イバライガー参上! よちよちカルガモを救助2008年05月23日15時03分 茨城県つくば市の市民有志らがつくったアクションヒーロー「イバライガー」が22日、つくば市内で道路に迷い込んだカルガモのひなを救助した。
イバライガーの発案者で、製作委員会の卯都木睦さん(41)によると、午前10時半過ぎ、同市並木の県道「学園東大通り」で、カルガモの親鳥1羽と生後間もないひな十数羽が車道中央を歩いているのを、車で通りかかったイバライガーが見つけた。 現場は片側2車線で交通量が多く、驚いたカモは間もなく散り散りになった。イバライガーは車を止め110番通報する一方で、カモを道路脇に誘導。つくば中央署員2人もかけつけ交通整理した。 半数近くが無事に逃げたが、親鳥は行方不明に。残る半数は反対車線に飛び出したり、再び車道に入ったりしたため、車にはねられて死んでしまった。カモに気づきながら減速せず走り去る車もいたという。 イバライガーは、地元のケーブルテレビでドラマとして放送され、ショーにも出演している。敵を倒しながら、人が忘れかけている「他人への思いやり」や「法令順守」などを訴えている。今回の救助について「動物を愛する心や、交通ルールを守ることを忘れないでほしい」と話している。 PR情報この記事の関連情報暮らし
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