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【石川】

公立病院 経営見直しを 加賀4市議 冊子で特集

2008年5月22日

加賀市の財政問題を市民向けに分かりやすくまとめた冊子

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市民病院など財政分析

 加賀市の財政問題を追及している室谷弘幸、林直史(市民公明)要明勲、細野祐治(会派N)の四市議が、市民向けの冊子「市議が分析した加賀市の財政」の第二号をまとめた。赤字経営の市内公立病院を特集し、今後の地域医療を考える議論を市民に呼び掛けている。 (林勝)

 A4判、二十七ページ。特集では加賀市民病院と山中温泉医療センターの経営状況を取り上げた。財政健全化に向けた国の取り組みの中、公立病院の経営の見直しが迫られていることを強調している。

 室谷氏は「医療の現状は厳しい。広く市民に知ってもらい、今後を一緒に考えるきっかけに」と話す。

 また、昨年末に発行した第一号で市の厳しい財政状況を問題提起したことを踏まえ、県内他市との比較を充実させ、市の財政の弱点を分かりやすく浮かび上がらせた。

 冊子は一万二千部作り、希望者に無料で配る。六月に市内四カ所で市民説明会を開く。日程は六月二日が山中温泉文化会館、九日加賀市民会館、十三日加賀市文化会館、十八日片山津地区会館(いずれも午後七時開始)。

 問い合わせは、要明氏=電話0761(78)0072=へ。

 

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