らっち（旦那）から 「お前、男いるだろ」 と言われた日。
旦那は二階に上がったまま。無視・換気扇でしか吸わないタバコと酒を二階の部屋に持ってって、出てこない。
今までにない重く苦しい空気が家中にながれていた。
『これからどうなるんだろう・・・どうしたらいいの・・・どうしよう。どうしようmame』と、そればっかりが頭の中でぐるぐる駆け巡っていた。他には考えられなかった。
その夜、旦那に二階に呼ばれ「お前の男に電話しろ」と言われた。
時間は7時とかだったと思う。
「そんなの無理」 といったけど旦那は引かない・・・。
「お前は奴の味方をするのか！助けたいのか！」などと言われた。そして仕方なく電話を掛けた。
『もしもし』 「もしもし、旦那が話をしたいって言ってるんだけど・・・。」 『うん・・・いいよ』
そして二人の話が始まった。
なにを話してるか・・・どきどき緊張しながららっちの言う事に聞き耳を立てていた私。
内容は「どうして会った」「なぜ3男と会ったのか」「遊びだろ」「やっただろ」「何回くらい会った」「これからどうするんだ」とか言ってたと思う。
話してる様子からmameは冷静に下手にでて話してくれている様子で申し訳なくて、でも味方することも現時点ではできなくて、目の前には怖い顔の旦那がいる。どうしようもなくてオロオロ立ちすくむしかできなかった。
そこで別れる話をしたらしくて一度mameと電話を変わった。 mameの低い声。mameの口から「別れよう」という言葉が出た。
「えっ・・。ほんとにそれでいいの・・・？」と、とっさに言ってしまった
。目の前に旦那が居るのに、どうしてもその言葉が信じられなくて聞き返してしまった。その時小さな声ででも「ホントは嘘だよここだけでだよ」とでも言ってくれると思っていたけどmameからは「そうやって話をしたから仕方ないよ」という返事だった。
自分がばれる原因を作っていたのだから仕方がないのだけれど、その言葉はとってもショックだった。その日の朝まで一緒に過ごしていたんだから。そう簡単にバッサリ切れるものなんだ・・・やっぱり大人だ・・・。と悲しかった。だから「わかった」と言って電話を旦那に渡した。
旦那は電話を切った後「そうだよなぁー散々付き合ってて別れるのはショックだよなぁ〜。ばれなければよかったのになぁ。」などと他人事のように言っていた。
ほんとうに昨日から書いた事、これからの事はこの時の記憶は曖昧で、飛び飛びでしか覚えていない。これを書いていても頭がパニックになってくる。生きた心地がしなかった。