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ページ更新時間:2008年05月23日(金) 04時49分

日本の医療チーム、成都で活動開始

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 中国の四川省大地震での死者は5万1000人を超えました。こうした中、日本の医療チームによる医療活動がようやく始まりました。
 日本の医療チームは22日、緊急外来と集中治療室、そして人工透析の3班に分かれて活動を始め、外傷性脳出血の男性の治療などにあたりました。

 小倉副団長は、初日の活動について「言葉のコミュニケーションが難しい」と述べています。

 医療チームは被災地で独自の活動を希望していましたが、安全確保の問題などから中国側が成都市内の病院で共同で治療にあたることを要請したため、調整に手間取り、到着3日目にしてようやく活動が始まりました。

 こうした中、四川省の北川で21日、水力発電所の建設現場のトンネル内に閉じ込められていた35歳の女性が地震発生から9日ぶりに救出されました。女性は飲み水のかわりに、尿を飲むことで生き延びたと話しているということです。

 また、同じ日、98歳の女性も9日ぶりに倒壊した家屋から救出されました。こちらは台所にあった食糧で助かったということです。(23日04:16)

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