2008年5月25日 19時30分更新
中国の内陸部で起きた四川大地震の被災地を支援しようと、25日福岡市の中心部の街頭で中国人留学生らが募金を呼びかけました。
福岡市天神で行われた募金活動には福岡県内などで学ぶ中国人留学生や中国との交流活動などを行っているNPO団体、それに高校生のボランティアなどおよそ50人が参加しました。
留学生たちが崩れた建物など被災地の様子を写した写真をパネルにして掲げながら募金を呼びかけると、通りがかった買い物客などが次々に募金していました。
募金活動に参加した九州産業大学の大学院で学んでいる中国人留学生の女性は「6万人以上の人が亡くなる厳しい状況の中、中国人として何かしたいと思って参加しました。
募金してくれる日本の皆さんの暖かい気持ちはとてもありがたいです。
皆さんのできる範囲で協力いただけたらうれしいです」と話していました。
四川大地震の被災地ではテントが不足していることから、募金を行ったNPOなどでは集まったお金でテントを購入して福岡市の中国総領事館におくることにしています。