5/22 18:04 更新

沖縄・八重山の海ではことしもサンゴの産卵の季節を迎えました。石垣島と西表島の間にあるサンゴ礁、「石西礁湖」。21日夜10時20分ごろ、深さ1メートルから6メートルの海中で、ミドリイシの仲間のサンゴたちが一斉に卵を産み始めました。台風の影響でやや荒れた海の中での産卵です。石西礁湖のサンゴはオニヒトデによる食害や白化現象の影響で、去年にくらべおよそ1割から2割にまで減少しているということです。中にはオニヒトデに襲われながらも必死に卵を産み続けるサンゴの姿も見られました。