「買ってください、赤い電車」 京急、売り出し2008年05月24日23時02分 赤い電車を買いませんか?――。京急電鉄は25日に神奈川県横須賀市の車両工場で開く「ファミリー鉄道フェスタ」で、廃車になった「1000形」車両2両を売り出す。1両の製造費用は約1億円だが、同社は「末永くかわいがってもらえれば、いくらでも結構です」。
主に一般の人たちが対象。イベント内で公開で売り出すのは初の試みだという。 1000形は59年に登場。同社が「赤い電車の会社」と親しまれるきっかけをつくった名車両と言われ、いまも普通電車から快特電車まで幅広い用途で使われている。 午後2時から受け付けを始める。1両で長さ18メートルある車両の置き場所があることや、その場所まで道路で運べること、最低500万円と見積もられている輸送代を払えることが販売条件だ。電車の「顔」にあたる部分や、ドアだけなどの「バラ売り」も可能だという。(鈴木剛志) PR情報社会
|
ここから広告です 広告終わり どらく
鮮明フル画面
一覧企画特集
特集
朝日新聞社から |