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5月25日のながさきニュース
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長崎新聞
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救急車が進入できない… 医療、介護を考えるシンポ
| 長崎の医療や介護について意見交換したシンポジウム=長崎市立図書館 |
「長崎の医療、介護のあすを考える」をテーマにしたシンポジウムが二十四日、長崎市興善町の市立図書館であり、救急や歯科など各分野で活動する研究グループの代表が、市民約百五十人と意見交換した。
特定非営利活動法人「地域の包括的な医療に関する研究会」(有賀徹理事長)が全国で開く市民公開講座で、同市では二回目。代表らは、救急車が進入できないような斜面住宅地に取り残された高齢者や要介護者を地域の力や各分野の連携で支える必要性を訴えた。 長崎実地救急医療連絡会代表の井上健一郎医師は、急性心筋梗塞(こうそく)について「長崎は病院に着くまでに死亡する割合が高い」と報告。長崎市は県庁所在地で唯一、救急救命センターがないことも指摘した。
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