県教育互助会などに加入する教職員らの個人情報などが、インターネット上に流出したとみられる問題で、同会は23日、ネット掲示板の流出を示す書き込みなどについて、容疑者不詳のまま威力業務妨害容疑で県警に告訴した。「データの消去はできないが、ネット上にデータ流出に関する書き込みが継続して行われると、団体の活動に支障が出る」としている。
同会などによると、会員や退職会員ら計1万8000人分の氏名や所属などが流出したとみられる。データを持ち帰った公立学校共済組合和歌山支部の男性職員の私有パソコンから流出したとみられ、同支部が処分を検討している。【最上聡】
毎日新聞 2008年5月24日 地方版