チベットでのリレー短縮　北京五輪の聖火

　【北京２５日共同】北京五輪の聖火リレーで当初は３日間の予定だったチベット自治区でのリレーがラサでの１日だけに短縮されることになった。中国紙、新京報が２５日までに報じた。

　聖火リレーは、四川大地震の「全国哀悼日」に合わせ３日間停止されたため日程調整が行われていた。チベット自治区での短縮は、中国政府のチベット政策に対する批判やリレーへの抗議、妨害活動などが再び盛り上がるのを避ける狙いもあるとみられる。

　当初は、６月１９日にロカ地区、２０、２１日にラサでリレーが行われる予定だった。