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【社会】

ギョーザ中毒で補償合意へ 生協、千葉・市川の家族と

2008年5月23日 02時01分

 中国製ギョーザ中毒事件で、冷凍ギョーザを販売した日本生活協同組合連合会(日本生協連)が、被害に遭った千葉県市川市の家族5人に対し、補償金数百万円を支払う意向を示していることが22日、分かった。双方の代理人の間で近く合意される見通し。

 輸入元のジェイティフーズ(東京)も生協連とは別に、5人のほか、千葉市や兵庫県高砂市の2家族とそれぞれ、補償金名目で入院・治療費、休業補償、慰謝料などの支払い交渉を進めているという。

 冷凍ギョーザは中国・天洋食品が製造。ジェイティフーズが輸入、生協連が販売した「CO・OP手作り餃子」を食べた市川市の家族5人と千葉市の家族2人が中毒被害に遭い、市川市の5人のうち女児(6)は一時、重体となった。

 生協連は「市川市と千葉市の2家族と補償交渉を進めているのは確かだが、詳細は話せない」としている。

 関係者によると、市川市の家族側は「生協連に誠実に対応してもらっている」と話しているという。

(共同)
 

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