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コンビにも拡充!低価格PB商品で値上げラッシュに対抗

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 悪い話ではなさそうだ。ローソンが低価格のプライベートブランド(PB)「バリューライン」の投入を決めた。沖縄県を除く全国8343店(4月末)で売る。

「これまでローソンストア100で扱っていたPBを普通のローソンにも導入します」(ローソン関係者)

 当面は調味料や冷凍食品など約35品目。めんつゆ、そばつゆ、焼きのり、水(2リットル)……といった具合だが、価格はすべて105円。

「まるで100円ショップ」(流通関係者)という揶揄(やゆ)も聞かれるが、食品の値上げラッシュに苦しめられるビジネスマンには悪くない話だ。

 実は、この値上げラッシュでコンビニに異変が起きている。

「ここへきて低価格を打ち出すローソンストア100の日販(1日の売上額)が、普通のローソンの日販を上回り始めました。なぜか? 主婦らが総菜など値上げの激しい中食の購入を避け、内食(自宅で料理)に傾いているからでしょう。その結果、調味料や食材系を低価格で販売するストア100の売れ行きが好調なのだと思います」(前出のローソン関係者)

 生活防衛に最も敏感なのは当然、主婦。普通のローソンにも、こうした主婦を呼び込む作戦がPB「バリューライン」の導入だ。

 セブン―イレブンにしてもナショナルブランドより2〜3割安いPB「セブン・プレミアム」を100品目ほど販売中。「10袋入りのコーンスープや、198円の洗濯洗剤の売れ行きがいい」(セブン関係者)という。

 グループのイトーヨーカ堂では今週から、ケチャップ、紅しょうがなどをPB商品に加えた。やはり内食を意識した商品群で、そのうちセブン―イレブンに並ぶ可能性が高い。

 ファミリーマートも100円ドリンク(ウーロン茶や麦茶)など低価格のオリジナル商品投入に余念がない。

 コンビニはいまや「格安商品のオンパレード」ショップに変貌しつつある。

【2008年5月21日掲載】



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