責任を感じていない人は
他人の発言も守らないですから。
自由の名の下には保護されないですよ。
発言する責任を感じていない人は
他人の発言も守らないですから。
by 大学人
at 2008/05/24 22:06:18
大学人さん、
覚悟をもっていないと、とやかく言われたときに守りきれないだろうという意味ではその通りです。
ただ、今回の騒動は、多数の第三者の気に障る内容なら潰してもよい、という論理を正当化しかねないので、そちらを危惧しています。
ファシズムにつながるという指摘をしている人もいますし。
» link here «
» link here «のNo.20など。
覚悟をもっていないと、とやかく言われたときに守りきれないだろうという意味ではその通りです。
ただ、今回の騒動は、多数の第三者の気に障る内容なら潰してもよい、という論理を正当化しかねないので、そちらを危惧しています。
ファシズムにつながるという指摘をしている人もいますし。
» link here «
» link here «のNo.20など。
by apj
at 2008/05/25 1:01:50
Post your Comment
今回の問題は学外サーバを使用した私的
ブログ上での失言を学長が謝罪したという
ことでしたね。たしかに、apj氏のおっしゃる
ように、学外のことまで、プライバシーまで
を監視下におかれるということは、研究者としては
納得のいかないことですね。
しかし、逆の発想で言えば、教員というものは
それほど社会的に重要な立場にあると考え
られているからなのではないでしょうか?
今回の件は総合的には青学学長の判断は正しい
と思います。