2008年5月23日 21時7分更新
地域の活性化や子育て支援などで先進的な取り組みをする県内のNPOや住民団体に贈られる「夢づくり推進大賞」の表彰式が23日、県庁で行われました。
県庁で行われた表彰式には、今年度の「夢づくり推進大賞」に選ばれた県内のNPO法人や住民団体、それに農業のPR組織など13の団体が出席しました。
はじめに石井知事がそれぞれの団体の代表に表彰状を手渡したあと、「子育てや環境問題など岡山県でも多くの課題を抱えているが、住民の方々が新しい分野にチャレンジすることは心強い」などととあいさつしました。
このあと各代表がそれぞれの活動を報告し、このうち岡山市で青少年の健全育成に取り組む女性の団体は、薬物や携帯電話の出会い系サイトなどの危険性を知らせるパンフレットを、すぐに捨てられないよう、高校生の意見を取り入れながら作成していることを話しました。
また、美咲町の棚田の保全に取り組む団体は、農家の後継者が不足する中、都市部の人に田植えを手伝ってもらったり、地元の食材をふるまうイベントを開いたりして、地域の活性化を成功させたことを紹介しました。