タイトル | : 戦争は寧ろ格差を拡大する |
記事No | : 1126 |
投稿日 | : 2008/05/04(Sun) 03:33 |
投稿者 | : 立町狼狽 |
赤木様
(私は赤木さんより少し上の世代ですが,就職氷河期に暫くの非正規雇用の後,大手企業に中途入社致しました。現在妻子が居るので,当然社会の安定を望んでいます)。
赤木さんの戦争云々の議論は,有る程度ご自身も意識しての極論かと思います。しかし,現実として知るべきなのは,そのような議論を弄んだ結果産まれたのがナチスだったりもするのでしょうし,WW2なのでしょう。(赤木さんの議論は,ヒットラーの「我が闘争」にそっくりですね)。
また,ナチスの各種活動が,日本に於いては,青年将校達の暴走が,果たして誰かを救う事になったのでしょうか?WW2でも,湾岸戦争でもそうであったように,実際に戦争になって,招集され最初に戦場に行って死ぬのは,失業者だったりニートだったりするのではないですか?さらに,戦争が起きるとすべてがリセットされるなどと考えるのは日本人と戦後民主主義の幻想で,世界規模で見れば富の固定化,格差の拡大でしょうね。
戦争になればさらに物価が上昇して,日本の貧困層のみならず,世界中の貧困国の人が食うや食わずになって,命を安売りするのでしょうし,一方で(現在でも起きているように),冷酷に商品相場を操作し大儲けし続ける富裕層もいるのです。
知っていますか?現在,穀物相場が上昇して何十億人という人が実際に飢え始めていますが,一方で穀物相場の上昇を見込み,廃坑に穀物を買い占めてさらなる値上がりを待っている欧米食品メジャーなどもあるのですよ?WW2でもそうだったように,戦争になっても彼らは,戦争には行かないでしょうね。(ブッシュJrが,ベトナムに行きましたか?)。
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