“抗争封じ込め”で家宅捜索
“抗争封じ込め”で家宅捜索 05/22 11:59

福岡県警は、抗争を続ける指定暴力団・道仁会と九州誠道会の本部事務所を、別の殺人事件の容疑で、きょう家宅捜索しました。

福岡県久留米市の指定暴力団・道仁会の本部事務所には、午前10時すぎ、捜査員およそ30人が家宅捜索に入りました。

きょうの捜索は、去年11月、大牟田市の病院の前で、指定暴力団・九州誠道会系の古賀茂喜組長が、男に射殺された事件に関連したものです。

また、去年8月に道仁会の松尾義久会長が射殺された事件で、警察は大牟田市にある九州誠道会の本部事務所を家宅捜索しました。

今年に入り、九州誠道会側が抗争を休止すると一方的に宣言していますが、道仁会側はこれを受け入れず、警察は警戒を強めています。