兵庫県出身、青森県弘前市在住。 東京農業大学短期大学卒業。 有限責任中間法人FSN(食の安全を考えるネットワーク)事務局を経て、 現在は農業ジャーナリスト、NPO法人日本水フォーラム・節水リーダー。日刊ベリタ客員記者。
☞上杉の主張 ■子供たちが夢を持てる日本農業の創造と食農教育の推進 ■付加価値の高い農業技術で日本農業再生 ■六ヶ所村核燃料再処理施設の稼働永久凍結 ■大規模化と差別化のベストミックス農業経営 ■米油・米粉の需要拡大・促進 ■“ホームファーマー”生産者と消費者の相互理解の提唱 ■有機農業・環境保全型農業で地球温暖化を防ぐ
幼い頃から自然を愛し、小学生の頃に畑正憲氏の影響を受け、農の道を志す。高校在学中から全国各地の農家に住み込んで有機農業を学ぶ。また、アイガモ農法・飢餓対策作物を実践。文部科学大臣賞などを受賞した。 これらの体験を通して「いま日本農業のために何をすべきか」という思いから、19歳でジャーナリスト・横田哲治氏に弟子入りし、取材方法や文学基礎を学ぶ。下積み時代、Base Ball Bearの湯浅将平氏と一緒にアルバイトをしていた。
2004年8月には国土交通省主催の「世界こども水フォーラム」へ招待され、「日本農業と世界の食糧問題への挑戦-新しい技術と普及の道-」と題して発表を行う。全国の中高生に対して農業を通した国際貢献のあり方を解説。翌年2005年8月には東京都庁・都民ホールで行われた文部科学省・林野庁主催「第4回森の聞き書き甲子園」の開校式に作家・阿川佐和子氏らと共にパネリストとして参加。 ほか、関東近郊の学生団体が主催する勉強会や政府自治体の講演会などで事例発表を行っている。
2007年から拠点を青森に移し、農業者の視点から農業や環境問題、六ヶ所問題を見直す活動を続けている。 現在は福祉施設での園芸療法の実践のほか、りんごの輸出輸出と青森県産品のブランド戦略を研究。"りんご戦士"の異名を持つ。 「情報は自らの足と耳で」を信念に、東北全域に足を運び、取材を実施。一連の活動で平成19年12月14日に青森県知事表彰を受けている。
2005年/文部科学大臣賞受賞 2006年/毎日新聞社賞受賞(平成18年度北海道提言賞) 2007年/青森県知事表彰
共著:「志-社会へのおもいやり-」(ぎょうせい、2006年) 国際農業ジャーナリスト連盟(IFAJ)正会員、農政ジャーナリストの会(JAJA)会員。
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