美里の“味力”ふんだんに DCの目玉に弁当企画

商工会が企画した「みさとべんとう」
 宮城県美里町商工会(安部文則会長)は今秋の大型観光宣伝「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン(DC)」の目玉として、地場産品を使った「みさとべんとう」を企画した。地元食材を地元の食堂などが調理し、団体客向けに1個税込み1000円で販売する。

 弁当には町内の食堂や料理店、菓子店など商工会の会員が調理した漬物や煮物、和菓子など約十品が詰められる。季節の野菜や豆腐、うどんなど地元の食材を使用している。包み紙も会員がデザインした絵を採用した。

 弁当は飲食店の会員が協力して自慢の一品を出し合い、総菜の味を通じて町をPRしようと安部会長が発案した。
 食材の地元調達で農業や食品製造業の活性化にもつなげる。

 現在、会員10人が企画に参加して、おかずを提供している。今後はさらに参加者を募って、内容を変更しながら消費者を飽きさせない工夫を凝らす。

 若者向けにボリュームのある弁当の販売も計画しており、DC後も地域の名物に育てたい考えだ。

 商工会事務局は「野菜を中心にカロリーを抑えた健康志向の弁当です。美里の“味力”を楽しんで」とPRしている。

 弁当は50個以上から注文を受け付ける。受取日の3日前まで商工会事務局に電話かファクスで注文する。連絡先は0229(33)2309。
2008年05月24日土曜日

宮城

経済



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