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<医療事故訴訟>出産時のミス認め賠償命令 福島地裁

5月20日20時8分配信 毎日新聞


 福島県立医大付属病院(福島市)で出産した次女が脳性まひになり、4年9カ月後に死亡したのは医療ミスが原因として、両親が病院を運営する福島県に約1億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が20日、福島地裁であった。森高重久裁判長は「病院は直ちに帝王切開に移行できる準備を怠った」などとして、県に約7340万円の支払いを命じた。

 判決によると、同市の元会社員、幕田智広さん(42)の妻美江さん(41)が95年5月、同病院で分娩(ぶんべん)した際に子宮破裂を起こし、緊急の帝王切開手術で次女を出産。次女は低酸素血症で重度脳性まひの障害を負い、00年3月に死亡した。

 美江さんが以前にも帝王切開で双子を出産しており、次女が大きかったことなどから、判決は「子宮破裂などの危険性が高かったが、分娩経過を監視して緊急事態に備える注意義務を怠った」と病院側の過失を認めた。【今井美津子】

最終更新:5月20日20時8分




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