開始まで1年を切った裁判員制度をアピールする検察庁の広報キャラクター「サイバンインコ」(裁判員+インコ)などが23日、鳩山邦夫法相を表敬訪問した。
4月に公表された最高裁調査によると裁判員に選ばれた場合「義務でも参加したくない」が37.6%と、抵抗感は依然根強い。各検察庁は市民との距離を縮めようと、職員らの手作りによるキャラクター作りが進み、40の地検・高検で計60種類が存在するという。
表敬訪問したのは、福岡高検のサイバンインコのほか2種類。鳩山法相は「制度が成功するように、よろしく」と、自らもインコの着ぐるみに入るハッスルぶり。「重いし、暑いよ」とPRに汗をかいていた。【坂本高志】
毎日新聞 2008年5月23日 19時27分(最終更新 5月23日 19時31分)