ヒガガガ日記。

2007-04-10 大サービス!!『higa流戦闘システム構築講座(苦笑』

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■妄想「ひぐらしRPG」戦闘システム

 

≫システムを妄想しつつ構築してみる。

 

園崎魅音【部長(リーダー)】

 

・メンバーに指示を与え能力を強化する、戦闘力も高い。

・自身が戦っても強く、作戦指示(1ターン全体強化)も強力。本人に殴らせるか、味方を強化させて戦うかの二択を迫れる(プレイヤーに)。まさに万能、それでこそ雛見沢分校部長!ただし、魅音が気絶した場合、メンバー全員の能力値が全て半減し(リーダーの価値:士気激減)ほぼ確実にゲームが終わる(全滅コース)。

 

北条沙都子【罠士】

 

・トラップを設置、敵に損害(ダメージ、能力値減少)を与える。

・お子様なのでHPが低い、だが避ける。トラップ設置にはある程度の時間がかかり(詠唱システム使用)、強力なトラップほど時間がかかる(最大10ターン?)。各トラップツールはメニュー画面で装備する(スキル装備システム)ため、戦闘中の変更は不可能(装備による戦略性の発生、スキル蒐集の楽しさ発生、マニアックなスキルを作れる作者的趣味発生)。お子様なので通常攻撃のダメージは一律「1」(気絶後復活のみ倒せる)。

 

竜宮レナ【女子学生】

 

一騎当千、部内最強の戦士。

・戦闘能力においては部内一位。さらに自身を強化させるスキルも持っており(かぁいいモード♪etc)、単身で最強の攻撃力を叩きだせる。しかし最も「ひぐらしモード」になりやすく、狂戦士と化したレナ一人に全滅させられることもしばしば。

 

古手梨花巫女

 

・主に回復を司る巫女ちゃま、戦闘力皆無。

・能力値は部内最弱。変わりに強力な回復技を使える。メンバー中で唯一「ひぐらしモード」にならず、さらに「ひぐらしモード」を解除できるスキルを所持する。梨花ちゃまこそが神であり、梨花ちゃまのためだけのゲームである。よって梨花ちゃまを贔屓する!!梨花ちゃま、ばんざーい!!(←梨花ちゃまがやられるとゲームオーバーにするか?)

 

前原圭一【主人公】

 

・能力値は平凡、使えるスキルは「口先の魔術」のみ。

・「口先の魔術」→メンバー全員のSPを回復する。この効果は圭一のHP量によって上下する(%で変化、MAXなら超回復?)。補足≫HPMAXを維持するのは普通に簡単なので、圭一のHPは徐々に減っていくことにするか?(シナリオのポイント)

 

特殊システム≫

 

ひぐらしモード】

HPが20%を下回る、もしくは敵のスキルによって付加。

・自身の攻撃力が倍増し、敵味方ランダムで攻撃する。この状態異常は梨花ちゃまのスキルでのみ回復する。

 

戦闘の流れ予想≫

 

戦闘テーマは「協力」。協力している感を出すために、味方の強化やトラップによる敵弱体後に攻撃を行う「コンボ戦法」を使ってもらいたい。そのためには通常攻撃ではほとんどダメージが通らない、強化や弱体が前提のバランスにするか?(←敵HP残量表示必須)コンボゲーにプレイヤーは納得するか?(←コンボしなくても戦える救済スキルを作れば)流れ的にたぶん【魅音の指示(全体強化)→沙都子トラップ設置(敵弱体)→その後レナ、圭一によるアタック→ダメージを受けると梨花の「かわいそですよ」で回復】まさに理想的なひぐらしの戦闘。SPが減ってへたって来たら(スキルが使えない状態)圭一の「口先の魔術」で回復、まさにひぐらしの一場面。ダメージをためると「ひぐらしモード」に突入するメンバー、まさにひぐらしにそった設定。それを癒す梨花ちゃま、これこそが梨花ちゃまゲーの真髄!!

 

もふもふ。

 

 

■と

 

こんな感じでどうでしょうか?(笑

 

基本的にhigaは、初めに『キャラありき』で戦闘システムを考えてます。「こいつらなら、どー戦うかなぁー…」と、こんな感じでシステムを考えるんですね。

 

「精霊使われだから、すっげぇー使われるんだろうなぁー」とか

「この兄なら妹の応援ですげぇことになるんだろうなぁー」とか

「究極の飽き性なら同じ技を連続で使ったりはしないだろうなぁー」とか

 

こんな感じ。

 

というか、ぶっちゃけキャラクター達が勝手にシステムを作ってくれてるのに近いんですよね。オートライティング(自動筆記)ならぬ、オートクリエイト(自動創作)。(笑

 

higaはただゲームになるようにバランスを整えるだけ。

 

どうしても必要なものを加えたり、戦略性を上げる要素を加えたり、救済措置を入れたり、それくらいですね。個性はなるべく殺さずにバランスを取りたい人なのです。むしろキャラ設定殺しは嫌い。

 

例えば、あるゲームで、「世界最強の伝説のキャラ」が仲間になったとします。こういうキャラはほとんどの場合「最強」ではありませんよね?味方のキャラよりもちょっと強いだけで、普通に敵にやられたりもする。「ありえねー、最強じゃねー、なにそれー!?」と思っちゃいますよね?

