提供:
Copyright©2006-2008 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.
03/21 21:57更新
歩行障害がある名古屋市北区の女性(56)が路線バスから降りる際、運転手が閉めたドアに当たって転倒し、後遺障害が残ったとして名古屋市交通局に計約6000万円の損害賠償を求めた訴訟で、名古屋地裁は21日、計約980万円の支払いを命じた。尾崎康裁判官は、後遺障害と事故との因果関係を認定した。
判決によると、女性は平成14年12月11日午前、名古屋市営バスから降りる際、閉まったドアが足やつえに当たり転倒し、肩に後遺障害が残った。
市交通局は「判決文をよく読み、今後の対応を検討したい。乗客を負傷させたことは重く受け止め、乗務員の指導教育など一層の事故防止を図る」としている。