福岡放送局

2008年5月25日 19時30分更新

福岡県総合防災訓練

地震や大雨による災害などを想定した福岡県の防災訓練が25日行橋市で行われました。

福岡県の防災訓練は梅雨入りを前にしたこの時期などに毎年行われています。
ことしは行橋市の行橋総合公園を会場に県や地元の自治体それに消防や警察など114の機関の担当者と地域の住民、あわせて1300人が参加しました。
防災訓練では地震や大雨による災害や生物化学テロなどを想定して住民の避難誘導やけが人の救出など39種類の訓練が行なわれました。
地震で倒壊した家屋からけがをした人を救出する訓練では倒れた家具の下に空気袋を入れて膨らませ、下敷きになっていた人を助け出していました。
今回の訓練には県が大規模な災害や事故に備えて、新たに組織した「災害派遣医療チーム」の医師や看護師も初めて参加しました。
医師らは車が土砂の下敷きになったという想定で、けがをした人に応急処置をほどこす手順などを確認していました。