2008年 5月 24日
中国・四川大地震に救援物資緊急輸送
中国・四川大地震の被災地に向け、岡山空港から寝袋やテントなどの救援物資が送られました。救援物資は、岡山県から提供された寝袋やテントなど段ボール100箱分で、中国東方航空の上海行き定期路線などを利用して、被災地に届けられます。新見市の公設国際貢献大学校が岡山県に呼びかけたもので、岡山空港から救援物資を空輸するのは今回が初めてということです。死者が5万5千人を超えている中国・四川省の大地震では、被災地に避難所などが無いため、寝袋やテントの需要が高まっているということです。大学校と県では、今後も要請があれば随時、救援物資を送ることにしています。

暴力団幹部殺害で指名手配の男を逮捕
岡山市の暴力団幹部が暴行・監禁され、津山市内で殺害された事件で、指名手配されていた男が、23日夜、殺人などの疑いで警察に逮捕されました。逮捕されたのは、岡山市生まれの住所不定無職、大西正人容疑者(24)です。警察の調べによりますと、大西容疑者はすでに逮捕されている暴力団組員ら3人と共謀し、先月21日、岡山市豊成のマンションで、指定暴力団山口組系の暴力団幹部、坂東栄二組員(29)に暴行を加えた後、津山市内で首を絞め殺害し、遺体を資材置き場に埋めた疑いです。警察では大西容疑者を全国に指名手配し、行方を追っていましたが、23日夜、岡山南警察署に出頭してきたため逮捕しました。調べに対し大西容疑者は、「坂東組員から度々暴行を受けるなどしていて、このままでは身内にも危害が及ぶと思い殺害を決意した」と供述しているということです。

瀬戸大橋とオーレスン橋・姉妹橋縁組
瀬戸大橋と、北欧にあるオーレスン橋が姉妹縁組を結び、坂出市の与島で調印式が行われました。調印式には、本四高速の伊藤周雄社長や、オーレスン橋公社のヤーコブ・ヴェステルゴード営業本部長などが臨み、双方が締結書にサインして、姉妹橋縁組を結びました。この後、2つの橋がデザインされた記念プレートが披露され、出席した人たちから大きな拍手が贈られました。オーレスン橋は、北欧・スウェーデン第3の都市マルメと、対岸のデンマークの首都、コペンハーゲンを結ぶ、全長約16キロのヨーロッパで最も長い道路鉄道併用橋で、2000年7月に開通しました。調印式の後、会見したJR四国の松田清宏社長は、姉妹橋縁組を契機に、文化、経済など幅広い交流をしていきたいと話しました。

地産地消フェア
地元で取れた食材を多くの人に食べてもらおうと、地産地消フェアが岡山市などで行われていますこれは「食の安全安心、地産地消」をテーマに、地元で取れた食品の消費拡大を図ろうと、中四国・近畿地方で一斉に行われているものです。このうち、岡山市の会場には、県内で、けさ、収穫されたばかりの新鮮な野菜や魚など、約280点が並びました。特に、瀬戸内海産のサワラや、洗った時の色の白さや甘味が特徴の倉敷市連島で栽培されたゴボウなどが人気で、大勢の人が買い求めていました。この地産地消フェアは25日まで行われています。