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            | 2008年05月25日(日) 憲法9条ミュージカル出演者を激励主人公元慰安婦支援のマカブアグさん来県
 
憲法9条をテーマにした市民参加型ミュージカル「ロラ・マシン物語」のモデルとなった元慰安婦のフィリピン人を支援してきたスーザン・マカブアグさんが24日、甲府市総合市民会館で行われた公開レッスンを見学し、出演者を激励した。
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|  |  | 憲法9条ミュージカルの参加者を激励するスーザン・マカブアグさん(右から2人目)=甲府市総合市民会館
 |  |  マカブアグさんは「女性の人権アジアセンター」に所属。16年にわたってフィリピンの慰安婦運動をリードしてきた。レッスン会場にはマカブアグさんのほか「台湾の元『慰安婦』裁判を支援する会」世話人の柴洋子さんらも訪れ、慰安婦や慰安所の実態を解説した。
 マカブアグさんは、ミュージカルのモデルになったトマサ・サリノグさん(愛称ロラ・マシン)に触れながら「慰安婦問題の象徴的な人物を扱ったミュージカルを上演することを心から祝福したい」と語った。「日本が軍事行動を起こさずに済むのは憲法9条があるから。この大切な法律を守り続けてほしい」と、ミュージカルの意義を訴えた。
 サリノグさんは旧日本軍に父親を殺害された上、連行されて兵士から乱暴される被害を受け、昨年4月に亡くなった。
 公演は6月8日午後2時と同6時の2回、甲府・県民文化ホールで行われる。
 
 
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