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小澤征爾さん、腰の治療で休演

2008年05月23日23時01分

 指揮者でウィーン国立歌劇場音楽監督の小澤征爾さん(72)が椎間板(ついかんばん)ヘルニアの治療のため、5月下旬からの水戸室内管弦楽団の公演の指揮を取りやめることが23日わかった。

 水戸芸術館音楽部門などによると、腰の痛みが強く、1カ月間、治療に専念。5月28〜30日の芸術館での定期演奏会は代わりに広上淳一さんが指揮する。このためチケットは約4割値引きして差額を返還。払い戻しにも応じる。連絡先は芸術館チケット予約センター(029・231・8000)。6月3〜12日には欧州5都市で公演予定だったが、代役を探している。

 7月21日〜8月2日に横浜など国内5カ所で開く「小澤征爾音楽塾」では指導に当たる予定だが、ウィーンでのオペラ公演(6月22〜30日)で復帰できるかどうかは治療の経過次第という。

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