全盲のペルー女性入会拒否 浜松のスポーツクラブ浜松市に住む全盲のペルー国籍の女性が、市内の2つのスポーツクラブから「ほかの客に迷惑がかかる」などという理由で入会を拒否されていたことが22日、分かった。女性が通う障害者授産施設「ウイズ」が同日会見して明らかにした。 女性は同市南区の山城ウェンディさん(33)。ウイズによると、山城さんは3月下旬と5月中旬、健康維持のため母や弟ら家族4人で、市内の2つのスポーツクラブに入会を申し込んだが、山城さんだけが入会を拒否されたという。 スポーツクラブの会則には「著しく視力・聴力が弱い方」には「施設への入場禁止または退場を命ずることができる」とあるというが、ウイズの斯波千秋代表は「家族も付き添うのに断られた。こうした差別はあってはならない」と話した。 会見に出席した山城さんは「差別されて悲しい。社会参加したいのにできない」と語った。 |
【共同通信】 |
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