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吉本興業、増収減益 コミック雑誌で赤字2億

2008年05月23日20時02分

 吉本興業が23日発表した08年3月期連結決算は、売上高は前期比7.6%増の501億円と増収だったが、営業利益が同8.6%減の59億円で5期ぶりの営業減益だった。当期利益は同7.2%減の30億円。人気タレント松本人志さん監督の映画「大日本人」や、若手コンビ「麒麟(きりん)」の田村裕さん著の「ホームレス中学生」がヒットしたが、休刊したマンガ誌「コミックヨシモト」は2億円の営業赤字だった。

 映画制作やマンガ誌挑戦に加え、若手主体の神保町花月(東京)のオープンや3日間にわたるお笑いライブフェスティバルの開催などタレントの活躍の場を広げる事業に注力したが、先行投資の意味合いが強く利益に貢献しなかった。

 09年3月期は売上高500億円、営業利益はやや減益の56億円を予想する。

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