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傷害致死:元新聞販売員に懲役9年求刑 地裁土浦支部公判

 茨城県利根町のスーパーの前で07年8月、男性を暴行死させたとして傷害致死罪に問われた住所不定、元毎日新聞販売店従業員、高橋光太郎被告(25)の初公判が23日、水戸地裁土浦支部(伊藤茂夫裁判長)であった。

 高橋被告は起訴事実を認め、検察側は「粗暴で自己中心的な犯行」と懲役9年を求刑。弁護側は「自首が成立している」と情状酌量を求めて結審した。判決は8月1日に言い渡される。

 起訴状などによると、高橋被告は07年8月26日午後3時40分ごろスーパーの飲食コーナーで仮眠中、取手市双葉2、酒店経営、青柳進さん(当時67歳)に席をどくよう言われて立腹。青柳さんを店外に連れ出し、後頭部や顔面をひじ打ちするなどして、くも膜下出血などで死亡させた。【扇沢秀明】

毎日新聞 2008年5月23日 22時34分

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