「もう我慢ならない!怒りの高齢者一揆 第2弾!」報告 〜5月14日 雨の中、厚生労働省前に600人が集結〜
日本生協連医療部会(本部:渋谷区)は、2008年5月14日、全国で展開している「高齢者一揆行動」の中央行動の第2弾として、日本高齢者運動連絡会、全国老後保障地域団体連絡会、全日本年金者組合と4団体共同で「5.14もう我慢ならない!怒りの“後期高齢者医療制度”中止・撤回要求行動」を厚生労働省(東京・霞が関)前で取り組みました。
当日の東京は強い雨風に晒されるあいにくの天候でしたが、前回(4月23日)を大きく上回る約600人が参加しました。集会では、東京西部保健生協、ながおか医療生協の組合員など各地から参加した高齢者たちがリレーで保険料徴収の実態報告などを行いました。
日本生協連医療部会の藤谷恵三事務局長が、「『平和とよりよき生活のために』が生協の設立精神。高齢者の人生にとってこれほどひどい制度はない。いまこそ国民とともに立ち上がって中止撤回を求めるときです」と主催者の一人として挨拶しました。
さらに日本共産党、民主党の国会議員からも激励と連帯のあいさつがありました。
参加者は、「この制度が廃止されるまで何回でも抗議行動を重ねる」「政治がこんなに国民を苦しめると初めて知った。廃止まで頑張る」「保険料が2倍になるという通知が来たが、これでは生活できない」など次々に怒りの声を上げました。
呼びかけた4団体はこの後、厚労省記者クラブで記者会見を行い、高齢者医療制度の問題点や“保険料”の引き上げの実態の告発などを行いました。
☆「4.23高齢者一揆行動」の報告はこちら