 

普通の人間である主人公がレベル30なら、世界最強はレベル600くらいあって欲しい。そして雑魚なんか一発で葬り去る攻撃力。「ダメージ4桁とか何ソレ?」って感じで。

 

それでこそ世界最強。

 

しかし、これではゲームとしてバランスが最悪ですよね?一人で皆殺しにしちゃったら最初は笑えるけど、面白くもなんともありません。こういうキャラをどーしても仲間に入れたい場合は、ゲームバランスを壊さないために、なんらかの「制約」を加えるのが一番です。

 

1、金がかかる(金の亡者、1回攻撃するごとに○万円よこせ)

2、味方にも被害(威力が凄すぎて攻撃するごとに味方被害)

3、呪われている(一緒にいると何らかの味方被害)

4、たまに狂う(味方を攻撃する)

5、自由奔放(戦闘中いなくなる→家に帰っている)

 

さすが、世界最強というだけあって変人ばかりですね。(笑

 

こういう風に考えると制約なんて腐るほど出てきますが、世界最強にも色々あって、戦士であるか魔術師であるかで与える制約は違うし、性格を考慮することも重要です。なるべくキャラクター設定を生かした制約にしましょう。制約はそのキャラに付けるのではなく、ゲーム世界につける方法もあります。召喚コストとかね。

 

その「制約」自体がゲームとしての一つのルールになるようにしましょう。(というか、制約をつければ必然的にそうなる)

 

ああ、それと、世界最強は絶対に死なないし負けないので、世界最強が仲間になるゲームは必然的に「主人公が死ぬとゲームオーバー」というゲームになるかもです。

 

他にも方法はあるけど、それは教えない。(苦笑

 

こんな感じで個性を殺さずにバランスを取る作業こそが、自分流の戦闘システム構築術です。キャラ(個性)重視と制約によるバランス取りね。まあ、世界最強とか無茶な設定にしない限り、そこまで大変な制約は必要ないですよ。逆に個性自体が制約になる例もありますが(スキルが回ったり)、まあ、それは次回で。(ぉ

 

と、そんなこんなで、

 

『いきなり教えて、higa流戦闘システム構築講座でしたー!!』

 

はっきり言って、このやり方は万人にはオススメ出来ないかもです。実際、上の「世界最強のキャラ」の例ですが、『本気を出していない』という設定を加えるだけで簡単に低能力を正当化することが出来ます。「オレが弱いのは本気を出していないだけだー」みたいな。

 

ぶっちゃけ、普通にまともな作品を作りたい人はそっちをオススメします。キャラの能力差が少なくなれば灰汁も少なくなるので、万人に指示されるゲームになるでしょう。というか、「制約」はヌルゲーマーにもの凄く嫌われます。マジで。まあ、higaはキャラ重視のバランスの取り方が好きなので、どれだけ嫌われようと制約を付けてバランス取るけどね。

 

「最強なのにSP低すぎ!!(泣」とか。(笑

 

 

つーか、higaがゲーム制作講座をやってもこんなサイコなことしか書けませんね。

 

二度とやりません。

 

長々とありがとうございましたです。

 

 

 

 

 

つまり、なんだ? あー、あれだ、

 

 

『キャラを崩すくらいなら、ゲームの方を崩しましょう』って話。

 

 

それこそが真のキャラゲー

 

 

 

次回予告≫

『次回!!システムからキャラを作る!裏式キャラ制作術!!』

 

 

※次回などありません

テレッテテレッテ 2007/04/10 16:43 すげーっす。元ネタ触ってなくてもプレイ希望!
更新しなかろうとやっぱ来てしまうのです。
管理人がそんなんだから・・・。面白いし旨いし(何かが

公乃人公乃人 2007/04/10 22:08 そういやどこかでひぐらしのSRPG同人を見かけた気がします。
その作品だとそういった特性が反映されてるのかな?かな?

rostcolorrostcolor 2007/04/11 19:24 うおーすっげーやりてぇ!ってあ、どもども、私も毎日ってくらい見に来てる人ですー。あまりのことに書き込んでしまったくらい衝撃的な事だったんで(苦笑

あぅあぅあぅ〜あぅあぅあぅ〜 2007/04/11 20:11 めちゃくちゃ楽しみです。梨花ちゃまサイコー!!!!1!!11

higahiga 2007/04/13 18:16 いや、正直、完成するかどうかは不明ですよ?
制作着手2日目にしてもう挫けそうだし……(汗
 
ひぐらしネタ同人ゲームはプレイしたことないですので判りませんなぁ…とりあえず、首を掻き毟って自害する場面は是非とも入れてほしいところです。(笑