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「県内で医師に」知事訴え

2008年05月24日

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マイクで訴える泉田知事。「お医者さんではなく、お医者さまです」と学生を持ち上げる場面もあった=新潟市の新潟大学

 泉田裕彦知事は23日、新潟大学(新潟市)の医学部6年生の授業で登壇し、約110人を前に15分間、「卒業後は新潟で医師になって」と切々と訴えた。県外の病院で臨床研修する学生が増え、医師不足の一因になっているため「説得」を試みた。泉田知事は、医師の仕事と家庭生活が両立できる職場環境をつくると公約し、「大都市にはいつでも行ける。新潟で経験を積んでからでも遅くない。研修の場に新潟を選んで頂くと有り難い」。

 08年3月末に同大を卒業した医大生で、臨床研修先に県内の病院を選んだのは47%で、県外は53%。同大は「県外を選ぶ学生が少しずつ増えている」という。

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