日本を出発するまでに用意しなければならない書類がいくつかあります。
有効期限内に持っていかなければならない書類もありますので注意してください。
健康診断書
健康診断書は、出国する空港の検疫所でも発行してもらえます。
もし、かかりつけの獣医さんにお願いするときは、英文で「The pet is healthy and free from any contagious or infectious disease at the time of inspection」(この検査で、この犬は健康でどんな伝染病にもかかっていないことを証明します)というような文章を書いてもらえばいいそうです。
証明書の日付はシンガポールに入国する7日以内の日付にしなければなりません。
マイクロチップ証明書
引越しが決まったら、なるべく早くにISO規格のマイクロチップを埋め込んでおきましょう。
DESTRON社、AVID社、DATA-MAR社などがISO規格のマイクロチップを製造しているということです。
☆証明書は、埋め込んだ当日に「登録証明書」という用紙を1枚もらい、後日郵送で「登録完了証明書」が送られてきました。私は念の為両方とも持っていきました。
予防接種証明書
シンガポールでは、ジステンパー(DISTEMPER)・伝染性肝炎(HEPATITIS)・パルボウィルス(PRVO VIRUS)をシンガポールに入国する1年から2週間前までに打たなければなりません。
注射を打つと証明書が獣医さんから発行されます。
輸出許可書
ワンコを連れて日本を出国するときは、輸出許可書が必要になります。
輸出許可書は、出国当日に空港の検疫所で発行してもらえます。
輸出許可書は1枚の紙にワンコの名前や性別、マイクロチップ番号、予防接種接種日などが記載されています。
健康診断を検疫所でしてもらうと、輸出許可書は健康診断書も兼ねることになり、備考欄に「I have examined above described dog and found it being free from symptoms of infectious disease,to the best of my knowledge(上記の犬は、伝染病にはかかっておらず健康であることを証明します)」という記述をしてもらえます。
輸入許可書
シンガポールにワンコを連れて入国するとき、輸入許可書が必要になります。
輸入許可書は、AVAから発行されていますが、PET MOVERSが代行して取得してくれます。
PET MOVERSの申し込み用紙の中にAVAに対しての委任状が含まれていたので
それに記入、サインをするだけでOKでした。
有効期限は許可書が発行されてから30日間となっていますが、PET MOVERSがシンガポールの入国に合わせた有効期限内のものを取得してくれると思います。
寄生虫駆除の証明書
シンガポールに入国する全ての犬が、体内外部の寄生虫の駆除をしなければなりません。
まず、輸出の2〜10日前の間に外部の寄生体(ノミ、ダニ)の駆除をします。
その次に、輸出の4日以内に内部(nematodes & cestodes)の寄生虫の駆除をします。
証明書は、シンガポールの空港でPET MOVERSの係の人に渡さなければならないので
用意しておきましょう。
☆ごめんなさい!!!nematodes & cestodesは訳す事ができなかったので、獣医さんに聞いてみてください!
☆狂犬病予防接種証明書
シンガポールでは、シンガポールの検疫所に入ってすぐに狂犬病予防接種を打つので、狂犬病予防接種証明書は必要ないといわれています。
確かにメイとディンも検疫所に入ってすぐに狂犬病予防接種を打たれました。
私が、狂犬病予防接種証明書が必要だったのは、日本の検疫所でした。
日本の検疫所を予約するときに「狂犬病予防接種証明書も持ってきてください」といわれたので「シンガポールは必要ないはずですが・・・」といったのですが「輸出許可書に記入欄があるのでお願いします」といわれ、急遽用意する事になりました。
出発空港によっても違うのかもしれませので、絶対必要とはいいきれませんが、一応用意しておいたほうがいいかもしれません。