東京・江東区23歳女性不明事件 逮捕の33歳男「女性を殺害し細かく切断した」
東京・江東区のマンションに住む23歳の女性会社員が、4月から行方不明になっている事件で、警視庁は、住居侵入の疑いで同じマンションに住む33歳の男を逮捕した。男は、女性の殺害を認める供述をしているという。
住居侵入の疑いで逮捕されたのは、派遣社員の星島貴徳容疑者(33)。
事件発覚直後、星島容疑者は、警視庁の聞き込みに対して、捜査員と笑顔を交えて会話に応じるなど、平静を装っていた。
事件発覚直後の星島容疑者は「(警察に『不審な何かあったか』と聞かれてどう答えた?)『全然そういうの思い当たらないので』と。(行方不明の東城さんの)入居日に1人に会ったが、向こうも女性だったので、あいさつしなかった、できなかった。向こうもちょっと警戒してたみたいで」、「(警察は)僕を疑っているかも知れないけど」などと話していた。
星島容疑者は、自宅がある江東区潮見のマンションで、4月18日午後7時半ごろ、同じ階の2つ隣の部屋に住む広告関連会社社員・東城 瑠理香(とうじょう・るりか)さん(23)の部屋に侵入した疑いが持たれている。
東城さんの部屋からは、星島容疑者の指紋が見つかっていて、星島容疑者は「帰宅した東城さんを暴行しようと思い、部屋に侵入しました」と容疑を認めているほか、「東城さんを殺害し、遺体を細かく切断した」などと供述しているという。
星島容疑者の部屋からは、人の血痕が見つかっていて、警視庁は、血痕が誰のものか確認を急ぐとともに、東城さんの行方について、星島容疑者をさらに追及する方針。