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6月20日O・A

 1995年におきた、埼玉愛犬家殺人事件。その残虐性は犯罪史上、類い希なものだった。警察の賢明な捜査にもかかわらず、犯罪の物証はなかなか発見できなかった。容疑者は事件との関わりを一切否定。しかし、男は確かに、犬の売買から生じた金銭トラブルをきっかけに、殺人を行っていたのだ。計画的な連続殺人。証拠の隠滅。4ヶ月の間に、4人もの人間を殺害・・・。

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 この事件の謎を知る男、山崎永幸。死体損壊遺棄の共犯者として逮捕された人物。98年に出所。事件について、初めてカメラの前で語った・・・。

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 この事件の実行犯は関根元とその妻、風間博子とされる。
 ブルドックのブリーダーをしていた山崎氏は、ドッグショーで関根と知り合う。関根はハスキー犬のブリーダーとして、ペット業界では名の知れた人物だった。関根は様々なドッグショーで賞を獲得するも、裏ではあくどい商売をしていた。例えば、犬を売った家に、毒入りの肉を持っていく。何の疑いも持たずに食べた犬は死に、関根は新しい犬を売りつける事が出来た。
 関根は、仕入れ値をはるかに上回る高額な値段で、犬を売りつけていた。不信感をもった客には、言葉巧みに言い逃れる。それでも客がおさまらない場合、詐欺行為の発覚を恐れて、殺害におよんでいたのだ。

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 最初の犠牲者となった川崎さんの場合は、自宅のガレージに呼び出して、毒殺。二人の仲は決して悪くはなかった。犬の売買で言い合いはしていたが、信頼関係も多少はあった。関根から「体に良い薬だよ」とすすめられ、疑いなく飲んでしまったのだ。
 後から現場に来た山崎氏が、警察に通報しなかったのは・・・
 「そこまで考えている余裕は、その現場に立つと、ないと思います、誰も
 「それは、そこの空気というか、殺気というかで、本当にその場に立たないと、そういうことは、まずわからないと思います。後で結果が出て、こうすればよかったとか、こうした方がよかったのではないか、と考えたりもしますけど、思考能力がなくなっちゃうのが現状じゃないですか
 更に、警察への通報をためらわせる、関根の一言があった。
 『子供、元気か・・・』
 「一般的に『子供元気にしてるのか』という意味では全くない、ということです
 こうして山崎氏は連続殺人事件に巻き込まれていった・・・。

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 急にいなくなった川崎さんを捜して、川崎さんの家族が関根を訪ねてきた。実は、関根のうちに監禁されているのではないかと、川崎さんのお兄さんは思っていたという。しかし、その席に何故か関根は、知り合いの暴力団幹部を同席させ、しらを切り通した。

 しかし、ここで関根の誤算があった。川崎さんは関根に殺されたのではないかと、暴力団幹部の遠藤さんが疑い、それをネタにゆすり始めたのだ。
 ゆすりに応じるフリをして、遠藤さんの自宅へ。この席には妻の風間博子も同席。関根は言葉巧みに、栄養剤だと言って、硝酸ストリキニーネを遠藤氏に渡した。関根は、4人の殺害を、全てこの毒薬で行った。この猛毒は、犬の安楽死に使われるものだった。長い付き合いをしていた、遠藤さんと、付き人の和久井さんは、疑いもなくそれを飲んだ。

 その後も、詐欺的商法の露呈を恐れ、主婦の関口さんを殺害。
 警察は何故、連続殺人を止めることが出来なかったのか!?第一の殺人の時から、警察は関根をマークしていたというのに・・・。
 毒薬を使う殺人、それは、血痕を残さないということだ。つまり、きわめて重要な証拠を残さない、という事なのだ。

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 川崎さんのお兄さんは、弟が関根に監禁されていると思ったので、警察に捜索願を出した。しかし警察は、単なる行方不明という扱いで処理。捜索には乗り出さなかった。10日後、川崎さんが普段、埼玉県内で使用している車が、東京駅で発見され、ようやく警察は、川崎さんが事件に巻き込まれた可能性があると、捜査に乗り出した。しかし証拠がないため、関根、風間、山崎の3名を常に監視。しっぽを出すのを待った。そして、その間に、警察の隙をついて、第二、第三の殺人がおこっていたのだ。

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 そんな中おきた、大阪愛犬家殺人事件。同じ愛犬家の事件である、埼玉の事件に、世間は注目し始めた。連日のようにマスコミが関根の元へ押し掛け、4人の失踪を追求した。しかし関根は平然と受け答え。事件との関係を否定。

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 関根は山崎氏に
 「わかっているだろうな。おまえさえ喋らなければ、わからない事なんだよ。(死体を)透明にすれば、警察も手が出ない。」
 と言っていた。死体を透明に・・・?

