ミャンマー支援国会合、軍政が「ニワトリの損失数」を発表

【5月25日 AFP】サイクロン「ナルギス（Nargis）」で13万3000人以上の死者・行方不明者を出したミャンマーを支援するため、同国最大の都市ヤンゴン（Yangon）で25日に開幕した支援国会合で、ミャンマー軍政は被害の一部分を詳細に取り上げた統計資料を公開した。

　ミャンマーのソー・タ（Soe Tha）国家計画・経済開発相は同日、支援国会合に出席した各国代表を前に、サイクロンによる家畜などの詳細な被害状況を発表した。

　これによると、ミャンマーではナルギスによって161万4502羽のニワトリ、66万5271羽のアヒル、6万8092頭のブタ、5万6163頭のウシ、11万7125頭の水牛、7166頭のヒツジあるいはヤギが失われた。

　また、3万5051エーカー（約141.8平方キロメートル）の養魚池、2万2200トンの牛肉、1662トンの豚肉、612トンの鶏肉、382トンのアヒル肉、そして100万7000個の卵が失われたという。(c)AFP