「ジーパン裾上げ」詐欺、2人逮捕
ジーパンの裾上げをわざと短めに仕上げさせた上で、「オークションで数万円で競り落としたものなので弁償しろ」などと嘘を言って、洋裁店20店あまりから現金をだまし取っていた疑いが強まり、21歳の男2人が警視庁に逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、いずれも自称・会社役員の林拓也容疑者(21)と末木祐介容疑者(21)です。 調べによりますと、林容疑者らは今年2月から3月にかけて、東京・墨田区と北区の洋裁店を訪れ、ジーパンの裾上げを依頼しました。 その際、わざと短めに仕上げさせて「これは有名なミュージシャンのサインが入ったもので一本数万円で競り落としたものだ。弁償して欲しい」などと嘘を言って、現金14万円をだまし取った疑いが持たれています。2人が持ち込んだジーパンは実際は1000円程度のものだったということです。 2人は今年2月からの1ヶ月間に同様の手口で都内の洋裁店20店あまりから現金110万円あまりをだまし取っていたとみられ、警視庁は余罪を追及しています。(22日18:56)
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