これが江戸だ! part10

第10回です。今回は江戸時代の庶民の暮らしと、江戸から明治を生きた有名人を訪ねてみましょう。


茶店の風景。現代の女性たちが、茶の間や喫茶店でくつろぐ姿と、ほとんど同じかもしれない。




大工仕事の現場。火事の多い江戸では、仕事は多かったろう。





髪型が崩れないよう、細くて高い枕をして寝る。現代人にはちょっときついかも。




江戸は滑車井戸が多かったが、
農村部では、はね上げ井戸が多かったようだ。




髪結い風景。




酒樽を大八車で運んでいる。灘伏見の酒が『下り酒』として珍重されたようだ。





田んぼに水をひく光景。日本の農業の原風景といえそう。



飛脚。まさか裸で走ったわけではなく、いれずみがあることを見せるための演出だろう。
男性ヌードの最初の写真?





街道のかごかき。庶民の旅にとっては、貴重な交通機関だったのだろう。




傘張り。壊れた傘も修理して、大切に使っていた。





鳥追いの二人。鳥追いとは家々を回り、玄関で音楽を演じてお金をもらう、
いわゆる門付けの芸人だったようだ。





蒔絵師。こういう細工物の文化が発展したのも江戸時代だった。





声色(こわいろ)屋。歌舞伎役者のものまねでもしたのだろう。
一本歯の下駄が、特殊な職業であるとアピールしているようだ。





歯科医。歯の治療がいやなのは、いつの時代でも同じのようで。




江戸から明治を生きた有名人たちです。
名前は、写真の下をマウスカーソルでなぞると出てきます。



島崎藤村 二葉亭四迷 清水次郎長



坪内逍遥 ジョン万次郎 幸田露伴