2008年5月24日 19時15分更新
中国の内陸部で起きた四川大地震の被災地を支援しようと、24日、岡山市で県内の中国人留学生らによる募金活動が行われました。
この募金活動は、県内の中国人の団体の呼びかけで岡山市や井原市などで一斉に行われたものでこのうちJR岡山駅の近くでは県内の大学で学ぶ中国からの留学生や、日本人の高校生らおよそ60人が集まりました。
そして買い物客などにチラシを配ったりして募金への協力を呼びかけました。
今月12日に起きた四川大地震では、死者が6万人に達したと伝えられるほか、家を失って避難所やテントで生活を送っている人は500万人以上に上るとみられています。
街頭で留学生らが「お願いします」と協力を呼びかけると買い物客らは足を止めて、財布から硬貨やお札を出して募金箱に入れていました。
募金活動をした留学生は「私たち留学生に出来ることがないかと考えて募金活動を行っています。日本の皆さんの協力に感謝しています」と話していました。
集められた募金は、崩壊した学校の再建など、教育の分野に役立てたいということで、大阪にある中国の総領事館を通して中国に送られます。