全国で定職に就かず、また、働く意思も無く、親などに生活費を出してもらっているニートはたくさんいる。そんなニートに、何とか労働意欲を出してもらおうと、沖縄県で少し変わった試みが行われているそうだ。
ニートは、大体、昼に起きて朝方に寝るという生活を繰り返しているため、通常の社会人と違い、「朝起きる」という習慣がない。 こここそが、ポイントだとにらんだ、沖縄の相談センターが、「モーニング」を食べながら相談をする、という取り組みをしている。 普段、外に出ないニートも、「モーニングなら」と足を運びやすくなる上、喫茶店ではなく、就職の相談センターのようなところで「モーニング」を出すため、食べながら「なぜ働かないの?」など「ニートの本音」に迫れるというわけだ。 「モーニング」という、比較的リラックスしている状態の中での相談なら、しゃべりやすいし、こういう面白い取り組みが、全国で増えてくれば、就職への足がかりとなるのではないのだろうか。 全国で増えている、ネットカフェ難民とニートは無関係ではないため、こういった人たちが減ることになれば、社会的にも大きな貢献と言えるだろう。
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