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 殺害された遺体は、山崎氏の実家のある山梨県に運ばれた。
 この殺人は、一般のバラバラ殺人とは趣がかなり違い、用意周到にしくまれたものだ。骨は粉になるまで砕かれ、肉は切り刻んで川に捨てる。計画性があり、悪逆非道。

 その作業は風呂場で行われた。一人の人間だったものが、短時間のうちに解体されてゆく。
 「声も何も出ませんよ。その場に立つと。現実なのか夢なのか、という風にしか考えられません
 肉を焼くと異臭が出るので、骨のみをドラム缶で焼く。原型が崩れさり、灰になるまで焼かれた。灰は山林にばらまかれた。骨以外の部分は、切り刻んで川に捨てられた。

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 「最初はなにがなんだかわからなくて、自分の家族の事とか考えるし、それがだんだん関根と付き合ってるうちに、慢性化するというか、洗脳されるというか。自分で自分に言い聞かせるのは『俺は人殺しをしたわけではない』という風に、自分で常に言い聞かせてるし、そういうのがあって、3回の犯罪に関わってしまったんだと思います。

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 4人もの人間が関根の周りで行方不明。しかし証拠(遺体)が見つからないため、逮捕できずにいた。しかし、事態は急転直下。山崎氏が警察に自白。だが、何故自白する気になったのか。
 「いずれ、こういう時が来るのかなと。だんだん悟ってきたというか。それと、このままにしておけば、警察が張り込もうが何しようが、犠牲者は必ず(また)出ると。それを止めるためには、僕が喋らないと、止まらない

 1995年。川崎さんの事件から2年。関根と風間を4人の殺人罪で逮捕。
 しかし、山崎氏の供述だけでは、両被告を裁判所に起訴できない。裁判にかけなければ、刑を科す事は出来ない。起訴するためには、山崎氏の供述を裏付ける、物的証拠が必要だった。

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 埼玉・群馬両県警は、合同捜査を開始。遺体を捨てたとされる山林を、しらみつぶしに捜した。しかし、どこを捜しても、有力な証拠は見つからない。迷宮入りか・・・。捜査員達の間に落胆のため息が出た。その時!
 一人の捜査員が意外な物を発見した!小さなお守り・・・。それは、川崎さんがお兄さんとお揃いで持っていた、大黒天神のお守りだった!これは、川崎さんが持っていたものとしか考えられない、決定的な証拠だ。
 「なんとか早く犯人が逮捕されるようにと、大黒さまにもお参りしてましたからね」と川崎さんのお兄さんは語る。
 小さなお守りが、完全犯罪に大きな風穴をあけた。被害者が残した、犯人逮捕へのメッセージだった。

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 2001年3月21日、第一審判決公判。
 裁判官が下した判決は死刑
 しかし、両被告は、これを不服とし、控訴。

 関根「山崎の供述は信用できない。4人のうち3人は山崎が実行犯。一連の事件は風間被告が主導で行った。自分は風間を守るためにやったのである。」

 風間「3人の殺害認定は事実誤認。遠藤・和久井両氏の死体遺棄も、山崎に手伝わされてやっただけ」

 現在、係争中。               

 愛嬌のあるキャラで人気急上昇。お茶の間のアイドルとして、今や飛ぶ鳥を落とす勢い。全ては彼女の持って生まれた天然キャラのなせるワザ?と思いきや!
 タレントになるために、16歳の時、鹿児島から上京。翌年、欽ちゃんの劇団に入団。当時をよく知る、Take2のお二人(2人も当時、欽ちゃんのもとで、コントの勉強をしており、はしのさんの良き先輩だった)にお話を聞いてみた。
 「欽ちゃんはあまり誉めない。そんな中で、はしのは誉められていた。なにかというと『えみちゃん^O^/』と呼んでいた。」
 はしのさんは欽ちゃんのお気に入りだった!
 欽ちゃんの教えでは、コントは音聴いてりゃわかる。間がリズムになってるのが良いらしい。リズムを身につけるためか、欽ちゃんはいつも、ドラムのスティックを持ち歩き、カンカン叩いていたとか。Take2のお二人によると、
 「欽ちゃんの持論は『間はリズム』“トンツートントンツー”。もっとわかりやすく言うなら“ストライッッッッッッッッッック”。こういうこと。わかります?」
 「欽ちゃんは、何でも点数付けるんです。例えば『おでんの中で好きな具は何だ?』『大根』『5点』『がんもどき』『100点』『なんでそれが100点なんですか』『聞いちゃおしまい』

 欽ちゃんのもとで修行を積むはしのに、大転機が!『王様のブランチ』のレポーターに大抜擢!
プロデューサー「たまたまデスクの女の子が彼女のマネージャーと同級生で、『実はこんなタレントを知り合いがやってるので、見て下さいよ』と。それが彼女だった」
 天性のキャラと抜群の「間」が認められ、大ブレイク!この「間」がホント絶妙。すぐ相手に突っ込まず、きっかり「2秒33」の間を取って突っ込む!いずれの場面も2秒33!体に染みついた間なのだ。そういえば、姫の小走りも欽ちゃんの影響が見られる事にお気づきだろうか!?